2014年10月24日(金)開催『汚泥燃料化・炭化に関する技術開発動向と適用』セミナーのご紹介!
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◆本日ご紹介セミナー◆
2014年10月24日(金)開催
『汚泥燃料化・炭化に関する技術開発動向と適用』セミナー
http://www.tic-co.com/seminar/20141013.html
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9月も2週目に入り、ようやく秋らしい爽やかな天気になってきました。
今回は秋の七草の一つである「桔梗」について。
「桔梗」は秋の七草に入っていますが、花の時期は6月~8月で秋草としては早く咲きますが、季語としては秋に分類されています。
澄んだ紫あるいは純白の端正で凛とした姿は多くの俳人に詠まれてきました。
桔梗は星形の花を咲かせることから、昔は桔梗の花を一輪、神仏に捧げて吉凶を占ったとされ、「キッキョウ」の発音が転じて「桔梗」になったとの説もあります。
平安時代の陰陽師 安倍晴明(あべの せいめい) (921-1005) は桔梗の花を図案化したもの(五芒星、ごぼうせい)を魔除けの呪符として用い、「晴明桔梗(せいめいききょう)」として現在も晴明神社の神紋になっています。
「桔梗」の文字は「更に吉」の組み合わせでもあることから、南北朝時代から戦国時代には家紋として好まれ、美濃の国の土岐一族の代表紋になりました。
明智光秀、加藤清正、大田道灌等も家紋として用いており、明智光秀の娘婿の子、明智太郎五郎を先祖としている坂本龍馬の坂本家も桔梗紋です。
また、江戸城には「桔梗門」「桔梗の間」があります。
では俳句です。
手拭に桔梗をしほれ水の色
大高源五(おおたか げんご)
(1672-1703)
桔梗の花咲く時ぽんと言そうな
加賀千代女(かがの ちよじょ)
(1703-1775)
修行者の径にめづる桔梗かな
修行者=すぎょうざ、径=こみち
与謝蕪村(よさ ぶそん)
(1716-1784)
きりきりしやんとしてさく桔梗かな
小林一茶(こばやし いっさ)
(1763-1828)
手触れなば裂けむ桔梗の蕾かな
蕾=つぼみ
阿波野青畝(あわの せいほ)
(1899-1992)
桔梗の一茎抜きて束ゆるぶ
桔梗=きちこう
石田勝彦(いしだ かつひこ)
(1920-2004)
月に供ふうぶむらさきの山桔梗
きくちつねこ
(1922-2009)
今回は最初の
手拭に桔梗をしほれ水の色
に最も惹かれます。
作者の大高源五は赤穂浪士四十七士の一人。
江戸から赤穂への旅の途中、見附宿(みつけしゅく、現在の静岡県磐田市)あたりで詠まれました。
残暑の候、美しい池があり、その水辺に桔梗が咲いていました。
首にまいていた手拭を桔梗を映す水に浸し、絞る(「しほれ」は「絞れ」でしょう。)と桔梗色の水が出るようだ。
との句意でしょうか。
源五は子葉という俳号を持ち、俳人の宝井其角(たからい きかく) (1661-1707) とも交流がありました。
吉良邸討ち入り前日、煤払い(すすはらい)の竹売りに変装して吉良邸を探索した時、両国橋のたもとで、偶然其角と出会い「西国へ就職が決まった」と別れの挨拶をした源五に対し、其角は餞(はなむけ)に「年の瀬や水の流れと人の身は」と詠み、これに対し源五は「あした待たるるその宝船」と返し、仇討ち決行をほのめかしたという逸話が残っています。
赤穂浪士への切腹が命じられ、源五は松平家預りの浪士の最後に切腹の座につき、
梅で呑む茶屋もあるべし死出の山
の句を残しています。
赤穂浪士切腹に際し其角は
うぐひすに此芥子酢はなみだかな
此芥子酢は=このからしずは
と詠んでいます。
私も詠んでみました。
竹筒の桔梗一輪媚び売らず
媚び売らず=こびうらず
白井芳雄
白埴の桔梗に見惚れ箸休め
白埴=しらはに、見惚れ=みほれ
白井芳雄
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さて本日も、10月開催セミナーをご紹介
2014年10月24日(金)開催
『汚泥燃料化・炭化に関する技術開発動向と適用』セミナー
です!
★本セミナーでは、汚泥燃料化・炭化に関する技術に焦点をあて、低温炭化燃料化技術と適用事例、廃熱利用型低コスト下水汚泥固形燃料化技術、造粒乾燥技術、SA法固形燃料化技術について、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく解説頂きます。
●プログラム
Ⅰ.汚泥の低温炭化燃料化技術と適用事例
月島機械(株)
水環境事業本部 新事業推進部
創エネ技術グループ 上田厚志 氏
Ⅱ.~表面固化式乾燥技術を適用した汚泥乾燥装置による~
廃熱利用型低コスト下水汚泥固形燃料化技術の実証研究
JFEエンジニアリング(株)
アクアソリューション本部
水処理プラント事業部 技術部 小倉秀夫 氏
Ⅲ.造粒乾燥技術を用いた下水汚泥固形燃料化
新日鉄住金エンジニアリング(株)
環境ソリューション事業部 技術部
プラント技術室 シニアマネジャー 當間久夫 氏
Ⅳ.新たな下水汚泥固形燃料化技術「SA法固形燃料化技術」について
佐藤工業(株)
多角化事業統括部
バイオマス関連事業ユニット 係長 佐々木経一 氏
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2014年10月24日(金)開催
『汚泥燃料化・炭化に関する技術開発動向と適用』セミナー
http://www.tic-co.com/seminar/20141013.html
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本日は白井芳雄が担当いたしました。
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