書籍『非経口投与製剤の開発と応用』のご紹介!
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◆本日ご紹介書籍◆
『非経口投与製剤の開発と応用』
http://www.tic-co.com/books/2013t900.html
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夏の季語に合歓(ねむ)の花があります。
暗くなると眠るように葉と葉を合わせる合歓の木。
漢方薬としてその樹皮の合歓皮(ごうかんひ)、花の合歓花(ごうかんか)は不眠症に効果があるといわれます。
また、語源由来辞典によりますと、「合歓」という言葉は男女が共寝すること、喜びを共にすることを表す
そうです。
「合歓」が用いられた理由は、葉がピッタリとくっつき、男女が共寝する姿に似るためと、不機嫌になった
夫にネムの花を酒に入れて飲ませると、機嫌が良くなるという中国の伝説から、家族が仲良くなる、喜びを
共にするという意味で「合歓」が用いられたと考えられています。
まさに名は体を表します。
今回はそんな合歓の花を詠んだ句を選んでみました。
象潟や雨に西施がねぶの花
象潟=きさかた 『奥の細道』最北の地
西施=せいし 春秋時代の末期、呉越戦争のさなか、呉王
の心を虜にして、呉滅亡に導いた傾国の美
女の名。呉王が国のことなどどうでもよくな
るほど魅力的な美女だったという。
松尾芭蕉(まつお ばしょう)
(1644-1694)
合歓咲きて駅長室によき蔭を
山口青邨(やまぐち せいそん)
(1892-1988)
高空に咲く合歓碧き蝶誘ふ
篠田悌二郎(しのだ ていじろう)
(1899-1986)
合歓の花濃き夕闇のせまりけり
久保田万太郎(くぼた まんたろう)
(1889-1963)
花合歓や凪とは横に走る瑠璃
中村草田男(なかむら くさたお)
(1901-1983)
合歓咲いてD51老いぬ羽越線
加藤楸邨(かとう しゅうそん)
(1905-1993)
虹飛んで来たるかといふ合歓の花
細見綾子(ほそみ あやこ)
(1907-1997)
最初の芭蕉の句はあまりに有名なので別格として、他の句の中では最後の
虹飛んで来たるかといふ合歓の花
に最も惹かれます。
絹糸のような合歓の花が雨に濡れた後、光を浴びて、虹色に輝いて見える。
合歓の花の美しさを自然に表現しているのがいいですね。
私も詠んでみました。
孔雀来て羽ひろげたる合歓の花
白井芳雄
花合歓を探しに先へ試歩延ばす
白井芳雄
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さて本日も、新規取扱い書籍のご紹介
『非経口投与製剤の開発と応用』
です!
★各投与経路の特徴や評価法を詳述!実用化されている製剤とともに、今後実用化が期待される製剤について、
投与経路ごとに分類して解説!
★次世代型医薬品として注目されるペプチド・タンパク性医薬品、遺伝子・核酸性医薬品の新しい投与形態にせまる!
★医薬品ライフサイクルマネジメント、育薬関連の参考に!
●著者一覧
山本昌 京都薬科大学 薬剤学分野 教授
坂根稔康 京都薬科大学 薬剤学分野 准教授
木村聰城郎 岡山大学名誉教授
中田雄一郎 参天製薬(株) 生産技術センター バリデーション室 室長
渡辺善照 昭和薬科大学 薬学部 薬剤学研究室 教授
小幡誉子 星薬科大学 薬剤学教室 講師
髙山幸三 星薬科大学 薬剤学教室 教授
西田孝洋 長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 薬剤学分野 教授
古林呂之 就実大学 薬学部 薬学科 講師
新垣友隆 (独)理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター 分子動態イメージング研究ユニット 研究員
山田憲司 パセオン(株) 顧問
大西啓 星薬科大学 医療薬剤学教室 教授
増田義典 耕薬研究所 代表
勝見英正 京都薬科大学 薬剤学分野 助教
山本浩充 愛知学院大学 薬学部 製剤学講座 教授
岡本浩一 名城大学 薬学部 薬物動態制御学研究室 教授
平大樹 滋賀医科大学医学部附属病院 薬剤部 特任助教
奥田知将 名城大学 薬学部 薬物動態制御学研究室 助教
尾上誠良 静岡県立大学 薬学部 薬物動態学分野 准教授
山田静雄 静岡県立大学 薬学部 薬物動態学分野 教授
中村忠博 長崎大学病院 薬剤部 副薬剤部長
佐々木均 長崎大学病院 薬剤部 教授、薬剤部長
田原耕平 岐阜薬科大学 製剤学研究室 講師
廣中耕平 岐阜薬科大学 製剤学研究室
竹内洋文 岐阜薬科大学 製剤学研究室 教授
高島由季 東京薬科大学 薬学部 製剤設計学教室 准教授
