2020年8月25日(火)開催「海外の電気事業者における電力先物を用いたヘッジ取引事例とわが国への示唆および電力事業制度の更なる改革・各種新市場の概要と事業者の法務・契約実務への影響」セミナーのご紹介!
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◆本日ご紹介セミナー◆
2020年8月25日(火)開催
「海外の電気事業者における電力先物を用いたヘッジ取引事例とわが国への示唆および
電力事業制度の更なる改革・各種新市場の概要と事業者の法務・契約実務への影響」 セミナー
https://www.tic-co.com/seminar/20200810.html
※本セミナーは、プログラムⅠ.のみ会場での受講またはライブ配信での受講も可能です。
・ライブ配信受講ご希望の方は、お申込時に通信欄にその旨ご記入をお願い致します。
・ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
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川端龍子(かわばた りゅうし)(1885年<明治18年>-1966年<昭和41年>)
『佳人好在』(1913年<大正2年>)京都国立近代美術館蔵
夏の時季、高温多湿の日本では、昔から夏をなるべく快適に過ごす工夫が施されてきました。
部屋の襖(ふすま)や障子を取り外して簾(すだれ)を吊ったりして風通しをよくしたり、また縁側に風鈴を下げ、音から涼感を得たりしてきました。
今回はそんな夏座敷を詠んだ句を選びました。
建築様式の変化で現代は部屋の開口部が少なくなり、昔の風情、開放感は少なくなりましたが、先人達の句で涼感を味わってください。
コロナ対策からも夏座敷は有効な夏の過ごし方です。
山も庭も動き入るるや夏座敷
松尾芭蕉(まつお ばしょう) (1644-1694)
行く雲を寝て居て見るや夏座敷
志太野坡(しだ やば) (1663-1740)
松蔭や寝蓙一つの夏座敷(寝蓙=ねござ)
小林一茶(こばやし いっさ) (1763-1828)
御仏にともしび二つ夏座敷
高野素十(たかの すじゅう) (1893-1976)
夏座敷空気を踏んで通りけり
林翔(はやし しょう) (1914-2009)
あたらしき籠の竹の香夏座敷
森澄雄(もり すみお) (1919-2010)
物置かぬことに徹して夏座敷
稲畑汀子(いなはた ていこ) (1931-)
私も詠んでみました。
若おかみ髪に珊瑚や夏座敷(珊瑚=さんご)
白井芳雄
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さて、本日も8月開催セミナーをご紹介!
2020年8月25日(火)開催
「海外の電気事業者における電力先物を用いたヘッジ取引事例とわが国への示唆および
電力事業制度の更なる改革・各種新市場の概要と事業者の法務・契約実務への影響」 セミナー
です!
★本セミナーでは、午前(プログラムⅠ)に、自由化で先行する海外(とくに欧州)電気事業者における先物取引の具体的事例やファイナンス理論ならびに、日本の電力先物市場の基本的なヘッジ機能、同市場を活用するための留意点等について、午後(プログラムⅡ)には、容量市場、非化石価値取引市場等の新たな市場や分散型電源の導入に向けた環境整備などの制度改正を踏まえ、発電事業者・小売電気事業者その他の関係事業者の法務・契約実務への影響と対応について、それぞれ詳説頂きます。
★Ⅰ部のみ、Ⅱ部のみのご受講も受け付けております。
★Ⅰ部のみライブ配信受講可:会場または会社・自宅などライブ配信のいずれかでご受講頂けます。
●プログラム
Ⅰ.海外の電気事業者における電力先物を用いたヘッジ取引事例とわが国への示唆
一般財団法人 電力中央研究所
社会経済研究所 主任研究員 遠藤 操 氏
【講演要旨】
