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2017年5月19日 (金)

2017年6月22日(木)開催「灰(石炭灰、バイオマス灰、ごみ焼却灰など)の有効利用への取組みと技術/研究開発動向」セミナーのご紹介!

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◆本日ご紹介セミナー◆

2017年6月22日(木)開催

 「灰(石炭灰、バイオマス灰、ごみ焼却灰など)の
       有効利用への取組みと技術/研究開発動向
」   セミナー

 http://www.tic-co.com/seminar/20170610.html
  -個別(各テーマ)受講可能!!-

●受講料
◆1日プログラム(Ⅰ~Ⅷ)受講     59,940円
◆デイタイムプログラム(Ⅰ~Ⅵ)受講 49,680円
◆イブニングプログラム(Ⅶ・Ⅷ)受講  29,700円
 【1名につき(テキスト代、消費税を含む)】

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今回取りあげる季語は「金魚」。

もともとは鮒(ふな)を観賞用に改良されたもので、代表的なものに和金、蘭鋳(らんちゅう)、出目金などがあります。

日本には室町時代(16世紀初め)、中国から輸入され、貴族の間で金魚飼育が流行したようです。

しかし、金魚が一般にも広まったのは江戸時代のことで、井原西鶴(いはら さいかく)(1642-1693)の死後に出版された『西鶴置土産』に江戸の金魚屋の話があります。

その金魚屋の庭に広い養殖池があり、その中には大名の若殿向けの一匹七両もする金魚があるかと思えば、金魚に食わせる餌のぼうふらを丸一日がかりで収穫し、ようやく二十五文(一両は四千文)を手にする男がいたとする話があります。

七両の金魚は特別として、安いものもあり、このころから町人にも手の届く値段になっていったようです。

明治時代になって、球形のガラス製の金魚鉢が売られるようになり、これを網袋に入れて吊るして楽しみ、さらに朝顔型の金魚鉢が作られるようになり金魚の美しさが一層際立つようになりました。

最近では、大型の水槽に酸素を送り、水を循環濾過するポンプを備えたものまであります。

金魚売りの「金魚えきんぎょ」の声は聞かなくなって久しいですが、縁日の夜店の「金魚掬(すく)い」はいまも健在で、薄い紙の網で金魚を掬う子ども達の浴衣姿は夏の夜の楽しい風景です。

今回は尾鰭(おひれ)をひるがえして泳ぐ姿が涼しげであるところから、夏の季語とされた「金魚」を詠んだ句を選んでみましたが、「金魚」を詠んだ句には人生観とか死生観を詠んだ句が多くありました。

 

生涯の今の心や金魚見る
高浜虚子(たかはま きょし) (1874-1959)

 

やはらかに金魚は網にさからひぬ
中村汀女(なかむら ていじょ) (1900-1988)

 

金魚手向けん肉屋の鉤に彼奴を吊り(手向けん=たむけん)(鉤=かぎ)(彼奴=きやつ)
中村草田男(なかむら くさたお) (1901-1983)

 

金魚大鱗夕焼の空の如きあり(大鱗=たいりん)
松本たかし(まつもと たかし) (1906-1956)


上海や金魚冥きにひるがへり(上海=シャンハイ)(冥き=くらき)
黒田杏子(くろだ ももこ) (1938-)

 

わが金魚死せり初めてわが手にとる
橋本美代子(はしもと みよこ) (1950-)

 

極悪人の顔して金魚掬ひけり
柴田千晶(しばた ちあき) (1960-)

 



私も一句詠んでみました。

 

見るだけの子にもやさしき金魚売
白井芳雄

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さて、本日も6月開催セミナーをご紹介!

2017年6月22日(木)開催

 「灰(石炭灰、バイオマス灰、ごみ焼却灰など)の
       有効利用への取組みと技術/研究開発動向
」   セミナー

です!
 
 
 
★本セミナーでは、灰(石炭灰、バイオマス灰、ごみ焼却灰など)の有効利用への取組みと技術・研究開発動向について、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★デイタイムプログラム(Ⅰ~Ⅵ)のみ、イブニングプログラム(Ⅶ・Ⅷ)のみのご受講も受け付けております。
 
 
●プログラム
 
Ⅰ.フライアッシュ概論・フライアッシュコンクリートの性状および長期耐久性

 電源開発(株)
 茅ヶ崎研究所 上席研究員
 石川嘉崇 氏

 1.フライアッシュ概論
  (1)石炭火力発電所の分布
  (2)フライアッシュの発生工程
  (3)フライアッシュの化学成分・形状他
  (4)フライアッシュの反応と規格
  (5)JIS品フライアッシュの統計値
  (6)フライアッシュ(石炭灰)の有効利用用途(簡単に紹介)
 2.フライアッシュコンクリートの性状および長期耐久性
  (1)土木学会・日本建築学会におけるフライアッシュコンクリート
  (2)フライアッシュコンクリートの特徴と耐久性
  (3)フライアッシュコンクリートの長期材齢での耐久性(長期暴露実験の成果について)
 3.質疑応答・名刺交換
 

