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2023年5月

2023年5月31日 (水)

2023年6月23日(金)開催「太陽光パネルのリサイクル・リユースの最新動向と展望」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年6月23日(金)開催

~講師4名:太陽電池モジュールの大量処理・廃棄に備えた~

「太陽光パネルのリサイクル・リユースの最新動向と展望 」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230615.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   5月31日(水)

卯の花腐し(うのはなくだし)  初夏の季語

ひと日臥(ふ)し卯の花腐し美しや

橋本多佳子

 

野山や川辺、垣根などで、真っ白い小花をたくさんつける卯木(うつぎ)の花は、

卯の花とも呼ばれ親しまれています。

卯月は陰暦4月の異称ですが、卯の花が咲くのは陽暦5月で、

穏やかな日も多いですが、春から夏への変わり目なので、長雨が続くことがあります。

「卯の花腐し」はそのような天候で、卯木の清らかな花を散らして降る雨のことです。

健康な人にとってはうっとうしい雨ですが、たまに臥している人にとっては、

むしろみずみずしい生気を蘇らせる雨なのかも知れません。

 

Deutzia crenata 01

卯の花

Σ64, CC BY 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年6月開催セミナーをご紹介!

2023年6月23日(金)開催

~講師4名:太陽電池モジュールの大量処理・廃棄に備えた~

「太陽光パネルのリサイクル・リユースの最新動向と展望 」

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、今後膨大な廃棄量が予測される太陽光パネル(太陽電池モジュール)のリユース・リサイクルに焦点をあて、現状・技術・課題から、サーキュラーエコノミーの視点からみた循環使用のポイント、太陽光パネル導入量と予測廃棄量、国内外におけるリサイクルの動向ならびに、各種具体的なリサイクル技術・システム・事例及び3R事業(情報管理プラットフォーム構築及びリユースパネル活用促進)、今後の展望などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣から詳説頂きます。
★講師の方々がご来場されるか、オンラインかは、急な変更もございますため、恐れ入りますが下記にてご確認下さいませ(随時更新させて頂きます)。

 

◎プログラム

Ⅰ.サーキュラーエコノミーから見たPVパネルリユース・リサイクルの動向

東北大学 名誉教授
公益財団法人 福岡県リサイクル総合研究事業化センター
センター長
中村 崇 氏

 PVパネルの循環をサーキュラーエコノミーの視点で見て、循環利用のポイントを示す。リユースとリサイクルは本来対立するものではないが、短い視点で考えると廃パネルの争奪競争を行う可能性もある。それらの点を考慮し、小さな循環と大きな循環の組み合わせ、最大の資源効率を達成する必要がある。本講演は、リユース、リサイクルの流れをスムースに結びつけるためのシステム・技術の在り方について解説を行う。
最後にリユース、リサイクルの実践例として、現在福岡県リサイクル総合研究事業化センターで行っているPVパネル保守・リサイクル協会について紹介し、これからの動きをまとめる。

 1.はじめに サーキュラーエコノミーとPVパネルの循環
 2.PVパネルのリユースの課題とリユースのための技術
 3.PVパネルのリサイクルの問題点と技術
 4.福岡県太陽光発電(PV)保守・リサイクル促進協議会
 5.まとめ これからの動向
 6.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.太陽光パネルリサイクルシステム~熱分解処理と高度選別技術

株式会社新菱
守谷大輔 氏

 使用済み太陽光パネルのリサイクル(資源循環)を促進することを目的に、廃棄された太陽光パネルの樹脂成分を熱分解処理後、素材毎に回収する高度選別技術を環境省実証事業において開発した。本システムでは高度選別により、金属(アルミ、銅、銀)は精錬会社へ素材原料として、又ガラスは高品位ガラス原料として回収、有価物として販売することが可能。環境改善効果はCO2削減量で評価し削減効果があることが確認できた。更に水平リサイクルによる資源循環率向上は、マテリアルリサイクルの観点で大変重要である。本講演ではその処理技術を紹介する。

 1.太陽光パネル導入量と予測廃棄量
 2.新菱方式太陽光パネルリサイクルシステムについて
 3.本格設備概要
 4.まとめと今後の展望
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.使用済み太陽光パネル3R事業
  (情報管理プラットフォーム構築及びリユースパネル活用促進に向けた取り組み

丸紅株式会社
本田悠一郎 氏

 丸紅では今後想定される使用済太陽光パネルの大量廃棄という社会課題の解決を目的として「太陽光パネル3R事業」に取り組んでいる。ここでは、環境省実証事業として取り組み中の「情報管理プラットフォーム構築事業」の概要、「リユースパネルの活用促進に向けた取り組み」を中心に紹介する。

 1.使用済み太陽光パネルの予測廃棄量並びに社会課題
 2.太陽光パネル3R事業の概要ご紹介
 3.情報管理プラットフォーム構築実証事業の概要
 4.リユースパネルの活用促進に向けた取り組みのご紹介
 5.当社その他取り組み紹介
 6.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.国内外における太陽光パネルリサイクルの動向【オンライン】
 ~解体装置メーカー・処理業者からみた事業展望~

株式会社エヌ・ピー・シー
土居大亮 氏

 全国各地で太陽光発電システムの設置が進む中、使用済み太陽光パネルが大量に廃棄されることが予見されます。しかしながら、パネルに使われている銀、銅、ガラスなどの有価物が回収されないまま、産業廃棄物として粉砕処理されています。
当社は2013年から太陽光パネルのリサイクル技術の開発を始め、パネル重量の7~8割を占めるカバーガラスにその他の部材が混ざらないよう、ガラスを割らずに分離する技術を開発しライン一式として提案しています。本講座では当社のリサイクル装置、リユース、リサイクル業、国内外の動向等をご説明します。

 1.国内で排出されるパネルの見込み
 2.太陽光パネルのリユース、リサイクル市場
 3.太陽光パネルリサイクル装置
 4.海外における太陽光パネルリサイクルの動向やトレンド
 5.質疑応答

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230615.html


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2023年6月23日(金)開催

~講師4名:太陽電池モジュールの大量処理・廃棄に備えた~

「太陽光パネルのリサイクル・リユースの最新動向と展望 」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230615.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年5月29日 (月)

2023年6月23日(金)開催「地域マイクログリッドと分散型電源の活用」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年6月23日(金)開催

「地域マイクログリッドと分散型電源の活用」
 ~講師4名【岐阜大学 浅野浩志 氏、関電工 野本健司 氏、
  京セラ 草野吉雅 氏、TNクロス 馬橋義美津 氏】ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230609.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   5月29日(月)

水馬(あめんぼ、あめんぼう)  三夏の季語

足のつることもありなむ水馬

大木あまり(おおき あまり)(1941-)

 

水面をすいすいと滑走する水生昆虫。

体長は4センチほどで黒くて細長い。

三対の肢(あし)のうち、うしろの二対はきわめて長く、池や沼、小川などで小昆虫を捕食します。

名前の由来は体から飴(あめ)のような匂いを発することからです。

人は体調がすぐれない時、歩き疲れた時など寝ていて、足がつることがあります。

水馬のあの動きを見て、他人(ひと)ごとながら水馬の身の上を心配している作者です。

三夏の季語です。

 

WaterstriderEnWiki

アメンボ

 

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年6月開催セミナーをご紹介!

2023年6月23日(金)開催

「地域マイクログリッドと分散型電源の活用」
 ~講師4名【岐阜大学 浅野浩志 氏、関電工 野本健司 氏、
  京セラ 草野吉雅 氏、TNクロス 馬橋義美津 氏】ご登壇~

                                   セミナー

です!

 

★電力系統と協調運用可能なマイクログリッド、自律運転可能なマイクログリッドのデザイン・運用の在り方から、各企業(関電工、京セラ、TNクロス)における地域マイクログリッド・分散型電源活用に関する取組み状況と今後の展望などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

 

◎プログラム

Ⅰ.次世代分散型電力システムとマイクログリッド

東海国立大学機構 岐阜大学高等研究院 特任教授
一般財団法人 電力中央研究所研究アドバイザー
東京工業大学 科学技術創成研究院 特任教授
浅野浩志 氏

 国内外で自家発、分散型蓄電池、EV充放電制御など分散型エネルギー資源(DER)の配電系統への連系が進んでいる。需要側・供給側の双方にメリットのある、DERを活用する配電分野の次世代化を展望し、電力系統と協調運用可能なマイクログリッド、自律運転可能なマイクログリッドのデザイン・運用の在り方を論ずる。

 1.マイクログリッドとは
 2.再生可能エネルギーとDER(分散型エネルギー資源)活用
 3.GX基本方針と次世代分散型電力システム
 4.進行する電力市場改革の動向と課題
 5.マイクログリッド導入スキーム
 6.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.いすみ市地域マイクログリッド構築事業の概要

株式会社関電工 専務執行役員
戦略技術開発本部 戦略事業ユニット長
野本健司 氏

 いすみ市地域マイクログリッドの概要とLPガス発電機を活用した関電工独自の電源システム、技術実証等について紹介する。また、今後の展開についても言及する。

 1.地点選定
 2.これまでの取り組み(マスタープラン策定)
 3.これまでの取り組み(設備構築)
 4.関電工独自の電源システム
 5.電力供給(普段づかい、大規模停電時)
 6.技術実証(産業技術総合研究所、電力中央研究所)
 7.実運用(普段づかい効果、マイクログリッドの発動)
 8.地域マイクログリッド普及拡大のために
 9.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.持続可能な再エネを活用した地域マイクログリッド実装事例と分散型電力システムの課題

京セラ株式会社
エネルギーソリューション事業部
GXビジネス開発部責任者
草野吉雅 氏

 2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、様々な地域で分散型電力システムを用いたグリーントランスフォーメーションの取組みが促進されています。京セラは分散電源を活用した新しいエコシステム構築の一つのアプリケーションとして、配電系統を用いた地域マイクログリッドを地方自治体および地域企業と協力しながら実現しました。この取組みの内容や課題、今後の事業展望についてお話いたします。

 1.京セラの挑戦
 2.需要家サイドのカーボンニュートラル
 3.Climate Techとしての地域マイクログリッド構築事業の実際
 4.分散型電力システムの重要性と課題
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.~電力危機/配電ライセンス/地域レジリエンス強化/再エネ大量導入~
  分散型電源をどう活用しマネタイズするのか

TNクロス株式会社 代表取締役副社長
馬橋義美津 氏

 昨今の電力価格高騰や自然災害に対するレジリエンス強化への要望が、分散型リソースを中心とした再エネの活用に対する期待感を強めている。 加えて、脱炭素100先行地域における“エリアでの取り組み”をはじめとする地産地消やレジリエンス強化は、ますますその傾向を加速しているといえる。 そこで、本講義では、分散電源の現状や将来像、エネルギービジネスについてユースケースも交え詳説する。

 1.脱炭素に向かう環境変化
 2.脱炭素社会を担うリソース
 3.脱炭素は地域から
 4.脱炭素世界の未来
 5.質疑応答・名刺交換

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230609.html


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2023年6月23日(木)開催

「地域マイクログリッドと分散型電源の活用」
 ~講師4名【岐阜大学 浅野浩志 氏、関電工 野本健司 氏、
  京セラ 草野吉雅 氏、TNクロス 馬橋義美津 氏】ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230609.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年5月26日 (金)

2023年6月22日(木)開催「微細藻類に関する要素技術と開発動向・展望」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年6月22日(木)開催

「微細藻類に関する要素技術と開発動向・展望」
 ~充実の講師5名(ちとせ研究所、三菱化工機、
  電源開発、東京大学、筑波大学)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230612.html

※本セミナーは、ライブ配信(Zoom)のみでの開催です。
※当日使用のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   5月26日(金)

ダービー  初夏の季語

ダービーの凱旋の鞭(むち)あをぞらへ

星野猪久子

日本中央競馬会(JRA)が主催する最もグレードが高いレースの一つ。

正式名称は「東京優駿(とうきょうゆうしゅん)」ですが、一般には「日本ダービー」と呼びます。

1780年にイギリスでダービー伯爵の提案で始まった特別レースにならい、日本の3歳馬(もとは4歳馬)の最強馬で、また、もっとも運の良い馬が勝つ栄誉あるレースとして、昭和7年(1932年)より行われています。

現在は府中市の東京競馬場芝2,400メートルで、原則として5月の最終日曜日に開催されます。

ちなみに、今年から1着本賞金は3億円です。

さて、今年はどう買うか。

JRAのCMで長澤まさみが「ウオッカ」が勝った2007年のダービーで3連複に印をつけているのでその時の3連複③⑯⑭を買ってみよう!

