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2017年9月14日 (木)

2017年10月17日(火)開催「ゲノム編集技術による産業応用への展望」セミナーのご紹介!

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☆本日ご紹介セミナー☆

2017年10月17日(火)開催

 「ゲノム編集技術による産業応用への展望」 
 ~講師6名(農林水産省、農業・食品産業技術総合研究機構、京都大学、筑波大学、
 産業技術総合研究所、デュポン・プロダクション・アグリサイエンス)から詳説  ~セミナー!

 http://www.tic-co.com/seminar/20171013.html

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先日、友人とサムギョプサルを食べに行ってきました。
店員が韓国人で、店内に韓国音楽が流れる日本橋のお店です。

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その日は金曜日。花金ですのでお酒もグイッ。

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前回のブログでチラッとお話しした、韓国語のお勉強ですが、
韓国語ペラペラな友人にメニュー表などでたくさんテストされてしまいました。

ゆっくりながらも、「ま、、まっこり!(お酒の種類)」、「ちゃ、、ちゃぷちぇ!」など、なんとか答えると、
「なっぷじあな(悪くない)」と言ってもらえました(笑)

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母との恒例行事、ソウル旅行が決まりましたので、そこに向けて、引き続き頑張りたいと思います。

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本日も10月開催セミナーのご紹介!

2017年10月17日(火)開催

 「ゲノム編集技術による産業応用への展望」 
 ~講師6名(農林水産省、農業・食品産業技術総合研究機構、京都大学、筑波大学、
 産業技術総合研究所、デュポン・プロダクション・アグリサイエンス)から詳説  ~セミナー

です!
 

★本セミナーでは、広汎な分野での研究開発が推進されているゲノム編集について、最近の規制動向から、イネ、魚類、トマト、鶏、トウモロコシなどへの応用と社会実装への取組みについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に解説頂きます。

 
●プログラム
 
Ⅰ.ゲノム編集技術の社会実装に対する取組みについて

 

 農林水産省 農林水産技術会議事務局
 研究企画課 技術安全室長 中川一郎 氏

 

 ゲノム編集技術の農水産物への利用に係る研究開発は、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の中で「新たな育種体系の確立」として進められている。 また、我が国における規制上の取扱いに関する最近の動向としては、日本学術会議の「植物における新育種技術(NPBT)の現状と課題」の公表(平成26年8月)、農林水産省における研究会の「ゲノム編集技術等の新たな育種技術(NPBT)を用いた農作物の開発・実用化について」の公表(平成27年9月)、中央環境審議会遺伝子組換え生物等専門委員の報告書における指摘(平成28年8月)等がある。さらに、ゲノム編集技術の規制上の取り扱いは、欧米等、各国においても検討されているところである。

 

 1.戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の「新たな育種体系の確立」
 2.我が国における規制上の取扱いに関する最近の動向
 3.社会的受容に向けて
 4.規制上の取扱いにおける国際的動向
 5.質疑応答・名刺交換
 

 

Ⅱ.イネにおけるゲノム編集技術を用いた収量性向上と社会実装への取組み

 

 (国研)農業・食品産業技術総合研究機構
 生物機能利用研究部門 遺伝子利用基盤研究領域
 上級研究員 小松 晃 氏

 

 府省・分野の枠を超えた横断型の研究プログラムにより画期的な農業技術開発をおこなうことを趣旨として、内閣府が主体となって戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「次世代農林水産業創造技術」が2014年度にスタートしている。この中で「ゲノム編集技術等を用いた画期的な農水産物の開発」において、イネについては収量性の向上を目指した課題を推進している。この課題では以下4つの目標と手法を設定した。

 

 1.現在、最も多収である国内品種をベースとして、それ以上の収量増加を目指す。
 2.遺伝子の同定が進んでいるシンクサイズについては、転流能、登熟能の
   高い品種をベースとして、ゲノム編集によるシンクサイズの拡大による
   収量ポテンシャルの向上を試みる。
 3.一方、関与する遺伝子情報の限られる転流能、登熟能の改良については、
   ジャポニカ・インディカ多収品種の交配集団を利用して新規の改変ターゲット
   遺伝子を明らかにするとともに、新規多収素材を作出する。
 4.複雑なシンクー・ソース関係を解析する炭素フロー代謝解析や
   糖輸送・登熟モデルを開発、駆使して転流能、登熟能の制限要因の
   解明や遺伝解析を推進する。
 5.質疑応答・名刺交換

 

 本報告では、利用している品種の特性と、改良の着目点およびその改良を目指したゲノム編集研究の取り組み内容を紹介する。加えて、遺伝子組換え技術やゲノム編集技術をはじめとする、新技術の社会実装を行う上で重要な柱である「社会受容」に向けた参加者との双方向コミュニケーションによるアウトリーチ活動について紹介する。
 

 

Ⅲ.ゲノム編集技術によるマダイ、トラフグなどのスピード育種

 

 京都大学 農学研究科 応用生物科学専攻 助教 木下政人 氏

 

