2014年12月11日(木)開催『石油・ガス生産現場における随伴水処理技術』セミナーのご紹介!
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◆本日ご紹介セミナー◆
2014年12月11日(木)開催
『石油・ガス生産現場における随伴水処理技術』セミナー
~随伴水処理設備の設計法、オマーンでの実施例、
高性能濾過フィルター・オイル吸着材、紫外線照射重合分離処理、
キャメロンジャパンのシステム、膜・コアレッサーなど~
http://www.tic-co.com/seminar/20141211.html
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木のてっぺん近くでモズが「キーッ」「キーッ」と鋭い声で鳴くのを耳にすると、秋が深まっているのを感じます。
今回は「モズ」について。
モズを表す漢字に「百舌鳥」と「鵙」があります。
「百舌鳥」は他の鳥の鳴き真似が上手で、二枚舌ならぬ百枚も舌があるのではというところから百舌鳥と表現されます。
また、「百舌勘定」という言葉もあり、鳩・鴫(しぎ)・百舌が15文の買い食いをして勘定をするとき、百舌はいろいろうまいことを言って、鳩に8文、鴫に7文出させて、自分は1文も出さなかったという昔話から、勘定のとき、自分は金を出さないで他人にばかり出させようとすること。うまくたち回って得をすることを言います。
また「鵙」の漢字は、貝の部分が元々は「目+犬」で、犬が目をキョロキョロさせることを表し、目をキョロキョロさせて虫を捕獲する鳥を表しています。
モズは小鳥ながら肉食で昆虫や蛙、蜥蜴(とかげ)、鼠などの小動物を樹上などの高所から探して襲いかかり、樹上に戻り、獲物を食べたり、木の枝に刺しておいたりします。
この捕らえた獲物を木の枝に刺すことを「鵙(百舌)の速贄(はやにえ)」と言います。
非常食として備蓄しているつもりなのでしょうが、春になっても獲物がまだ枝先に突き刺さったままになっていることもあります。
冬場、他の鳥が食料不足になった時のために干物(ひもの)を作っているようなものです。
狡猾なのか、お人好しなのか興味深い鳥です。
今回はそんな「鵙」「百舌鳥」を季語に詠まれた句を選んでみました。
作者の心境と重ね合わせて詠まれたものもあります。
百舌啼て風腥き木の間哉
啼て=なきて、腥き=なまぐさき、木の間=このま
高桑闌更(たかくわ らんこう)
(1726-1798)
鵙の声かんにん袋破れたか
小林一茶(こばやし いっさ)
(1763-1828)
猛り鵙ひうひう空へ飛べりけり
猛り=たけり
川端茅舎(かわばた ぼうしゃ)
(1897-1941)
鵙のこゑ片づけものゝ小半日
及川貞(おいかわ てい)
(1899-1993)
叫ぶ心百舌は梢に人は地に
西東三鬼(さいとう さんき)
(1900-1962)
鵙のいま刻み鳴きして刺す贄か
贄=にえ
皆吉爽雨(みなよし そうう)
(1902-1983)
かなしめば鵙金色の日を負ひ来
金色=こんじき、来=く
加藤楸邨(かとう しゅうそん)
(1905-1993)
最後の
かなしめば鵙金色の日を負ひ来
に最も惹かれます。
作者の加藤楸邨は先週の
笑む少女あけびの種子をもてあます
でも取りあげました。
人の内面心理を詠むことを追求し、どこか生々しく、純粋でうす暗く、青臭く、人間探求派、難解派と呼ばれました。
掲句は作者31才の時の作。
夕暮れの逆光の中に現れた鵙。
「かなしみ」はその2年ほど前に次女を亡くしていることでしょうか。
「鵙」「百舌」を詠んだ句は
わらひだすまでに不運や鵙たける
息ふとく生きねばならず朝の鵙
鳴かねば見えぬもののあるなり百舌鳴けり
をはじめ数多くあります。
私も詠んでみました。
洗濯のぱんと乾きて鵙日和
鵙日和=もずびより
白井芳雄
誰そ彼に影踏みゆかば鵙高音
誰そ彼に=たそがれに、鵙高音=もずたかね
白井芳雄
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さて本日も、12月開催セミナーをご紹介
2014年12月11日(木)開催
『石油・ガス生産現場における随伴水処理技術』セミナー
~随伴水処理設備の設計法、オマーンでの実施例、
高性能濾過フィルター・オイル吸着材、紫外線照射重合分離処理、
キャメロンジャパンのシステム、膜・コアレッサーなど~
です!
★本セミナーでは、石油・ガス生産現場における随伴水・汚染水の水質特性から、随伴水処理技術の最新動向および再利用・処理設備の設計法ならびに、各種技術・システム(オマーンでの連続処理、高性能濾過フィルター/オイル吸着材、紫外線照射重合分離処理、キャメロンジャパンのシステム、膜/コアレッサー)について、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に、最新動向・実例を織り交ぜ詳説頂きます。
●プログラム
Ⅰ.随伴水処理設備の設計技術
日本オイルエンジニアリング(株)
施設技術部 技術顧問 冬室 誠 氏
Ⅱ.オマーンにおける石油随伴水の現状と現地ニーズを活かした
処理システムによる連続処理試験
清水建設(株) 技術研究所
環境バイオグループ グループ長 田崎雅晴 氏
Ⅲ.随伴水処理のための高性能濾過フィルター、オイル吸着材の開発
独立行政法人 物質・材料研究機構
先端的共通技術部門高分子材料ユニット長
(分離機能材料グループリーダー兼任) 一ノ瀬 泉 氏
Ⅳ.随伴水、汚染水中の有害芳香族化合物の紫外線照射重合分離処理
大阪大学大学院
薬学研究科 招へい准教授
博士(工学) 永瀬裕康 氏
(有)環境システム研究所
代表取締役 齊藤 博 氏
Ⅴ.随伴水処理システム
~装置構成・各装置の特徴~
キャメロンジャパン(株)
プロセス E&I本部 本部長 依田 宏 氏
Ⅵ-1.膜による随伴水処理技術
Pentair Water Asia Pacific Pte. Ltd.
X-Flow Area Sales Director, Japan
日本語:X-Flow地域セールスディレクター
博士(工学) 糸川博然 氏
Ⅵ-2.コアレッサーによる油水分離と油回収のシステム
Pentair Water Asia Pacific Pte. Ltd.
X-Flow Area Sales Director, Japan
日本語:X-Flow地域セールスディレクター
博士(工学) 糸川博然 氏
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2014年12月11日(木)開催
『石油・ガス生産現場における随伴水処理技術』セミナー
~随伴水処理設備の設計法、オマーンでの実施例、
高性能濾過フィルター・オイル吸着材、紫外線照射重合分離処理、
キャメロンジャパンのシステム、膜・コアレッサーなど~
http://www.tic-co.com/seminar/20141211.html
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本日は白井芳雄が担当いたしました。
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