 

 Do Deuce Tokyo Yushun 220529c

2022.5.29 東京優駿(第89回 日本ダービー)優勝 ドウデュース 武豊

江戸村のとくぞう, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年6月開催セミナーをご紹介!

2023年6月22日(木)開催

「微細藻類に関する要素技術と開発動向・展望」
 ~充実の講師5名(ちとせ研究所、三菱化工機、
  電源開発、東京大学、筑波大学)ご登壇~

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、微細藻類の大規模生産技術と生産物の利用技術、都市型藻類バイオマス生産用フォトバイオリアクター、
 海洋微細藻類によるカーボンリサイクル型燃料/化成品生産に向けた培養技術、また高温高圧水技術による微細藻類から
 の燃料回収と残渣利用、修飾脂肪酸を合成するシアノバクテリアの作製に至るまで、斯界の最前線でご活躍中の講師陣
 から詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、HPにてご確認下さいませ。

 

◎プログラム

Ⅰ.微細藻類の大規模生産技術と生産物の利用技術の開発
  :ちとせグループの微細藻類産業構築に向けた取組みの紹介

株式会社ちとせ研究所
Tech & Biz Development Div. Senior BioEngineer 松﨑巧実 氏

 温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロにすることを目指し、世界各国で脱炭素に向けた取り組みが加速している。ちとせグループは、現在の化石資源に依存した社会構造の変革を目指し、微細藻類を利用した持続可能な社会基盤の構築を進めている。これまで10年以上に渡り、国内外で複数種の生産システム及び微細藻類種を屋内外において様々な規模で扱ってきた実績を基に、現在多数のパートナーと共に微細藻類生産施設の更なる拡大と微細藻類製品の開発、サプライチェーンの構築等に取り組んでいる。本講演では、ちとせグループが進めるこれらの取り組みの概要について紹介する。

 1.微細藻類への期待
  ・カーボンニュートラルを目指す上での微細藻類の立ち位置
  ・微細藻類の優位性
  ・微細藻類産業の拡大における課題
 2.ちとせグループの微細藻類生産技術
  ・微細藻類生産における基本的な考え方と課題解決に向けたアプローチ
  ・微細藻類生産に関するこれまでの取り組み
 3.ちとせグループの微細藻類利用技術
  ・MATSURIプロジェクトにおける微細藻類利用技術の開発
  ・その他微細藻類産業の構築に向けた取り組み
 4.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.都市型藻類バイオマス生産用フォトバイオリアクターの開発
 ~微細藻類に関連した研究開発取り組みと製品の紹介~

三菱化工機株式会社
研究開発部 開発企画課 課長 三枝 哲 氏

 カーボンニュートラルな社会の実現のため、製造機能を持ったエンジニアリング会社として、常に新しい時代のニーズに対応した装置・設備の開発に取り組む。その一つとして、クロレラの培養・生産設備の建設に携わって以来、四半世紀、微細藻類に関わる培養~収穫~オイル抽出の各工程の装置・設備の提供や開発協力などを行ってきた。今回、高濃度培養が可能な閉鎖系微細藻類生産システム「都市型フォトバイオリアクター(PBR)」を開発し、製品として提供を開始した。本講演では、この「都市型PBR」の特徴や開発について紹介する。

 1.微細藻類生産施設に関連した製品・技術の紹介
 2.微細藻類に関するこれまでの研究開発取り組み
 3.「都市型PBR」の研究開発と製品の紹介
 4.微細藻類に関する今後の展開
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.海洋微細藻類によるカーボンリサイクル型燃料/化成品生産に向けた培養技術

電源開発株式会社
技術開発部 若松研究所
バイオ・環境技術研究グループ 課長 西村恭彦 氏

 微細藻類は、カーボンリサイクル技術として位置付けられ、さらに生み出される物質にはCO2削減効果が期待されている。一方で、微細藻類の物質生産は、培養に始まり回収、精製、加工・製品化といった各工程でエネルギーを投入しなければならないため、プロセス全体から排出されるCO2量と微細藻類が固定するCO2量のバランスが重要となる。また、微細藻類がなかなか産業化に至らない理由の1つが、必要量を安定的に培養(生産)する技術が成熟していないことであると考えられる。そこで本講演では、微細藻類によるカーボンリサイクルとCO2削減を達成するために必要な考え方、及び技術要素を整理するとともに、安定的な培養技術について弊社の取り組みを紹介したい。

 1.カーボンリサイクル技術としての微細藻類
 2.屋外安定化培養技術の重要性
 3.屋外安定化培養に向けたオープン・クローズ型ハイブリッド培養技術
 4.展望
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.高温高圧水技術による微細藻類からの燃料回収と残渣利用

東京大学 大学院新領域創成科学研究科
環境システム学専攻 准教授 秋月 信 氏

 近年、微細藻類からのバイオ燃料や化学品の生産が注目されているが、その実現に向けては、微細藻類の生産技術だけでなく、プロセスの下流に位置する燃料等の回収や残渣の有効利用を可能とする技術の開発も重要である。高温高圧水技術はそれらを達成する上で有望な技術の一つであり、高温高圧状態の水が示す特徴的な反応特性や抽出特性によって、他の場では実現が困難な処理が可能となる。本講演では、高温高圧水を利用した燃料回収と残渣利用について、演者らの研究を中心に紹介する。

 1.高温高圧水を利用した反応・抽出技術について
 2.高温高圧水技術による微細藻類からの燃料回収
 3.高温高圧水技術による抽出残渣の利用
 4.質疑応答・名刺交換


Ⅴ.修飾脂肪酸を合成するシアノバクテリアの作製

筑波大学 生命環境系 教授 鈴木石根 氏

 細胞膜脂質や貯蔵脂質の主要成分である脂肪酸は、微細藻類由来の有用成分として、バイオ由来燃料や原料として期待されています。脂肪酸は、生理的な環境条件で流動性を保つため、アルキル基部分にシス型の不飽和結合を持つことが多く、この不飽和脂肪酸は、酸素による酸化を受けやすい反面、重合反応を起こすことは難しい。そこで、より酸化に強い修飾脂肪酸や、脂肪酸自体をポリマー原料として用いることができる水酸化脂肪酸の合成系を光合成生物に導入することに取り組んだので紹介する。

 1.脂肪酸不飽和化酵素の異種発現
 2.シクロプロパン脂肪酸
 3.分岐鎖脂肪酸
 4.ω-1水酸基脂肪酸
 5.質疑応答・名刺交換


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230612.html


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2023年6月22日(木)開催

「微細藻類に関する要素技術と開発動向・展望」
 ~充実の講師5名(ちとせ研究所、三菱化工機、
  電源開発、東京大学、筑波大学)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230612.html

※本セミナーは、ライブ配信(Zoom)のみでの開催です。
※当日使用のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年5月24日 (水)

2023年6月22日(木)開催「3D Model構築と配管設計の要点」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年6月22日(木)開催

 ~DX、デジタルツインへの対応を見据えた~

 「3D Model構築と配管設計の要点 」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230602.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。

 

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三曜俳句   5月24日(水)

(にじ)  三夏の季語  

夕立のあとなど、太陽と反対側の空に弧状にかかる七色の帯。

空中の水滴粒子にあたった光の屈折と分光によって生じます。

内側から紫、藍、青、緑、黄、橙、赤と並びます。

ときに外側に淡く二次虹が見え「二重虹(ふたえにじ)」と呼ばれます。

この場合は色の順序が逆さになります。

夕立のあとに現れる「虹」はさわやかで美しく、

またすぐに消えるそのはかなさが人に愛される理由の一つでしょう。

俗に「朝虹」がたてば雨、「夕虹」がたてば晴れといわれます。

「朝虹」は西に、「夕虹」は東にたちます。

ヨーロッパでは虹のイメージとして、愛や祝福、神々の使者などがあります。

三夏の季語です。

 

虹二重(にじふたえ)神も恋愛したまへり

津田清子(1920-2015)

 

Double-alaskan-rainbow.jpg

虹(画像の主虹の上部に薄く副虹が見える)アメリカ,アラスカ州エリアス国立公園

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Double-alaskan-rainbow.jpg

 

(担当:白井芳雄)

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さて、本日も2023年6月開催セミナーをご紹介!

2023年6月22日(木)開催

 ~DX、デジタルツインへの対応を見据えた~

 「3D Model構築と配管設計の要点 」

                                     セミナー

です!

