2016年10月26日(水)・27日(木)開催「メタン発酵・バイオガス利活用における要素・設備技術と事例」セミナーのご紹介!
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◆本日ご紹介セミナー◆
2016年10月26日(水)・27日(木)開催
「メタン発酵・バイオガス利活用における要素・設備技術と事例」セミナー
http://www.tic-co.com/seminar/20161014.html
◆2日間受講 75,600円
【1名につき(※受講者が10月26日と10月27日で違う場合でも可)】
◆10月26日のみ受講 49,680円
【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】
◆10月27日のみ受講 49,680円
【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】
※テキスト代、消費税を含む
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先日、和歌山県田辺市にある龍神温泉に行ってきました。
写真は途中で寄り道した、ごまさんスカイタワーからの景色です。
龍神温泉は、島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉とならび、
日本三美人の湯として有名です。
私も少しは美人に近付けたでしょうか…
和歌山県で思い浮かぶ吹奏楽曲といえば
福島弘和(1971-)の『梁塵秘抄~熊野古道の幻想』です。
和歌山県立田辺中・高等学校吹奏楽部により委嘱、初演された曲で、
作曲の題材を探しに田辺市内を案内された中で「熊野」の言葉が印象に残り、
「熊野」を調べているうちに「梁塵秘抄」にたどりついたそうです。
「梁塵秘抄」は後白河法皇が当時の流行歌謡詞を集め編集したもので、
仏神、遊女、庶民の様々な歌があります。
この曲では2箇所のテンポの速い部分がそれを現しています。
副題の「熊野古道の幻想」は曲全体の世界観を現してます。
梁塵秘抄の中でも歌われている熊野は、古来、死者の魂の行く所「黄泉の国」として崇められ、
人々は死者の極楽往生や魂の再生「黄泉がえり」を祈りながら険しい道を歩いたそうです。
冒頭や主題の部分は、霧に包まれた山深い情景や、そこを行き交う人々の心情を表現しています。
また、この曲のゆっくりとした中間部では、輪廻転生が表現されています。
わたしが一番好きなところです。とても美しいです。
今回、熊野古道には時間がなくて行けませんでしたが、
次回和歌山を訪れた際にはぜひ行ってみたいと思います。
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さて、本日も10月開催セミナーをご紹介
2016年10月26日(水)・27日(木)開催
「メタン発酵・バイオガス利活用における要素・設備技術と事例 」セミナー
★本セミナーでは、1日目にメタン発酵プロセスの設計・適用・運転管理・トラブル対策とバイオガス精製・利用における留意点、嫌気性膜分離法(AnMBR)など新しい技術を、2日目は各企業の技術ならびに取組み・事例、小規模下水処理場への導入などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★1日目のみ、2日目のみのご受講も受け付けております。
●プログラム
<1日目:10月26日(水)>
Ⅰ.メタン発酵プロセスの設計・適用法、運転管理技術と
バイオガスの精製・利用及び消化液処理技術
東北大学大学院 工学研究科
土木工学専攻 環境保全工学分野 教授
工学博士 技術士(衛生工学部門・上下水道部門) 李 玉友 氏
1.メタン発酵の原理とバイオガスシステムについて
(1)メタン発酵の原理
(2)メタン発酵システムの基本構成
(3)バイオガスシステム構成の設備・装置
(4)メタン発酵の原料と性状調査
(5)バイオガス生成量の概算とエネルギー利用
(6)メタン発酵が注目されている背景と経済性検討
2.メタン発酵処理システムの最近の技術動向と設計法
(1)前処理設備と設計技術
①前処理の目的と機器構成
②家畜排泄物の搬入と受入
③脱水機
④生ごみの搬入と受入
⑤破砕機・分別機
⑥調質と貯留
~調整槽(濃度調整・原料混合)、調質の一例~
(2)メタン発酵設備の設計と適用技術
①メタン発酵槽
~固定床式、UASB・EGSB型、完全混合型、膜分離式、
乾式メタン発酵処理システムの設計留意点と適用例~
②攪拌の問題と方法
~ポンプ循環、ガス攪拌、機械攪拌、BIMA型攪拌(水力)、
以上の手段の組合せ~
・ガス攪拌式完全混合型反応槽
・機械攪拌方式のメタン発酵槽
・複合攪拌
・無動力攪拌型反応槽(BIMA)
・ポンプ循環による攪拌
③ガスホルダについて
④熱交換設備について
3.メタン発酵処理システムの運転管理とトラブル対策
