2018年10月24日(水)開催「P2H(Power To Heat)の技術開発と事業動向・展望」セミナーの再ご紹介!
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◆本日再ご紹介セミナー◆
2018年10月24日(水)開催
~再エネなどの余剰電力を蓄熱する、熱に変え利用する~
「P2H(Power To Heat)の技術開発と事業動向・展望」セミナー!
http://www.tic-co.com/seminar/20181019.html
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さて、本日も10月開催セミナーを再ご紹介!
2018年10月24日(水)開催
~再エネなどの余剰電力を蓄熱する、熱に変え利用する~
「P2H(Power To Heat)の技術開発と事業動向・展望」セミナーです!
★本セミナーでは、効率は低いが設備コストなどトータルでは 蓄電池に比べ圧倒的に安い、技術的にも成熟しているとされ、シーメンス、グーグルなども手がけていることから注目されるP2H(Power to Heat)について、高温蓄熱発電の概要から海外の動向、蓄エネルギー・回転発熱機・風力熱発電などの技術開発状況ならびに、北海道大学や千代田化工建設における研究開発・取組み・展望など、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
【プログラム】
Ⅰ.再エネ大量導入を経済的に実現する高温蓄熱発電と技術開発動向
一般財団法人 エネルギー総合工学研究所
プロジェクト試験研究部 主管研究員
岡崎 徹 氏
再生可能エネルギーの大量導入には不安定発電への対策が大きな課題です。この解決に高温蓄熱発電が提唱され始め、グーグルやシーメンスも手がけています。日本では太陽熱発電が無いため蓄熱への関心は低いですが、海外では夜間電力のために効率は悪いが設備コストが極めて安い高温蓄熱を利用しています。この概念を広げ、また電力系統の安定化にも寄与する回転発熱機を装備した高温蓄熱発電所の紹介を行います。
1.高温蓄熱発電の概要
(1)基本構成
~エンジニアは必ず生理的に拒否反応~
(2)経済性評価・PV電力の夜間利用
(3)高温蓄熱発電所の歴史
~実は昔からアイデアはあった~
2.世界の再エネの実態
(1)蓄エネルギーが必須に
~導入量毎に必要技術が異なる~
(2)低下する再エネ
~もはや再エネは途上国第一選択肢~
3.蓄エネルギーの実態
(1)世界の蓄エネルギー統計
~kWhベースで蓄熱は圧倒的。電池はkWで有利~
(2)高温蓄熱の技術分析
4.回転発熱機
(1)回転発熱機の原理
(2)単純な抵抗発熱とのシステム比較
~単純だから安いわけでは無い~
(3)系統に必須の慣性力
~電力量の同時同量性でなく、慣性力が必要~
5.海外の高温蓄熱発電所
(1)超低コスト・シーメンス砕石発電
(2)高効率・グーグル4タンクシステム
(3)超高温・MITセラミック蓄熱
6.風力熱発電
~ここが出発点~
7.産業の再エネ化
(1)発電目的
(2)熱電併給目的
~用途毎に最適システムが異なる~
8.今後の予定、課題
9.質疑応答・名刺交換
Ⅱ.Power To Heat(P2H)による電力系統出力変動対応技術
北海道大学 大学院 情報科学研究科
システム情報科学専攻 システム融合学講座 准教授
原 亮一 氏
風力発電や太陽光発電のような自然変動電源の出力を安定化するために,蓄電池のような蓄エネルギー装置の利用が検討されている。本講演では蓄エネルギー装置代替としてNEDO実証研究の中で検討されているHP/BG併用熱供給システムの概要とその制御技術を紹介する。
1.出力変動対応技術の必要性
2.HP/BG併用熱供給システムの概要
3.HP/BG併用熱供給システムの運用・制御技術
4.実証試験事例紹介
5.プラント設計と経済性評価
6.質疑応答・名刺交換
Ⅲ.太陽熱発電(CSP)から再エネ蓄エネルギー・熱利用への実装展開
千代田化工建設株式会社 上席参与
地球環境プロジェクト本部
細野恭生 氏
最近の太陽熱発電(CSP)システムでは、レジリエントな蓄熱技術により質の高い安定電源化を図っており、更なる高効率低コスト蓄熱技術の開発、更にPV・風力などの汎用再生可能エネルギーの電源安定化・熱利用への活用展開も急ピッチで進められている。これらの現況及び今後の実装展開につき紹介する。
1.太陽熱発電(CSP)の現況
2.CSPとPV比較
3.再エネ蓄熱システムと熱利用
4.技術実証と社会実装
5.CSP・蓄熱システムの将来展開
6.質疑応答・名刺交換
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2018年10月24日(水)開催
~再エネなどの余剰電力を蓄熱する、熱に変え利用する~
「P2H(Power To Heat)の技術開発と事業動向・展望」セミナー!
http://www.tic-co.com/seminar/20181019.html
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担当は松浦でした。
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