2015年4月22日(水)開催『集光型太陽熱発電(CSP)の要素技術と開発動向』セミナーのご紹介!
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◆本日ご紹介セミナー◆
2015年4月22日(水)開催
『集光型太陽熱発電(CSP)の要素技術と開発動向』セミナー
http://www.tic-co.com/seminar/20150417.html
<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。
詳しくは本セミナーのホームページをご覧いただくか、06-6358-0141まで
お問い合わせ下さいませ。】
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昨日(三月十二日)から今日(三月十三日)の未明にかけて、奈良東大寺の二月堂で、春を告げる行事として親しまれている「お水取り」が行われました。
今週は火曜・水曜と寒さがぶりかえし、近畿では奈良の「お水取り」が終わるまでは暖かくならないと語り継がれてきましたが、今年もそのとおりになりました。
さてこの「お水取り」、私自身の知識習得のため調べてみました。
東大寺では多くの行(ぎょう)が行われ、その一つに修二会(しゅにえ)があります。
現在では三月一日から二週間にわたって行われていますが、もとは旧暦の二月一日から行われ、二月に修する法会という意味から「修二会」と呼ばれ、二月堂の名もこのことに由来しています。
「お水取り」は本尊の十一面観音に供える御香水を汲み上げる行事からその名がつき、この御香水をいただくと諸病諸厄(やく)を免れることができるというので参詣人が殺到します。
また、修二会の見所であるお松明(おたいまつ)の火には、罪や汚れを焼き払うという意味がこめられていて、お松明の火の粉を浴びると一年を無事に過ごせ、また、燃え残った炭を持って帰ると無病息災のご利益があるということで、こちらにも人々が殺到します。
今回は春を告げる行事、「お水取り」を季語に詠まれた句を選んでみました。
水とりや氷の僧の沓の音(沓=くつ)
松尾芭蕉(まつお ばしょう) (1644-1694)
水取や五体投地の堂谺(谺=こだま)
松瀬青々(まつせ せいせい) (1869-1937)
お水取猫の恋愛期も過ぎて
日野草城(ひの そうじょう) (1901-1956)
水取の炬火の上堂間をおかず(炬火=きょか)
皆吉爽雨(みなよし そうう) (1902-1983)
飛ぶ如き走りの行もお水取
粟津松彩子(あわづ しょうさいし) (1912-2005)
お水取見て来し睡き人とをり(睡き=ねむき)
後藤比奈夫(ごとう ひなお) (1917-)
水取の寒さ掟のごとく来る(掟=おきて)
大橋敦子(おおはし あつこ) (1924-2014)
今回は最後の
水取の寒さ掟のごとく来る
に最も惹かれます。
この句のとおり今の時季、寒の戻りは毎年なのでしょうが厳しいものがありました。
今年の寒さの谷も今週で終わりにしてほしいものですね。
私も詠んでみました。
お水取りさっと火の粉を掃く黒子
掃く黒子=はくくろこ
白井芳雄
お水取りあけて小川もきらめきぬ
白井芳雄
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さて本日も、4月開催セミナーをご紹介
2015年4月22日(水)開催
『集光型太陽熱発電(CSP)の要素技術と開発動向』セミナー
です!
★本セミナーでは、日本でも技術開発・実証事業が進んでいる集光型太陽熱発電(CSP)と関連技術に焦点をあて、プロジェクトやCSPプラントの稼働状況など最近の動向から、複合発電技術(ISCC)を含めた各発電方式別の技術開発と要素技術の動向、又、発電技術以外の集光型太陽熱(CSTE)プラント技術に至るまで、太陽熱発電国際標準化(IEC TC117)国内委員会委員長として、最前線でご活躍中の吉田博士に詳説頂きます。
●講 師
太陽熱発電国際標準化
IEC TC117国内委員会委員長
(一財)エネルギー総合工学研究所
プロジェクト試験研究部 参事
工学博士 吉田一雄 氏
●プログラム
Ⅰ.集光型太陽熱発電(CSP)の概要と最新動向
1.集光型太陽熱発電の概要
2.集光型太陽熱発電(CSP)プロジェクトの動向
~計画・建設状況~
3.集光型太陽熱発電(CSP)の推進施策・関連法令
4.集光型太陽熱発電(CSP)プラントの動向
~稼動している主要なプラント~
Ⅱ.太陽の日射と追尾
1.直達日射と太陽熱発電
2.太陽熱発電の適地
3.太陽追尾の理論
Ⅲ.集光型太陽熱発電(CSP)の発電方式別の技術開発状況とコスト
1.トラフ型
(1)トラフ型太陽熱発電システムの概要
~集光ミラー、集熱管、熱媒体、蓄熱システムなど~
(2)システム効率の現状
(3)プラントの高温高効率化―溶融塩,DSG(Direct Steam Generation)―
(4)プラント例と最近の動き
(5)現状のシステム価格・発電コストと将来見通し
2.フレネル型
(1)フレネル型太陽熱発電システムの概要
~集光ミラー、集熱管など~
(2)パラボラ・トラフとの比較
(3)システム効率の現状
(4)プラント例と最近の動き
(5)現状のシステム価格・発電コストと将来見通し
3.タワー型
(1)タワー型太陽熱発電システムの概要
~ヘリオスタット、各種熱媒体と集熱器など~
(2)ヘリオスタットとヘリオスタットフィールド
(3)集熱器
(4)ソーラガスタービン
(5)システム効率の現状
(6)プラント例と最近の動き
(7)現状のシステム価格・発電コストと将来見通し
4.ディッシュ型
(1)ディッシュ型太陽熱発電システムの概要
~集光ミラー、スターリングエンジン、マイクロガスタービンなど~
(2)システム効率の現状
(3)プラント例と最近の動き
(4)現状のシステム価格・発電コストと将来見通し
Ⅳ.集光型太陽熱発電(CSP)の要素技術と開発状況
1.集光ミラーについて
~ミラーの特性、性能、開発動向~
2.熱媒体の高温化と機器の対応
3.蓄熱システムと蓄熱媒体について
4.蓄熱システム導入の効果とコスト
~蓄熱なしのプラントとの比較~
5.太陽熱発電と凝縮器(水冷式、空冷式)
Ⅴ.集光型太陽熱複合発電技術
1.集光型太陽熱複合発電技術(ISCC)の現状
2.ガスタービンと応用システム
~コンバインドサイクルとの組み合わせ、開発状況~
3.プラント例と最近の動き
4.集光型太陽熱複合発電システムの効率とコスト
~通常のCSPとの比較~
Ⅵ.集光型太陽熱(concentrating solar thermal energy, CSTE)プラント技術(発電技術以外)
~開発動向、将来展望~
1.太陽熱工業利用
2.海水淡水化
3.EOR (enhanced oil recovery)
4.風力熱発電、風力熱蓄積発電
5.熱電発電他
6.太陽熱ハイブリット燃料化プロセス
~天然ガスのソーラー改質、石炭・バイオマスのソーラー改質、など~
7.太陽熱水熱分解システム
~高温太陽集熱による水熱分解ソーラー水素製造システム、など~
Ⅶ.質疑応答(適宜)
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2015年4月22日(水)開催
『集光型太陽熱発電(CSP)の要素技術と開発動向』セミナー
http://www.tic-co.com/seminar/20150417.html
<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。
詳しくは本セミナーのホームページをご覧いただくか、06-6358-0141まで
お問い合わせ下さいませ。】
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本日は白井芳雄が担当いたしました。
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