2020年4月24日(金)開催「排水・汚泥処理における化学反応と生物利用の基礎から応用」セミナーのご紹介!
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◆本日ご紹介セミナー◆
2020年4月24日(金)開催
-受講者の事前ご質問・ご要望に対応する-
「排水・汚泥処理における化学反応と生物利用の基礎から応用」セミナー
http://www.tic-co.com/seminar/20200405.html
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少し前のことですが、滋賀県甲賀市信楽町に行ってきました。
目的はもちろんNHKの連続テレビ小説『スカーレット』の舞台・信楽での陶芸体験✨
今回伺った『宗陶苑』では、
のぼり窯で作品を焼いてもらうことができます。
せっかくなのでのぼり窯で焼いてもらうことにしたのですが、
焼き上がりは9月頃になるのだとか💥
こんなにも時間がかかるのには理由があるそうで、
スタッフの方のお話を要約すると…
約40日かけて窯に作品を並べ、
約7日間の窯焚き、それが終われば約3日間冷まし、10日以上かけて作品を取り出します。
その後、すぐに窯焚きができるわけではありません。
傷んだ内壁の補修をし、新たな耐火用の泥を打ち、整え、
床に敷いた砂がカチカチに固まっているので、たたいて割って、入れ換える…
気が遠くなるような作業の多さに驚きました。
今回は湯呑に挑戦しました。
ちぎって、丸めて、叩いて、伸ばして…
作業をしていると心が落ち着きます。
のぼり窯で焼く作品には釉薬を使用しないので、
どんな色がつくのかは焼きあがってからのお楽しみです。
最後にのぼり窯を見学。
ちょうど窯焚きの真っ最中。
スタッフの方曰く、窯焚きを見られるのはとてもラッキーなのだそう。
近付いてみると、火が燃える音が聞こえます。
パチパチともゴウゴウとも違う表現しにくい音ですが、感動しました!
焼き上がりはまだまだ先ですが
首を長~くして待っていようと思います。
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さて、本日は4月開催セミナーをご紹介です!
2020年4月24日(金)開催
-受講者の事前ご質問・ご要望に対応する-
「排水・汚泥処理における化学反応と生物利用の基礎から応用」セミナー
★本セミナーでは、排水・汚泥処理における物理・化学反応及び生物利用を中心にした基礎知識と除去・処理
方法について、理論のみならず実際のところを、実務経験豊富な寺嶋講師にわかりやすく解説頂きます。
●講 師
北九州市立大学
国際環境工学部 エネルギー循環化学科 准教授
博士(学術)、環境計量士(濃度関係)
(元)栗田工業(株) 開発本部 装置開発第二グループ
第一チーム 主任研究員
寺嶋光春 氏
●プログラム
Ⅰ.排水処理を理解するための基礎知識
1.水質規制と排水処理に関係する法規の動向
2.排水処理法の原理と特徴
(1)生物学的処理法と物理・化学的処理法
~自然の浄化機能、有機処理プロセスの例~
3.排水処理に必要な微生物の基礎知識
(1)COD(Chemical Oxygen Demand;化学的酸素要求量)と
BOD(Biochemical Oxygen Demand;生物化学的酸素要求量)
~CODMnとCODCr、CODの測定方法と結果への影響要因、
BOD5の測定方法と分析例、様々なBOD、自動化・機器分析~
(2)活性汚泥の構成員と浄化に関する生物相
~活性汚泥処理における生物相、水処理の微生物~
(3)有機物の代謝と有機物除去
~エネルギー生産と細胞合成~
(4)有効な微生物の増殖
~活性汚泥処理、汚泥の濃縮性~
4.排水処理に必要な化学の基礎知識
(1)化学反応
~化学反応の起こり方、反応速度と触媒~
(2)pHとORP
~排水の中和と中和曲線、酸化還元反応と酸化還元電位(ORP)、
pHと酸化還元電位、pH-pe線図~
Ⅱ.生物学的処理の基礎と処理方法
1.運転管理に必要な微生物特性の基礎知識
(1)各種微生物の特徴に基づく処理の分類
~生物学的処理の分類、有機物、窒素やリンの除去に関わる微生物、
