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2022年10月 4日 (火)

書籍『核酸医薬品のCMC管理戦略(品質評価・不純物管理)』のご紹介!

 ◆本日ご紹介書籍◆

『核酸医薬品のCMC管理戦略(品質評価・不純物管理)
 ~出発物質・品質規格設定・DDSアプローチ・スケールアップ・特許戦略~
 ~核酸医薬品対象GLが存在しない中、何を判断基準に、どのように品質確保していくか~』

 https://www.tic-co.com/books/22stp169.html

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日めくり俳句   10月4日(火)

秋薔薇(あきばら、あきそうび)

単に薔薇といえば、開花時季としては5~6月が最盛期なので初夏の季語になります。

一季咲きはこのこの時季だけしか咲きませんが、四季咲きのものは四季を通して観賞できます。

秋涼の頃に咲くバラを「秋薔薇」といい、春や夏とは違う花のいろどりを見せてくれます。

「秋薔薇」の特徴は、花がやや小ぶりになりますが、花色が鮮やかになり、芳香が深くなることです。

そんな秋薔薇を観賞しに先週末、中之島公園のバラ園に行ってきました。

繊細な美しさと気品を具(そな)え、かすかな翳りも感じられる3種類のバラを写真と共に紹介します。

 

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①マリア カラス

写真①マリア カラス

世界で賞賛された偉大なオペラ歌手「マリア・カラス」を名を冠する、濃いローズピンクの大輪花です。

樹勢もあり、花付きもよく、その名に恥じない名品種です。

 

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②衣通姫(そどおりひめ)

写真②衣通姫(そどおりひめ)

『日本書紀』および『古事記』に登場する大変美しい女性で、その美しさが衣を通して輝くことが名の由来です。

伝説の美女の名にふさわしく神秘的な趣があり、白色の大きな花は見応えがあります。

 

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③桜貝(さくらがい)

写真③桜貝(さくらがい)

花の大きさは8センチほど、花色は少し青みがかった淡いピンク色で、名前の通り「桜貝」のようです。

花つきが良く、たくさん花をつけます。

同名の「桜貝」で、ミニチュアローズとは別の品種です。

 

ここでは仲秋の季語「秋薔薇(あきばら、あきそうび)」を詠んだ句を二句とりあげました。

 

秋薔薇や彩を尽くして艶ならず(秋薔薇=あきばら、彩=いろ、艶=えん)

松根 東洋城(まつね とうようじょう)(1878-1964)

 

もう知らぬ人の住む窓秋薔薇(秋薔薇=あきそうび)

佐瀬 はま代(させ はまよ)(1954-)

 

 

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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。

『核酸医薬品のCMC管理戦略(品質評価・不純物管理)
 ~出発物質・品質規格設定・DDSアプローチ・スケールアップ・特許戦略~
 ~核酸医薬品対象GLが存在しない中、何を判断基準に、どのように品質確保していくか~』


●編著者

小比賀 聡 大阪大学大学院薬学研究科
井上 貴雄 国立医薬品食品衛生研究所


●著者

冨田 恵麗沙 甲南大学
秋田 智香 甲南大学
川上 純司 甲南大学
伊藤 浩介 (独)医薬品医療機器総合機構
佐藤 秀昭 ルクサナバイオテク(株)
関口 光明 塩野義製薬(株)
太田 明宏 味の素バイオファーマサービス (株)ジーンデザイン
井上 聡 味の素バイオファーマサービス (株)ジーンデザイン
伊藤 俊輔 味の素バイオファーマサービス (株)ジーンデザイン
玄番 岳践 ラボコープ・ディベロップメント・ジャパン(株)
高草 英生 第一三共(株)
小崎 知広 (株)Medical Patent Research
青木 吉嗣 (国研)国立精神・神経医療研究センター
武田 伸一 (国研)国立精神・神経医療研究センター
鎌倉 稔 Alnylam Japan(株)
久保 貴弘 Alnylam Japan(株)
 

●目次

はじめに

第1章 核酸医薬品の開発動向
はじめに
1. 核酸医薬の性質
 1.1 核酸医薬の定義
 1.2 核酸医薬の分類
 1.3 核酸医薬の分子量
 1.4 核酸医薬の細胞内移行
 1.5 核酸医薬に用いられる修飾核酸
2. 核酸医薬の開発動向
 2.1 開発動向の全体像
 2.2 アンチセンス医薬の開発動向
  (1) RNA 分解型アンチセンス
  (2) スプライシング制御型アンチセンス
  (3) miRNA 阻害型アンチセンス
 2.3 siRNA 医薬
 2.4 miRNA 医薬
 2.5 アプタマー医薬
おわりに

