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2023年7月

2023年7月31日 (月)

2023年8月24日(木)開催「エンジニアのための設備コストの見積法入門」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年8月24日(木)開催

~プラント建設プロジェクトを焦点とした~

「エンジニアのための設備コストの見積法入門」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230804.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

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三曜俳句   7月31日(月)

花氷(はなごおり)  晩夏

くれなゐを籠(こ)めてすゞしや花氷

日野草城

 

美しい花や草を閉じこめた氷の柱のことです。

装飾として美しいだけではなく、室温を下げるとともに見た目にも涼しげであるため、

劇場やホテルのロビーなどに好んで飾られます。

冷房装置の普及していなかった頃は、今よりも目にする機会が多くありました。

もともとは草花の短い命を少しでも長く保つために生まれたものですが、

生花だけではなく造花を用いることもあります。

食卓では、料理に彩りを添える器として楽しむこともできます。

 

花氷

花氷

ceheartyf, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年8月開催セミナーをご紹介!

2023年8月24日(木)開催

~プラント建設プロジェクトを焦点とした~

「エンジニアのための設備コストの見積法入門」

                                   セミナー

です!

 

★エンジニアに必要な設備コストの見積方法をわかりやすく解説!!
★与えられた条件の中でどのように見積を行っていけばよいか!?
★本セミナーでは、設備コストの仕組みを始め、機器・材料費、現地工事費、共通間接費の詳細見積、
 又、見積のまとめと調整に至るまで、経験豊富な大原講師に解説頂きます。


◎講師

大原シーイー研究所 代表
(元)三井造船(株)〔現社名(株)三井E&Sエンジニアリング〕
プラント事業本部 プロポーザル部 見積担当課長
経済産業省 MOTプログラム開発事業(H17年度)
(早稲田大学受託事業)
コストエンジニアリング教材開発委員
日本コスト工学会正会員
(理事、勉強会コーディネーター) 大原宏光 氏


◎プログラム

【受講対象】

1.本セミナー受講対象者は、化学など設備ユーザ、エンジニアリング会社などの方で設備投資の
  計画担当、見積積算、調達、設計、工事部門などに関連ある方々を対象とします。
2.特に新しくコスト関連業務に従事された方や若手技術者にお奨めです。
3.見積に関する基礎知識向上に重きをおき、国内設備のケースで説明します。


【プログラム】

Ⅰ.設備コストの見積の目的とコスト構成

 1.見積の目的と位置付け
 2.設備コストの構成
 3.設備コストの変動要因
 4.設備コストの低減のポイント


Ⅱ.詳細見積の進め方

 1.見積積算部署と関連組織
 2.見積作業の計画
 3.見積のための基本的な設計資料


Ⅲ.機器・材料費の詳細見積

 1.機器費見積の進め方
   (見積手順、見積法の選定など)
 2.機器費の見積
   (各種見積法、ベンダー見積取付・評価、コスト集計要領、
   塔槽熱交換器のコストダウンの着眼点など)
 3.配管工事材料費の見積
   (材料集計手順、材料費区分、見積明細・集計要領など)


Ⅳ.現地工事費の見積一般

 1.工事費の見積法
 2.サブコントラクタへの見積照会要領
 3.工事の請負構造と工事費の構成
 4.直接労務費工数単価の考察
   (工数単価の構成、工数単価の算定例など)


Ⅴ.現地工事費の詳細見積

 1.機器据付工事費の見積
  (1)機器据付工事の見積手順
  (2)機器据付工事数量表の作成
  (3)機器据付工事費の算出
  (4)機器据付工事手順と直接工数の対象
  (5)機器据付要領
  (6)機器据付工数
 2.配管工事費の見積
  (1)基礎知識
    (配管工法の種類、プレハブ工法の長所短所、配管工事量の単位と計算など)
  (2)配管工事費(従来工法)の算出
  (3)配管工事費(工場プレハブ工法)の算出
  (4)配管工事の直接工数の対象
  (5)直接工数の求め方
  (6)配管の放射線検査費の見積
 3.保温冷工事費の見積
  (1)基礎知識
  (2)保温冷工事費の見積手順
  (3)保温冷工事数量表の作成
  (4)保温冷工事費の算出(複合単価法、積上げ法)
 4.塗装工事費の見積
  (1)見積手順
  (2)塗装システムの作成
  (3)素地調整の種類
  (4)塗装工事数量表の作成
  (5)塗装複合単価の作成
  (6)塗装工事費の算出


