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2021年7月16日 (金)

2021年8月19日(木)開催「バイオマス発電燃料に関する事業と混焼を含めた技術開発・適用動向」セミナーのご紹介!

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◆本日ご紹介セミナー◆

2021年8月19日(木)開催

「バイオマス発電燃料に関する事業と混焼を含めた技術開発・適用動向」
~講師5名(イーレックス、電力中央研究所、
           住友重機械工業、IHI、東北発電工業)から詳説~ セミナー

https://www.tic-co.com/seminar/20210815.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

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前回より名画を1点取りあげ、その作品が表現しているテーマを詠んだ句を紹介しています。

第2回もフィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)の作品で≪タンギー爺さん≫です。

 

Van Gogh - Portrait of Pere Tanguy 1887-8 
1887年夏|油彩、キャンバス|92 × 75 cm|ロダン美術館 パリ


彫刻家ロダンが所有していた作品。

モデルのタンギー爺さんは小規模ながらも画廊と画材店を営む変わり者ですが、心の広い人物で、売れない画家の絵と絵具を交換していました。

そのため、ゴッホやセザンヌ、ベルナールたちの絵が増えすぎて妻を怒らせるほどでした。

それらの絵をセザンヌの作品は50フランで、ゴッホの作品はわずか20フランで売っていました。

浮世絵を背景にしたタンギー爺さんの肖像をゴッホは3点描いています。

この作品ではタンギー爺さんを慈悲深い存在として描き、背後の富士山もその精神的なオーラを示すように表現されています。

ちなみに背景右上部分の「桜」はメルマガで取りあげていた歌川広重の『五拾三次名所図会』の「石薬師」の「桜」が描かれています。

タンギー爺さんは風変わりなオランダ人画家、ゴッホを忘れることはなく、4年後のゴッホの葬儀にも数少ない参列者の1人として加わっています。

タンギー爺さん、知人のK氏に風貌がよく似ています。

ここでは「爺」を使用した句を選びました。
 

 

昔爺と婆と住みけり桃の花(婆=ばば)
正岡子規(まさおか しき) (1867-1902)
季語<桃の花>で晩春

 

花むしろ踊れる婆々に爺不興
河野静雲(こうの せいうん) (1887-1974)
季語<花むしろ>で晩春

 

炬燵出づればすつくと老爺峰に向ふ(老爺=ろうや)
加藤知世子(かとう ちよこ) (1909-1986)
季語<炬燵>で三冬

 

子守爺いままでゐたる茂かな(茂=しげり)
飯島晴子(いいじま はるこ) (1921-2000)
季語<茂>で三夏

 

爺と婆手つなぎ四万六千日(四万六千日=しまんろくせんにち、七月九日、十日の観音様の縁日。この日に参詣すると四万六千日詣(もう)でた分と同じ功徳(くどく)があるといわれる。)
菖蒲あや(しょうぶ あや) (1924-2005)
季語<四万六千日>で晩夏

 

掘りて昏れぬ爺もろとも八つ頭(昏れぬ=くれぬ)(八つ頭=やつがしら、里芋の一種で親芋と子芋がくっついていて、頭が八つ集まっているように見えることからこの名があります。)
山田みづえ(やまだ みづえ) (1926-2013)
季語<八つ頭>で三秋

 

なめとこ山の熊突爺について行く(熊突=くまつき、冬眠中の熊を穴の入り口まで誘い出して、槍のようなもので突き殺す狩猟法。宮沢賢治の童話「なめとこ山の熊」は熊捕り名人となめとこ山の熊との交流が美しくもかなしく描かれています。)
夏井いつき(なつい いつき) (1957-)
季語<熊突>で三冬



私も詠んでみました。

 

 



池替え盆爺をこの世へ引き上ぐる
白井芳雄
季語<池替え盆>で初秋

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さて、本日も8月開催セミナーをご紹介!
 
2021年8月19日(木)開催

「バイオマス発電燃料に関する事業と混焼を含めた技術開発・適用動向」
~講師5名(イーレックス、電力中央研究所、
           住友重機械工業、IHI、東北発電工業)から詳説~ セミナー

です!

