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2017年12月 1日 (金)

2017年12月13日(水)開催「貴金属の回収・リサイクル技術」セミナーの再ご紹介!

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◆本日再ご紹介セミナー◆

2017年12月13日(水)開催

~低コスト・低環境負荷・高効率を実現する~
 「貴金属の回収・リサイクル技術」   セミナー

 http://www.tic-co.com/seminar/20171207.html

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今回取りあげる季語は焼芋(やきいも)、焼藷(やきいも)、ほっこり。

焼芋屋がはじめて現れたのは江戸時代の寛永五年(1793年)とされています。

栗(九里)に近い味の意味で「八里半」という行灯(あんどん)を出して売りはじめました。

その後栗より(九里四里)うまいという意味で「十三里」などの看板も現れたとされています。

焼芋にはさつまいもを小石を焼いた中に埋めて焼く石焼芋。

斜め切りして、鉄鍋で胡麻塩(ごましお)を振って蒸し焼きにする西京焼(ほっこり)。

壺の中につるして丸ごと焼く壺焼芋。

油で揚げて蜜をからめ胡麻をまぶした大学芋などがあります。

落ち葉焚きのできるところではアルミホイルに包んだり、そのまま火の中に入れて焼く楽しさもあります。

今回はほかほかとしたあたたかさを身にも心にも感じさせてくれる「焼芋」を季語に詠まれた句を選んでみました。

冬の季語になります。

 

焼芋を食うて政治の話かな
相島虚吼(あいじま きょこう) (1868-1935)

 

焼藷がこぼれて田舎源氏かな
高浜虚子(たかはま きょし) (1874-1959)

 

焼芋や月の叡山如意ヶ岳(叡山如意ヶ岳=えいざんにょいがたけ)
日野草城(ひの そうじょう) (1901-1956)

 

月も路傍芋焼くための石を焼く
古館曹人(ふるたち そうじん) (1920-2010)

 

焼藷や歌劇の町に笛高く
森田峠(もりた とうげ) (1924-2013)

 

ほつこりを食ぶるほがほが言ふ人と
茨木和生(いばらき かずお) (1939-)

 

土佐脱藩以後いくつめの焼芋ぞ
高山れおな(たかやま れおな) (1968-)

 



私も詠んでみました。

 

三丁目の夕日に向かふやきいも屋(三丁目の=さんちょめの)
白井芳雄

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さて、本日も12月開催セミナーを再ご紹介!

2017年12月13日(水)開催

~低コスト・低環境負荷・高効率を実現する~
 「貴金属の回収・リサイクル技術」   セミナー

です!
 

★本セミナーでは、自動車用排気ガス浄化触媒からの白金族金属回収法から、複合酸化物、均一液液抽出(HoLLE)、プラスチックビーズ、紅藻、有機王水を利用した各種貴金属回収・リサイクル技術について、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
 

●プログラム
 
Ⅰ.自動車用排気ガス浄化触媒からの白金族金属回収法

 早稲田大学 創造理工学部 環境資源工学科 教授
 山口勉功 氏

 近年、自動車用排気ガス浄化触媒から白金族金属の回収が国内外で行われている。
 本講演では現行の回収プロセスとその原理を説明するとともに、自動車用排気ガス触媒からの白金族金属の回収に関する新規の研究事例を紹介する。

 1.白金族金属のマテリアルフロー
 2.自動車用排気ガス浄化触媒からの白金族金属の回収プロセス
  (1)サンプリング、回収率、回収期間の重要性
  (2)乾式プロセスとその原理
  (3)湿式プロセスとその原理
 3.新規の研究事例
 4.まとめと今後の課題
 5.質疑応答・名刺交換

Ⅱ.複合酸化物を利用した白金族金属の回収

 千葉工業大学 工学部 先端材料工学科 准教授
 永井 崇 氏

 白金族金属のリサイクルにおいては、元素ごとへの分離・高純度化のため白金族金属を酸に溶解することが必要不可欠である。従来、王水や塩素ガスなどの強力な酸化剤を用いて白金族金属を酸溶解してきた。本講演ではこれらを用いない低環境負荷なリサイクル方法を開発するための研究について紹介する。

 1.リサイクル対象について
 2.複合酸化物を利用したリサイクル
 3.ペロブスカイト型酸化物を利用したリサイクル
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換