Ⅵ.共通間接費の詳細見積

 1.建設機械使用料の見積
  (1)基礎知識
  (2)見積手順
  (3)移動式クレーンの見積
 2.共通仮設費の見積
  (1)基礎知識
  (2)見積手順
  (3)現地サ-ベイと見積項目
  (4)仮設建物の見積
  (5)共通仮設費のまとめ
 3.現場管理費の見積
 4.試運転費の見積
 5.エンジニアリング・プロジェクト運営費の見積


Ⅶ.プラント見積のまとめと検討・調整

 1.プラント見積原価総括表
 2.プラントコストの総合検討
 3.エスカレーションの見積
 4.コンティンジェンシの見積
 5.プラント見積後のコストデータの整理項目
 6.契約後のプラント価格の変更要因


Ⅷ.質疑応答


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230804.html


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2023年8月24日(木)開催

~プラント建設プロジェクトを焦点とした~

「エンジニアのための設備コストの見積法入門」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230804.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

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2023年7月28日 (金)

2023年8月24日(木)開催「水素発電・混焼など燃料利用と燃料供給に関する技術開発/事業動向」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年8月24日(木)開催

「水素発電・混焼など燃料利用と燃料供給に関する技術開発/事業動向」

~講師4名(千代田化工建設、川崎重工業、
三菱重工業、三菱重工パワーインダストリー)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230810.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   7月28日(金)

夏の海(なつのうみ)  三夏

見えてきてどっと広がる夏の海

河内静魚

 

夏は海で遊ぶことが多くなる季節です。

灼けつく太陽のもと、潮の動きも強く、海はいよいよ青く眩(まぶ)しい。

波は岩礁にあたってくだけ、波打ち際に白くうちよせます。

写真の灯台は紀伊日ノ御埼灯台。

和歌山県日高郡日高町及び美浜町の町境に位置し、紀伊水道に面する岬。

紀伊半島の最西端で和歌山県煙樹海岸県立公園に指定されていて、

風光明媚(ふうこうめいび)な地です。

領海及び接続水域に関する法律等では本灯台と徳島県阿南市の蒲生田岬灯台を

結んだラインまでが瀬戸内海と定義されています。

私の故郷でもあります。

 

Mihama hinomisaki

紀伊日ノ御埼灯台と周辺の風景

Opqr, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年8月開催セミナーをご紹介!

2023年8月24日(木)開催

「水素発電・混焼など燃料利用と燃料供給に関する技術開発/事業動向」

~講師4名(千代田化工建設、川崎重工業、
三菱重工業、三菱重工パワーインダストリー)ご登壇~

                                   セミナー

です!

 

 

★本セミナーでは、低・脱炭素に向け注目が集まる水素に関して、斯界の最前線でご活躍中の企業の講師陣から、水素サプライチェーンの実証状況・実用化・コストダウンに向けた取組み、中小型・大型ガスタービン及びボイラにおける技術開発・適用動向などについて詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、HPにてご確認下さいませ。

 

◎プログラム

Ⅰ.国際水素供給網の実現と2050年目標に向けた革新的なコストダウンシナリオ

千代田化工建設株式会社
フロンティアビジネス本部 フェロー 岡田佳巳 氏

 当社が開発したSPERA水素™システムは、常温・常圧で液体のメチルシクロヘキサン(LOHC-MCH)を利用する水素貯蔵輸送システムである。水素火力への水素供給をはじめ国家備蓄から水素ステーションなどの中小規模での利用に至る総合的な水素サプライチェーンを構築できる特長を有しており、既に商業化段階に移行している。水素エネルギーキャリアの実装と普及に際しては、水素基本戦略における2050年目標20\/Nm3のコスト目標を達成できるポテンシャルが極めて重要となる。
 本講演では、実用化に向けた国内外の取組みの現況と革新的なコストダウン技術開発シナリオについて紹介する。

