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◆本日ご紹介セミナー◆
2018年12月18日(火)開催
「LNG受入基地(FSRU含め)の設備・要素技術と法規制等の動向」 セミナー
http://www.tic-co.com/seminar/20181215.html
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今回取りあげる季語は「山粧う(やまよそおう)」。
晩秋の山が紅葉に彩られた美しさをめかしこんだ人に例えたものです。
春の「山笑う」、夏の「山滴る(やましたたる)」、冬の「山眠る」と同様に中国北宋の山水画家、郭煕(かくき)が記した『臥遊録(がゆうろく)』の山を擬人化した一節、「春山澹冶(たんや)にして笑ふが如く、夏山蒼翠(そうすい)にして滴るが如く、秋山明浄(めいじょう)にして粧ふが如く、冬山惨淡(さんたん)として睡(ねむ)るが如し」から生まれた季語です。
京都、嵯峨野の山が色づくころ、毎年、11月第2日曜日、今年は明後日の11月11日(日)10:30から嵐山もみじ祭が行われます。(雨天中止)
渡月橋上流の大堰川(おおいがわ)に数艘(すうそう)の船を浮かべ、平安絵巻さながらの装束に身を包んだ人々が伝統芸能を披露したり、河原では舞や狂言などのイベントが行われたりします。
今回はそんな行事にぴったりの秋の季語「山粧う」を詠んだ句を選んでみました。
谷底の朴より山の粧ふらし(朴=ほお)
皆吉爽雨(みなよし そうう) (1902-1983)
炭焼くや粧ふ山を遊ばせて
百合山羽公(ゆりやま うこう) (1904-1991)
最澄の山も粧ふことをせり
鷲谷七菜子(わしたに ななこ) (1923-2018)
搾乳の朝な夕なを山粧ふ
波多野爽波(はたの そうは) (1923-1991)
水晶をもはや産まざる山粧ふ
藤田湘子(ふじた しょうし) (1926-2005)
立石寺へ粧ふ山を越えにけり(立石寺=りっしゃくじ)
鍵和田秞子(かぎわだ ゆうこ) (1932-)
山粧ふけものの道もくれなゐに
檜紀代(ひのき きよ) (1937-)
私も詠んでみました。
山粧ふ天女舞い降りたるごとし
白井芳雄
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さて、本日も12月開催セミナーをご紹介!
2018年12月18日(火)開催
「LNG受入基地(FSRU含め)の設備・要素技術と法規制等の動向」 セミナー
です!
★本セミナーでは、LNG受入基地の設備・関連技術の基礎と最近の動向から、FSRU(Floating Storage and Regasification Unit:浮体式LNG受入・再ガス化設備)の事業と商船三井の取組み、BOG(ボイルオフガス)の革新的活用と新しい処理技術、ならびにタンク・気化器設備技術、また法規制と対応策に至るまで、最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
●プログラム
Ⅰ.LNG受入基地の設備と関連技術
日揮(株) プロセステクノロジー本部
技術イノベーションセンター 元チーフエンジニア
神谷篤志 氏
LNG受入基地の設備と関連技術について最新の情報も取り入れて総括的な解説をします。
1.エネルギー情勢
2.LNG受入基地の概要
3.LNG受入基地の適用法規
4.LNG受入基地の主要設備
5.LNG冷熱利用技術
6.シェールガス由来LNG導入の課題
7.LNG船の概要
8.LNGバンカリング
9.LNG関連の新技術
10.LNG受入基地の保安上の注意点
11.事故事例と事故防止対策
12.質疑応答
Ⅱ.商船三井が取り組むFSRU事業、その課題と今後の動向
(株)商船三井 執行役員
エネルギーー輸送営業本部(海洋事業)
中野宏幸 氏
最近LNG輸入方法の一つとして脚光を浴びているFSRUにつき、世界各地での実例を使ってその概略を説明するとともに、FSRUビジネスにおける課題ならびに今後の動向について考察する。
1.FSRUとは
2.商船三井のこれまでの取組み
3.FSRU事業の特性とその課題
4.今後のFSRUビジネスについての考察
5.質疑応答・名刺交換
Ⅲ.BOGガスエンジン発電システム -MixGen®-
日揮(株)
神谷篤志 氏
LNG基地のLNGタンクから発生するボイルオフガス(BOG)の革新的な活用方法である MixGen® システムについて解説をします。
1.背景
2.LNG受入基地とBOG処理
3.MixGen®システム
4.MILDrum®(熱量変動緩和装置)
5.ガスエンジン発電
6.環境性
7.BOGガスエンジン発電所
8.質疑応答・名刺交換
Ⅳ.BOGの新しい処理技術と適用
~低コストでコンパクトな再液化設備により省エネルギーを実現~
JFEエンジニアリング(株) エネルギー本部
エネルギープラント事業部 プロセスプラント技術部 部長
鑓水桂二 氏
JFEエンジニアリングはLNGのボイルオフガス(BOG)を処理するための新しい装置を開発、実機を納入した。LNG受入基地におけるBOG発生源と処理方法の概略から、平成29年度省エネ大賞を受賞した本装置の開発経緯と実機の性能、省エネ実績について解説する。
1.BOGの処理方法と目的
2.開発装置の概略と適用
3.実機の省エネ実績
4.質疑応答・名刺交換
Ⅴ.LNGタンクの動向と設備技術
(株)IHI 資源・エネルギー・環境事業領域
プロセスプラントSBU エンジニアリング部 タンク設計グループ
福川紀子 氏
本講演では、LNGタンクの構造と特徴について解説する。また、LNGタンクの動向を紹介する。
1.LNGタンクの形式と特徴
2.LNGタンクの構造詳細
3.LNGタンクの建設・検査
4.LNGタンクの動向
5.LNGタンクの今後の課題
6.質疑応答・名刺交換
Ⅵ.LNG気化器設備 -洋上受入基地含めて-
(株)神戸製鋼所 機械事業部門
産業機械事業部 機器本部 技術部 LNGグループ長
江頭慎二 氏
当社はLNG気化器のリーディングカンパニーとして種々タイプを製作・販売している。講演では、陸上用および洋上・船舶用LNG気化器の種類および特徴を解説する。
1.LNG需要動向と気化器の位置付け
2.LNG気化器の種類と特徴
3.洋上受入基地(FSRU)、船舶燃料ガス供給(FGSS)用気化器について
4.世界のLNG受入基地動向と特徴
5.質疑応答・名刺交換
Ⅶ.我が国LNG受入基地に関する法規制の要点と関連事業者の対応策について
西村あさひ法律事務所 カウンセル 弁護士
松平定之 氏
2017年4月に施行された改正ガス事業法によりLNG基地の第三者利用が法制化されたが、現在その利用を促進するため更なる制度見直しが進んでいる。
LNG基地に関する法規制及び見直しの内容とこれらを踏まえた関係事業者の法的留意事項について解説を行う。
1.LNG基地に関する法規制の概要と見直しの動向
(1)LNG基地に関する法規制の概要
(2)「余力」の考え方
(3)料金の考え方
(4)情報開示の考え方
2.LNG基地事業者の法的留意事項
3.LNG基地利用希望者の法的留意事項
4.LNG基地利用に関する契約・約款に関する留意事項
5.質疑応答・名刺交換
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2018年12月18日(火)開催
「LNG受入基地(FSRU含め)の設備・要素技術と法規制等の動向」 セミナー
http://www.tic-co.com/seminar/20181215.html
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本日は白井芳雄が担当いたしました。