2019年10月16日(水)開催「リン回収・再利用事業と技術及び適用動向」セミナーの再ご紹介!
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◆本日再ご紹介セミナー◆
2019年10月16日(水)開催
~排水・汚泥からを中心とした~
「リン回収・再利用事業と技術及び適用動向」セミナー
https://www.tic-co.com/seminar/20191016.html
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さて、本日も10月開催セミナーを再ご紹介!
2019年10月16日(水)開催
~排水・汚泥からを中心とした~
「リン回収・再利用事業と技術及び適用動向」セミナーです。
★本セミナーでは、リン回収・再利用事業に関する国内外の最新動向、ビジネス展望ならびに、排水・汚泥からの各種リン回収・資源化技術及び適用状況、またISO規格、経済性などを含め、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
●プログラム
Ⅰ.リン回収・再利用事業の最新動向と今後の課題
早稲田大学 リンアトラス研究所 客員教授
一般社団法人リン循環産業振興機構 理事長
大竹久夫 氏
わが国では、年間約28万トンの未利用リンが廃棄物や副産物に含まれて排出されており、この量はわが国がリン鉱石や肥料などとして輸入しているリン量の約23万トンよりも多い。現在、リンを回収して再利用するための技術開発はわが国でも盛んに行われているが、事業そのものの採算性は技術以外の要素によるところが大きい。このため、リンの回収と再利用に先進的に取組んでいる欧州では、肥料法の改正も含めた様々な政策支援が行われるようになってきている。 本講演では、リン回収・再利用事業に関する国内外の最新動向について解説するとともに、わが国においてリン回収・再利用事業をビジネスとして成り立たせるための課題と戦略について述べる。
1.リン回収・再利用をめぐる世界の動き
(1)リン回収・再利用技術開発の最新動向
(2)国内外のリン回収・再利用事業の成功例
2.リン回収・再利用事業化の課題と展望
(1)欧州における政策支援
(2)日本における事業化の課題
(3)リン回収・再利用のためのビジネス戦略
3.質疑応答・名刺交換
Ⅱ.下水からのリン回収・資源化技術の現状と動向
(株)日水コン 中央研究所 首席研究員
村上孝雄 氏
将来的な枯渇が懸念されるリン資源の持続可能な利用は喫緊の課題となっている。このため、様々な分野でリン回収・再利用技術の開発が進められているが、その中でも下水や下水汚泥を対象としたリン回収については比較的早くから研究が行われ、既にいくつかの回収技術は実用化・導入に至っている。 本講演では、下水からのリン回収について、基本的な事項からリン回収技術、リン回収事業の現状、最新の動向と今後の展開について紹介する。
1.下水道とリン
2.下水処理・汚泥処理プロセスにおけるリンの挙動
(1)水処理プロセス
(2)汚泥処理プロセス
3.下水からのリン回収技術
(1)リン回収の考え方
(2)各種回収技術
(3)リン回収事業実施状況
(4)経済性
4.今後の展開
5.質疑応答・名刺交換
Ⅲ.当社リン回収技術とISO活動のかかわり
Hitz日立造船(株)
事業企画・技術開発本部 戦略企画部
製品戦略グループ長
大地佐智子 氏
汚泥再生処理センターでは資源回収が義務付けられており、多くの技術開発が行われている。資源回収の一つとしてリン回収があるが、汚泥再生処理センターへの搬入物性状によっては、適用が困難なことがある。今回は、本課題の解決方法の一つとして、汚泥可溶化とリン回収を組み合わせた技術を中心に説明する。 一方、海外に目を転じると、リン回収技術・事業の展開は、ほとんど進んでいない。リン回収の普及を目指し、現在、汚泥の廃棄・再利用に関する国際規格策定が進められている。その作業は終盤を迎えており、わが国の多くの技術が記載される見通しである。本活動の意義および最新の状況を報告する。
1.汚泥再生処理センターにおけるリン回収
(1)概要
(2)汚泥可溶化と組み合わせたリン回収技術
2.リン回収技術のISO化
(1)戦略としての国際規格
(2)ISO/TC275の概要
(3)栄養塩および無機物回収に関するISO規格の概要
3.質疑応答・名刺交換
Ⅳ.メタン発酵汚泥を対象とするリン回収実設備導入によるプラントメリット
水ingエンジニアリング(株)
技術・開発本部 開発統括 研究開発センター
開発二課 副参事
萩野隆生 氏
下水処理に代表される有機性廃水処理プラントにおいて、廃水中のリン成分を肥料原料としてリサイクル可能な形態で回収することで廃水処理プラント全体として得られる多くのメリットがあります。回収リンの化成肥料としての売却益のみならず、リン除去用薬剤軽減、スケールトラブル抑制、及び有償廃棄物量軽減等、プラント全体のランニングコスト削減効果が実プラントで実証されておりそれらをご紹介します。
1.下水消化汚泥を対象とするリン回収プラントの特徴
2.2013年から現時点までの運転実績
(1)リン除去・回収性能
(2)回収リンによる作物生産
(3)プラント全体の便益評価
3.今後の展望
(1)FIT案件増加との関連
(2)民間系食品加工工場への適応
4.質疑応答・名刺交換
Ⅴ.下水汚泥焼却灰からのリン酸製造に関する国内外の技術動向
一般社団法人リン循環産業振興機構
事務局 プロジェクト研究会担当
用山徳美 氏
リン酸は農業・製造業など多くの分野で不可欠な基礎薬品ですが、原料のリン鉱石は我が国にはないのですべて海外に依存しています。下水汚泥焼却灰のリン賦存量は原料のリン鉱石に匹敵し、これを原料にリン酸液を製造できれば、リン酸液の国内自給が可能になります。 本講演では、焼却灰からのリン酸製造について、国内の実績とヨーロッパの技術動向を紹介し、現状の技術課題について概説します。
1.リン酸の用途と製造方法
2.原料リン鉱石と下水汚泥焼却灰の比較
3.リン酸製造プラントでのリン鉱石の一部代替使用の実例
4.焼却灰からの燐酸製造についてヨーロッパの技術動向
5.リン酸中の金属の分離技術
6.焼却灰からのリン酸製造の事業化の技術課題
7.質疑応答・名刺交換
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2019年10月16日(水)開催
~排水・汚泥からを中心とした~
「リン回収・再利用事業と技術及び適用動向」セミナー
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担当は松浦でした。
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