 1.SPERA水素™システムの概要と特長
 2.国際間水素サプライチェーン実証
 3.国内外における実用化への取組み
 4.将来に向けたコストダウンシナリオ
  (1)MCHの直接製造(電解、光触媒)
  (2)MCH直接燃料電池
 5.まとめ
 6.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.国際液化水素サプライチェーンと中小型水素ガスタービン発電装置の開発動向

川崎重工業株式会社
水素戦略本部 技術総括部 開発部 二課 課長 山口正人 氏

 世界的な脱炭素化の流れの中で水素の利用に関心が集まっており、液化水素をエネルギーキャリアとして導入することでクリーンエネルギーの大量、長期、長距離での輸送や貯蔵が可能となり、これらの供給インフラを構築することで水素ガスタービン等による脱炭素発電も実現可能となる。
 本講演では、川崎重工業が推進している液化水素をエネルギーキャリアとした国際液化水素サプライチェーンと中小型水素ガスタービン発電装置等の開発について現況および今後の展望を紹介する。

 1.エネルギーを取り巻く状況
 2.国際水素サプライチェーンの開発状況
 3.水素ガスタービン発電装置の開発状況
 4.水素関連製品の開発への取り組み
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.発電用ガスタービンにおける水素利用

三菱重工業株式会社
エナジードメイン GTCC事業部 ガスタービン技術部
ガスタービン燃焼器グループ 主席チーム統括 松本照弘 氏

 カーボンニュートラル社会実現に向けて、高効率ガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)における水素燃料の利用は、大きなCO2削減効果に加えて大規模水素需要の発生による水素インフラ拡充やコスト低減を促すことが期待され、重要な役割を担うと考えている。水素は天然ガスと比較し、逆火現象発生リスク等を伴うが、弊社J形ガスタービンに搭載されているDry Low NOx燃焼器を改良し、水素混焼率30%検証に成功。水素インフラ導入期を想定した水素混焼燃焼器および2030年以降の水素インフラ成熟期を想定した水素専焼燃焼器の燃焼技術について紹介する。

 1.会社紹介
 2.ガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)の概要
 3.ガスタービン市場動向
 4.CO2ゼロ発電に向けて
 5.MHIグループ水素関連取り組み
 6.まとめ
 7.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.水素の拡散燃焼バーナにおける燃焼技術開発とボイラへの適用

三菱重工パワーインダストリー株式会社
プロジェクト事業部 ボイラ技術部
ボイラ技術・燃焼設計課 課長
技術士(機械部門) 高嶋洋平 氏

 脱炭素社会構築に向けて水素利用の拡大が急務であり、ボイラでの水素利用が有望視されている。広く運用されている既存ボイラへ水素を適用することにより、既存設備を活用し経済的かつ大規模に水素利用の導入が可能となるためである。水素含有ガスは従来からボイラで利用されているが、大規模利用を促すには水素の特徴から生じる課題を解決する必要があり、安全に運用可能な拡散燃焼バーナを用いた水素燃焼技術の開発を進めてきた。
 本講演ではボイラにおける水素利用の課題と、その解決及び実機適用に向けた水素燃焼技術の開発について紹介する。

 1.三菱重工パワーインダストリーの紹介
 2.水素の特徴とボイラ大規模利用における課題
 3.課題解決に向けた技術開発と実証について
 4.水素燃焼実証試験
 5.水素燃焼メカニズムの解明
 6.実機ボイラへの適用に向けた燃焼システム構成例
 7.質疑応答・名刺交換

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230810.html


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2023年8月24日(木)開催

「水素発電・混焼など燃料利用と燃料供給に関する技術開発/事業動向」

~講師4名(千代田化工建設、川崎重工業、
三菱重工業、三菱重工パワーインダストリー)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230810.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年7月26日 (水)

