2021年2月17日(水)開催「CO2有効利用技術と開発・事業動向」セミナーのご紹介!
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◆本日ご紹介セミナー◆
2021年2月17日(水)開催
「CO2有効利用技術と開発・事業動向」 セミナー
https://www.tic-co.com/seminar/20210214.html
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
・ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
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冬の夜の白川郷
今回取りあげる季語は「冬の夜」「寒夜」。
寒さの厳しい冬の夜。
秋の夜長といわれますが、冬の夜はさらに長く、ものさびしさがあります。
人も動物たちも動きをひそめる季節で、まして夜であれば、人とのつながりの温かさを他の季節より一層恋しく思い、それができないと辛さもひとしお。
コロナ禍で思い通りに会えない昨今は、寒気がさらに厳しく感じられる冬の夜です。
冬の夜を真丸に寝る小隅かな(真丸=まんまる)
小林一茶(こばやし いっさ) (1763-1828)
富士に映えし日は冬の夜に落ち込みぬ
渡辺水巴(わたなべ すいは) (1882-1946)
戯曲よむ冬夜の食器浸けしまま
杉田久女(すぎた ひさじょ) (1890-1946)
寒の夜の一間ばかりは明うせよ(明う=あこう)
中村汀女(なかむら ていじょ) (1900-1988)
乗りすごし降りたる駅の唯寒夜
相馬遷子(そうま せんし) (1908-1976)
キヤラメル買って寒夜故なく淋しめる
岡本眸(おかもと ひとみ)(1928-)
明日香村字大耳の冬の夜
坪内稔典(つぼうち としのり) (1944-)
私も詠んでみました。
笛吹きケトル淋しき寒夜賑わせり
白井芳雄
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さて、本日も2月開催セミナーをご紹介!
2021年2月17日(水)開催
「CO2有効利用技術と開発・事業動向」 セミナー
です!
★本セミナーでは、二酸化炭素の各種有効利用に関する技術開発および事業の最新動向、今後の展望について、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
●プログラム
Ⅰ.CCUSを取り巻く環境と東芝の取組み
東芝エネルギーシステムズ(株)
パワーシステム事業部 パワーシステム技術・開発部 CO2分離回収開発・拡販グループ マネジャー 岩浅清彦 氏
石炭火力発電所や様々な産業セクター等から排出されるCO2削減方式としてのCCUS技術は地球温暖化防止の切り札と言われている。 しかしながらこの有望な技術には克服しなければならない課題も多い。 本講演ではCCUS技術の普及に必要な取り組みは何か、そして東芝の進めるCO2回収技術開発と事業化開発を合わせて紹介する。
1.CCUS技術の必要性とその適用
2.CCUSの普及に必要なファクターとは?
3.東芝のCO2回収技術開発状況
:三川パイロットプラント
4.東芝のCO2回収事業開発状況
:Feasibility Study &建設実績
5.質疑応答・名刺交換
Ⅱ.新たな鉄鋼スラグ処理法によるCO2有効利用
早稲田大学 理工学術院 教授 中垣隆雄 氏
鉄鋼生産時に副生するスラグはほぼ全てが合理的に利用されており、これまでもCO2排出削減に寄与してきた。本講演は、溶融状態のスラグを起点とした新たな処理法によってCO2を固定化し、骨材等の利用によって従来よりもさらにCO2削減可能な技術について紹介する。
1.カーボンリサイクルと無機固定の位置づけ
2.無機固定のポテンシャル
3.スラグ利用の現状
4.技術開発の視点
5.スラグの分離と炭酸塩化の技術
(1)従来技術と新技術
(2)遠心分離法と超徐冷法
(3)気固接触法
6.質疑応答・名刺交換
Ⅲ.CO2を利用した再生可能エネルギーの燃料化技術 ~炭素循環社会を目指して~
Hitz日立造船(株)
機械事業本部 産業装置ビジネスユニット 地球環境ビジネス開発推進室長 泉屋宏一 氏
脱炭素化社会実現のために、25年前からCO2を再エネ水素を用いてカーボンニュートラルなメタンを合成し、循環利用するための研究開発を行ってきた。近年、CO2の循環利用において重要な技術として評価を受けるようになり、欧州でPtSNGという技術分野を生み出すまでに成長してきた。日本国内でも2050年CO2排出実質ゼロを目指し、カーボンリサイクルならびにCCU実現へ取り組みが一層加速している。これまでから現在に至るまでの技術開発の取組みを紹介する。
1.Power to Gas(再生可能エネルギーから燃料ガスを作ること)と最近の動向
2.グローバルCO2リサイクル
3.再エネからの水素変換技術
4.再エネ水素を用いたCO2のメタン変換
5.今後の展開
6.質疑応答・名刺交換
Ⅳ.Co-Creation Circular economy(共創する資源循環社会)
佐賀市役所 企画調整部 バイオマス産業推進課長 江島英文 氏
佐賀市では、バイオマス資源の域内有効活用やカーボンリサイクルなどをキーとして、無理のない自然体で取組むことのできる資源循環経済を国内外のステークホルダーと共創しております。
1.バイオマス産業都市さが
2.清掃工場カーボンリサイクル事業
3.下水浄化センターの資源循環
4.藻類産業創出
5.カーボンリサイクルの新たな役割
6.全ての人に共感される事業を目指して
7.質疑応答・名刺交換
Ⅴ.水素を用いた省エネルギーCO2回収と有効利用技術開発
名古屋大学大学院工学研究科 助教 町田 洋 氏
CO2分離回収プロセスとCO2還元プロセスと統合することで、CO2分離回収に必要なエネルギーの削減を可能とする”H2ストリッピング再生プロセス”を開発した。これまでの吸収液開発、プロセス開発に関して紹介する。
1.CCUS技術に関して
2.吸収液の開発
3.プロセスの開発
4.エネルギー評価
5.今後の展開
6.質疑応答・名刺交換
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2021年2月17日(水)開催
「CO2有効利用技術と開発・事業動向」 セミナー
https://www.tic-co.com/seminar/20210214.html
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本日は白井芳雄が担当いたしました。
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