第2章 核酸医薬品と核酸化学
はじめに
1. 核酸医薬品について
2. オリゴヌクレオチドの合成と不純物の生成
 2.1 DNA(デオキシリボ核酸)、RNA(リボ核酸)の構造
 2.2 ホスホロアミダイト法
 2.3 合成ストラテジーの概略
 2.4 ホスホロアミダイト法で使用される保護基
  2.4.1 塩基
  2.4.2 リン酸
  2.4.3 糖(2’- デオキシリボース及びリボース)
 2.5 DNA 合成の実際
 2.6 RNA の合成方法
 2.7 核酸医薬品製造に関わる不純物
  2.7.1 アミダイトの不純物
  2.7.2 リンカー由来の不純物
  2.7.3 合成反応サイクル中に生じる不純物
   ⅰ . 塩基部構造に関連する不純物
   ⅱ . リン酸構造に関連する不純物
   ⅲ . 糖部(リボース)構造に関連する不純物
3. 修飾核酸の合成
 3.1 修飾核酸の種類
  3.1.1 塩基
  3.1.2 リン酸
  3.1.3 糖(リボース)修飾
  3.1.4 その他
 3.2 修飾核酸の合成
  3.2.1 塩基
  3.2.2 リン酸
  3.2.3 糖(リボース)
おわりに

第3章 核酸医薬品の規格値設定と品質評価
第1節 核酸医薬品の品質評価に関する10年間の議論の経緯
はじめに
1. 核酸医薬品の品質に関する規制整備の経緯
 1.1 対象範囲について
 1.2 安定性
 1.3 不純物
  1.3.1 オリゴヌクレオチド類縁物質
  1.3.2 その他
 1.4 原薬及び製剤の管理
  1.4.1 確認試験
  1.4.2 定量法
  1.4.3 生物活性
  1.4.4 立体異性体
おわりに
第2節 核酸医薬品製造における出発物質の品質管理
はじめに
1. 背景
 1.1 核酸医薬品開発における議論
2. 製造工程と出発物質(SM)の定義
 2.1 製造工程と出発物質(SM)の定義
 2.2 アミダイト体に求められる不純物管理
 2.3 生産が確立されていない新規ヌクレオシド由来アミダイト体の品質設計
 2.4 リガンド及びリンカーの品質設計
おわりに
第3節 核酸医薬品の不純物と管理戦略
はじめに
1. オリゴヌクレオチド原薬の製造工程
 1.1 固相合成~切り出し工程
 1.2 精製~凍結乾燥工程
2. オリゴヌクレオチド原薬に含まれる不純物
 2.1 不純物の分類とガイドライン
 2.2 オリゴヌクレオチド由来不純物の構造
  2.2.1 ヌクレオチド間結合に関連する不純物
  2.2.2 リン酸バックボーンに関連する不純物
  2.2.3 核酸塩基構造に関連する不純物
  2.2.4 糖構造に関連する不純物
3. 不純物の管理戦略
 3.1 オリゴヌクレオチド原薬の分析法開発と不純物の群管理
 3.2 不純物管理に関する閾値の考え方
 3.3 不純物に関連する重要工程の理解
  3.3.1 出発物質に含まれる不純物の管理
  3.3.2 合成~精製工程のプロセス最適化
  3.3.3 精製フラクション選抜の重要性
 3.4 リン酸バックボーンに由来する立体異性体混合物の一貫性
 3.5 変異原性不純物の管理
おわりに

第4章 核酸医薬品 製造における工程管理とスケールアップ
はじめに
1. オリゴ核酸の合成
 1.1 固相合成機
 1.2 固相合成担体の選択
 1.3 アミダイト原料
 1.4 オリゴ核酸の合成
 1.5 脱保護
 1.6 精製
 1.7 脱塩
 1.8 凍結乾燥
2. オリゴ核酸のスケールアップ製造
 2.1 合成工程
 2.2 脱保護工程
 2.3 精製工程
 2.4 スケールアップ実例紹介
3. 工程分析(インプロセスコントロール及びモニタリング)
 3.1 合成工程
 3.2 精製工程
 3.3 脱塩工程
4. 保存安定性
 4.1 中間生成物の安定性試験
 4.2 原薬の安定性試験