2023年8月23日(水)開催「ガスエンジン/コージェネの技術開発動向・取組み」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年8月23日(水)開催

~低炭素社会実現・脱炭素への道をつなぐ、
電力市場価格高騰対策、調整電源(ΔkW)としての優位性を含めて~

「ガスエンジン/コージェネの技術開発動向・取組み」

-講師4名(コージェネ財団、東京ガス、川崎重工業、IHI原動機)ご登壇-

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230814.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   7月26日(水)

仏桑花(ぶっそうげ)  晩夏

ファドどこか船歌に似る仏桑花

柏田浪雅

 

南国の花らしい色彩、漏斗(ろうと)状の五弁花で、花柱が長く突き出ているのが特徴です。

花色は赤、ピンク、朱、黄、クリーム色があり、八重咲きの花もあります。

一日花ですが、咲き継いでいくので7月~9月と花の時期は長く続きます。

ポルトガルのリスボンの郊外ロカ岬には

「ここに地果て、海始まる」と刻まれた詩碑があります。

ヨーロッパの西の果(はて)の意味です。

ヴァスコ・ダ・ガマやマゼランによる大航海時代を築いた国としてポルトガルは名高いです。

働く者の体から絞り出すような民謡がファド。

船乗(ふなのり)の国の船歌の伝統を感じます。

 

Hibiskus rosa-sinensis - Kwiat

仏桑花

Lestat (Jan Mehlich), CC BY-SA 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で



Cabo da Roca

ロカ岬の灯台

 

Cabo da Roca

ロカ岬の詩碑

 

(担当:白井芳雄)

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さて、本日も2023年8月開催セミナーをご紹介!

2023年8月23日(水)開催

~低炭素社会実現・脱炭素への道をつなぐ、
電力市場価格高騰対策、調整電源(ΔkW)としての優位性を含めて~

「ガスエンジン/コージェネの技術開発動向・取組み」

-講師4名(コージェネ財団、東京ガス、川崎重工業、IHI原動機)ご登壇-

                                   セミナー

です!

 


★本セミナーでは、低・脱炭素、電力系統(系統安定性、調整力)へ貢献するガスエンジン/コージェネレーションの最近の動向と技術開発・適用・今後の展望を含めた取組みなどについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣から詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、HPにてご確認下さいませ。

 

◎プログラム

Ⅰ.低炭素・電力系統へ貢献するコージェネレーションの動向と活用

一般財団法人
コージェネレーション・エネルギー高度利用センター
シニアアドバイザー 進士誉夫 氏

  コージェネレーションの価値を再確認し、2050年のカーボンニュートラルに向けてその果たす役割を電力系統への貢献、低炭素化への貢献にフォーカスして解説する。

 1.コージェネレーションとは
 2.コージェネレーションの価値
  (1)省エネ性
  (2)停電時の構内電力供給
  (3)社会の需要に合わせたロバスト性の高い建設
 3.コージェネレーションの電力系統へ貢献
  (1)系統連系技術要件の基本的考え
  (2)系統擾乱拡大の可能性
  (3)系統安定性への貢献
  (4)調整力の提供
  (5)慣性力の提供
 4.コージェネレーションの低炭素へ貢献
  (1)熱も含めた省エネルギーの実現
  (2)省エネルギーは低炭素への最大の貢献
  (3)脱炭素燃料への対応
  (4)高コスト燃料への対応
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.低・脱炭素社会に向けたガスエンジンコージェネレーションの貢献と技術開発動向

東京ガス株式会社
カスタマー&ビジネスソリューションカンパニー
ソリューション技術部
分散型エネルギーソリューション技術グループ
コージェネレーションチーム 課長 斎藤 準 氏

  天然ガスコージェネレーションの環境への価値を再確認するとともに、今後のトランジション期から脱炭素社会を見据えたガスエンジンコージェネレーションの技術開発の動向および当社の取り組みを紹介する。