2019年9月に電力先物が東京商品取引所に試験上場された。取引量が急増している卸電力スポット市場のリスク回避手段として、今後の取引拡大が期待されている。わが国では、将来の不確実なスポット取引価格を、ある1回の先物取引で固定することがヘッジ取引と考えられがちだが、海外のヘッジ取引事例をみると、ヘッジ目的や市況に応じて時間を掛けて取引を繰り返すダイナミックなものであることが多い。ダイナミックな取引を行うことで、①取引価格を固定したうえでさらなる収益機会も追求すること、②需要変動に伴うヘッジ数量の変化に対応すること、③利益が出にくい電源(スパーク・スプレッドがゼロ付近のガス火力等)にも収益機会を見いだすこと、などのニーズに応えることが可能になる。
本講演では、自由化で先行する海外(とくに欧州)の電気事業者が、上記のようなニーズをふまえてどのように先物取引を行っているのか、具体的事例とともに解説し、その背後にあるファイナンス理論等を説明する。つぎに、日本の電力先物市場の基本的なヘッジ機能を解説し、わが国の電気事業者が同市場を活用するうえでの留意点等を示す。
1.欧州の先物・先渡し市場
(1)先物・先渡しの比率
(2)取引量と事業者のヘッジ比率
2.欧州事業者のヘッジ戦略
(1)自社需要を優先する事業者のヘッジ戦略
(2)市場取引を優先する事業者のヘッジ戦略
①発電事業者
a)電源のオプション価値
b)フォワード・ヘッジ
c)Make or Buy
d)ダイナミック・フォワード・ヘッジ
e)デルタ・ヘッジ
②小売事業者
a)フォワード・ヘッジ
3.日本の電力先物市場
(1)基本的なヘッジ機能
(2)日本と欧州の先物市場の違い
(3)代替手段:様々な相対卸契約
4.質疑応答・名刺交換
Ⅱ.電力事業制度の更なる改革・各種新市場の概要と事業者の法務・契約実務への影響
西村あさひ法律事務所
パートナー弁護士 松平定之 氏
【講演要旨】
電気事業については、2016年の小売全面自由化後も、競争環境の整備、電源確保、脱炭素等の複合的目的の下、容量市場、非化石価値取引市場等の新たな市場の導入や、分散型電源の導入に向けた環境整備などの制度改革が継続されている。本セミナーでは、これらの制度改正の概要を踏まえ、発電事業者・小売電気事業者その他の関係事業者の法務・契約実務への影響と、必要な対応について解説を行う。
1.容量市場の概要と事業者への影響
(1)容量市場の概要と発電事業者・小売電気事業者への影響
(2)容量市場の導入に伴うPPAの見直し
2.非化石価値市場の概要と事業者への影響
(1)非化石価値市場の発電事業者・小売電気事業者への影響
(2)非化石価値・ゼロエミ価値・環境表示価値・特定電源価値の整理
(3)各種環境価値・特定電源価値の販売方法の規制
3.分散型電源の導入に向けた規制環境整備
(1)アグリゲーターの電気事業法上の位置付け
(2)電気計量制度の合理化
(3)卒FIT・非FIT電源に関する契約実務
4.FITからFIPへ~再エネ特措法の改正の概要~
5.託送料金負担見直しと関連事業者の法務対応
6.質疑応答・名刺交換
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2020年8月25日(火)開催
「海外の電気事業者における電力先物を用いたヘッジ取引事例とわが国への示唆および
電力事業制度の更なる改革・各種新市場の概要と事業者の法務・契約実務への影響」 セミナー
https://www.tic-co.com/seminar/20200810.html
●受講料
◆1日受講(プログラムⅠとⅡ) 44,000円【1名につき】
(同時複数人数お申込みの場合1名につき38,500円)
(ⅠとⅡで受講者が違う場合でも可)
◆プログラムⅠのみ受講 33,000円【1名につき】
(同時複数人数お申込みの場合1名につき27,500円)
◆プログラムⅡのみ受講 22,000円【1名につき】
(同時複数人数お申込みの場合1名につき16,500円)
※上記全て、テキスト代、消費税を含む。
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本日は白井芳雄が担当いたしました。
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