2015年4月15日(水)開催『メタン発酵プロセスの設計・適用法、運転管理技術とバイオガスの精製・利用、消化液処理技術と設計法』セミナーのご紹介!
---------------------------------------------------
◆本日ご紹介セミナー◆
2015年4月15日(水)開催
『メタン発酵プロセスの設計・適用法、運転管理技術と
バイオガスの精製・利用、消化液処理技術と設計法』セミナー
http://www.tic-co.com/seminar/20150412.html
<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。
詳しくは本セミナーのホームページをご覧いただくか、06-6358-0141まで
お問い合わせ下さいませ。】
---------------------------------------------------
梅は他の花にさきがけて早春に咲くことから「花の兄」とも呼ばれます。
JRおでかけネット梅だよりによりますと、大阪府内の梅の名所の見ごろは今週末が多いとのこと。
2013年2月1日付のブログでは冬の季語である「寒梅」「冬の梅」を、2013年2月15日付のブログでは春の季語である「紅梅」で詠まれた句を選びましたが、今回は幅広く季語が「梅」で詠まれた句を選んでみました。
梅やさく福と鬼とのへだて垣
横井也有(よこい やゆう) (1702-1783)
しら梅に明る夜ばかりとなりにけり(蕪村臨終吟三句のうち最後の作)
与謝蕪村(よさ ぶそん) (1716-1784)
いざ老いも気力くらべむ雪の梅
勝海舟(かつ かいしゅう) (1823-1899)
朝靄に梅は牛乳より濃かりけり(朝靄=あさもや、牛乳=ちち)
川端茅舎(かわばた ぼうしゃ) (1897-1941)
梅咲きぬ温泉は爪の伸び易き(温泉=いでゆ)
梶井基次郎(かじい もとじろう) (1901-1932)
梅の香や吸ふ前に息は深く吐け
石田波郷(いしだ はきょう) (1913-1969)
梅咲いてまたひととせの異国かな
Jack Stamm(ジャック・スタム) (1928-1991)
英文で、
plums blossom another year another country
今回は俳人はもとより、幕末の大物政治家、早逝した小説家、外国人と多彩な顔ぶれで選ぶのに迷いましたが、
最後の
梅咲いてまたひととせの異国かな
が最も興味深いです。
作者はドイツ生まれのアメリカ人。
終戦後GIとして日本に駐留していた期間も含めると滞日30年。
コロンビア大学で東洋学を専攻し、俳句と出会い、その魅力にとりつかれる。
俳句雑誌「四季」に投句。俳号は雀酔。
「Newsweek」日本版のHAIKU歳時記の選者としても活躍。
掲句は日本に滞在が長く、日本語にも堪能であっても、長い異国暮らしは望郷の念に駆られることもあることが、美しい響きの中から伝わってきます。
他には
捨てられしこうもり傘や秋の風
autumn wind takes over a discarded old black umbrella
ひらがなでおいしくみえる鰻かな
broiled eel announces more tastily in hiragana
とか、
日本語と英語両方の言語で創作しています。
また、ミュージシャンとして、ハーモニカを操り、ザ・ゴールデン・カップスや松田優作さらには内田裕也のコンサートツアーにもブルース・ハーピストとして参加していました。
日本を愛し、俳句を愛し、音楽を愛し、1991年9月東京で死去。享年63歳。
著書に「俳句のおけいこ」、訳書に俵万智の「サラダ記念日」の「英語対訳版サラダ記念日」(ともに河出書房新社)他があります。
私も詠んでみました。
風しめり老梅紅を点しけり
紅を点し=べにをともし
白井芳雄
酔わす紅醒ます白あり宵の梅
醒ます=さます
白井芳雄
***********************************************************************************************************
さて本日も、4月開催セミナーをご紹介
2015年4月15日(水)開催
『メタン発酵プロセスの設計・適用法、運転管理技術と
バイオガスの精製・利用、消化液処理技術と設計法』セミナー
です!
