2014年12月12日(金)開催『原子力発電所廃止措置技術と福島第一原発各号機の廃炉及び廃棄物処理処分に関する動向と汚染水処理技術』セミナーの再ご紹介!
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☆本日再ご紹介セミナー☆
2014年12月12日(金)開催
『原子力発電所廃止措置技術と福島第一原発各号機の
廃炉及び廃棄物処理処分に関する動向と汚染水処理技術』セミナー
★午前のみ、午後のみの受講可能!!★
http://www.tic-co.com/seminar/20141217.html
<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。
詳しくは本セミナーのホームページをご覧いただくか、TEL:06-6358-0141まで
お問い合わせ下さいませ。】
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映画の「フレーム」と「奥行き」について少し触れましたが、
そろそろ話をもとに戻すとしましょう。
映画の三つの音の位置づけでしたね。
①「インの音」
②「フレーム外の音」
③「オフの音」
今回は②「フレーム外の音」についてです。
①「インの音」同様にMichel Chionはどのように述べているのでしょうか。
Michel Chionによると
「――≪フレーム外の音(強調点)≫.画面の中では≪その音源は同時には
見えないが演じられている場面と同一の時間にあり≫,画面が示す空間に
≪隣接する空間にあることには変わりがない≫と想像される音のみを指す
(戸外の音,『サイコ』のアンソニー・パーキンスの母の声,溝口の
『山椒大夫』で焼きゴテを当てられる老女の叫び声).」
(Chion 1985=2009:33)
と述べられています。
では、どのような音になるのか見てみましょう。
上のような音が「フレーム外の音」にあたるわけですね。
せっかくなので、①「インの音」と並べてみます。
違いは明白ですね。
ノックをしている人物(?)に合わせる音①「インの音」と、
その音②「フレーム外の音」を部屋の中で聞いているショットです。
画面には見えていませんが後ろにはドアがあり、そのドアを先の①で
見せた絵の人物がノックしているのです。
まさに2枚目の「フレーム外の音」では、映画の奥行きを感じる
ショットになっていますね。
実際の映画も「ショット」を上の絵のように繋げることで一つの
動きを作っているのです。
参考文献
Michel Chion,1985,Le Son Au Cinema:Editions de l'Etoile.
(=2009,川竹英克・Josuane PINON訳『映画にとって音楽とはなにか』勁草書房.)
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本日も12月開催セミナーの再ご紹介です
2014年12月12日(金)開催
『原子力発電所廃止措置技術と福島第一原発各号機の
廃炉及び廃棄物処理処分に関する動向と汚染水処理技術』セミナー
です!
★本セミナーでは、午前(プログラムⅠ、Ⅱ)に原子力発電所のデコミッショニング
(廃止措置)技術の現状・課題から、具体的な三菱重工業の原子炉廃止措置技術を、
午後(プログラムⅢ、Ⅳ)は、福島第一原子力発電所の汚染水対策、各号機における
廃炉に向けた作業状況、廃棄物処理・処分と多核種除去設備「MRRS」による汚染水
処理技術などについて詳説頂きます。
★午前(Ⅰ、Ⅱ)のみ、午後(Ⅲ、Ⅳ)のみのご受講も受け付けております。
●プログラム
Ⅰ.原子力発電所廃止措置の技術の現状と課題
一般財団法人 エネルギー総合工学研究所
NUPEC(原子力工学センター)参事
一般社団法人 原子力安全推進協会
テクニカルアドバイサー 石倉 武 氏
1.国内外の実用炉廃止措置の概況
2.廃止措置方式
3.廃止措置の管理
4.除染・解体
5.再利用
(1)金属再利用
(2)コンクリート再利用
6.使用済み燃料貯蔵と解体廃棄物貯蔵処分
7.人材と知識継承
8.質疑応答・名刺交換
Ⅱ.三菱重工業の原子炉廃止措置技術
三菱重工業(株) 原子力事業部
原子力中長期措置対策グループ 主席技師 小室敏也 氏
1.はじめに
2.各技術開発の概要
(1)システムエンジニアリング
(2)放射能評価技術
①放射化物残存放射能評価
②汚染物残存放射能評価
(3)除染技術
①系統除染技術
②解体後除染技術(取替え蒸気発生器の除染技術)
(4)解体技術
①遠隔解体技術
②切断技術
(5)廃棄物処理技術
①使用済みイオン交換樹脂処理技術
②金属廃棄物の減容技術
③廃棄体化設備
(6)放射能測定技術
①低レベル放射性廃棄物(固体)測定技術
②クリアランスレベル測定技術
3.質疑応答・名刺交換
Ⅲ.福島第一原子力発電所の現状と課題
東京電力(株) 福島第一廃炉推進カンパニー
プロジェクト計画部 廃棄物対策グループマネージャー
兼 プロジェクト計画グループ
(廃棄物対策全体コンセプト検討プロジェクト担当) 石川真澄 氏
1.福島第一原子力発電所の現状
2.汚染水の状況
3.汚染水対策
4.各号機における廃炉に向けた作業状況
(1)1号機の作業状況
(2)2号機の作業状況
(3)3号機の作業状況
(4)4号機の作業状況
5.廃棄物処理・処分
(1)固体廃棄物保管に関する中長期計画
(2)固体廃棄物の処理処分に係る研究開発
6.労働環境改善
7.着実な廃止措置の推進
8.質疑応答・名刺交換
Ⅳ.多核種除去設備「MRRS」による汚染水処理技術
(株)東芝 電力・社会システム技術開発センター
化学システム・プロセス開発部
水処理・水化学技術開発担当 グループ長 山本誠二 氏
(株)東芝 原子力事業部 化学システム設計部
水浄化・管理システム担当 グループ長 池田 昭 氏
1.汚染水の諸元
2.SARRY™について
3.多核種除去設備「MRRS™」について
4.現在の汚染水処理の状況
5.最新の開発状況
6.質疑応答・名刺交換
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2014年12月12日(金)開催
『原子力発電所廃止措置技術と福島第一原発各号機の
廃炉及び廃棄物処理処分に関する動向と汚染水処理技術』セミナー
★午前のみ、午後のみの受講可能!!★
http://www.tic-co.com/seminar/20141217.html
<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。
詳しくは本セミナーのホームページをご覧いただくか、TEL:06-6358-0141まで
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担当:宮前
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