2014年6月19日(木)開催『藻類バイオ燃料生産と高効率化・コスト削減・新技術など研究開発動向及び取組み』セミナーの再ご紹介!
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☆本日ご紹介セミナー☆
2014年6月19日(木)開催
『藻類バイオ燃料生産と高効率化・コスト削減・新技術など研究開発動向及び取組み』
セミナー
http://www.tic-co.com/seminar/20140609.html
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毎日暑い日が続いてますね
梅雨入りしてから、じめじめがプラスされて、ますます暑さを感じるような気がします
さて、私が住んでいる所は神社の裏手にあたるのですが、
その神社に紫陽花が植えてあり、毎年この時期に青や薄紫の奇麗な花を咲かせています。
窓から、紫陽花の花が咲くのが見えましたので、先日、梅雨の晴れ間に
神社の表側にまわって、紫陽花を見に行って来ました。
確か前に、神社の掲示板か何かに『不要な紫陽花があれば引き取ります』
という旨のお知らせを見たことがあったのですが、募集していただけあって、
神社の表に回ると家の窓から見えるよりも、もっとたくさんの紫陽花が花を咲かせていました。
あまりの暑さにちょっとお疲れ気味の花もありましたが、たくさんの紫陽花を見ることができ、
じめじめした気分を少し吹き飛ばしてくれた気がしました
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本日も2014年6月開催のセミナーを再ご紹介します
2014年6月19日(木)開催
『藻類バイオ燃料生産と高効率化・コスト削減・新技術など研究開発動向及び取組み』
セミナー
★米国の藻類バイオ燃料開発はDOE(エネルギー省)、USDA(農務省)などにより進行
しており、既に商業規模のプラント運転実証段階に入ったプロジェクトもあります。
★日本でもスケールアップされた実証プラントが建設されるなど、着実に研究開発が
進んでいます。
★本セミナーでは、各種藻類の特性から、バイオ燃料生産と高効率化・コスト削減・
新技術などを含めた研究開発動向と取組みについて、斯界の最前線でご活躍中の
講師陣に詳説頂きます。
◎プログラム
Ⅰ. 海洋微細藻類を用いた屋外でのバイオ燃料生産の可能性
東京農工大学 大学院工学研究院
生命機能科学部門 准教授 博士(工学) 田中 剛 氏
<講演要旨>
海洋は地球規模での主な炭酸固定の場であり、そのほとんどは海洋微細藻類が担って
います。水生バイオマスである微細藻類を用いたバイオ燃料を生産する上では、
水資源の確保が重要であり、海水が利用できる海洋微細藻類に注目しています。
本講演では、海洋微細藻類コレクションから選抜されたオイル生産珪藻を用いた
バイオ燃料生産の可能性について、屋内培養と屋外培養のギャップ分析を通して
ご紹介します。
1.海洋微細藻類のカルチャーコレクション
2.海洋珪藻を用いたバイオ燃料生産
3.屋外培養と屋内培養とのギャップ分析
4.我が国における藻類バイオ燃料生産プロセスのシナリオづくり
5.質疑応答・名刺交換
Ⅱ. 藻類バイオ燃料を簡単に抽出できる新しい培養法
東京大学 大学院農学生命科学研究科
生物・環境工学専攻 教授 博士(農学) 芋生憲司 氏
<講演要旨>
微細藻類Botryococcus brauniiは細胞外に炭化水素を蓄積することから,
次世代バイオ燃料資源としての可能性が注目されています。本講演では投入エネルギー
を少なくした炭化水素の抽出法と,更に投入エネルギーを低減できる培養法の研究成果
を紹介します。
1.微細藻類Botryococcus brauniiとは
2.加熱前処理による炭化水素抽出
3.濃縮藻体スラリーからの炭化水素抽出
4.炭化水素抽出のメカニズム
5.物質収支とエネルギー収支
6.製造コスト
7.希釈海水培地による培養とその効果
8.今後の展望