好気条件と嫌気条件~
(2)微生物の特徴を活かすための環境維持
~微生物活性に及ぼす各種環境の影響~
2.好気性微生物による有機物の除去方法
(1)浮遊法
~標準活性汚泥法、活性汚泥法の汚泥濃縮と返送、バルキング汚泥、
膜式活性汚泥法、汚泥濃度の上昇と溶解性能の低下~
(2)生物膜法
~散水ろ床法、回転円盤法、接触曝気法、流動担体法~
(3)好気性微生物への酸素供給
~水処理微生物への酸素供給、各種散気方法の特徴と問題点~
3.嫌気性微生物による有機物の除去方法
(1)標準メタン発酵法
~嫌気性消化における温度の影響、嫌気性消化の種類、標準メタン発酵処理プロセス~
(2)上向流スラッジブランケット法(UASB;Upflow Anaerobic SludgeBlanket)
~UASB装置、UASBとEGSB(Expanded Granular SludgeBed)、
海外のメーカーのUASB装置とEGSB装置~
4.生物学的窒素除去
(1)硝化と脱窒
(2)浮遊法
(3)生物膜法
5.生物学的リン除去
(1)活性汚泥のリンの過剰摂取とリン除去
(2)生物的脱窒脱リン法(A2O法)
(3)MAP(燐酸マグネシウムアンモニウム)晶析法
6.最近の生物学的水処理装置
(1)高負荷2段活性汚泥法
(2)オゾンによる有機汚泥の減量
(3)微生物の食物連鎖を利用した汚泥減量システム など
Ⅲ.物理・化学的処理の基礎と処理方法
1.固液分離の原理と操作
(0)固液分離の種類
(1)沈降速度と沈降速度分布
~球形粒子の沈降速度と抵抗係数、粒子の種類と沈降速度の例、
粒子径と沈降速度、沈降速度の測定~
(2)水面積負荷
(3)沈降分離装置
~理想沈殿池の除去率、沈殿池の流れの特徴、横流式沈殿池、放射流沈殿池、
上向流式沈殿池、傾斜板による沈降促進、傾斜板沈殿池~
(4)浮上分離装置
~浮上分離、円形浮上槽、横流式浮上槽、適用試験~
2.物理・化学的処理の基本操作
(1)中和
~中和処理、中和剤、緩衝指数、金属イオンの溶解度、pH制御~
(2)イオン交換樹脂
~イオン交換による排水処理、イオン交換体の分類、
キレート樹脂、イミノジ酢酸型キレート樹脂、ポリアミン型キレート樹脂~
(3)活性炭吸着
~活性炭吸着による排水処理、活性炭の形状と装置、固定床吸着塔、
移動層吸着塔、流動層吸着塔、活性炭による吸着の一般的特徴、
分子量と活性炭吸着量の関係~
(4)分解
~オゾンによる酸化、オゾン酸化による有機物の除去~
(5)紫外線照射
~紫外線照射による殺菌、紫外線の波長と殺菌効果、殺菌方法の比較、UVオゾン酸化法、
紫外線とオゾンによるヒドロキシラジカルの生成~
3.有害物質の処理法
(1)重金属類(カドミウム、鉛、六価クロム、水銀、砒素)
~アルカリ沈殿法、HDS法(High Density Solid)、重金属沈殿に及ぼすキレート剤の影響、
二クロム酸イオンとクロム酸イオン、還元-水酸化物沈殿法、六価クロムの活性炭処理、
水銀捕集剤、水銀の活性炭処理、砒素の共沈処理~
(2)非重金属類(シアン、フッ素、ホウ素、セレン)
~アルカリ塩素法、オゾン酸化、2段沈殿法によるフッ素の除去、フッ素回収装置、
ホウ素処理、セレン処理~
(3)難分解性有機物質
~有機化合物の処理~
4.排水処理における流体挙動の基礎(数値流体解析の特徴と排水処理装置への活かし方)
~排水処理装置の処理性能への流動挙動の影響、排水処理装置の混相流体と循環流、
各種排水処理装置における適用例~
Ⅳ.質疑応答(適宜)
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2020年4月24日(金)開催
-受講者の事前ご質問・ご要望に対応する-
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http://www.tic-co.com/seminar/20200405.html
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担当は関でした。
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