 

【セミナーの狙いと内容】

従来、プラント設備の配置計画・配管設計は、2D(機器配置図、配管図、ISOME図等)にて行っていました。
しかしながら、2Dで設計できる人材の高齢化に伴い、作業要員を確保し業務遂行することが厳しい状態になっています。また、プラントを構築するための設計情報(P&IDを含むプロセスデータ、Plot Plan、配管材料基準等)の形態も、紙からデジタルへ移行しています。
現在、ネットワーク環境の高速化、PCのデータ容量の増大や処理能力が高くなったことで、3D CADの機能向上、他情報システム(インテリジェントP&ID, データベース等)の多用性が進んだことにより、デジタル環境でのプラントの計画・設計が整ってきています。
3D CADは、各社より様々なソフト(PDS, S3D, PDMS/E3D, EYECAD, AutoCAD P3D等)が提供されています。3D CADの操作方法は、それぞれのソフトで異なりますが、プラント設備の配置計画・配管設計を実施するうえで必要な設計情報の取り扱いは変わりありません。それら設計情報をどのように読み解くかを、3D Model構築手順と照らし合わせて説明します。

【習得知識】
プラントエンジニアリングの設計情報の概要、とらえ方と、3D CADでの設計のポイント

【講師の言葉】
プラントエンジニアリングにおいて、設計情報を具現化する仕事が、配置・配管設計となります。その具現化の手法として、3D CADを使用した設計手法は、プラントの設計情報の反映する時期、内容において従来の2Dでの設計手法とは違いがあります。そのポイントを設計情報と3D CADの構築手順と併せて認識することで、設計の後戻りを無くしてミス・ムダを最少とすることが可能となります。今後DXやデジタルツインへの対応が必要となることから、配管設計と3Dに関する基礎知識を高めていただきたい。

 

・講師
JFEプロジェクトワン株式会社
設計本部 空間設計部
装置・配管グループ/兼 プロジェクト本部
プロジェクト部 超高圧グループ 主管
椿 与一 氏

 

◎プログラム

1.3D CADのイベント<70分>
 ~データベースの設定、モデルレビュー、図面、データ出力等、
  3D CADにて設計を進めるうえでのイベントを解説する~

2.Plot Plan、機器配置<70分>
 ~Plot Plan、機器配置の読み取り方と、3D CADへ反映するポイントを解説する~

3.P&ID<70分>
 ~P&IDを含むプロセスデータと、3D CADへ影響を与えるポイントを解説する~

4.配管材料<70分>
 ~配管材料基準、購入品仕様書等、配管構成品を、
  3D CADのデータベースへ反映するポイントを解説する~

5.配管設計の今後(展望)<10分>

6.質疑応答(適宜)


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230602.html


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2023年6月22日(木)開催

 ~DX、デジタルツインへの対応を見据えた~

 「3D Model構築と配管設計の要点 」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230602.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。                              

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2023年5月22日 (月)

2023年6月21日(水)開催「ブラックペレット・ソルガム・早生樹・バイオコークスなど新しいバイオマス燃料に関する事業・技術開発・実証動向」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年6月21日(水)開催

 -4名【出光興産、中部電力、カーボンフロンティア機構、近畿大学】の講師がご登壇-
「ブラックペレット・ソルガム・早生樹・バイオコークスなど
         新しいバイオマス燃料に関する事業・技術開発・実証動向」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230610.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

 

●受講料

1日受講            49,940円(1名につき)(※テキスト代、消費税を含む)
午前(プログラムⅠ・Ⅱ)受講   36,300円(1名につき)(※テキスト代、消費税を含む)
午後(プログラムⅢ・Ⅳ)受講   33,000円(1名につき)(※テキスト代、消費税を含む)

 

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三曜俳句   5月22日(月)

朴の花(ほおのはな)  初夏の季語

一寸法師都へ上る朴の花

小田切輝雄(おだぎり てるお)(?-?)

 

「朴(ほお)」は、山野に自生する日本特産の落葉高木で、高さは30メートル、葉の長さ20~40センチ、幅10~20センチ、花の径も15センチにもなり、日本の樹木の中で最大級です。

5~6月頃、大きな葉に囲まれるようにクリーム色の大輪の花を咲かせ、強い芳香を放ちます。

掲句は、ご存知、『御伽草子(おとぎぞうし)』の「一寸法師」を踏まえた句。

一寸法師は難波(なにわ、大坂)生まれ。

媼(おうな)41歳の高齢出産です。

お椀の舟に箸の櫂(かい)で都へ上り、宰相の姫とめぐり逢い、出会った鬼が残した打出の小槌(こづち)を振るとたちまち青年に。

以降、ぐんぐん出世街道をすすみ、中納言まで昇進します。

才覚を活かし、勇気をもってチャンスを掴(つか)むお噺(はなし)です。

 

 

Magnolia obovata 10.JPG朴の花
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Magnolia_obovata_10.JPG
CC 表示-継承 3.0
, リンクによる

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年6月開催セミナーをご紹介!

2023年6月21日(水)開催

 -4名【出光興産、中部電力、カーボンフロンティア機構、近畿大学】の講師がご登壇-
「ブラックペレット・ソルガム・早生樹・バイオコークスなど
         新しいバイオマス燃料に関する事業・技術開発・実証動向」

                                     セミナー

です!

 

★本セミナーでは、ブラックペレット、ソルガム、早生樹、バイオコークスなど新しいバイオマス燃料に焦点をあて、各々の動向・取組みについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。
★午前のみ、午後のみのご受講も受け付けております。

 

◎プログラム

Ⅰ.ブラックペレット(BP)による脱炭素ポテンシャルとその普及に関する政策提言

出光興産株式会社
河本直毅 氏

 石炭代替CN燃料として期待が高まっているブラックペレットの普及を目指すブラックペレット研究会が取り纏めた「BP利用に関する政策提言」をブラックペレットの商業生産の現状と日本の石炭需要家における混焼テストの現状を織り交ぜながら紹介し、今後のブラックペレットによる石炭代替のポテンシャルについて解説する。

 1.はじめに
  (1)はじめに
  (2)ブラックペレット(以下BP)とは
 2.BPの品質と利用について
  (1)BPの品質と石炭ボイラでの混焼実績
   ①石炭・一般木質ペレット(以下WP)・BP品質特性比較
   ②ラボでのテスト結果
   ③実機でのトライアル実績
  (2)発電コストの現状と利用拡大へのロードマップ
   ①混焼率拡大及び専焼化に向けてのロードマップ
   ②発電コストの現状と目標
 3.BPの生産と供給について
  (1)BPの生産PJの現状と今後のポテンシャル
   ①BPの生産技術
   ②対日供給PJリスト
   ③BPの供給ポテンシャル
   ④2030年のBP想定需要と生産投資必要額
   ⑤供給コスト、WPとの比較
   ⑥国内資源を活用したBPの製造について
   ⑦BPの品質標準化と国際規格化の動き
  (2)BPの海上輸送と国内物流と貯蔵について
   ①BPの輸送、揚荷役実績と課題について
   ②BPの貯蔵実績と課題について
 4.BPの持続可能性とLCA
   ①BPの持続可能性
   ②BPのLCGHG(WPとの比較)
   ③持続可能性自主基準
 5.BP普及のための提言と要望について
 6.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.ソルガムを活用した地域資源循環社会の実現

中部電力株式会社
大岩徳雄 氏 

 昨今、ソルガムという草本系作物のエネルギー利用の可能性が注目され、ソルガムの栽培から利活用まで幅広く研究開発が進められている。ソルガムは、食糧との競合が少なく、高収率(二回刈)栽培が可能な作物であり、耕作放棄地の活用さらにはカスケード的な利用により有価物からバイオマス燃料まで生産することで、持続可能な地域循環型社会の構築にも寄与できる。ここでは、当社の取り組みを中心に紹介する。

 1.背景
 2.地域循環型カスケード利用・バリューチェーンのイメージ
 3.栽培実証
 4.エネルギー利用の可能性
 5.有価物製造の可能性
 6.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.早生樹による木質バイオマス燃料の安定供給事業形成のための
  高効率生産システムの実証

一般財団法人カーボンフロンティア機構
温暖化対策グループ 課長
藤澤伸郷 氏

 2030年までにバイオマス燃料消費量が大幅に増加すると想定される。そこで早期に大規模な木質バイオマス燃料供給システムの構築を図ることを目的に、早生樹を活用した高効率栽培技術の開発、早生樹及び既存林の高効率ハンドリング手法の開発をとおして、高効率な早生樹生産システム構築し、燃料材生産事業単独で収益を得ることを目標として、実証事業を実施している。ここでは本実証事業の内容と進捗について紹介する。

 1.開発目標
 2.事業背景
 3.事業紹介
 4.実証試験の状況
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.カーボンニュートラル社会を実現する固体バイオエネルギーの課題と展望

近畿大学
バイオコークス研究所 所長/教授
井田民男 氏

 再生可能エネルギー、特に固体バイオエネルギーの開発は、持続性のあるカーボンニュートラル社会の社会基盤を築く上で最重要課題である。固体バイオエネルギーによる食品業界など産業界におけるさまざまな課題と展望を講演する。特に、バイオコークスによる鉄鋼産業での石炭コークス代替の現状と今後期待される技術開発について述べる。さらに、各地方でエネルギー自立できる固体バイオ資源の開発の可能性について紹介する。

 1.バイオコークス研究所の紹介
 2.GX戦略におけるバイオエネルギーの位置づけ
 3.バイオコークスの基礎特性
 4.バイオコークスの事業化に関する課題
 5.鉄鋼業におけるバイオコークス活用事例の紹介
 6.バイオコークスの燃焼挙動とその効果
 7.バイオコークスによるCN循環型社会におけるCO2共有削減
 8.質疑応答・名刺交換


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230610.html


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2023年6月21日(水)開催

 -4名【出光興産、中部電力、カーボンフロンティア機構、近畿大学】の講師がご登壇-
「ブラックペレット・ソルガム・早生樹・バイオコークスなど
         新しいバイオマス燃料に関する事業・技術開発・実証動向」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230610.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

 

●受講料

1日受講            49,940円(1名につき)(※テキスト代、消費税を含む)
午前(プログラムⅠ・Ⅱ)受講   36,300円(1名につき)(※テキスト代、消費税を含む)
午後(プログラムⅢ・Ⅳ)受講   33,000円(1名につき)(※テキスト代、消費税を含む)
                                 

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2023年5月19日 (金)

2023年6月20日(火)開催「Power to Xに関する事業と技術開発の動向・展望」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年6月20日(火)開催

「Power to Xに関する事業と技術開発の動向・展望」
 ~講師4名(CCR研究会、東芝エネルギーシステムズ、
  日揮ホールディングス、INPEX)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230617.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は27,500円となります。(※Ⅰ・Ⅱの視聴は出来ません)
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   5月19日(金)

新緑(しんりょく)  初夏の季語

摩天楼より新緑がパセリほど

鷹羽狩行(たかは しゅぎょう)(1930-)

 

初夏のさわやかな緑を表す言葉は多く、繊細な感覚や豊かな感性で使い分けられています。

掲句は「エムパイア・ステート・ビル」と前書があります。

摩天楼という表現がふさわしい、ニューヨーク市マンハッタン島にある超高層ビルで、

86階の上に塔状の16階が延び、高さは381メートル。

眼下の街路樹などの新緑が料理の具(つま)のパセリほどに見えたと吟じています。

超高層ビルと日常生活感覚のパセリを一句に収めた名句です。

 

 

Empire State Building (aerial view)エンパイア・ステートビル

Sam Valadi, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年6月開催セミナーをご紹介!

