2021年12月9日(木)・15日(水)開催「世界の防爆規格と認証・検定の最新動向と正しい理解・適用」セミナーの再ご紹介!
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◆本日再ご紹介セミナー◆
2021年12月9日(木)・15日(水)開催
「世界の防爆規格と認証・検定の最新動向と正しい理解・適用」セミナー
https://www.tic-co.com/seminar/20211215.html
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから
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メインデルト・ホッベマ≪ミッデルハルニスの並木道≫
1689年|油彩、キャンバス|103.5 × 141 cm|ロンドン・ナショナル・ギャラリー
今回取りあげる名画は17世紀のオランダの風景画家メインデルト・ホッベマ(1638-1709)の≪ミッデルハルニスの並木道≫です。
画家の名前は日本ではさほど知られていません。
しかし、作品はカレンダーのいずれかの月に使用されていることがあるので、どこかで目にされた方もおありになるのではないでしょうか。
ホッベマが生まれ、暮らしたオランダには「世界は神が創りたもうたが、オランダはオランダ人が作った」という言葉があります。
国土の1/4が海抜0メートル地帯であるオランダは、水と戦い、堤防を築き、干拓を繰り返し、国土を広げ、保全してきました。
ホッベマが描いたのも、オランダ人がみずから干拓し手に入れた風景です。
画面中央を地平線に向かってまっすぐに田舎道が延びています。
その両側にはヒョロヒョロと背の高いポプラが並んでいます。
前景の両側がやや暗めに抑えられているので、見る者の視線はおのずと真ん中の道を奥へとたどり、地平線上にある村にたどりつきます。
ポプラ並木の遠くの方では、銃を肩に乗せた猟師が、犬をつれてこちらに歩いてきている様子がとても小さく描かれ、いずれ猟師とすれちがうのではないかと鑑賞者に思わせる遠近法の効果を生んでいます。
前景のポプラと奥のポプラの高さがずいぶんと異なるので、ひときわ高い教会のある村までは、見た目以上の距離がありそうです。
大自然と人が飼いならした都市風景のちょうど中間地点にあたるこの田園風景には適度の安心感と解放感があります。
それは、誰もが気軽に行ってみたいと夢想できる田園の風景です。
ちなみにポプラの語源はラテン語のpopulus(人民)だそうです。
ポプラ自体は季語にはならないので、ここでは春夏秋冬順にポプラを詠みこんだ句を選びました。
芽が出るぞてっぺんに抜けポプラの木
小檜山繫子
季語<芽>で仲春
牛放つポプラの雨の明るさに
吉原文音
季語<牛放つ=牧開き(まきびらき)>で仲春
郭公やポプラ並木を行き行きて(郭公=かっこう)
高濱年尾
季語<郭公>で三夏
アイスクリームおいしくポプラうつくしく
京極杞陽
季語<アイスクリーム>で三夏
ポプラはや秋空透しはじめけり
阿部みどり女
季語<秋空>三秋
黄葉してポプラはやはり愉しき木(愉しき=たのしき)
辻田克巳
季語<黄葉>で晩秋
晴々とポプラに葉なき焚火かな
大谷碧雲居
季語<焚火>で三冬
寒夜のポプラ善意はつねにほの明し
千代田葛彦
季語<寒夜>で三冬
私も詠んでみました。
ポプラ並木果ての一点猟夫来る(猟夫=さつお、狩人のこと)
白井芳雄
季語<猟夫>で三冬
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さて、本日も12月開催セミナーを再ご紹介!
2021年12月9日(木)・15日(水)開催
「世界の防爆規格と認証・検定の最新動向と正しい理解・適用」セミナー
です!
★本セミナーでは、1日目(12/9)に防爆機器の構造とその要件、エンジニアリング及び工事・保守の要点、海外認証製品の国内検定などについて、2日目(12/15)は世界及びIECの防爆規格改定動向・注意点、ヨーロッパ、アメリカならびに各国の規格と認証取得、外国立地の国内検定機関としての注意事項や申請取り扱い、陥りやすい防爆設計NGなど、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★12月9日のみ、12月15日のみのご受講も受け付けております。
●プログラム
■12月 9日(木)■--------------------------
Ⅰ.-国際規格整合化に対応した防爆電気機器の適用について-
防爆電気機器の国際規格や構造、検定取得から正しい使用方法まで
~防爆電気機器の構造と設置要件・エンジニアリング及び、
防爆機器の国内外申請から使用まで詳細に解説~
日本認証(株) セーフティアセッサ 有山正彦 氏
令和3年8月12日に厚生労働省より「電気機械器具防爆構造規格」に関連して、防爆性能を有することを確認するための基準等についての通達が発出され、「光放射を用いる機器及び伝送システムの保護」が追加されるなど、多くの改正が行われました。 本講演では、防爆電気機器の国際規格や防爆構造の理解とそれに対する検定取得から使用方法など詳細に解説します。防爆製品の検定取得や設置に対する理解を深めたい方に最適な講演です。
■12月15日(水)■-------------------------
Ⅰ.世界の防爆規格 ~国際規格(IEC)の概要と動向~
日揮グローバル(株)
エンジニアリングソリューションズセンター
電気計装部 チーフエンジニア
IEC TC31 国内委員会 副委員長 門間 淳 氏
IEC規格による危険区域の分類(Area Classification)、電気機器の防爆方式、電気設備の設計・施工に関する防爆の基本的な考えを説明します。また、最近の改訂概要を交え、IEC規格の改訂・開発動向を紹介します。
Ⅱ.ヨーロッパにおける防爆適用規格と認証取得について
~ATEX114とIECEx05の防爆個人認証制度の紹介~
DEKRAサーティフィケーション・ジャパン(株)
防爆事業部 マネージャー
ATEX/IECEx主任監査員・防爆コンサルタント 増喜浩一 氏
ATEX防爆指令やIECEx 05のパーソナル・ライセンス制度についてご紹介します。また、ATEX/IECEx防爆システムの評価方法のご紹介、近年、日本の製造者が陥りやすい防爆設計NGについてもご案内します。
Ⅲ.グローバルな防爆認証取得について
~IECEx防爆認証をグローバルに展開する手法~
(日本・中国・韓国・台湾・ロシア・ブラジル・他)
DEKRAサーティフィケーション・ジャパン(株) 増喜浩一 氏
IEC規格の防爆設計をリファレンスとした各国、各地域の防爆認証取得方法について、最新の現場情報を交えてご紹介します。また日本の認証機関(外国立地の国内検定機関)として、検定に対する注意事項や申請取り扱い等についてもご案内します。
Ⅳ.アメリカにおける防爆適用規格の最新動向と解説
FM Approvals LLC 日本支店 代表 古賀拓洋 氏
米国に輸出する際に必須の知識であるOSHA(労働安全衛生局)によるNRTL認定制度について説明します。IECExの概要およびIECExに基づくZone制と米国特有のDivision制を比較解説します。北米における配線、FM規格に基づいた防爆電気機器認証取得についても紹介します。
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2021年12月9日(木)・15日(水)開催
「世界の防爆規格と認証・検定の最新動向と正しい理解・適用」セミナー
https://www.tic-co.com/seminar/20211215.html
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本日は白井芳雄が担当いたしました。
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