2015年2月17日(火)開催『多管式を中心とした熱交換器の設計入門』セミナーの再ご紹介!
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◆本日再ご紹介セミナー◆
2015年2月17日(火)開催
-機械設計・伝熱設計の専門である講師2名による-
『多管式を中心とした熱交換器の設計入門』セミナー
~エネルギー・環境関連、石油精製、石油化学、その他各種プラントの中で
使用される熱交換器の伝熱設計と機械設計のポイントについて詳説~
http://www.tic-co.com/seminar/20150207.html
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節分まであと4日、立春まであと5日。
とはいえ水曜日ごろから気温が急降下し、今日は朝から冷たい雨が雪になる模様。
寒さの谷を越えるまで、もうひと頑張り。
さて、冬のうちに木の芽や草の芽がわずかに萌え出しているさまを指す季語に冬芽(ふゆめ)、冬萌(ふゆもえ)があります。
落葉樹は葉を落としたあと、春になって突然芽をふき、花を咲かせるような印象がありますが、そうではなく、ちゃんと準備をして冬を越しているのです。
辛夷(こぶし)、木蓮、梅、桜などの落葉樹の葉が落ち尽した枝の冬芽は特に目立ちます。
今回はそんな冬芽、冬萌を詠んだ句を選んでみました。
木々冬芽凍のゆるみに濃紫
凍=いて、濃紫=こむらさき
前田普羅(まえだ ふら)
(1884-1954)
雪割れて朴の冬芽に日をこぼす
朴=ほお
川端茅舎(かわばた ぼうしゃ)
(1897-1941)
冬芽して大鑛脈に栃育つ
大鑛脈=だいこうみゃく
及川貞(おいかわ てい)
(1899-1993)
冬萌や五尺の溝はもう跳べぬ
秋元不死男(あきもと ふじお)
(1901-1977)
冬萌やこゑなき鶫田にまぎる
鶫=つぐみ
石川桂郎(いしかわ けいろう)
(1909-1975)
冬萌や湖国の畦木みな低き
畦木=あぜき
藤田湘子(ふじた しょうし)
(1926-2005)
歓喜歓喜(フロイデフロイデ)冬芽びつしり耳をたて
吉原文音(よしはら あやね)
(1964-)
今回は最後の
歓喜歓喜(フロイデフロイデ)冬芽びつしり耳をたて
に最も惹かれます。
冬芽が耳を欹(そばだ)てて、歓喜の春がくるのを待っている様子がよく伝わってきます。
作者は音楽関連の句を多く詠んでいて
チェロの音にベースを重ね山眠る
満月をまつすぐ見つめカンツォーネ
啓蟄やオーケストラのピット出づ
をはじめ楽しい句がたくさんあります。
私も詠んでみました。
雨露を貯めて切り株冬芽出づ
白井芳雄
がんばれ婆冬芽天指し応援す
婆=ばあ
白井芳雄
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さて本日も、2月開催セミナーを再ご紹介
2015年2月17日(火)開催
-機械設計・伝熱設計の専門である講師2名による-
『多管式を中心とした熱交換器の設計入門』セミナー
~エネルギー・環境関連、石油精製、石油化学、その他各種プラントの中で
使用される熱交換器の伝熱設計と機械設計のポイントについて詳説~
です!
★本セミナーでは、熱交換器設計のための総合的な基礎知識を始め、伝熱設計・振動解析のポイント、具体的な伝熱促進方法、設計プログラム・最適設計・適用規格・強度計算・構造設計・大型対応など、多管式を中心とした伝熱設計及び機械設計の実際について、斯界の第一線でご活躍中の酒井氏、馬氏両講師に解説頂きます。
●講 師
東洋エンジニアリング(株)
エンジニアリング統括本部
プリンシパル・エンジニア
技術士(機械部門) 酒井健二 氏
●講 師
東洋エンジニアリング(株)
エンジニアリング統括本部
機械エンジニアリング部
工学博士
HTRI日本会員前会長 馬 英 氏
●プログラム
Ⅰ.熱交換器の基礎知識と設計の考え方
1.熱交換器の原理と構造
(1)原理
(2)基本構造 ~ノズル、各部品とその役割~
(3)伝熱機構 ~伝導伝熱、対流伝熱、輻射伝熱~
(4)流動特性と伝熱特性
2.熱交換器の種類と特徴
(1)多管式熱交換器
(2)二重管式熱交換器
(3)コイル形(単管式)熱交換器
(4)プレート式熱交換器
(5)空冷式熱交換器
(6)特殊熱交換器
3.熱交換器設計の考え方
(1)設計フロー
(2)伝熱性能に関する因子とは
(3)強度設計に関する因子とは
(4)構造設計に関する因子とは
Ⅱ.熱交換器設計の手順
1.伝熱設計のポイント
(1)熱バランス、温度差、伝熱係数の求め方
(2)対数平均温度差と温度差補正係数の求め方
(3)管内外熱伝達率と流動損失の求め方
(4)熱交換器のサイジング ~形式選定、チューブサイズと配列~
(5)伝熱性能のチェックポイント
(6)振動のチェックポイント
2.熱交換器強度・構造設計のポイント
(1)設計要求の確認
(2)各部の強度設計 ~管板の板厚、本体フランジの最適設計~
(3)各部の構造設計
(4)熱応力に対する考慮 ~熱衝撃対策、管板内温度差対策など~
(5)大型熱交換器設計の注意点
3.熱交換器最適設計のポイント
(1)伝熱係数を向上させる方法
(2)圧力損失を減らす方法
(3)プロセス条件の見直し ~最適温度差、最適冷却水流量、メタル温度~
(4)保守を容易にする設計 ~管板の設計、管継ぎ手の設計~
(5)漏れに対する信頼性を向上させる方法 ~フランジの設計、特殊ボルト~
Ⅲ.熱交換器設計の実際
1.伝熱設計プログラム ~HTRI、HTFS~
2.適用規格 ~特定設備検査規則ASME、Sec.VIII、TEMA~
3.各部の材料選定
4.強度計算プログラム
5.熱交換器の製作と検査
Ⅳ.質疑応答
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2015年2月17日(火)開催
-機械設計・伝熱設計の専門である講師2名による-
『多管式を中心とした熱交換器の設計入門』セミナー
~エネルギー・環境関連、石油精製、石油化学、その他各種プラントの中で
使用される熱交換器の伝熱設計と機械設計のポイントについて詳説~
http://www.tic-co.com/seminar/20150207.html
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本日は白井芳雄が担当いたしました。
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