2023年6月20日(火)開催

「Power to Xに関する事業と技術開発の動向・展望」
 ~講師4名(CCR研究会、東芝エネルギーシステムズ、
  日揮ホールディングス、INPEX)ご登壇~

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、Power to Gas(PtG:P2G)、Power to ChemicalなどPower to Xに関する各々の事業と
 技術開発の動向、今後の展望などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣から詳説頂きます。

 

◎プログラム

Ⅰ.船舶エンジンの代替燃料としてのe-methaneの可能性

CCR研究会 名誉会員
元 Hitz日立造船株式会社 執行役員
熊谷直和 氏


 地球温暖化対策として、化石燃料火力発電から排出される二酸化炭素の削減が大きく取り上げられている。しかし、最終エネルギー消費で化石燃料を直接燃焼する熱エネルギー需要が、60%以上を占めており、化石燃料に替わる熱需要を満たすクリーンな燃料を作りだすことが脱炭素社会実現に向けての重要なカギとなっている。太陽光、風力に代表される再エネをクリーンな燃料とする技術はPower to Gas(PtG)として、水素、アンモニア、メタン等のガス体エネルギーを製造する技術であり、60%を超える熱需要に対応できる技術である。 国のグリーン成長戦略のエネルギー関連産業で水素・アンモニア産業、次世代熱エネルギー(メタン)がそれぞれ重点分野に上げられているが、熱需要に対する分野はメタンに期待されている。 e-methaneの適用先は都市ガスと同じく、幅広いが、本講演では、自動車、航空機、船舶といった運輸の主体は、エンジンに代表される内燃機関へのe-methaneの適用について、CCR研究会船舶カーボンニュートラルワーキンググループで検討した内容を中心に紹介するものである。 合わせて、e-methaneの技術、最近の動向なども併せて紹介する。

 1.熱エネルギー需要に対応するための一つの手段であるe-methaneとは?
 2.その技術的内容
 3.他の代替燃料との比較
 4.今後の展望について詳細に報告する
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.Power to Gas -福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)の最新状況-

東芝エネルギーシステムズ株式会社
エネルギーアグリゲーション事業部
水素エネルギー技術部 フェロー
山根史之 氏


 水素を活用したエネルギーシステムにおいて、大規模なPower-to-Gasシステムが、脱炭素エネルギー利用拡大を実現するための重要な要素として注目されている。 本講演では、福島県において取り組んでいる再生可能エネルギーを活用する世界有数規模の大規模水素エネルギーシステム(Power-to-Gasシステム)である「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」の概要と技術要素、及び実証試験の結果について紹介する。

 1.東芝の水素技術とソリューション
 2.福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)
  2-1 概要・特徴
  2-2 安全対策・耐震性能
  2-3 水素製造から出荷の流れ
  2-4 制御システムと開発/実装した機能例
  2-5 実証試験の結果
 3.今後の展望
 4.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.CO2フリーアンモニア製造技術の動向と日揮グループの取り組み

日揮ホールディングス株式会社
サステナビリティ協創オフィス
サステナビリティ協創ユニット
担当マネージャー
島田陽平 氏


 脱炭素社会の実現に向けて、近年アンモニアの利用が注目されている。アンモニアは水素キャリアとしての利用のほか、燃焼時にCO2を排出しない燃料として、混焼・専焼の両面での利用が期待されている。  アンモニア普及の鍵となるのは、低廉かつ安定的なアンモニアの供給であり、さらに真の脱炭素を実現するためには、製造時にCO2を排出しないアンモニア製造技術の実用化が鍵となる。 本講演では、現在技術開発が進められているCO2フリーアンモニア製造技術であるブルー&グリーンアンモニア製造技術の動向と、日揮グループによるCO2フリーアンモニア製造技術開発に対する取り組み、およびNEDOグリーンイノベーション基金によるグリーンケミカル製造実証を紹介する。

 1.脱炭素社会を実現するアンモニアの利活用について
 2.CO2フリーアンモニアの製造技術について
 3.日揮グループによるCO2フリーアンモニア製造技術開発の取り組み
 4.NEDOグリーンイノベーション基金によるグリーンケミカル実証の紹介
 5.今後の展望について
 6.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.ネットゼロ社会に向けたINPEXの取組み

株式会社INPEX
技術本部 技術研究所 I-RHEX EXグループ
マネージャー
佐野洋介 氏


 ネットゼロ社会を実現するためのカギとなる再生可能エネルギーは、発生する地域と消費する地域に隔たりがあり、かつ出力が安定しないという問題点があり、貯蔵・運搬が可能な物質に変換する必要がある。この課題を解決するINPEXの取り組みを紹介する。

 1.INPEXの取り組み
 2.ネットゼロ社会実現のための技術課題
 3.金属水素化物ループ
 4.ギ酸による水素・CO2運搬と合成油製造
 5.質疑応答・名刺交換


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230617.html


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2023年6月20日(火)開催

「Power to Xに関する事業と技術開発の動向・展望」
 ~講師4名(CCR研究会、東芝エネルギーシステムズ、
  日揮ホールディングス、INPEX)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230617.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は27,500円となります。(※Ⅰ・Ⅱの視聴は出来ません)
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年5月17日 (水)

2023年6月16日(金)、28日(水)開催「リン資源の回収・リサイクルと肥料利用を含めた要素技術動向」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年6月16日(金)、28日(水)開催

 ~排水・汚泥焼却灰/スラグ由来による~

「リン資源の回収・リサイクルと肥料利用を含めた要素技術動向」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230616.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

◆2日間(6月16日と28日)受講  79,750円
  【1名につき(※受講者が6月16日と28日で異なる場合でも可)】
◆6月16日のみ受講  49,940円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)】
◆6月28日のみ受講  49,940円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)】
※上記全てテキスト代、消費税を含む

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三曜俳句   5月17日(水)

樟若葉(くすわかば)

樟(くすのき)はクスノキ科の常緑高木で、高さ40メートルになるものもあります。

関東以西の各地に見られ、枝は大きく張り、葉もよく茂り、病虫害にも強く長命なことから

神社などに多く植えられています。

大きな樟の木の若葉はむくむくと湧いてくるような独特の美しさがあります。

四方に大きく枝を広げた樟が降りしきる雨に包まれて、雨雫をしたたらせつづけます。

大きく美しい雨の木になっています。

初夏の季語です。

 

樟若葉大きな雨の木となりぬ

森賀まり(もりが まり)(1960-)

A172aeb8cb7e4f058274f1d28bc3e05e雨の中の樟

 

(担当:白井芳雄)

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さて、本日も2023年6月開催セミナーをご紹介!

2023年6月16日(金)、28日(水)開催

 ~排水・汚泥焼却灰/スラグ由来による~
「リン資源の回収・リサイクルと肥料利用を含めた要素技術動向」

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、価格高騰から注目が高まっているリン資源(排水・汚泥焼却灰とスラグ由来)の回収・リサイクル
 と肥料としての利用に焦点をあて、事業ならびに研究開発・要素技術動向などについて、斯界の最前線でご活躍中
 の講師陣に詳説頂きます。
★充実の二日間セミナー!(6月16日のみ、6月28日のみのご受講も受け付けております。)
★講師(オンライン含め)との名刺交換も勿論可能です。
★講師の方々がご来場されるか、オンラインかは、急な変更もございますため、恐れ入りますがHPにてご確認下さ
 いませ(随時更新させて頂きます)。

 

◎プログラム

【6月16日(金)】

Ⅰ.リン回収・リサイクル事業の最新動向と展望

一般社団法人リン循環産業振興機構 理事長
大竹久夫 氏

Ⅱ.低コスト型リン回収プラントの実運転報告

水ing株式会社 RDC社会インフラ技術開発部 参事
萩野隆生 氏

 ロシアによるウクライナ侵攻以降、世界的に様々な物資が高騰する中、肥料原料も高騰が続いている。我が国も食料安全保障上の観点から肥料及び肥料原料の自給率を高める必要性を再認識し、最近は岸田総理をはじめ多くの政府関係者らが積極的なリンのリサイクルの必要性に関して言及している。当社が納入した下水汚泥からのリン回収装置は約10年間稼働し、装置稼働に必要なランニングコストよりリン回収で得られる便益の方が毎年数百万円程度大きい状態が稼働開始以来続いており、今後の肥料価格高騰の推移によってはイニシャルコストをカバーしてしまう可能性もある。本発表ではこの「低コスト型」リン回収装置を中心に当社のリン回収システムに関して解説する。

 


Ⅲ.下水汚泥の分離処理システムによるリン回収の取組み

東京都下水道サービス株式会社
下水道技術研究室 主任研究員
曽根啓一 氏

 国は今後の下水汚泥等の処理を行うに当たっては、肥料としての利用を最優先し、焼却処理は、コンポスト化や乾燥による肥料利用が困難な場合に限り選択することとし、焼却処理を行う場合も、焼却灰の肥料利用、汚泥処理過程でのリン回収等を検討するとしている。本講演では下水処理におけるリンの挙動を示すとともに、東京都における下水及び汚泥性状の経年変化、さらに、焼却灰の有効利用とリン回収を促進するため、最初沈殿池で発生する生汚泥と、最終沈殿池で発生する余剰汚泥の物性の違いに着目し、それぞれを分離して余剰汚泥に消石灰を加えて焼却した灰からのリン回収の可能性について検討したので報告する。

 


Ⅳ.二酸化炭素を用いた下水汚泥焼却灰からのリン回収技術の開発

日本大学 理工学部 教授
遠山岳史 氏

 

Ⅴ.下水汚泥堆肥中のリン形態と作物への供給性(録画映像による講演予定)

明治大学 農学部 准教授
加藤雅彦 氏

 植物の三大栄養素であるリンやカリウムは鉱物資源である。しかし、国内の肥料資源は乏しく、その多くを輸入に依存している。食糧自給率の向上とともに、食糧安全保障、すなわち国内で生産される作物を補えるだけの養分を安定的に確保することが必要である。下水汚泥には、下水に含まれる窒素、リン、カリウムなどの養分が集約、すなわち肥料養分が濃縮されるといえる。したがって、下水汚泥の農業利用が期待されている。しかし、下水処理で利用される凝集剤などの影響でリンが多く含まれていても作物に利用されない可能性がある。本講演では、全国から収集した下水汚泥堆肥中のリンを中心とした養分形態を評価するとともに、いずれの形態のリンが作物に利用されうるか概説する。

 

【6月28日(水)】

Ⅰ.二酸化炭素吹き込み法による製鋼スラグからの人工リン鉱石の創製

日本大学 理工学部 教授
遠山岳史 氏

 

Ⅱ.産業副産物(スラグ,スラッジ)からのリン回収技術

日本工業大学 基幹工学部 応用化学科 教授
内田祐一 氏

 リンは農業・工業分野で重要な元素であるが、我が国では原料のリン鉱石を産出せず、資源リスクが懸念されている。国内で産出する有望なリン源としては鉄鋼スラグと下水スラッジが挙げられる。鉄鋼業においては製鉄工程で鉄鉱石由来のリンが不純物として除去され、鉄鋼スラグ(製鋼スラグ)中に濃化される。そのリン量は年間10万トン規模と見積もられる。このようなリンを有効活用できれば、我が国のリン資源確保に大きく貢献できる。本講演では、鉄鋼スラグからのリン回収技術を主体に、実用化に向けたこれまでの取り組みを概説するとともに、下水スラッジとの組み合わせによる新たな取り組みについても紹介する。

 

Ⅲ.高エクセルギー廃棄物を用いた黄リン製造

立命館大学 理工学部 機械工学科 教授
山末英嗣 氏

 黄リンは多くの産業で必要とされるにも関わらず代替性に乏しい戦略的資源の1つである。その製造にはアルミニウムと同等のエネルギーが必要であり、また材料となる鉱石は高品位な物が求められることから、我が国は100%を輸入に頼っている。本発表では高エクセルギー廃棄物を用いた黄リン製造の可能性について、発表者のこれまでの研究と進展について紹介する。

