2014年10月16日(木)開催『技術者のための原価・経理・採算性の知識』セミナーの再ご紹介!
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◆本日再ご紹介セミナー◆
2014年10月16日(木)開催
『技術者のための原価・経理・採算性の知識』セミナー
-26年度アベノミクス・投資/研究開発優遇税制の活用も学ぶ-
http://www.tic-co.com/seminar/20141008.html
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そろそろ、石榴(ざくろ)が実る季節になりました。
また、公開中の映画「柘榴坂の仇討」もヒットしています。
そこで、今回は石榴について。
石榴の花は初夏に鮮やかな紅色の花を咲かせ、他の樹木が緑の中でその紅色が目立つため、中国の詩人王安石が『万緑叢中紅一点』(咏石榴詩)と詩に詠んだことから、複数の男性の中に女性が一人いることを「紅一点」と表現するようになりました。
俳句では「石榴の花」「花石榴」は夏の季語になり、「石榴」「実石榴」は秋の季語になります。
今回は秋の季語である「石榴」「実石榴」「ざくろ」を詠んだ句を選んでみました。
喰ずともざくろ興有形かな
喰ず=くわず、興有=きょうある
炭太祇(たん たいぎ)
(1709-1771)
露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す
西東三鬼(さいとう さんき)
(1900-1962)
実石榴のかつと割れたる情痴かな
鈴木しづ子(すずき しづこ)
(1919-?)
刻々と緋を溜めてゐる柘榴の実
緋=ひ
飯田龍太(いいだ りゅうた)
(1920-2007)
石榴割れる村お嬢さんもう引き返さう
星野紗一(ほしの さいち)
(1921-2006)
柘榴の実小さき顔の少女出づ
原裕(はら ゆたか)
(1930-1999)
青空はまじめで困る石榴の実
坪内稔典(つぼうち ねんてん)
(1944-)
今回は3番目の
実石榴のかつと割れたる情痴かな
に最も惹かれます。
作者の鈴木しづ子は娼婦俳人と呼ばれ「性(せい、さが)」を主題に心の奥底にあるものを大胆に詠んでいます。
1919年(大正8年)東京神田生まれ、東京淑徳高等女学校卒。
松村巨愀(まつむら きょしゅう)の主宰誌「樹海」に投句し、朝鮮戦争が勃発したころ、「キャンプ岐阜」と呼ばれた那珂町(現、各務原市)で進駐軍相手のキャバレーで働きます。
すらりと背が高く、とびっきりの美貌の持ち主のしづ子は人気者だったのでしょう。
そこで黒人軍曹ケリー・クラッケと恋仲になるも、彼は朝鮮へ出兵。
2年8ヶ月後、彼は佐世保に帰国しますが、重度の麻薬常習者になっていて、心身のバランスを崩し故郷テキサスに帰ります。
そのころ、二冊の句集を出版しましたが、その後彼女はぷつりと消息を断ってしまい現在に至るも、生死不明といわれています。
今どこかで生きていれば96才に。
他に
花の夜や異国の兵と指睦び
睦び=むつび
娼婦またよきか熟れたる柿食うぶ
菊白し得たる代償ふところに
欲るこころ手袋の指器に触るる
欲る=ほる
も詠んでいます。
俳句は彼女の境遇を語り合う相手だったのでしょう。
【参考文献】
鈴木しづ子『夏みかん酢っぱしいまさら純潔など 句集「春雷」「指環」』(河出書房)
川村蘭太『しづ子 娼婦と呼ばれた俳人を追って』(新潮社)
私も詠んでみました。
裂けざくろ少年跳ぶも指空に
指空に=ゆびくうに
白井芳雄
割れてなほ秘めごと多き石榴食ぶ
食ぶ=たぶ
白井芳雄
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さて本日は、10月開催セミナーを再ご紹介
2014年10月16日(木)開催
『技術者のための原価・経理・採算性の知識』セミナー
-26年度アベノミクス・投資/研究開発優遇税制の活用も学ぶ-
です!
★企業の成長を担うこれからの技術者にとって、原価・経理・採算性の知識を十分に理解し、自己の役割・価値を高めることが必要不可欠である。
★本セミナーでは、技術者のために、“今すぐ役に立つ”原価・経理・採算性の基礎知識と具体的な実務への活かし方、又、アベノミクスによる設備投資促進補助金、税制の活用について、経験豊富な青柳講師に計算学習を交えわかりやすく解説頂きます。
※電卓あるいは計算機能のあるスマホをご持参下さい。
●講 師
専修大学 大学院 商学科講師(原価計算論担当)
エーキューブコンサルティング パートナー
(社)国際会計コンソーシアム 理事
税理士 中小企業診断士 システム監査技術者 青柳六郎太 氏
●プログラム
Ⅰ.これからの技術者のために必要な経営管理コンセプト
1.企業価値向上のための生産活動の成功要因
2.なぜ技術者に経理知識が必要とされるのか?
Ⅱ.技術者に最低限必要な企業業績と財務構造の情報知識
1.貸借対照表(バランスシート=B/S)情報の意味
(1)資産の種類
(2)資金調達の種類と機能的な差異(負債と資本)
2.損益計算書(P/L)情報の意味
(1)収益性の視点
財務会計から~売上総利益、営業利益、経常利益、税引前利益、税引後利益~
管理会計から~貢献利益、生産LTあたりの貢献利益
3.キャッシュフローの意味
Ⅲ.技術者のための製造原価情報の意味
1.製造原価を見る視点
(1)生産資源から見た原価の種類
(2)生産プロセスから見た原価の視点
(3)顧客価値から見た原価の構成
(4)操業度から見た原価の特性
2.原価要素の種類
(1)開発・設計費 (2)材料費 (3)設備費 (4)労務費 (5)外注費 (6)間接費
3.技術者が知っておくべき原価計算の手順
(1)材料費計算
(2)工程の付加価値計算
(3)製品の完成度に応じた製造原価計算
(4)製造間接費の製品への原価配賦プロセス
4.製造原価報告書の情報価値
Ⅳ.採算性評価や改善意思決定を誤らないための実践的な手法
(簡単な計算学習をしていただきます)
1.生産プロセスの速度向上と採算性貢献評価
2.制約理論と活用
3.材料、仕掛、製品在庫日数短縮と資金繰り改善
4.製品構成を再検討するための製品利益速度(TM)の活用
5.製品の採算性判断を誤らないための製造間接費の配賦プロセス
6.原価の目標・予算と実績のギャップ分析と部門責任明確化の管理手法
7.部門間、グループ会社間の内部取引価格適正化手法
8.工場間連携生産における連結原価の必要性
9.為替変動の採算性へのインパクトとマネジメント
10.表面では赤字でも、受注した方が有利な場合の貢献利益概念
11.内作と外製の有利不利を誤らないための原価計算
12.設備投資案の採算性評価手法
13.品質原価管理
14.原価改善、原価企画のために必要な原価情報の収集方法
Ⅴ.アベノミクスによる設備投資促進補助金、税制の活用
Ⅵ.質疑応答
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2014年10月16日(木)開催
『技術者のための原価・経理・採算性の知識』セミナー
-26年度アベノミクス・投資/研究開発優遇税制の活用も学ぶ-
http://www.tic-co.com/seminar/20141008.html
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本日は白井芳雄が担当いたしました。
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