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2012年6月 1日 (金)

6月18日(月)開催『リチウムイオン電池など二次電池からのレアメタル分離・回収・リサイクルの技術開発動向』セミナーの再ご紹介!

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◆本日再ご紹介セミナー◆

   6月18日(月)開催
   『リチウムイオン電池など二次電池からの
    レアメタル分離・回収・リサイクルの技術開発動向』
    
http://www.tic-co.com/seminar/20120615.html

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今日から6月。

今年の立夏は5月5日でしたが、やはり実感としての本格的な夏は6月から。

今回は夏のはじめを詠んだ、「夏来る」「夏めく」「夏はじまる」を季語としている句を選んでみました。
  
    

  しまうまがシャツ着て跳ねて夏来る
  
     富安風生(とみやす ふうせい)
                (1885-1979)
    
     
    おそるべき君等の乳房夏来る
    
       西東三鬼(さいとう さんき)
               (1900-1962)
  
    
    夏めくや庭土昼の日をはじき
  
      星野立子(ほしの たつこ)
               (1903-1984) 
   
  
プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ
  
      石田波郷(いしだ はきょう)
               (1913-1969)
   
   
    船よりも白き航跡夏はじまる
  
    鷹羽狩行(たかは しゅぎょう)
                  (1930-)
    
    
  樹の匂ひパンの匂ひや夏来る
  
     堤 一巳(つつみ かずみ)
                (1953-)
 
 

今回はなんと言っても2番目の  

「おそるべき君等の乳房夏来る」

に惹かれます。

この句が詠まれたのは昭和21年(1946年)、終戦の翌年です。

当時の混沌とした時代背景を考えても大胆な表現です。

この句を「女性蔑視俳句」「セクハラ俳句」と嫌う方と「女性讃歌俳句」と好意的な解釈をする方とに評価が
分かれます。

好意的な評価はやはり圧倒的に男性が多いようです。

私も季節感溢れる女性讃歌の俳句として大いに評価します。

『三鬼百句』で作者本人は「薄いブラウスに盛り上がった豊かな乳房は、見まいと思っても見ないで居(い)ら
れない。彼女等はそれを知ってゐ(い)て誇示する。彼女等は知らなくても万物の創造者が誇示せしめる。」と
解説しています。

彼は俳壇のプレイボーイとして、女性関係も盛んであったようですが、この句を詠んだ時、明治生まれで46才
になっています。

若い女性の輝きはまさに「おそるべき」まぶしさ、羨しさだったのかも。

他にも『中年や遠くみのれる夜の桃』と艶っぽい句を詠んでいます。

しかし『遠くみのれる』に「手のとどかぬ果実」であることを意識して詠んでいますね。

先週のブログを読んだ方から私の句について「もっと情景を詠んだ方がいいんじゃないですか」とアドヴァイ
スをいただきました。

艶っぽくないですが詠んでみました。
 
 

    ざぶざぶと波と戯れ夏来たる
 
               白井芳雄
 
 
  したたかな夏来る窓に陽除け蔓
 
               白井芳雄 
 

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さて、本日も6月開催セミナーの再ご紹介!

   6月18日(月)開催
   『リチウムイオン電池など二次電池からの
    レアメタル分離・回収・リサイクルの技術開発動向』

                                       です
             
   
 
★本セミナーでは、リチウムイオン電池(LIB)など二次電池(ニッケル水素電池)用レアメタル(リチウム、
 コバルト、ニッケル、マンガン)の分離・回収・リサイクルに焦点をあて、LIB用レアメタルの特性(最近の
 成分組成を含め)から、LIB及びNi-MH電池用レアメタルリサイクルの技術開発動向と、具体的な各種分離・
 回収・リサイクル技術及びその方法・ポイントについて、最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
 
 
●講 師

 関西大学 環境都市工学部
 エネルギー・環境工学科 教授
 環境資源工学会 会長
 工学博士                  芝田隼次 氏
   
 
 
●講 師

 室蘭工業大学 大学院 工学研究科
 もの創造系領域 材料工学ユニット
 教授
 工学博士                  平井伸治 氏

 
 
●講 師

 成蹊大学 理工学部
 物質生命理工学科 教授
 工学博士                  山崎章弘 氏

  
  
●プログラム

Ⅰ.リチウムイオン電池及びニッケル水素電池からのレアメタル分離・回収・リサイクル

 1.リチウムイオン電池用レアメタルの特性
  ~金属成分の特性と最近の傾向~
  (1)リチウムイオン電池の組成
  (2)各部品に含まれる金属成分の特性
   ①焼成後のリチウムイオン電池に含まれる金属成分の組成
   ②焼成リチウムイオン電池粉末の粒度分布とその組成
   ③各粒径のリチウムイオン電池粉末に含まれる金属成分の割合
  (3)最近の成分組成
 2.リチウムイオン電池及びニッケル水素電池用レアメタルリサイクルの基本と
   技術開発動向
  ~プロセスフロー、乾式法、湿式法、ハイブリッド法、不純物の除去~
  (1)焼成・粉砕・分級プロセス
  (2)抽出・分離・回収プロセス
   ①金属イオンの分離技術の基本
   ②沈澱分離法(水酸化物沈澱法、硫化物沈澱法、シュウ酸塩・炭酸塩沈澱法)
   ③溶媒抽出法
 3.リチウムイオン電池及びニッケル水素電池用レアメタルリサイクル技術(事例含む)
  (1)リチウムの回収・リサイクル技術
  (2)コバルトの回収・リサイクル技術
  (3)ニッケルの回収・リサイクル技術
  (4)マンガンの回収・リサイクル技術
 4.質疑応答・名刺交換                        (芝田 氏)
 
 
Ⅱ.リチウムイオン二次電池からのレアメタルの分離回収

 1.電解液の不活化
 2.リサイクルのための電池の粉砕分離
 3.湿式法、乾式法によるレアメタルの回収技術
 4.炭素還元を利用したレアメタルの回収
 5.質疑応答・名刺交換                        (平井 氏)
 
 

Ⅲ.キレート剤を用いたバイポーラ膜電気透析によるリチウムイオン電池からの
   コバルト回収技術

 1.電気透析法の原理
 2.金属イオンとキレート生成平衡
 3.キレート法を用いた電気透析法による金属分離法
 4.リチウムイオン電池からのコバルト回収法
 5.電気透析法の他の環境、リサイクルプロセスへの展開
 6.質疑応答・名刺交換                        (山崎 氏)

 
詳細はこちらから。↓↓

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   6月18日(月)開催
   『リチウムイオン電池など二次電池からの
    レアメタル分離・回収・リサイクルの技術開発動向』
    
http://www.tic-co.com/seminar/20120615.html

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本日は白井芳雄が担当いたしました。

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