 

Ⅳ.スラグに含まれるリンの肥料としての活用に向けた取り組み(オンライン)

広島大学 大学院統合生命科学研究科 教授
和崎 淳 氏

 作物生産において必須な養分の一つであるリンは、その資源が枯渇しつつある。一方で、鉄鋼副生産物であるスラグには一定量のリンが含まれる。これに加え、ケイ素、マグネシウムなどの植物にとって必要か有用な元素も含まれている。我が国にはリン鉱石資源は存在しないが、スラグに含まれるリンは有効利用できる可能性があり、少なくともその一部を補うことができることが期待される。現在のところスラグに含まれるリンの農業利用はあまり進んでいないが、濃度を高めることで利用可能性を向上できると考えられる。本講演では、植物のリン利用に関する知見を概観するとともに、リンを濃縮したスラグを肥料として直接使用するために適用可能な作物種やスラグ組成等の検討事例について紹介する。


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230616.html


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2023年6月16日(金)、28日(水)開催

 ~排水・汚泥焼却灰/スラグ由来による~

「リン資源の回収・リサイクルと肥料利用を含めた要素技術動向」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230616.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

◆2日間(6月16日と28日)受講  79,750円
  【1名につき(※受講者が6月16日と28日で異なる場合でも可)】
◆6月16日のみ受講  49,940円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)】
◆6月28日のみ受講  49,940円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)】
※上記全てテキスト代、消費税を含む

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2023年5月15日 (月)

2023年6月15日(木)開催「CO2分離回収/DACに関する研究開発/要素技術動向と展望」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年6月15日(木)開催

「CO2分離回収/DACに関する研究開発/要素技術動向と展望」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230611.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。

※プログラムⅢ・Ⅳのみアーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は27,500円となります。(※Ⅰ・Ⅱの視聴は出来ません)
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。


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三曜俳句    5月15日(月)

葵祭(あおいまつり)

五月十五日に行われる京都の上賀茂・下鴨神社の祭礼で、供奉する人々が

冠帽(かんぼう)に葵桂(あおいかつら、桂の枝に双葉葵を懸けたもの)

を飾るので葵祭と呼ばれます。

京都の夏は新緑の葵祭に始まり、万緑の祇園祭で終わります。

コロナ禍で中止が続いていましたが四年ぶりに今年は開催されます。

発祥は六世紀半(なか)ばといわれます。

最も盛大になったのは藤原時代で、『源氏物語』葵の巻には見物の牛車(ぎっしゃ)

の置場争いが起こるほど、当時の人々にとっては見逃すことのできないものでした。

「葵祭」は「社頭の儀」と「路頭の儀」から成りますが、

何といっても華やかなのは「路頭の儀」の行列です。

腰輿(およよ)に乗った十二単衣(ひとえ)の斎王代(さいおうだい)

が都大路を行くさまは絢爛(けんらん)そのもの。

初夏の季語です。

 

草の雨祭の車過ぎてのち

与謝蕪村(よさぶそん)(1716-1784)

 

斎王代

路頭の儀。腰輿(およよ)に乗って京都御所を出発する斎王代

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Saio_dai_Roto-nogi_20160515.JPG

 

(担当:白井芳雄)

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さて、本日も2023年6月開催セミナーをご紹介!

2023年6月15日(木)開催

「CO2分離回収/DACに関する研究開発/要素技術動向と展望」

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、脱炭素技術として注目が高まっているCO2分離回収/DAC(Direct Air Capture)について、相分離を利用した高速DACシステム、水と熱を必要としない二酸化炭素固体吸収材、機能性ゲルを活用した二酸化炭素回収・放散システム、大気中CO2選択的回収剤に至るまで、斯界の最前線でご活躍中の講師陣から詳説頂きます。

 

◎プログラム

Ⅰ.相分離を利用した高速DACシステムの開発

東京都立大学 大学院理学研究科化学専攻 教授
山添誠司 氏

 2050年にカーボンニュートラル実現にむけ、二酸化炭素回収技術の開発が急務となっている。特に最近では大気中の二酸化炭素を吸収・回収する「Direct Air Capture(DAC)」が注目を集めている。当研究室では液-固相分離を利用することで、400ppmの二酸化炭素を高効率に吸収し、かつ、60℃程度の低温で吸収した二酸化炭素を脱離・回収できる技術を開発した。本講演では、カーボンニュートラル実現に向けたDAC技術の最近の動向と、我々が開発した相分離によるDAC技術について紹介する。

 1.カーボンニュートラルについて
 2.二酸化炭素除去技術:Direct Air Capture
 3.相分離を利用した二酸化炭素除去・回収技術
 4.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.水と熱を必要としない二酸化炭素固体吸収材の開発

東京学芸大学 広域自然科学講座環境科学分野 教授
佐藤公法 氏

 資源的に安定で環境負荷がない粘土鉱物を用いた二酸化炭素固体吸収材の開発を進めている。本講演では、二酸化炭素吸収、分離、繰り返し再生を達成する新たなスキームについて紹介する。

 1.粘土鉱物について
 2.CO2吸収、分離、再生のサイクル
 3.CO2の吸収過程
 4.CO2の分離過程
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.機能性ゲルを活用した二酸化炭素回収・放散システム

東京工業大学 物質理工学院応用化学系 教授
下山裕介 氏

 火力発電所や化学プラントからの排気ガス中における二酸化の回収、ならびに空気中からの二酸化炭素直接回収システムの開発・実用化が世界的に進められている。二酸化炭素回収システムの開発においては、二酸化炭素を大量に吸収・吸着させる技術に加えて、二酸化炭素の放散過程における省エネルギー化・効率化に着眼した研究開発も不可欠である。本講演では、2種の機能性ゲルを活用した二酸化炭素の回収、ならびに放散システムについて紹介する。二酸化炭素の吸収により相分離が生じる吸収ゲルと、超臨界乾燥により形成されるエアロゲルを利用した二酸化炭素の回収、ならびに放散システムに着目し、これらの特徴ならびに今後の展開について述べる。

 1.二酸化炭素回収プロセスにおける放散技術
 2.相分離型ゲルによる二酸化炭素の回収
 3.カーボンエアロゲルによる大気中二酸化炭素直接回収
 4.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.大気中CO2選択的回収剤の開発

神戸学院大学 薬学部 教授
稲垣冬彦 氏

 脱炭素技術として、現在、大気中CO2を直接回収するDAC技術に注目が集まっています。従来のCO2回収の方法としては、アミンを用いた化学吸収法がありましたが、官能期の特性上、含水することが常識となっていました。一方で、含水は、CO2の加熱放出時に水加熱分の余分な熱エネルギーを必要とし、低コスト化の課題となっていました。以上の背景下、我々は、大気中の水分を含まずCO2を選択的に回収する技術を開発致しました。これにより、水加熱時の余分なエネルギー削減が期待できます。本発表ではその経緯を含め、我々の最新技術までをご紹介します。

 1.CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)およびDAC(Direct Air Capture)
 2.低分子アミンを活用したDAC開発経緯
 3.従来の化学吸収法における課題点
 4.大気中CO2選択的回収技術
 5.4.の最新情報
 6.質疑応答・名刺交換


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

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2023年6月15日(木)開催

「CO2分離回収/DACに関する研究開発/要素技術動向と展望」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230611.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。

※プログラムⅢ・Ⅳのみアーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は27,500円となります。(※Ⅰ・Ⅱの視聴は出来ません)
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年5月12日 (金)

書籍『コスト見積の実際<追補版>』のご紹介!

☆本日ご紹介書籍☆

『コスト見積の実際<追補版>』

◎著者/大原宏光(大原シーイー研究所 代表)
◎体裁/A4版 189ページ
◎発行/2023年 4月 1日 初版/大原シーイー研究所
◎定価/37,400円(税・送料込価格)

https://www.tic-co.com/books/20230481.html

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三曜俳句   5月12日(金)

(たけのこ)

竹には孟宗竹(もうそうちく)、淡竹(はちく)、真竹(まだけ)などいろいろな種類がありますが、竹の地下茎から出る新芽が筍です。

孟宗竹の筍が最も早く出はじめ、やわらかくて味も良いです。

筍の産地は鹿児島、熊本、徳島、京都などありますが、京都産は高値ですが、味も一番です。

筍には白子と黒子があって、白子は土の中の筍を掘り出したもの、黒子は地上に頭を覗(のぞ)かせた筍のことです。

筍はなるべく掘りたてのものを手早くゆでることが肝心です。

朝堀りの白子なら下ゆでをしなくても美味です。

筍飯、筍ずし、若竹煮、若竹汁などにします。

孟宗竹のシーズンが終わると淡竹、寒山竹(かんざんちく)のシーズンになります。

初夏の季語です。

 

筍や雨粒ひとつふたつ百

藤田湘子(ふじた しょうし)(1926-2005)

 

 

Bamboo shoot outdoor.jpg
頭をのぞかせた筍
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bamboo_shoot_outdoor.jpg
CC 表示-継承 2.0
, リンクによる

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は大原シーイー研究所 代表 大原宏光 氏の新規書籍のご紹介です。

『コスト見積の実際<追補版>』


◎目次

第1章 機器費の見積

1.1 製作機器の詳細積上げ見積法による見積
1.1.1 トレイ塔本体の見積例
1.1.2 槽(圧力容器)の見積例
1.1.3 熱交換器の見積例
1.1.4 コンルーフタンクの見積例
1.2 コンピュータ見積システムによる製作機器の見積
1.2.1 急速ろ過機見積システムの概要と見積例
1.2.2 円形中央懸垂汚泥かき寄せ機見積システムの概要と見積例
1.3 ポンプの見積
1.3.1 ポンプの見積のための基礎知識
1.3.1.1 ポンプの種類
1.3.1.2 ポンプの機種選定と仕様書の作成
1.3.1.3 ポンプの価格構成
1.3.2 ポンプの見積照会及び見積法
1.3.2.1 ポンプベンダーへの見積照会
1.3.2.2 ポンプ見積法の種類
1.3.2.3 ポンプ見積法の解説
1.3.2.4 ポンプの能力指数を考察
1.3.2.5 ポンプの能力指数表
1.3.2.6 ポンプの見積で能力指数乗則法を利用する場合の留意点Ⅵ
1.3.3 ポンプのコストインデックス
1.3.4 ポンプ見積関連の文献紹介
1.4 ポンプの見積
1.4.1 海上輸送するケース
1.4.2 大型機器の浜出し・船積み・海上輸送費の見積例
1.4.3 現地荷揚げ・現地輸送費の考え方