9.質疑応答・名刺交換
Ⅲ. 藻類バイオ燃料生産性向上の試み
(株)デンソー 機能材料研究部
バイオ材料研究室 担当次長 博士(薬学) 藏野憲秀 氏
<講演要旨>
藻類燃料の研究開発は、探索・育種といった基礎的段階から大型の屋外培養装置を
用いた実証試験へとフェーズを移しつつあります。この段階でのポイントはコスト削減
です。コスト削減に向けた我々の努力の内容、中でも生産性の向上の試みを中心に
周辺技術・動向も含めて紹介させていただきます。
1.微細藻類の大量培養の歴史
2.微細藻燃料開発推進協議会の取り組み
(1)設立のいきさつ
(2)取り組み
3.デンソーの取り組み
(1)デンソー株の紹介
(2)屋外培養施設
(3)農林水産省プロジェクトの紹介
(4)NEDOプロジェクトの紹介
(5)生産性向上の試み
~変異株の取得と解析、遺伝子導入の問題点、遺伝子破壊技術、
機能欠損型変異、機能獲得型変異~
4.展望2020
5.質疑応答・名刺交換
Ⅳ. 微細藻類からのDrop-in Fuel製造
出光興産(株) 先進技術研究所
環境・エネルギー研究室 主任研究員 博士(工学) 福永哲也 氏
<講演要旨>
近年、微細藻類からジェット燃料や軽油を製造する、いわゆる第三世代バイオ燃料の
技術開発が盛んである。本発表では、石油系燃料と同一性状の燃料であるDrop-in Fuelを
微細藻類から製造する技術を中心に、関連規制、開発動向、課題等について述べる。
1.バイオ燃料関連の政策・規制と石油業界の対応
(1)バイオ燃料関連政策・規制
2.Drop-in Fuelとは
(1)運輸分野バイオ燃料
(2)Drop-in Fuelとは
(3)石油系ガソリンとエタノール/ETBE
(4)石油系ディーゼルとFAME
(5)Drop-in Fuel は?
3.Drop-in Fuelへの取組み
(1)バイオマスからのDrop-in Fuel製造ルート
(2)水素化バイオディーゼル(HBD)とは
(3)HBDの課題
4.藻類油からのDrop-in Fuel製造
(1)何故 藻類バイオ?
(2)藻類油の種類・炭素数
(3)10万kL/年の燃料生産に必要な土地面積比較
(4)微細藻類からのDrop-in Fuel製造工程
(5)微細藻類の燃料化の課題と対応
(6)燃料化プロセス(水素化処理)
(7)燃料化プロセス(水熱処理)
(8)シュード油の水素化処理(@出光興産)
(9)低温流動性向上方策
(10)農水省PJでの取り組み
(11)NEDO-PJでの取り組み
5.今後の展望
6.質疑応答・名刺交換
Ⅴ. 組換藻によるバイオ燃料等生産と回収の新技術
茨城大学 農学部
資源生物科学科 教授 博士(農学) 朝山宗彦 氏
<講演要旨>
藻類の高い炭酸ガス固定能を利用した有用物質の生産が注目されています。
また産業化には目的産物を効率良く生産させた後、低経費で抽出製造することが
望まれます。本講演では組換藻を用い、バイオ燃料等を生産後、自己溶菌させて
培養上澄液から簡単に油を抽出する新技術について紹介します。
1.シアノバクテリアの特徴
(1)生物学的な位置づけ
(2)特長
2.藻類バイオマス
(1)藻類由来の有用物質
(2)生産量を左右する要因
3.遺伝子操作による有用物質大量生産技術
(1)細胞内生産の場
(2)遺伝子導入法と大量発現
4.溶ける藻を利用した燃料生産と簡便回収の試み
(1)生産
(2)自己溶菌と回収
5.今後の課題と展望
6.質疑応答・名刺交換
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2014年6月19日(木)開催
『藻類バイオ燃料生産と高効率化・コスト削減・新技術など研究開発動向及び取組み』
セミナー
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FIFAワールドカップ2014
開幕まであと3日
担当:浮田
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