Ⅲ.均一液液抽出(HoLLE)に基づく貴金属等の高効率分離・濃縮技術

 茨城県工業技術センター 先端技術部門 主任
 加藤 健 氏

 貴金属を中心としたターゲットに対して均一液液抽出を行うことにより,基本的に溶液を加えるのみのシンプルな操作手順で高効率かつ高倍率濃縮が可能となる。均一液液抽出によりターゲットを迅速(数分)に微小体積(μL~mLレベル)へ濃縮することを通じて、様々な分野に対して活用が期待される技術である。

 1.均一液液抽出
 2.パラジウムめっき液およびめっき廃液に対する均一液液抽出
 3.ロジウムめっき廃液に対する均一液液抽出のスケールアップへの応用
 4.レアメタル・重金属の均一液液抽出による濃縮・計測事例
 5.まとめと展望
 6.質疑応答・名刺交換

Ⅳ.プラスチックビーズによる水中溶存貴金属イオンの回収

 信州大学 工学部 物質化学科 准教授
 酒井俊郎 氏

 近年のエレクトロニクス産業の発展やバッテリーの需要拡大に伴い、貴金属、希少金属の需要が一段と高まっている。そのため、自然界、廃棄物、廃液から貴金属、希少金属を回収・リサイクルする技術の開発が重要になっている。そこで、我々は、溶液中に存在する貴金属イオンを簡単かつ低コスト、低エネルギー、低環境負荷で回収可能な技術の開発に取り組んでいた。その結果、金属塩水溶液に水溶性の両親媒性ブロックコポリマーである “ポリエチレンオキシド‐ポリプロピレンオキシド(PEO-PPO)ブロックコポリマー”を添加することにより、水中の貴金属イオン(塩化金イオン、銀イオン、塩化パラジウムイオン)が還元され、貴金属(金、銀、パラジウム)ナノ粒子として回収できることを明らかとした。本講演では、貴金属イオンの還元作用を有する2級アミンを含むポリマーから構成され、水に不溶なプラスチックビーズ “6,6ナイロンビーズ”による溶液中での貴金属イオンの回収の可能性について紹介する。

 1.貴金属イオンの回収の基本コンセプト
  (1)化学反応、凝集
  (2)吸着
 2.ブロックコポリマー法による水中溶存貴金属イオンの回収
  (1)化学還元法
  (2)ブロックコポリマー法
 3.プラスチックビーズによる水中溶存貴金属イオンの回収
  (1)プラスチック基材の選定
  (2)回収可能な貴金属イオンの多様性
  (3)プラスチック基材の形状の多様性
 4.化学薬品を使用しない水中溶存貴金属イオンの回収
  (1)水中溶存貴金属イオンの回収における超音波の可能性
  (2)回収可能な貴金属イオンの多様性
 5.質疑応答・名刺交換

Ⅴ.硫酸酸性温泉に生息する紅藻を利用した貴金属の選択的回収

 筑波大学 生命環境系 環境バイオマス共生学専攻 助教
 蓑田 歩 氏

 一般に、微生物を利用した金属回収は低コストであり、低濃度の金属回収に適していると言われている。私達は、硫酸性温泉に生息する紅藻Galdieria sulphurariaが、これまでに報告されている微生物よりも強酸性条件下で、低濃度の貴金属を選択的に高効率で回収可能であることをみいだし、その貴金属選択的な吸着材としての可能性について研究を進めている。本講演では、その研究成果について紹介する。

 1.微生物を利用した金属回収とその可能性
 2.G.sulphurariaを利用した貴金属の回収
 3.まとめと今後の展望
 4.質疑応答・名刺交換

Ⅵ.有機王水を用いた使用済み電気・電子機器からの貴金属回収

 千葉大学大学院工学研究院 都市環境システムコース 教授
 学部コース長(学科長)
 松野泰也 氏

 東京オリンピックでは、金メダルを使用済み電気・電子機器からのリサイクルで精製した金属で製作することが決定されるなど、小型家電回収の機運が盛り上がっている。本講演では、有機王水を用いた新規貴金属回収プロセスについて紹介するとともに、開発の現状について概説する。

 1.国内の小型家電に含有される金のストックと廃棄量
 2.有機王水を用いた新たな貴金属回収プロセスの概略
   その原理と特長(操作が容易、排水処理が少ない、機能構造体の製造の可能性)
 3.開発の現状
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

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2017年12月13日(水)開催

~低コスト・低環境負荷・高効率を実現する~
 「貴金属の回収・リサイクル技術」   セミナー

 http://www.tic-co.com/seminar/20171207.html

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本日は白井芳雄が担当いたしました。

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