第2章 配管数量集計作業の簡略化と推算資料

2.1 配管材料・工事数量に関する基礎知識
2.1.1 配管材料・工事に関する数量表の種類
2.1.2 配管材料費・工事費の対象となる品目
2.1.3 配管材料費の割合から見る数量集計作業簡略化の対象
2.1.4 配管材料部品数の分布から見る数量集計作業簡略化の対象
2.2 配管材料数量拾いの基本
2.2.1 配管材料数量拾いの要領
2.2.2 新規プロジェクトの配管材料数量集計の手順
2.3 配管材料数量の分布傾向と推算資料
2.3.1 パイプ数量の概略構成割合
2.3.2 パイプ数量とコストの詳細構成割合
2.3.3 配管継手とバルブ数量の推算資料
2.3.4 配管アクセサリー数量の推算資料
2.3.5 配管フランジ数量の推算資料
2.3.6 配管ダイアインチ数の推算資料
2.3.7 配管重量の推算資料


第3章 機器据付・配管工事工数の詳細

3.1 機器据付工数(MH/Ton)の詳細
3.1.1 スカート付ドラムの据付工数詳細
3.1.2 横型ドラムの据付工数詳細
3.1.3 遠心ポンプ(横型)の据付工数詳細
3.2 配管工事工数の詳細
3.2.1 配管溶接継手当たり工数法の考え方
3.2.1.1 吊上げ・運搬工数(MH/m)の算定
3.2.1.2 溶接継手加工工数(MH/溶接継手個所)の算定
3.2.2 溶接継手当たり工数法の見積例
3.2.2.1 配管アイソメトリック図と材料リスト
3.2.2.2 工数計算
3.2.2.3 工数計算結果の評価


第4章 保温冷工事費の材工別詳細見積

4.1 基礎知識
4.1.1 保温冷工事の施工対象
4.1.2 保温と保冷の施工上の違い
4.1.3 保温冷の構造
4.1.4 保温冷の構成材料
4.2 配管保温冷の部位別材料数量の構成
4.3 保温冷材料の工事予備率
4.4 保温冷工事費の費目と金額構成
4.4.1 保温冷工事費の費目
4.4.2 保温冷工事費の概略金額構成
4.4.3 保温冷材料費の金額構成
4.5 保温冷工事費の見積法
4.6 保温冷工事費の見積手順(詳細見積の場合)
4.7 保温冷工事数量表の作成
4.8 保温冷材料費や工数算出のための施工面積(m2)・体積(m3)の計算要領
4.8.1 機器(塔・槽・熱交換器)保温冷工事数量(m2)の計算要領
4.8.2 配管保温冷工事数量(m当たりm2・m3)の計算要領
4.9 保温冷工事費の材工別積上げ法による詳細見積
4.9.1 材工別積上げ法による見積要領
4.9.2 保温冷工事材料費明細例
4.9.3 保温冷材料の価格情報
4.9.4 保温冷工事の標準工数
4.9.4.1 保温冷工事工数の区分と基準歩掛の考え方
4.9.4.2 保温工工数の基準歩掛
4.9.4.3 保温工工数の調整係数
4.9.4.4 保温工の工数計算
4.9.4.5 保冷用防湿塗布の概略歩掛
4.9.4.6 板金工工数の基準歩掛
4.9.4.7 板金工工数の調整係数
4.9.4.8 板金工の工数計算
4.9.4.9 保温冷工事用足場の概略歩掛
4.9.5 保温冷工事の材料費及び工数明細表の作成
4.9.6 保温冷工事の概略歩掛
4.9.7 保温冷工事見積の文献紹介


第5章 プラント価格動向予測の視点

5.1 プラント価格動向予測に関する基礎知識
5.1.1 プラント価格予測の必要性
5.1.2 プラント見積における価格動向予測を行う期間
5.1.3 プラント価格形成の構図
5.1.4 プラント完成までの価格波及経路
5.2 プラント資材の価格形成について
5.2.1 鋼材価格とその原材料価格の関係
5.2.2 ステンレス鋼価格とその原材料価格の関係
5.2.3 銅価格とその原材料価格の関係
5.2.3.1 銅の製造フロー
5.2.3.2 銅地金価格と伸銅品価格の動向
5.2.3.3 伸銅品の価格の決め方
5.2.3.4 銅地金価格と電力ケーブル価格の関係
5.2.4 産業連関表で見る原材料価格の影響が企業収益に与える影響
5.2.4.1 輸入原油価格が10%上昇した場合の影響
5.2.4.2 輸入鉄鉱石価格が10%上昇した場合の影響
5.2.4.3 非鉄金属製錬・精製の販売価格が10%上昇した場合の影響


第6章 回帰式によるプラントコスト動向予測システムの構築事例

6.1 プラントコストの動向予測手法としての回帰分析
6.2 プラントコストの変動と経済指標との関連
6.3 回帰分析(1例目)の試行
6.4 回帰分析(1例目)の回帰式による予測値の計算と考察
6.5 回帰分析(1例目)の回帰式の評価と問題点
6.6 回帰分析(2例目)の試行
6.7 回帰分析(2例目)の回帰式の評価
付表1 独立変数4種類
付表2 従属・独立変数の原データ一覧表


第7章 スカレーションの見積

7.1 エスカレーション見積の対象
7.2 プラント詳細見積のエスカレーションの見積
7.3 プラント概算見積のエスカレーションの見積


第8章 プロジェクトリスクマネージメントとそのコスト(掲載許諾論文)

はじめに
1. リスクの定義
1-1 Risk(リスク)
1-2 リスク分析の欠如
1-3 リスクのレベル
1-4 リスクの変化
2. リスクマネージメント
2-1 リスクマネージメントの定義
2-2 プラントプロジェクトにおけるリスクマネージメント
2-3 Low Risk High Return
2-4 リスクの削減/回避/分散
2-5 リスクの削減/回避/分散
2-6 契約形態
3. プロジェクトリスクを構成する要因
3-1 プロジェクトリスクの分類
3-2 当事者として管理不可能なリスクアイテム
3-3 リスクアイテムの分類
1) カントリーリスク
2) 契約条件に関するリスク
3) プロジェクト推進に関わるリスク
4) 経済状況/為替に関わるリスク
4. リスク要因対応のためのコスト(リスクの経済的な定量化)
4-1 カントリーリスク
4-2 技術に対するリスクフィー
4-3 プロジェクトマネージメントに対するリスクフィー
4-4 契約一般条件に対するリスクフィー
4-5 為替変動に対するリスクフィー
5. Fault / Mistake(過失)とリスク


第9章 プラントの経済評価(掲載許諾論文)

9.1 <ケーススタディ>合成樹脂プラントの評価について
1. 概要
2. 従来の大量生産型プラントについて
3. 多品種少量生産型プラントについて
3.1 品種切り替えの稼動率に与える影響
3.2 品種切り替えに要する費用
3.3 在庫コストについて
3.4 品種数と製造コストについて
4. 多品種少量生産プラントの評価について
4.1 大量生産型プラントと多品種少量生産型プラントのコスト比較
4.2 DCFによる評価
5. 塩ビプラントの多品種化における課題
9.2 キャッシュフローによる経済性評価
1. 概要
2. キャッシュフローの定義
3. キャッシュフローによる評価
4. 表計算ソフト上での計算例
5. まとめ

付録 コストエンジニアリング関係の論文紹介
付録2 国内定期刊行誌掲載のCost Engineering 関係の論文(120件)
付録1 米国CHEMICAL ENGINEERIG誌の連載「CE Cost File」(183件)
付録2 米国定期刊行誌掲載のCost Engineering 関係の論文(117件)


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
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『コスト見積の実際<追補版>』

◎著者/大原宏光(大原シーイー研究所 代表)
◎体裁/A4版 189ページ
◎発行/2023年 4月 1日 初版/大原シーイー研究所
◎定価/37,400円(税・送料込価格)

https://www.tic-co.com/books/20230481.html

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2023年5月10日 (水)

2023年6月21日(水)開催「商船三井FSRU事業、その課題・今後の展開と日揮グローバルFLNG事業の最新動向・今後の戦略」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年6月21日(水)開催

「商船三井FSRU事業、その課題・今後の展開と
 日揮グローバルFLNG事業の最新動向・今後の戦略」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230608.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。

※プログラムⅠのテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※プログラムⅡのテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能 (事情により、Ⅰのみ可能。)
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

◆プログラムⅠとⅡ受講  49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
 (ⅠとⅡで受講者が異なる場合でも可)
◆プログラムⅠのみ受講  29,700円【1名につき】
◆プログラムⅡのみ受講  33,000円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む

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三曜俳句   5月10日(水)

蝸牛(かたつむり)

渦巻形をした半透明の丸い貝殻を背負い、頭に長短二対の屈伸自在な肉角をそなえています。

その長い方の尖端に目があります。

五月ころ雨が降りつづくといたるところに出現します。

雨だと浮かれたようによく動きますが、好天がつづくと葉のかげなどにちぢこまってしまいます。

♪でんでんむしむしかたつむり・・・つのだせやりだせ・・・

と童謡にも唄われ、親しまれていますが、葉を食べるので、植物に害を与えます。

しかし、フランス料理で珍重されるエスカルゴの種類もあります。

三夏の季語です。

 

蝸牛一寸先もみどりの葉

西原三春(にしはら みはる)(?-?)

 

 

蝸牛が葉から葉へ移動する様子

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Snail_moving_across_leaves.webm

 

 

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年6月開催セミナーをご紹介!

2023年6月21日(水)開催

「商船三井FSRU事業、その課題・今後の展開と
 日揮グローバルFLNG事業の最新動向・今後の戦略」

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、プログラムⅠでは、LNG受入れ基地を取り巻く最近の事業環境から、商船三井のFSRUを核とした洋上ガスインフラ事業について、具体的な事例と今後の展開・戦略などを含めて解説頂き、プログラムⅡでは、日揮グローバルにおけるFLNGプロジェクトのこれまでの取組み・最新動向と、受注・引合案件からみた今後のオフショアビジネスの展開などについて解説頂きます。
★プログラムⅠ.またはⅡ.のみのご受講も受け付けております。

 

◎プログラム

Ⅰ.商船三井が取り組むFSRU事業、その課題と今後の展開

株式会社商船三井
エネルギー営業本部 液化ガス事業群
第三ユニット ユニット長
馬田親輔 氏 

 近年LNG輸入方法の一つとして注目されているFSRUについて、その現状を解説しつつFSRUビジネスの課題やリスク対応、今後の事業展開について紹介する。

 1.LNG受入れ基地を取り巻く事業環境
  (1)LNGの市場規模と需給予測
  (2)FSRUマーケットの歴史と現況、及び地域特性
  (3)FSRUの未来予想図
 2.商船三井のFSRUを核とした洋上ガスインフラ事業
  (1)FSRUの一般的特徴
  (2)FSRU関連プロジェクトの事業特性
  (3)商船三井の具体的取り組み
  (4)今後の事業展開方針と戦略
 3.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.日揮グローバル(株)FLNG事業の最新動向と

日揮グローバル株式会社
エネルギーソリューションズ プロジェクトマネジメント本部
オフショア・モジュールグループ プロジェクトマネージャー
西村剛士 氏

Ⅱ.日揮グローバル(株)FLNG事業の最新動向と
  今後のオフショア事業展開戦略について

 日揮グローバル(株)はこれまでIOC/NOCが主導するLPG FPSO、第1世代型FLNG EPCプロジェクトに携わってきた。これらの事業を通じて得た技術、業界とのパイプを活かし操業自動化等派生技術の開発、事業化にも積極的に取り組む。日揮グローバル(株)のこれまでのFLNGプロジェクトへの取り組みを紹介し、そこから見えてきた課題を考察する。また、最近の受注・引合案件の特性を分析し今後の事業展開の方向性を解説する。

 1.日揮グループのオフショアビジネスポートフォリオ
 2.FLNG事業のこれまでの取り組み
  (1)案件紹介
  (2)フローティングLNGのコンセプト
  (3)設計への取り組み
  (4)試運転までの工程管理
 3.FLNG事業の最新動向
  (1)JGC案件概要
  (2)他社・潜在案件概要
  (3)顧客要求の動向
 4.オフショアビジネスの今後の事業展開戦略
  ~これから求められる技術・装置・ソリューションを含めて~
 5.質疑応答・名刺交換

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230608.html


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2023年6月21日(水)開催

「商船三井FSRU事業、その課題・今後の展開と
 日揮グローバルFLNG事業の最新動向・今後の戦略」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230608.html


※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。

※プログラムⅠのテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※プログラムⅡのテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能 (事情により、Ⅰのみ可能。)
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

◆プログラムⅠとⅡ受講  49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
 (ⅠとⅡで受講者が異なる場合でも可)
◆プログラムⅠのみ受講  29,700円【1名につき】
◆プログラムⅡのみ受講  33,000円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む

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2023年5月 8日 (月)

書籍『グリーン燃料とグリーン化学品製造』の再ご紹介!

