2022年4月27日(水)開催「排水処理(水処理、水回収、有価物回収)における基本技術とコスト削減の進め方と技術動向」セミナーの再ご紹介!
◆本日再ご紹介セミナー◆
2022年4月27日(水)開催
「排水処理(水処理、水回収、有価物回収)における
基本技術とコスト削減の進め方と技術動向」セミナー
~水処理プロセスの最適化、SDGsへの取組みなどを含めて~
https://www.tic-co.com/seminar/20220407.html
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから
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葛飾北斎(かつしか ほくさい)(1760-1849)『潮干狩図(しおひがりず)』1800~1849年頃 大阪市立美術館蔵
今回取りあげる名画は葛飾北斎(1760-1849)の『潮干狩図(しおひがりず)』です。
生涯で三万点を越える作品を遺(のこ)した北斎ですが、意外に重要文化財に指定されているのは少なく、この作品はそのうちの一つです。
眉をそり落とした年増(としま)の女性、桜の模様の小袖を着た年長の娘、黒地の振り袖を着た若い娘というふうに年齢差を衣装で描いています。
また、画面左の三人の無邪気に遊ぶ子供たちも微笑しい。
遠景には「富獄三十六景」を描いた北斎らしく富士山が配されています。
近景には日本画の手法を、遠景には西洋画の手法を用いているのが北斎の作品の特徴の一つです。
陰暦の三月三日、陽暦の四月八日頃は一年中で最も潮の干満の差が大きくなります。
その頃になると江戸の人々はこぞって海へ向かいました。
早朝から舟で沖へ出て潮が引くのを待ち、干潟に下りて浅蜊(あさり)や蛤(はまぐり)、逃げ遅れた鮃(ひらめ)などの海の幸を獲り、宴を催し、一日がかりで「潮干遊(しおひあそび)」を楽しみました。
行楽地は、男女が出会う場所でもありました。
歌舞伎『予話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)』では、潮干狩で賑う木更津の浜辺で、お富と与三郎が互いに一目惚れしてしまいます。
麗(うら)らかな春の日の潮干狩が運命的な出会いとなります。
ここでは花見や紅葉狩などと同じく、季節の風物詩であった晩春の季語「汐干(しおひ)」「汐干狩(しおひがり)」「潮干狩」を詠んだ句を選びました。
汐干つづけけふ品川をこゆる人
山口素堂(やまぐち そどう)(1642-1716)
ふり返る女ごころの汐干かな
大島蓼太(おおしま りょうた)(1718-1787)
汐干より今帰りたる隣かな
正岡子規(まさおか しき)(1867-1902)
汐干狩夫人はだしになりたまふ
日野草城(ひの そうじょう)(1901-1956)
突立つてゐるおとうさん潮干狩
三橋敏雄(みつはし としお)(1920-2001)
もの思ふ乙女汐干に加はらず
森田峠(もりた とうげ)(1924-2013)
まんまるくお尻濡らせり汐干狩
星野恒彦(ほしの つねひこ)(1935-)
私も詠んでみました。
土踏ずあさりを踏んで潮干かな
白井芳雄
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さて、本日も2022年4月開催セミナーを再ご紹介!
2022年4月27日(水)開催
「排水処理(水処理、水回収、有価物回収)における
基本技術とコスト削減の進め方と技術動向」セミナー
~水処理プロセスの最適化、SDGsへの取組みなどを含めて~
です!
★本セミナーでは、排水規制や取水、排水量の制限に対応できる水処理プロセス最適化の考え方を始め、具体的な排水処理技術及び水回収技術のそれぞれの最新動向とコスト削減の進め方、SDGsへの取組み、又、運転管理におけるコスト削減、有価物回収について、斯界の第一線でご活躍中の江口氏、大江氏、両講師に詳しく解説頂きます。
●講師
オルガノ(株)
技術開発本部 開発センター 副センター長 兼 企画管理部長
工学博士 江口正浩 氏
オルガノ(株)
技術開発本部 開発センター システムグループリーダー
工学博士 大江太郎 氏
●プログラム
Ⅰ.排水規制への対応と水処理プロセスの考え方
(1)排水処理とSDGs
(2)排水規制の動向
(3)排水処理プロセスの基本と新しい産業排水処理システム
(4)排水分別による排水処理の最適化
Ⅱ.排水処理技術の動向とコスト削減の進め方
1.排水処理の基本
(1)生物学的処理
(2)物理化学的処理
2.排水処理におけるコスト削減を目的とした技術動向
(1)生物学的処理
①好気性流動床式高効率生物処理
②膜分離活性汚泥(MBR)
③汚泥削減型生物処理
④流動式担体嫌気処理
(2)物理化学的処理
①高速加圧浮上装置
②高速凝集沈澱装置
3.排水処理における規制強化への対応
(1)生物処理向け栄養剤
(2)重金属捕集剤による処理
(3)高速窒素処理技術
(4)高度フッ素処理技術
(5)難分解性物質
Ⅲ.水処理装置の運転管理とコスト削減の進め方
(1)加圧浮上助剤
(2)油分分解促進剤
(3)有機性汚泥削減
(4)無機性汚泥削減
(5)凝集剤自動注入制御
Ⅳ.水回収技術の動向とコスト削減の進め方
1.水回収とSDGs
2.クーリングタワーのブロー水削減と薬剤自動注入制御
3.水回収の基本
(1)基本プロセス
(2)膜の種類と特徴(除濁膜、RO膜、NF膜)
4.水回収におけるコスト削減を目的とした技術動向
(1)膜技術の動向
(2)除濁膜
①除濁膜のファウリング対策
②高濃度SS含有水の直接膜ろ過と高回収率化
(3)RO膜
①RO膜のスケール対策
②RO膜のスライム対策と薬剤自動注入制御
(4)NF膜
①選択分離
(5)水質向上による回収水利用用途の拡大
(6)回収率向上による取水量・排水量削減
Ⅴ.有価物回収
(1)フッ素回収技術
(2)リン回収技術
(3)使用薬品回収技術
(4)金属回収
Ⅵ.熱回収技術(水熱利用システム)
Ⅶ.まとめ
Ⅷ.質疑応答(適宜)
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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2022年4月27日(水)開催
「排水処理(水処理、水回収、有価物回収)における
基本技術とコスト削減の進め方と技術動向」セミナー
~水処理プロセスの最適化、SDGsへの取組みなどを含めて~
https://www.tic-co.com/seminar/20220407.html
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本日は白井芳雄が担当いたしました。
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