第5章 核酸医薬品に必要な非臨床試験実施・留意点
はじめに
1. 核酸医薬品の非臨床試験の考え方
 1.1 アンチセンス
 1.2 siRNA
 1.3 アプタマー
 1.4 核酸医薬品の非臨床試験を考える上で留意すべき点
  1.4.1 核酸医薬品類縁物質
  1.4.2 サロゲート(代替核酸)の利用
  1.4.3 オフターゲット作用
2. 薬理試験
 2.1 動物種の選択及びサロゲートの使用
 2.2 オフターゲット作用の評価
 2.3 安全性薬理試験
3. 薬物動態試験
 3.1 生体試料中のオリゴ核酸の分析方法
 3.2 核酸医薬品の薬物動態的特徴
4. 核酸医薬品の非臨床毒性試験
 4.1 核酸医薬の非臨床毒性評価の考え方
 4.2 一般毒性試験
  4.2.1 動物種の選択
  4.2.2 サロゲートを用いる場合の課題
  4.2.3 核酸医薬品に共通の毒性(クラスエフェクト)
 4.3 遺伝毒性試験
 4.4 生殖発生毒性試験
 4.5 がん原性試験
 4.6 代謝物の毒性試験
 4.7 免疫毒性
5. 非臨床試験から臨床試験への橋渡し
 5.1 イノテルセンの非臨床及び臨床試験成績の概要
  5.1.1 非臨床試験の概要
  5.1.2 臨床安全性
 5.2 パチシランの非臨床及び臨床試験成績の概要
  5.2.1 非臨床試験の概要
  5.2.2 パチシラン:臨床安全性
おわりに

第6章 核酸医薬品の動態的特性とDDS アプローチ
はじめに
1. 核酸医薬品の薬物動態的特性
 1.1 吸収と血中動態
 1.2 分布
 1.3 代謝
 1.4 排泄
 1.5 薬物間相互作用
 1.6 免疫原性
 1.7 バイオアナリシス
2. 核酸医薬品に対するDDS アプローチ
 2.1 キャリアを用いるDDS
 2.2 化学修飾によるDDS
おわりに

第7章 核酸医薬特許の考え方と調査
第1節 核酸医薬特許の基礎
1. 核酸医薬における特許の考え方
2. 特許性
3. 要素技術と新規性
 3.1 要素技術
 3.2 新規性
4. 進歩性
5. 作用機序
6. 核酸医薬特許のクレーム表現
 6.1 配列の改変
 6.2 オープンエンド・クローズドエンド
おわりに
第2節 核酸医薬特許の調査
1. 先行技術調査の必要性
2. 特許調査の方法
3. 特許データベースを用いた調査
 3.1 特許分類
 3.2 核酸医薬品調査に用いる特許分類
 3.3 キーワード
 3.4 開発者の立場から最初に実施すべき調査
4. 配列データベースを用いた調査
 4.1 配列表とINSDC(国際塩基配列データベース)
 4.2 BLAST での検索方法
おわりに

第8章 核酸医薬品の実用化事例
第1節 デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対するエクソン・スキップ薬の開発
はじめに
1. デュシェンヌ型筋ジストロフィー
2. DMDを対象にした治療法開発の現状
 2.1 アンチセンス核酸医薬品によるエクソン・スキップ治療
 2.2 DMDを対象にしたエクソン53スキップ薬の開発
 2.3 DMDを対象にしたエクソン44スキップ薬の開発
 2.4 その他のDMDを対象にしたエクソン・スキップ薬開発の現状
3. DMDを対象にした核酸医薬品開発の課題
4. 遺伝子・細胞治療研究の展望
おわりに
第2節 siRNA 医薬の開発
はじめに
1. RNA 干渉(RNAi)と医薬品への応用
 1.1 RNAiの発見
 1.2 RNAiの原理
2. siRNA 製剤における安全性評価
 2.1 ガイドライン
 2.2 評価戦略
 2.3 動物種の選択
 2.4 用量設定
 2.5 代謝物/分解物
 2.6 不純物
 2.7 ドラッグデリバリーシステム(DDS)製剤
3. siRNA 医薬品(LNP製剤)の開発事例
 3.1 パチシランLNPの概要
 3.2 疾患及び標的遺伝子
 3.3 分子設計
  3.3.1 RNAの設計
  3.3.2 LNPの設計
  3.3.3 作用機序
  3.3.4 製剤化工程とLNP処方の最適化
  3.3.5 原薬及び製剤の管理
  3.3.6 原薬及び製剤の安定性
 3.4 LNP に関連した課題
  (1) 製剤の製造スケール変更前後における同等性/同質性
  (2) 製剤のバイアル内壁に認められる白色被膜の品質への影響
  (3) 製剤の放出試験
  (4) 注射関連反応(IRR)
4. siRNA 医薬品(GalNAc製剤)の開発事例(ギボシランの開発)
 4.1 ギボシランの概要
 4.2 疾患及び標的遺伝子
 4.3 分子設計
  4.3.1 ギボシランナトリウムの構造及び作用機序
  4.3.2 原薬及び製剤の製造工程と管理
  4.3.3 原薬及び製剤の安定性
 4.4 体内における分布
 4.5 安全性

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『核酸医薬品のCMC管理戦略(品質評価・不純物管理)
 ~出発物質・品質規格設定・DDSアプローチ・スケールアップ・特許戦略~
 ~核酸医薬品対象GLが存在しない中、何を判断基準に、どのように品質確保していくか~』

 https://www.tic-co.com/books/22stp169.html

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(担当:白井芳雄)

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