◆本日再ご紹介書籍◆

グリーン燃料とグリーン化学品製造』
  ―技術開発動向とコスト―

 https://www.tic-co.com/books/23stm081.html

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三曜俳句   5月8日(月)

六日の菖蒲(むいかのあやめ)

端午(たんご)は五節句の一つで、月の端(はじめ)の午(うま)の日を指しましたが、午と五がすり替わって五月五日になりました。

京都では軒に葺(ふ)いた菖蒲を取り、六日に菖蒲湯をたてました。

それは「五日の夜に甘露(かんろ)の薬水が降る」という俗信があり、その露を受けた菖蒲は特に効能があるとされたからです。

ことわざでいう「六日の菖蒲」は五日の節句に必要な菖蒲は六日では役に立たない意味で、後からでは役に立たぬことのたとえです。

同じ時機に遅れてしまった意味で九月九日の重陽の節句に必要な菊として「十日の菊」があります。

仲夏の季語です。

 

あをあをと浸(ひた)る六日の菖蒲かな

廣瀬町子(ひろせ まちこ)(1929-2018)

 

Iris sanguinea 01

菖蒲(あやめ)

 

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は書籍のご紹介です。

グリーン燃料とグリーン化学品製造』
  ―技術開発動向とコスト―

です!

 

●著者

室井 髙城 アイシーラボ 代表


●書籍趣旨

 地球温暖化による異常気象が世界各地に甚大な被害をもたらし始めている。日本でも毎年のように大型台風が到来している。
これら地球温暖化による災害は自然災害ではなく人為的なものであり、GHG(温室効果ガス)をゼロにすることによって防ぐことができる。
 GHGゼロに向けて、太陽光・風力発電、燃料電池車、人工光合成による水素製造、バイオマスを用いた燃料や化学品の合成、バイオエタノール・ディーゼル油・メタン・メタノール、アンモニア、MCH、液化水素の輸送、CO2地下貯留など、既に多くの検討が行われ、研究開発に膨大な費用が投じられている。しかし未だ温暖化対策の決め手になる技術は絞られていないないように思える。
 日本は2030年までにCO2の排出量を2013年度比48%削減しなければならないが、これにはあと数年しか残っていない。いつまでも可能性の有りそうな技術を、総花的に研究し続けている余裕はない。再生可能エネルギーのコストを見極めた上で、早急に開発ターゲットを明確にしなければならない。
 欧州では再生可能エネルギー技術の基礎実験を終了し既に実装段階に入っている。ロシアのウクライナ侵攻によって欧州はエネルギー自給の必要性を認識することになり、自給政策をさらに促進させている。また排出権取引だけでなく炭素税/国境炭素税を導入し、再生可能エネルギーの普及と産業競争力強化を図っている。  エネルギーを海外に頼る日本も国内自給が可能な産業構造に替えなければならない。人工光合成による水素製造は夢の技術であるが、2050年には戦力にならない。
地震の多い日本では原子力と同様にCO2の地下貯留も推進すべきではない。それでは何をもって世界と戦うのか、戦える武器は何なのか、上記の通り欧州は既に戦う武器を見つけている。グリーン燃料が、化石資源より安価になるのを待っていてはいつまでも燃料をグリーン化することはできない。バイオマスは汎用ポリマー原料とするのではなくファインポリマーの原料としなければならない。
 グリーン燃料・化学品製造に関わる技術開発の最新動向とそれらのコストを解説する拙著が地球温暖化対策技術の開発を促進することに少しでもお役に立てれば幸いである。(はじめにより抜粋)