★本セミナーでは、メタン発酵・バイオガスシステムの基本から、各種設備技術と設計法(前処理・発酵槽・攪拌、バイオガス精製・利用、消化液処理など)ならびに、運転管理・トラブル対策、又、新しい展開(嫌気性膜分離法 (AnMBR)、高濃度硫酸塩含有廃水の嫌気性処理、水素・メタン二相発酵によるバイオガス生成の効率化、Anammox法を用いたアンモニア除去)に至るまで、斯界の第一線でご活躍中の李博士に詳説頂きます。
●講 師
東北大学大学院 工学研究科
土木工学専攻 環境保全工学分野 教授
工学博士 技術士(衛生工学部門・上下水道部門) 李 玉友 氏
●プログラム
Ⅰ.メタン発酵とバイオガスシステムについて
1.メタン発酵システムの基本構成
2.バイオガスシステム構成の設備・装置
3.原料調査
4.バイオガス生成量の概算とエネルギー利用
5.経済性検討
Ⅱ.メタン発酵処理システムの最近の技術動向と設計法
1.前処理設備と設計技術
(1)前処理の目的と機器構成
(2)家畜排泄物の搬入と受入
(3)脱水機
(4)生ごみの搬入と受入
(5)破砕機・分別機
(6)調質と貯留
~調整槽(濃度調整・原料混合)、調質の一例~
2.メタン発酵設備の設計と適用技術
(1)メタン発酵槽
①固定床式メタン発酵処理システムの設計留意点と適用例
②UASBとEGSB型メタン発酵システムの設計留意点と適用例
③完全混合型メタン発酵処理システムの設計留意点と適用例
④膜分離式メタン発酵処理システムの設計留意点と適用例
⑤乾式メタン発酵処理システム(横型、縦型)の設計留意点と適用例
(2)攪拌の問題と方法
~ポンプ循環、ガス攪拌、機械攪拌、BIMA型攪拌(水力)、以上の手段の組合せ~
①ガス攪拌式完全混合型反応槽
②機械攪拌方式のメタン発酵槽
③複合攪拌
④無動力攪拌型反応槽(BIMA)
⑤ポンプ循環による攪拌
(3)ガスホルダについて
(4)熱交換設備について
Ⅲ.メタン発酵処理システムの運転管理とトラブル対策
1.メタン発酵プロセスの立上げ
(1)種汚泥の導入
(2)運転管理指標
(3)定常状態までの馴致
(4)不安定状態の原因
2.有機酸の蓄積・酸敗と対策(臭気、腐食性ガス)
3.難分解性原料(セルロース系原料)の処理
4.トラブルを引き起こす阻害物質と対策
(1)アンモニア阻害の温度影響
(2)阻害物質の影響
(3)酸敗現象
(4)過負荷現象
(5)基質栄養バランス
(6)pH,アルカリ度と揮発性有機酸濃度
(7)重金属等による阻害と反応の促進
Ⅳ.バイオガスの精製・利用及び消化液処理技術と設計法
1.消化ガスの成分と熱量価
2.バイオガス利用設備技術と設計法
(1)バイオガスの精製技術と設計留意点
①脱硫技術
②二酸化炭素の除去
③脱アンモニア
④シロキサン類除去
⑤バイオガス精製設備
(2)発電・コージェネ・熱利用のための装置選定と設計留意点
~ガスエンジン、ガスタービン、ボイラ、燃料電池等~
(3)消化ガスの貯蔵
(4)余剰バイオガス燃焼装置
(5)消化液の処理技術と設備設計留意点
①液肥貯留設備
②脱水処理設備
③乾燥処理設備
④脱水ケーキ処理設備
⑤脱水ろ過の処理設備
⑥脱水ろ液の処理
3.その他バイオガスの利用
(1)車輌用燃料
(2)都市ガス燃料
Ⅴ.メタン発酵/バイオガスの新しい展開
1.嫌気性膜分離法(AnMBR)の応用展開
(1)高濃度排水への応用
(2)下水処理の応用
2.高濃度硫酸塩含有廃水の嫌気性処理
3.水素・メタン二相発酵によるバイオガス生成の効率化
4.Anammox法を用いたアンモニア除去
(1)UASBまたは流動床方式のAnammoxプロセス
(2)二段方式Anammoxプロセス
(3)浮遊担体を用いた一段方式のAnammoxプロセス
Ⅵ.質疑応答(適宜)
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+
2015年4月15日(水)開催
『メタン発酵プロセスの設計・適用法、運転管理技術と
バイオガスの精製・利用、消化液処理技術と設計法』セミナー
http://www.tic-co.com/seminar/20150412.html
<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。
詳しくは本セミナーのホームページをご覧いただくか、06-6358-0141まで
お問い合わせ下さいませ。】
:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+
本日は白井芳雄が担当いたしました。
« 2015年4月14日(火)開催『植物工場の海外展開と取組み』セミナーのご紹介! | トップページ | 2015年4月16日(木)開催『高圧水素容器、タンクに関する技術開発動向と要求仕様・規格及び設計留意点、展望』セミナーのご紹介! »
「カテゴリ;セミナー」カテゴリの記事
- 2025年2月19日(水)開催「ペロブスカイト太陽電池の技術開発動向と事業展開」セミナーのご紹介(2025.01.22)
- 2025年2月14日(金)開催「企業におけるCO2分離回収技術とCCUSへの取組み」セミナーのご紹介(2025.01.15)
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 2015年4月15日(水)開催『メタン発酵プロセスの設計・適用法、運転管理技術とバイオガスの精製・利用、消化液処理技術と設計法』セミナーのご紹介!:
« 2015年4月14日(火)開催『植物工場の海外展開と取組み』セミナーのご紹介! | トップページ | 2015年4月16日(木)開催『高圧水素容器、タンクに関する技術開発動向と要求仕様・規格及び設計留意点、展望』セミナーのご紹介! »
コメント