 近年の世界中での健康志向の高まりから、日本食への関心が高まっている。日本食の中でも、中性脂質の少ない良質のタンパク質原である魚肉は、ヘルシーな食材として関心が高まっている。また、新興国の経済発展に伴い、食料増産の観点から、多くの国々で養殖業が盛んになってきた。このような状況下、消費者のニーズや日本の水産業の振興のためには、より高品質の養殖魚が求められている。しかし、作物や家畜のように養殖魚での育種は進んでいないのが現状で有る。これまでの育種方法、つまり、自然突然変異体から有用形質を持つ個体を見つけ出し、継代飼育により形質の顕在化と固定化を行う選抜育種法では、望む形質が得られる保証はなく、また、長期間を有する。一方、ゲノム編集技術を用いれば、短期間で望む形質を計画的に作出できる。
 本講演では、魚類へのゲノム編集技術の利用に関して、その方法と魚類特有の課題、実施例、産業化への課題と展望について紹介する。

 

 1.魚類へのゲノム編集技術の適応方法
  ~受精卵の確保、マイクロインジェクション法~
 2.魚種による受精卵の特性
  ~メダカ、マダイ、トラフグの受精卵の特徴~
 3.標的配列の選択方法
 4.筋肉増量マダイ、トラフグの事例
 5.産業化への課題と展望
  ~飼育管理方法、地域創生~
 6.質疑応答・名刺交換
 

 

Ⅳ.ゲノム編集で理想のトマトをデザインする

 

 筑波大学 生命環境系 教授
 つくば機能植物イノベーション研究センター センター長 江面 浩 氏

 

 ゲノム編集により、重要育種形質発現に関わる遺伝子を有用変異遺伝子と同じに書き換えることで、品種改良を高速化する期待が高まっている。トマトでは、果実の着果性、日持ち性、機能性に関する遺伝子の一部を改変することで、受粉なしで着果を誘導できる単為結果性、日持ちが良い形質、機能性をF1品種の親に直接導入できる。これにより、栽培コストの削減、生産安定、果実の高品質化や収穫後ロスの減少に貢献できる。本講演では、トマトを例として、ゲノム編集技術を活用した作物デザインの事例とともに社会実装に向けた取り組みを紹介する。

 

 1.なぜ品種改良が必要か
 2.なぜトマトか
 3.品種改良の流れ
 4.ゲノム編集技術の魅力
 5.ゲノム編集で理想のトマトをつくる
 6.ゲノム編集の展望
 7.質疑応答・名刺交換
 

 

Ⅴ.ゲノム編集ニワトリの開発と食品・バイオ医療への応用

 

 (国研)産業技術総合研究所
 関西センター バイオメディカル研究部門
 細胞分子機能研究グループ 主任研究員 大石 勲 氏

 

 ニワトリは世界有数の産業動物であり、様々な品種改良が試みられている。また、ワクチン生産やバイオ医薬品製造など食用以外の重要な用途も存在する。ニワトリの遺伝子改変は極めて困難とされてきたが、最近の技術によりこの問題は解決に向かっており、従来では考えられなかった有用性を持つ遺伝子改変ニワトリが開発されてきている。演者らは我が国で初めて細胞をベースとしたニワトリ遺伝子改変を実現するとともに、ゲノム編集技術のニワトリへの適用を試みてきた。これまでに、ゲノム編集により強い卵白アレルゲンである「オボムコイド」の遺伝子をノックアウトしたニワトリを樹立しており、新育種技術によるニワトリ品種改良を実現した。また、ゲノム編集による遺伝子ノックイン技術の開発も行っており、卵白にヒトサイトカインなど有用組換え蛋白質を極めて安価かつ大量に生産する技術に目処がついた。今回はこれらの事例について紹介し、今後の応用についても展望したい。

 

 1.ニワトリ遺伝子改変技術
  ~始原生殖細胞を用いた自由度の高い遺伝子操作技術の開発~
 2.ゲノム編集ノックアウトニワトリの樹立
  ~低アレルゲン性の卵を産むニワトリは作れるか?~
 3.ゲノム編集ノックインニワトリの樹立
  ~「金の卵」を産むニワトリは作れるか? ~
 4.質疑応答・名刺交換
 

 

Ⅵ.CRISPR-Cas技術を用いた標的育種

 

 デュポン・プロダクション・アグリサイエンス(株)
 バイオテクノロジー事業部 事業部長 笠井美恵子 氏

 

 新たな育種技術であるCRISPR-Casは、作物を改良し、生産者がより良い作物をより沢山、少ない資源で作ることを可能にするための効率的な方法である。CRISPR-Casの優れた特性により、革新的で持続可能性に優れた種子製品を従来育種よりも効率よく、正確に、高品質で開発することが可能となった。DuPont Pioneerは本技術を用いて、農業における様々なニーズに応じたソリューションを開発することにいち早く取り組んでいる。
 本発表では、CRISPR-Casを用いて作出された初の農業製品であり、近く商品化の予定されている次世代ワキシートウモロコシを紹介する。また、ゲノム情報の理解が進んでいるイネの改良等、今後の標的候補についても紹介する。さらに、本技術の社会受容の促進やオープンイノベーション体制の構築に向けたアプローチについても触れる。

 

<質疑応答・名刺交換>

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

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2017年10月17日(火)開催

 「ゲノム編集技術による産業応用への展望」 
 ~講師6名(農林水産省、農業・食品産業技術総合研究機構、京都大学、筑波大学、
 産業技術総合研究所、デュポン・プロダクション・アグリサイエンス)から詳説  ~セミナー!

 http://www.tic-co.com/seminar/20171013.html

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担当は平田でした。

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