(1)メタン発酵プロセスの立上げと運転管理
①種汚泥の導入
②運転管理指標
③定常状態までの馴致
④不安定状態の原因
(2)有機酸の蓄積・酸敗と対策(臭気、腐食性ガス)
(3)難分解性原料(セルロース系原料)の処理
(4)トラブルを引き起こす阻害物質と対策
①アンモニア阻害の温度影響
②阻害物質の影響
③酸敗現象
④過負荷現象
⑤基質栄養バランス
⑥pH,アルカリ度と揮発性有機酸濃度
⑦重金属等による阻害と反応の促進
4.バイオガスの精製・利用及び消化液処理技術と設計法
(1)消化ガスの成分と熱量価
(2)バイオガス利用設備技術と設計法
①バイオガスの精製技術と設計留意点
・脱硫技術
・二酸化炭素の除去
・シロキサン類除去
・バイオガス精製設備
②発電・コージェネ・熱利用のための装置選定と設計留意点
~ガスエンジン、ガスタービン、ボイラ、燃料電池等~
③消化ガスの貯蔵
④余剰バイオガス燃焼装置
⑤消化液の処理技術と設備設計留意点
・液肥貯留設備
・脱水処理設備
・乾燥処理設備
・脱水ケーキ処理設備
・脱水ろ液の処理
(3)その他バイオガスの利用
①車輌用燃料
②都市ガス燃料
5.メタン発酵/バイオガスの新しい展開
(1)嫌気性膜分離法(AnMBR)の応用展開
①高濃度排水への応用
②下水処理の応用
(2)高濃度硫酸塩含有廃水の嫌気性処理
(3)二相温度フェーズプロセスによる下水汚泥消化の効率化
(4)水素・メタン二相発酵によるバイオガス生成の効率化
(5)Anammox法を用いたアンモニア除去
①UASBまたは流動床方式のAnammoxプロセス
②二段方式Anammoxプロセス
③浮遊担体を用いた一段方式のAnammoxプロセス
6.質疑応答<適宜>
<2日目:10月27日(木)>
Ⅰ.東京ガスのバイオガス利活用技術への取り組み
東京ガス(株)
基盤技術部 エネルギーシステム研究所
環境システムチームリーダー 大坂典子 氏
1.COP21とパリ協定
2.エネルギーを取り巻く国内状況の変化
3.バイオマス/バイオガス発電の重要性
4.バイオガス利活用技術への取り組み
(1)バイオガス精製技術
(2)バイオガス利用技術
5.質疑応答・名刺交換
Ⅱ.士幌町における家畜ふん尿を活用したバイオマス利活用に係る取り組み
~FIT(固定価格買取制度)によらないバイオガス利活用の事例紹介~
前澤工業(株)
環境ソリューション事業部 第二部
技術グループ 課長 吉田昌司 氏
1.地域循環型バイオガスシステム構築モデル事業
2.実証事業内容
3.温室ガス削減効果
4.既存エネルギーとの比較(採算性の検討)
5.循環型バイオガスシステムを普及させるために
6.質疑応答・名刺交換
Ⅲ.バイオガス利用設備技術について
~下水汚泥・消化ガス発電を事例として~
月島機械(株)
水環境事業本部 新事業推進部
創エネ技術グループ 主事 澤原大道 氏
1.下水処理場におけるバイオガス利用技術
2.固定価格買取制度(FIT)におけるバイオガス発電
3.FITを活用したバイオガス発電事業の枠組みと実際
4.下水処理場におけるFIT発電事業・装置について
5.質疑応答・名刺交換
Ⅳ.栗田工業のメタン発酵技術について
栗田工業(株)
プラント事業本部 プラント第一部門 主任技師 石橋 保 氏
1.メタン発酵技術の概要
2.乾式メタン発酵技術を適用した事例
3.メタン発酵後の水処理技術
4.質疑応答・名刺交換
Ⅴ.小規模下水処理場へのメタン発酵導入のための技術と課題
金沢大学 理工研究域 環境デザイン学系 教授
(兼)サステナブルエネルギー研究センター(RSET)
バイオマス利用部門 教授 池本良子 氏
1.下水汚泥と草本バイオマスの混合消化
2.生ごみと稲わらの高濃度混合消化
3.小規模下水処理場への集約型高濃度混合メタン発酵の導入
4.下水処理場へのバイオマス集約の課題
5.質疑応答・名刺交換
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2016年10月26日(水)・27日(木)開催
「メタン発酵・バイオガス利活用における要素・設備技術と事例 」セミナー
http://www.tic-co.com/seminar/20161014.html
◆2日間受講 75,600円
【1名につき(※受講者が10月26日と10月27日で違う場合でも可)】
◆10月26日のみ受講 49,680円
【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】
◆10月27日のみ受講 49,680円
【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】
※テキスト代、消費税を含む
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担当は関でした。
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