長崎幸夫 筑波大学 数理物質系 教授
村上正裕 大阪大谷大学 薬学部 薬剤学講座 教授
横田隆徳 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 脳神経病態学分野 教授
岡田弘晃 (株)岡田DDS研究所 代表取締役所長
廣部祥子 大阪大学 大学院薬学研究科 薬剤学分野 助教
岡田直貴 大阪大学 大学院薬学研究科 薬剤学分野 准教授
中川晋作 大阪大学 大学院薬学研究科 薬剤学分野 教授
小暮健太朗 京都薬科大学 薬品物理化学分野 教授
濱進 京都薬科大学 薬品物理化学分野 講師
梶本和昭 北海道大学 大学院薬学研究院 未来創剤学研究室 特任准教授
大河原賢一 岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 准教授
檜垣和孝 岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 教授
石田竜弘 徳島大学 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 准教授
際田弘志 徳島大学 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 教授
白石貢一 東京慈恵会医科大学 医用エンジニアリング研究室 講師
横山昌幸 東京慈恵会医科大学 医用エンジニアリング研究室 准教授
水島徹 慶應義塾大学 薬学部 分析科学講座 教授
権英淑 コスメディ製薬(株) 取締役
神山文男 コスメディ製薬(株) 代表取締役
橋本良秀 京都大学 大学院工学研究科 高分子化学専攻;(独)科学技術振興機構-ERATO
秋吉バイオナノトランスポータープロジェクト 特定研究員
秋吉一成 京都大学 大学院工学研究科 高分子化学専攻 教授;(独)科学技術振興機構-ERATO
中村孝司 北海道大学 大学院薬学研究院 薬剤分子設計学研究室 助教
原島秀吉 北海道大学 大学院薬学研究院 薬剤分子設計学研究室 教授
浅井知浩 静岡県立大学 薬学部 医薬生命化学 准教授
奥直人 静岡県立大学 薬学部 医薬生命化学 教授
西川元也 京都大学 大学院薬学研究科 准教授
川上茂 京都大学 大学院薬学研究科 講師
橋田充 京都大学 大学院薬学研究科 教授
宮田完二郎 東京大学 大学院医学系研究科 疾患生命工学センター 臨床医工学部門 准教授
片岡一則 東京大学 大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻、大学院医学系研究科
疾患生命工学センター 臨床医工学部門(兼担) 教授
●主な内容
【第1編 非経口投与経路における薬物吸収と製剤開発】
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第1章 薬物の経鼻吸収性と鼻腔内投与型製剤の開発─現状と展望─
第2章 薬物の口腔粘膜吸収と口腔粘膜投与製剤の開発
第3章 薬物の経肺吸収と吸入剤の開発
第4章 点眼投与後の薬物吸収と点眼剤の開発
第5章 薬物の直腸吸収と直腸坐剤の開発
第6章 薬物の経皮吸収と経皮吸収型製剤の開発
第7章 注射後の薬物吸収と注射剤の開発
【第2編 新規非経口投与製剤の開発】
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第8章 新規経鼻投与製剤の開発と薬物の脳へのデリバリー
第9章 口腔粘膜投与製剤、口腔内崩壊錠の開発
第10章 薬物の経肺吸収と新規吸入製剤の開発
第11章 点眼剤の開発と後眼部への薬剤デリバリー
第12章 大腸特異的送達法と直腸・膣投与製剤の開発
第13章 薬物の経皮吸収と新規経皮吸収製剤の開発
第14章 注射による薬物投与と新規注射剤の開発
【第3編 次世代型高分子医薬品の新規投与形態の開拓】
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第15章 ペプチド・タンパク性医薬品の新規投与形態の開発
第16章 遺伝子・核酸医薬品の新規投与形態の開発
内容詳細及びお申込みはこちらから。↓↓
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『非経口投与製剤の開発と応用』
http://www.tic-co.com/books/2013t900.html
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本日は白井芳雄が担当いたしました。
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