Ⅱ.コンクリート用混和材としてのフライアッシュの利用拡大に向けて

 (一財)電力中央研究所
 地球工学研究所 上席研究員
 山本武志 氏

 1.フライアッシュ
  (1)発生量と利用状況
  (2)混和材としての基本特性
  (3)品質管理指標と現状
 2.フライアッシュの利用例
  (1)利点の活用例
  (2)課題
 3.質疑応答・名刺交換
 

Ⅲ.木質バイオマス焼却灰の建設材料への適用

 前橋工科大学
 工学部 社会環境工学科 准教授
 佐川孝広 氏

 1.建設材料への適用に求められる灰の特性
  (1)ポゾラン材料とは
  (2)キャラクタリゼーション手法
  (3)物理化学特性
  (4)評価指標
 2.木質バイオマス焼却灰のセメント混和材への適用
  (1)キャラクタリゼーション
  (2)モルタル圧縮強度
 3.木質バイオマス焼却灰のジオポリマー活性フィラーへの適用
  (1)ジオポリマーとは
  (2)モルタル圧縮強度
  (3)反応生成物
 4.質疑応答・名刺交換
 

Ⅳ.ジオポリマーコンクリート-配合、諸性質とその応用

 (公財)鉄道総合技術研究所
 材料技術研究部 コンクリート材料 上席研究員GL
 上原元樹 氏

 1.石炭灰-高炉スラグ系ジオポリマーの作製法、配合と生成物
  (1)ジオポリマー硬化体の配合記述・作製法
  (2)活性フィラー、養生温度、溶液配合の相違による反応生成物と諸性質の概要
 2.ジオポリマーコンクリートの適用事例
  (1)ジオポリマーコンクリートのまくらぎへの適用
  (2)ジオポリマー硬化体の外壁建材への適用
 3.ジオポリマー硬化体のイオン交換材としての活用
  (1)イオン交換能とは
  (2)アルカリシリカ抑制材料他へのイオン交換能を活かした適用
 4.質疑応答・名刺交換
 

Ⅴ.木質バイオマス焼却灰の利活用 ~放射性物質汚染の可能性と対策について~

 福島大学
 共生システム理工学類 産業システム工学専攻 教授
 佐藤理夫 氏

 1.放射性セシウムの分布
  (1)セシウム降下量マップ
  (2)樹木に含まれる放射性セシウム量の分布
 2.灰活用時に留意すべき各種の規制値
 3.焼却時の放射性セシウムの挙動
 4.木質バイオマス灰の簡便な固形化法
 5.質疑応答・名刺交換
 

Ⅵ.木質バイオマス発電燃焼灰の有効成分の濃縮法の開発・再利用ならびに
  マイクロ波加熱によるバイオマス発電燃焼灰と石炭灰のK型ゼオライトへの
  再資源化

 広島大学
 大学院 工学研究科 化学工学専攻 教授
 福井国博 氏

 1.バイオマス燃焼灰中のカリウム成分の粒子径依存性
  (1)分級操作を利用したカリウム成分の濃縮技術
  (2)濃縮技術のプラントスケールでの実証
  (3)肥料原料としての利用
 2.バイオマス燃焼灰の石炭灰を原料とするゼオライト合成への利用
  (1)マイクロ波加熱を利用したゼオライト合成の高性能化・迅速化
 3.質疑応答・名刺交換
 

Ⅶ.都市ごみ焼却灰からの有用金属回収とセメント資源化

 (公財)東京都環境公社
 東京都環境科学研究所 主任
 飯野成憲 氏

 1.都市ごみ中間処理残渣等に含まれる金属資源の分析法
  (1)環告19号、レアメタル等暫定分析法、マット融解法
  (2)再現性の評価
 2.都市ごみ焼却灰からの有用金属の回収
  (1)ストーカー式炉
  (2)流動床炉
 3.都市ごみ焼却灰のセメント資源化
  (1)主灰受入可能量の推計
  (2)主灰処理計画モデル
  (3)広域処理システムの検討
 4.質疑応答・名刺交換
 

Ⅷ.都市ごみ焼却残さの課題と焼却飛灰の高度脱塩プロセス

 三菱マテリアル(株)
 環境リサイクル事業部 リサイクル統括部 部長補佐
 矢島達哉 氏

 1.都市ごみ焼却残さの発生量
 2.焼却残さの化学組成とリサイクル方法
 3.飛灰の湿式脱塩技術
 4.質疑応答・名刺交換

 


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

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2017年6月22日(木)開催

 「灰(石炭灰、バイオマス灰、ごみ焼却灰など)の
       有効利用への取組みと技術/研究開発動向
」   セミナー

 http://www.tic-co.com/seminar/20170610.html
  -個別(各テーマ)受講可能!!-

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本日は白井芳雄が担当いたしました。

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