 1.天然ガスコージェネレーションとは
  (1)天然ガスの環境性
  (2)天然ガスコージェネレーションの特徴
 2.低炭素を実現するガスエンジンコージェネレーションの技術開発動向
  (1)コージェネ原動機の種類と特徴
  (2)ガスエンジンの基本と高効率化技術
  (3)最新機種のご紹介
 3.脱炭素社会に向けたガスエンジンコージェネレーションの技術開発動向
  (1)脱炭素社会に向けた技術開発の展望
  (2)水素利用技術開発
  (3)e-methaneへの展望
 4.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.発電効率51%を達成した大型ガスエンジンと将来の脱炭素に向けた取組み

川崎重工業株式会社
技術開発本部 技術研究所
エネルギーシステム研究部 基幹職 宮本世界 氏

  発電効率で世界を常にリードしてきたカワサキグリーンガスエンジンの適用技術と最新機種を紹介するとともに将来の脱炭素化に向けた取組みを紹介する。

 1.背景
 2.カワサキグリーンガスエンジンの概要と適用技術
 3.発電端効率51%達成エンジンについて
 4.市場での実績例
 5.水素対応開発
 6.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.ガスエンジンコージェネプラントの省エネ化の現状と、
  将来のカーボンニュートラル対応について

株式会社IHI原動機
陸用事業部 事業部長補佐 廣仲啓太郎 氏

  近年CO2削減への取り組みならびにエネルギー価格上昇を背景に、コージェネレーションに対する効率の向上が強く求められている。また、時を同じくして、脱炭素社会に向けた技術開発が強く求められている。 本講演では、コージェネレーション設備としての効率向上への取り組みを導入事例をもとに紹介していく。また、カーボンフリーに向けた燃料転換についても触れ脱炭素社会に向けた取り組みを紹介する。
 <質疑応答・名刺交換>


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230814.html


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2023年8月23日(水)開催

~低炭素社会実現・脱炭素への道をつなぐ、
電力市場価格高騰対策、調整電源(ΔkW)としての優位性を含めて~

「ガスエンジン/コージェネの技術開発動向・取組み」

-講師4名(コージェネ財団、東京ガス、川崎重工業、IHI原動機)ご登壇-

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230814.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年7月24日 (月)

2023年8月23日(水)開催「バイオリファイナリーの技術/研究開発動向と展望」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年8月23日(水)開催

-脱炭素社会・カーボンリサイクルを実現する-

「バイオリファイナリーの技術/研究開発動向と展望」

~講師4名(産業技術総合研究所2名、三重大学、
          国際農林水産業研究センターの研究者の方々)ご登壇~ 

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230816.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※プログラムⅠ~Ⅲのテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※プログラムⅣのテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

※アーカイブ受講可能(事情により、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲのみ可能。)
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は39,600円となります。(※Ⅳの視聴は出来ません)
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   7月24日(月)

柳蘭(やなぎらん)  三夏の季語

派手に咲き派手に吹かれて柳蘭

青柳志解樹

 

アカバネ科の多年草。

高原などの日当りのよい山野に群生します。

高さ1~1.5メートル、茎は直立し、葉は柳の葉に似て、花は蘭に似ていることが花名の由来です。

森林の伐採地や山火事の後などにいち早く入り込むパイオニア植物でもあります。

7月から8月頃、茎の上の方に2~3センチの紅紫色の四弁花が多数下から咲きあがります。

花のあと、10センチほどの細長い莢(さや)のような実ができ、熟すと割れて中から長い白毛の生えた小さな種子が風に乗って飛び散ります。

他の植物が繁茂すると消えてしまいます。

 

Epilobium angustifolium Yanagiran in Kitazawatouge 2001-08-16柳蘭

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年8月開催セミナーをご紹介!