●目次

第1章 再生可能エネルギー
1. 発電に用いられる再生可能エネルギー
2. 世界の発電に用いられる再エネ能力
3. 再エネ電力
4. 日本の発電コスト
5. 各発電のCO2排出量
6. 再生可能発電コスト
 6.1 2050年世界の太陽光発電コスト
 6.2 Carbon Trackerの再エネコスト比較
 6.3 日本の再エネ価格
 6.4 世界の太陽電池落札価格
7. 各システムによるエネルギー貯蔵容量
8. 輸送燃料エネルギー比較
第2章 グリーン水素
1. 世界の水素需要推移
2. 2050年の水素需要
3. 水素生産量予測
4. 2050年の水素需要占有率
5. 電解水素
 5.1 電解技術
  5.1.1 アルカリ電解
  5.1.2 PEM
  5.1.3 固体酸化物形電解(SOEC)
 (1) HELMETHプロジェクト
 (2) Topsoe社
 (3) Sunfire社
 5.2 電解水素価格
 5.3 IEAの水素コスト予測
 5.4 電解水素コスト予測
 5.5 電解水素価格
6. ターコイズ水素
 6.1 各プロセスによるCO2発生量
 6.2 Monolith Materials社
 6.3 Graforce社
 6.4 Hazer社
 6.5 BASF社
 6.6 ターコイズ水素コスト
7. エネルギーキャリアによる最終発電効率
 7.1 エネルギーキャリアによる発電効率
 7.2 欧州水素キャリアコスト比較
 7.3 IEAによる日本でのエネルギーキャリア比較
第3章 二酸化炭素
1. 炭素税と排出量取引制度
2. EUの排出量取引額推移と予測
3. 二酸化炭素の回収コスト
 3.1 化学吸収と物理吸収
 3.2 IEAによるCO2回収コスト
4. DAC(Direct Air Capture)
 4.1 DACによるCO2回収コスト
 4.2 DACによる2050年のCO2コスト
 4.3 DAC工業化プロジェクト
  4.3.1 Climeworks社
  4.3.2 Global Thermostat社
  4.3.3 Carbon Engineering社
5. CCSコスト
 5.1 EORに用いられるCO2コスト
 5.2 Global CCS InstituteによるCCSコスト
 5.3 RITEによるCCSコスト
6. 石炭火力発電所のCO2利用
第4章 アンモニア
1. アンモニア
 1.1 アンモニア製造プラント
 1.2 アンモニアの生産量
 1.3 アンモニアの用途
2. アンモニア合成
 2.1 アンモニア合成反応
 2.2 アンモニア合成反応装置
  2.2.1 多段反応層
  2.2.2 Topsoe S-300 Basket 反応器
 2.3 アンモニア合成工業プロセス
 2.4 アンモニア合成触媒
3. アンモニア製造時に発生するCO2
4. 高活性アンモニア合成触媒の開発
 4.1 Ruエレクトライド触媒
 4.2 つばめBHB社
 4.3 福島再生可能エネルギー研究所
 4.4 名古屋大学
 4.5 東京工業大学
5. 電解法プロセス
6. 水素キャリアとしてのアンモニア
7. アンモニアによる燃焼
 7.1 グリーンアンモニアコンソーシアム
 7.2 アンモニアと水素の発電コスト比較
 7.3 アンモニアの燃料利用
8. グリーンアンモニア
 8.1 海外のグリーンアンモニアプロジェクト
 8.2 世界のグリーンアンモニアプロジェクト動向
  8.2.1 NEOM
  8.2.2 Eneus Energy社
  8.2.3 Monolith Materials社
  8.2.4 Yara社
  8.2.5 Aquamarine社
  8.2.6 Skovgaard Invest社
 8.3 日本企業のグリーンアンモニアプロジェクト
 8.4 グリーンアンモニアの船舶燃料
9. アンモニアコスト
 9.1 ブルーアンモニア
 9.2 天然ガスからの簡易アンモニア製造コストの計算
 9.3 ブルーアンモニアコストの分析
 9.4 日本のグリーンアンモニアコスト目標
 9.5 IEAの推定グリーンアンモニアコスト
  9.5.1 前提条件
  9.5.2 稼動率によるグリーンアンモニアコスト
  9.5.3 電力代とアンモニア合成コスト
10. アンモニア輸送コスト
 10.1 サウジアラビアからの輸送コスト
 10.2 地域別アンモニア輸入コスト(2013年ベース)
11. アンモニア市場価格
第5章 メタン・LPG
1. メタン
2. バイオガス
 2.1 欧州のグリーンメタン戦略
 2.2 欧州バイオメタンコスト
 2.3 今後のバイオメタン需要
 2.4 欧州バイオガスとバイオメタン目標
3. グリーンメタンの製法
 3.1 発酵法によるグリーンメタンの製造
 3.2 バイオメタン原料
 3.3 バイオメタンの製法
4. CO2と水素からメタン合成
 4.1 メタン発酵槽からのCO2利用
 4.2 触媒によるメタン合成
 4.3 CO2と水素から発酵法によるメタン合成
 4.4 Topsoe社のメタン増量プロセス
5. グリーンメタンプロジェクト
 5.1 欧州のプロジェクト
  5.1.1 HELMETHプロジェクト
  5.1.2 Jupiter 1000プロジェクト
  5.1.3 STORE&GOプロジェクト
  5.1.4 GAYAプロジェクト
  5.1.5 Hycaunaisプロジェクト
6. 日本の合成メタンプロジェクト
 6.1 越路原試験プラント
 6.2 小田原市・日立造船社・エックス都市研究所社
 6.3 東京ガス社
 6.4 大阪ガス社
7. グリーンメタンコスト
 7.1 原材料のみのグリーンメタンコスト
 7.2 NEDOプロジェクトによるメタンコスト
 7.3 スイスのラッパースヴィル応用科学大学エネルギー技術研究所の予測
8. グリーンLPG
 8.1 日本LPガス協会
 8.2 日本グリーンLPガス推進協議会提案プロセス
  8.2.1 中間冷却(ITC)式多段LPG直接合成法
  8.2.2 バイオガスなどのメタノール・DME経由LPG間接合成法
9. CO2と再エネ水素からのLPGコスト
 9.1 原材料のみのLPGコスト
 9.2 LPG市場価格
第6章 エタノール
1. バイオエタノール
 1.1 バイオエタノールの製法
 1.2 バイオエタノールの需要
 1.3 非可食バイオエタノール動向
  1.3.1 Clariant社のSunliquidプロセス
  1.3.2 木材からエタノール
  1.3.3 LanzaTech社
  1.3.4 Enerkem社
  1.3.5 藻類によるCO2からエタノールの合成
2. バイオエタノール価格
3. バイオエチレン
 3.1 バイオエチレンの製法
 3.2 バイオエチレンプロセス
  3.2.1 Braskem社プロセス
  3.2.2 Atolプロセス
  3.2.3 Hummingbirdプロセス
 3.3 バイオエチレンコスト
  3.3.1 原料のみのバイオエチレンコスト
  3.3.2 ナフサ原料とバイオエチレンコスト比較
 3.4 バイオエチレン新規プラント
4. バイオポリエチレン
第7章 液体燃料
1. グリーン液体燃料の製法
2. バイオ燃料価格
 2.1 バイオディーゼル油の価格推移
 2.2 バイオ燃料製造コスト
3. バイオ燃料使用の義務化
4. バイオディーゼル燃料
 4.1 油脂のメチルエステル化によるバイオ燃料
 4.2 油脂の水素化によるバイオ燃料
  4.2.1 油脂の水素化装置
  4.2.2 HVOの併産(co-processing)
 4.3 現在のバイオ燃料コスト
5. グリーンガソリン
 5.1 メタノールからガソリン
  5.1.1 MTGプロセス
  5.1.2 Haru Oniプロジェクト
 5.2 合成ガス(CO/H2)からガソリン
  5.2.1 TIGASTMプロセス
  5.2.2 ウッドバイオマスからTIGASTMプロセスによるガソリンの製造
  5.2.3 Shell IH2プロセス
6. 合成燃料
 6.1 欧州で進行中のe-fuelプロジェクト
 6.2 欧州e-fuel動向
  6.2.1 Repsol社/Aramco社
  6.2.2 Nordic Electrofuel社
  6.2.3 Audi社/INERATEC社/Energiedienst社
  6.2.4 Norsk e-Fuel社
7. 航空機燃料
 7.1 航空機からのCO2排出量
 7.2 CORSIA(国際民間航空のためのカーボンオフセットおよび削減スキーム)
 7.3 SAF(Sustainable Aviation Fuel)の需要予測
 7.4 SAF製法
 7.5 バイオマスからSAFの合成
 7.6 藻から航空燃料
  7.6.1 ユーグレナ社のプロセス
  7.6.2 ユーグレナ社の製造コスト
 7.7 ATJ(アルコールからジエット燃料)
 7.8 都市ごみから航空燃料の合成
  7.8.1 Fulcrum BioEnergy社
  7.8.2 W2Cロッテルダムプロジェクト
 7.9 今後の航空燃料
  7.9.1 欧州議会への提案
  7.9.2 海外のSAF導入義務状況
 7.10 航空燃料コスト
  7.10.1 SAF価格比較
  7.10.2 2050年のSAF価格
8. FTによる合成燃料コスト
 8.1 NEDO調査報告による製造コスト
 8.2 資源エネルギー庁の合成燃料のコスト
 8.3 国際クリーン交通委員会
  8.3.1 国際クリーン交通委員会の報告
  8.3.2 調査報告の前提条件
  8.3.3 前提条件の詳細
  8.3.4 e-ケロシンコスト
  8.3.5 e-ケロシンコスト比較
  8.3.6 e-ディーゼルコスト
第8章 バイオ化学品
1. バイオナフサ
 1.1 バイオナフサの製法
 1.2 バイオナフサの生産量
 1.3 バイオナフサの価格
2. マスバランス方式
 2.1 マスバランス認証
 2.2 スタートしたマスバランス方式
3. エチレングリコール(MEG)
 3.1 エチレンオキサイドの水和
 3.2 糖からMEGの製造
 3.3 ウッドマスからMEG
 3.4 COからMEG
4. バイオプロピレン
 4.1 バイオエチレンからプロピレンの製造
 4.2 バイオプロパンの脱水素
5. グリセロールの利用
 5.1 グリセロールの生産量と価格
 5.2 エピクロロヒドリン(ECH)
 5.3 グリセロールからプロピレングリコール(PG)
  5.3.1 Cargill社
  5.3.2 Oleon社
  5.3.3 ORLEN Poludnie社
 5.4 グリセロールからPGの製造コスト
 5.5 グリセロールからアセトール
6. 1,3-プロパンジオール
7. 1,4-ブタンジオール
8. 1,3-ブチレングリコール
9. ポリ乳酸(PLA)
 9.1 乳酸の製造
 9.2 PLAの改質
 9.3 世界のPLA需要予想
 9.4 世界の主なPLA樹脂メーカー
 9.5 PLA製造動向
  9.5.1 LG化学
  9.5.2 NatureWorks社
 9.6 PLAの国内価格
10. アクリル酸
 10.1 バイオマスからアクリル酸の合成
 10.2 グリセロールからアクリル酸
 10.3 乳酸からアクリル酸
11. ブタジエン
 11.1 エタノールからブタジエン
 11.2 BioButterflyプロジェクト
 11.3 日本のバイオブタジエン開発
 11.4 エタノールからブタジエン製造コスト
12. バイオコハク酸
 12.1 バイオコハク酸の工業化
  12.1.1 BioAmber社
  12.1.2 Myriant社
  12.1.3 Reverdia社
  12.1.4 Succinity社
  12.1.5 山東蘭典生物科技社
  12.1.6 Technip Energies社
 12.2 バイオコハク酸コスト
 12.3 発酵プロセス比較
 12.4 コハク酸誘導体
13. バイオマスから芳香族の製造
 13.1 Anellotech社
 13.2 Origin Materials社
14. ポリエチレンフラノエート(PEF)
 14.1 5-HMF合成ルート
 14.2 グルコースから5-HMF
 14.3 フルクトースから5-HMF
 14.4 セルロースから5-HMF
 14.5 2,5-フランジカルボン酸(FDCA)
 14.6 Avantium社
15. 2,5-ビス(アミノメチル)フラン
16. フルフラール
17. フラン
18. ポリカーボネート
19. ポリヒドロキシアルカノエート
 19.1 PHBH
 19.2 PHB
20. バイオマス洗剤
21. バイオナイロン
 21.1 バイオ6ナイロン
 21.2 バイオ66ナイロン
  21.2.1 ポリアミド66の生産量
  21.2.2 ヘキサメチレンジアミン(HMD)
  21.2.3 アジピン酸
 21.3 PA5X
  21.3.1 凱賽生物産業社
  21.3.2 PA510
  21.3.3 PA11
 21.4 Rennovia社
22. β-ファルネセン
23. スクワラン

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

 https://www.tic-co.com/books/23stm081.html

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グリーン燃料とグリーン化学品製造』
  ―技術開発動向とコスト―

 https://www.tic-co.com/books/23stm081.html

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2023年5月 1日 (月)

2023年6月15日(木)開催「金属材料の水素脆性の基礎と応用」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年6月15日(木)開催

【オンラインセミナー】

「金属材料の水素脆性の基礎と応用」

 ~水素添加・水素分析・水素脆化評価・メカニズムから最新の動向まで~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230604.html

※本セミナーは、ライブ配信(Zoom)のみでの開催です。

※当日使用のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から

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月曜俳句   5月1日(月)

五月(ごがつ)

黄金週間(ゴールデンウィーク)に始まるすがすがしい薫風と新緑の月。

ドイツの詩人ハイネも「美しき五月に」と詠ったように、みずみずしい生命力にあふれた、一年で最もうるわしい月です。

カトリックではこの月を「マリアの月」「聖母月(せいぼづき)」と呼ぶことから「聖五月」という言葉があります。

気温的にも快適な日が多く、行楽の好季節です。

初夏の季語です。

 

君の瞳にみづうみみゆる五月かな

木下夕爾(きのした ゆうじ)(1914-1965)

 

御射鹿池御射鹿池(みしゃかいけ)
(長野県茅野市にある貯水池で八ヶ岳中西高原国定公園内にある人工池。
日本画の東山魁夷の作品『緑響く』のモチーフとして有名。)

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mishaka_pond.jpg
CC 表示 4.0
, リンクによる

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年6月開催セミナーを再ご紹介!

2023年6月15日(木)開催

【オンラインセミナー】

「金属材料の水素脆性の基礎と応用」

 ~水素添加・水素分析・水素脆化評価・メカニズムから最新の動向まで~

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、金属と水素の物理化学的相互作用の基礎から、金属材料中の水素分析方法の特徴・注意点、また、各種金属材料の遅れ破壊・水素脆化メカニズムに関する過去および最新の研究、国際的な動向、抑制に向けた指針に至るまで、斯界の最前線でご活躍中の高井博士に詳しく解説頂きます。

 

◎プログラム

【習得知識】

・金属と水素の物理化学的性質の基礎
・水素分析手法の種類と用い方
・遅れ破壊・水素脆化のメカニズム
・水素脆化を抑制するための考え方、方法


【講演の概要】

 水素脆化とは水素と応力の作用により材料が脆くなる現象であり、近年、さまざまな製品で問題となっている。例えば、低炭素社会さらには脱炭素社会に向けて、輸送機器の軽量化のため材料の高強度化が求められており、材料を高強度化するほど水素脆化感受性が高まり、突然の破壊が危惧される。また、水素は次世代エネルギーの主役の一つとして期待されていますが、燃料電池車や水素ステーションでは極めて過酷な水素環境で材料が使用される傾向にあり、安全性と信頼性の確立が急務といえる。これらの問題を克服するため、水素脆化の基礎を修得することを目的とする。


【プログラム】

1.金属と水素の物理化学的性質の基礎事項

 1.1 金属(bcc,fcc,hcp)中の水素の固溶
 1.2 金属表面での水素の吸着、侵入過程
 1.3 金属中の水素拡散
 1.4 金属中の水素トラップサイト

2.水素分析方法の特徴・注意点

 2.1 昇温脱離法
 2.2 水素可視化方法

3.水素脆化メカニズム

 3.1 水素脆性とは
 3.2 水素脆性の特徴
 3.3 内圧説
 3.4 格子脆化説
 3.5 局部変形助長説
 3.6 空孔凝集説

4.金属中の水素存在状態と脆化メカニズム解明へ向けた最近の研究

 4-1 転位と水素の相互作用
 4-2 水素存在状態と水素脆化の関係

5.水素脆化メカニズムに立脚した水素脆化抑制指針

6.質疑応答(適宜)


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230604.html


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2023年6月15日(木)開催

【オンラインセミナー】

「金属材料の水素脆性の基礎と応用」

 ~水素添加・水素分析・水素脆化評価・メカニズムから最新の動向まで~

                                   セミナー!

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※本セミナーは、ライブ配信(Zoom)のみでの開催です。

※当日使用のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から

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