 
★本セミナーではバイオマス発電燃料に関して、バイオマスを輸入する発電事業者の立場からみたオペレーション事例、事業安定化、持続可能性確保への取組み、バイオマスの炭化燃料化技術の動向・発電利用評価技術、EFB・OPTペレット開発の取組み、ボイラによるバイオマス/廃棄物系燃料の発電・混焼事例及び腐食・灰付着対策とその評価などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
 

●プログラム
 
Ⅰ.輸入バイオマスを燃料とした発電事業

イーレックス株式会社 経営企画部長 上手大地 氏
 
 2013年からPKS専焼発電を運営し、将来的に年間100万トン以上のバイオマスを輸入する発電事業者の立場から、オペレーション事例と事業安定化、持続可能性確保への取り組みについて紹介する。

 1.当社のバイオマス発電所について
  (1)会社概要
   ・当社発電所の紹介、オペレーション
  (2)PKS調達の現状
   ・PKSの需給
   ・運転への影響、要求品位
 2.事業安定化の取組み
  (1)投資リスクとその対応
   ・契約条件のポイント
  (2)制度変更とその対応
   ・持続可能性確保への取組み
  (3)今後の課題
 3.その他(新しいバイオマス、再エネ電力の活用)
   ~ソルガムの可能性、CO2ゼロ電力など~
 4.質疑応答・名刺交換
 

Ⅱ.バイオマスの炭化燃料化技術の動向と発電利用評価技術

一般財団法人 電力中央研究所
エネルギートランスフォーメーション研究本部 研究統括室 上席研究員 市川和芳 氏
 
 石炭火力発電所におけるCO2排出量削減の観点から、バイオマスと石炭の混焼発電が進められている。本講演では、バイオマスの混焼比率向上に向けた炭化技術の概要ならびに技術動向を解説するとともに、電力中央研究所における炭化および混焼技術に関する研究内容を紹介する。

 1.バイオマス発電の現状
  (1)バイオマス利用の動向
  (2)国内バイオマス発電と石炭混焼発電
 2.バイオマス炭化技術
  (1)バイオマス炭化技術の概要
  (2)炭化燃料利用の意義
 3.電力中央研究所の取り組み
 4.質疑応答・名刺交換
 

Ⅲ.循環流動層ボイラ技術におけるバイオマス・廃棄物燃料の発電・混焼利用と事例

住友重機械工業株式会社
エネルギー環境事業部 技術部 ボイラ基本設計グループ グループリーダー 藤井大也 氏
 
 バイオマス・廃棄物系燃料の特性と利用事例、発電・混焼利用時の課題と対策を紹介する。

 0.はじめに ~住友重機械工業(ボイラ事業の経緯及び実績)~
 1.循環流動層ボイラ技術(CFBの原理)
 2.バイオマス・廃棄物系燃料の燃料特性と利用事例
  (1)建設廃材系木質バイオマス燃料
  (2)森林系未利用木材
  (3)海外輸入バイオマス(PKS、EFBなど)
  (4)廃タイヤ燃料(非バイオマス)
  (5)廃プラスティック系燃料(RPF:非バイオマス)
  (6)農業系バイオマス燃料
  (7)その他 汚泥(高水分スラッジ)等
 3.バイオマス・廃棄物系燃料の発電・混焼利用への課題と対策
  (1)高効率利用へのアプローチ
  (2)安定運転・操業へのアプローチ
 4.質疑応答・名刺交換
 

Ⅳ.持続可能なパーム産業の実現に向けたIHIの取組み

株式会社IHI
資源・エネルギー・環境事業領域
カーボンソリューションSBU 技術センター 基本設計部 次長 大原雄治 氏
 
 プラントメーカーの知見を活用したEFB/OPTペレットの開発を中心に紹介いたします。

 1.バイオマス関連事業の紹介
 2.パーム産業の課題と解決策
 3.パーム関連バイオマス燃料の開発
 4.最後に
 5.質疑応答・名刺交換
 

Ⅴ.バイオマス/固体燃焼ボイラ(混焼を含む)における腐食・灰付着対策とその評価

東北発電工業株式会社
エンジニアリング部 技術開発研究室 主席研究員 長沼 宏 氏
 
 バイオマスやその他固体燃料の燃料ボイラ(混焼を含む)における灰付着や高温腐食機構を概説するとともに、それらの各種対策と評価・分析方法について、最新の開発技術を含めて紹介する。

 1.当社のご紹介
 2.バイオマス/固体燃焼ボイラにおける灰付着・高温腐食の現状とメカニズム
 3.灰付着・高温腐食の対策
 4.灰付着・高温腐食およびそれら対策の評価方法
 5.質疑応答・名刺交換

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

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2021年8月19日(木)開催

「バイオマス発電燃料に関する事業と混焼を含めた技術開発・適用動向」
~講師5名(イーレックス、電力中央研究所、
           住友重機械工業、IHI、東北発電工業)から詳説~ セミナー

https://www.tic-co.com/seminar/20210815.html

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本日は白井芳雄が担当いたしました。

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