2023年4月14日(金)開催「CO2有効利用/カーボンリサイクルに関する技術開発と事業動向・展望」セミナーのご紹介
☆本日ご紹介セミナー☆
2023年4月14日(金)開催
「CO2有効利用/カーボンリサイクルに関する技術開発と事業動向・展望」
~講師5名(IHI 鎌田氏、慶應義塾大学 栄長先生、大阪ガス 大西氏、
名古屋大学 町田先生、岐阜大学 神原先生)ご登壇~
セミナー!
https://www.tic-co.com/seminar/20230412.html
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。
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日めくり俳句 3月20日(月)
蒲公英(たんぽぽ)
キク科の多年草で、春の最もポピュラーな野草です。
道端や野原など国内はもとより、世界各地に分布しています。
根は生薬として、葉や花はお浸しや天ぷらなどに用いられます。
地面に力強くへばりついたギザギザの葉と鮮やかな黄色い太陽のような花のコントラストが美しく、枯れ草に覆われた寒々しい光景に明るい春の到来を告げているかのようです。
英語名のダンディライオン(dandelion)はフランス語の「ライオンの歯」を意味する(dent-de-lion)に由来していて、ギザギザした葉がライオンの牙を連想させることによります。
「たんぽぽ」は江戸時代からの呼び名で、鼓(つづみ)を打つ擬音の「タン・ポン・ポン」が変化したとされます。
花が終ると、白い冠毛(かんもう)が球状に生じ、風に乗ってふわりふわりと飛びます。
それを「タンポポの絮(わた)」と呼び、そのさまも俳句によく詠まれています。
三春の季語です。
人々は皆芝に腰たんぽゝ黄
高浜虚子(たかはま きょし)(1874-1959)
セイヨウタンポポ
タンポポの絮(わた)
(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年4月開催セミナーをご紹介!
2023年4月14日(金)開催
「CO2有効利用/カーボンリサイクルに関する技術開発と事業動向・展望」
~講師5名(IHI 鎌田氏、慶應義塾大学 栄長先生、大阪ガス 大西氏、
名古屋大学 町田先生、岐阜大学 神原先生)ご登壇~
セミナー
です!
★本セミナーでは、二酸化炭素の各種有効利用/カーボンリサイクルに向けた技術・研究開発と事業の動向、今後の展望などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。
◎プログラム
Ⅰ.CO2の燃料および化学原料化によるカーボンリサイクルへの取り組み
株式会社IHI
技術開発本部 技術基盤センター 物理・化学グループ
主幹研究員
鎌田博之 氏
いわゆるネットゼロ社会への移行に向けて、化石資源にかわりCO2を炭素源として捉え有価物として再利用するカーボンリサイクル技術の確立が必要である。触媒を使ってCO2を燃料や化学原料などの有価物に転換するCO2転換技術についてその原理と特徴を述べる。あわせてIHIが進めているCO2のメタン化によるe-methaneの製造やフィッシャー・トロプシュ反応による低級オレフィンや持続可能な航空燃料(SAF)向けの液体炭化水素合成プロセスについて紹介する。
1.ネットゼロ社会への移行に向けた動向
2.カーボンリサイクルによるCO2転換の原理と特徴
3.IHIにおけるCO2メタネーションによるe-methane製造の取り組み
4.IHIにおける低級オレフィン類,SAF合成技術の開発
5.実装に向けた課題と展望
6.質疑応答・名刺交換
Ⅱ.ダイヤモンド電極によるCO2からの有用物質製造
慶應義塾大学 理工学部 化学科 教授
栄長泰明 氏
ホウ素をドープした導電性のダイヤモンドは、優れた電気化学特性をもち、耐久性、安定性に優れた次世代の電極材料として期待されている(ダイヤモンド電極)。ここでは、ダイヤモンド電極の特性や用途、将来展開について紹介する。特に、CO2の電解還元により、電解効率約100%でギ酸生成が可能である技術をはじめとして、CO2の有効利用に関する展開について紹介する。
1.ダイヤモンド電極とは
2.ダイヤモンド電極の電気化学特性とその応用展開
3.ダイヤモンド電極によるCO2還元
4.ダイヤモンド電極を用いたCO2電解還元システムの創製
5.質疑応答・名刺交換
Ⅲ.SOECメタネーション技術革新による都市ガスのカーボンニュートラル化への挑戦
大阪ガス株式会社 エグゼクティブフェロー
エネルギー技術研究所 SOECメタネーション開発室 統括室長
大西久男 氏
SOECメタネーション技術は、水とCO2と再エネ電力から非常に高いエネルギー変換効率でe-methane(合成メタン)を製造可能で、製造コストの大部分を占める電力必要量が水素等のグリーン燃料(非化石電力キャリア)の中でも最も少なく低コスト化ポテンシャルが高い革新的技術として期待されている。本講演では、本技術等の概要、当社の取り組み、今後の展望などについてご紹介する。
1.都市ガス原料と供給ガスの変遷、低炭素化の追求
2.カーボンニュートラルに向けた挑戦
3.メタネーションへの取組みとSOECメタネーション技術への挑戦
4.グリーンイノベーション基金事業「SOECメタネーション技術革新事業」
5.今後の展望
6.質疑応答・名刺交換
Ⅳ.プロセス統合によるCO2回収・有効利用の省エネルギー化
国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学
未来社会創造機構 脱炭素社会創造センター 准教授
町田 洋 氏
CO2回収・有効利用を想定した際のCO2回収エネルギーの省エネ化に関して、水素をCO2再生過程に供給するH2ストリッピング再生技術を紹介する。この技術は従来の吸収液、最新の吸収液双方にメリットを示し、また、吸着剤のプロセスにおいても効果を発揮する。プロセスシミュレータでの計算事例を主に紹介する。
1.CCUSに関して
2.材料とプロセスの改良
3.プロセス統合 吸収液のケース
4.プロセス統合 吸着剤のケース
5.質疑応答・名刺交換
Ⅴ.大気圧プラズマを利用する新規CO2分解・還元プロセス
国立大学法人 東海国立大学機構 岐阜大学
副学長/工学部教授
神原信志 氏
回収された高濃度のCO2分解・還元を大気圧プラズマで行った。これまで大気圧プラズマによるCO2分解率は非常に低いことが課題であったが、それを飛躍的に高めるプラズマリアクターを開発した。また、それを用いた新規なCO2分解・還元プロセスを提案する。
1.大気圧プラズマの基礎知識
(1)大気圧プラズマの発生法
(2)プラズマ内での化学反応の特徴
2.大気圧プラズマによるCO2分解
(1)実験装置
(2)CO2流量がCO2分解率に与える影響
(3)印加電圧が分解率に与える影響
(4)ギャップ長が分解率に与える影響
(5)プラズマリアクター出口ガス組成の挙動
(6)エネルギー効率
(7)類似研究との比較
3.プラズマ内CO2分解反応メカニズム
(1)プラズマ素反応シミュレーション
(2)CO2分解メカニズム
4.新規CO2分解・還元プロセスの提案
(1)新規プロセスの概要
(2)未反応CO2の炭酸塩化
(3)生成物COの利用
5.質疑応答・名刺交換
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
https://www.tic-co.com/seminar/20230412.html
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名古屋大学 町田先生、岐阜大学 神原先生)ご登壇~
セミナー!
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※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。
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