2023年8月23日(水)開催

-脱炭素社会・カーボンリサイクルを実現する-

「バイオリファイナリーの技術/研究開発動向と展望」

~講師4名(産業技術総合研究所2名、三重大学、
          国際農林水産業研究センターの研究者の方々)ご登壇~ 

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、セルロース系バイオマスの加圧熱水による前処理、糖化・発酵、リグニン回収等の要素技術およびバイオエタノールやリグニン由来生成物の新たな用途開発から、レブリン酸及び乳酸をリグノセルロースから直接合成する技術とそれらを中間体として有用化学品に変換する技術、二酸化炭素と水素や未利用バイオマスを原料としたスマートセル活用バイオものづくり、バイオ生産実証、国際農研(JIRCAS)の微生物糖化技術とそれを利用したエネルギー生産や化成品原料に変換するカーボンリサイクル技術開発などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣から詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、HPにてご確認下さいませ。


◎プログラム

Ⅰ.セルロース系バイオマスのリファイナリー技術による
  燃料&化学品併産プロセスの研究開発と今後の展望

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
イノベーション人材部 シニアマネージャ
坂西欣也 氏

 セルロース系バイオマスを低環境負荷の成分分離(リファイナリー)技術によって分画し、セルロース・ヘミセルロース成分から糖化・発酵プロセスによってバイオエタノールを製造すると共に、発酵残渣として副生するリグニン成分から炭素材料(カーボンファイバー、バイオプラスティック、バイオ炭等)を併産することによってバイオマスの全利用システムを確立できる。本講演では、セルロース系バイオマスの加圧熱水による前処理、糖化・発酵、リグニン回収等の要素技術およびバイオエタノールやリグニン由来生成物の新たな用途開発を概説する。

 1.カーボンリサイクル(CR)におけるバイオマスの役割
 2.セルロース系バイオマスの加圧熱水による成分分離
 3.セルロース系バイオマスからのエタノール製造と新たな用途開発
 4.発酵残渣等からのリグニン回収とバイオ炭素材料としての利用
 5.持続可能なバイオマス利活用に向けて(まとめ)
 6.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.触媒変換によるリグノセルロースのバイオマスリファイナリー技術

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
食薬資源工学オープンイノベーションラボラトリ 副ラボ長
富永健一 氏

 世界最大のバイオマス資源であるリグノセルロースを原料として、有用な化学品群に変換するための触媒反応技術を紹介する。特に基幹物質として有望なレブリン酸及び乳酸をリグノセルロースから直接合成する技術とそれらを中間体として有用化学品に変換する技術に注目する。

 1.リグノセルロースのバイオマスリファイナリー
 2.リグノセルロースを原料とするレブリン酸合成触媒
 3.リグノセルロースを原料とする乳酸合成触媒
 4.レブリン酸を基幹物質とした有用化学品合成
 5.乳酸を基幹物質とした有用化学品合成
 6.まとめ
 7.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.グリーン&ブルーカーボンを活用したバイオものづくり研究開発

三重大学 大学院生物資源学研究科 教授
先端科学研究支援センター
バイオインフォマティクス部門長(兼任)
スマートセルイノベーション研究センター長
田丸 浩 氏

 合成生物学の革新的な進化により、バイオものづくりで利用可能な原料と製造可能な製品の幅が拡大している。本講演では、二酸化炭素と水素、あるいは未利用バイオマスを原料として、スマートセルを活用したバイオものづくりについて紹介するとともに、我々が現在取り組んでいるバイオ生産実証に向けた研究開発について紹介する。

 1.世界的社会情勢の変化とそれに伴うバイオものづくりの動向
 2.国内外におけるグリーン&ブルーカーボンの活用状況
 3.微生物-植物を活用したネガティブエミッションとグリーン&ブルー水素生産
 4.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.微生物の培養だけでセルロースを糖化する技術
 -微生物糖化法で糖化酵素に要するコストをゼロに-

国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター
生物資源・利用領域 プロジェクトリーダー
小杉昭彦 氏

 農産廃棄物の多くは、食糧と競合しないとされるセルロース系バイオマスであり、基本、糖質のポリマーからなる再生可能な資源でもある。セルロース系バイオマスを安価で高効率に糖化し、ブドウ糖を作ることができれば、バイオマスからのバイオ燃料生産やバイオプラスチック生産など、カーボンリサイクル社会は現実のものになる。国際農研(JIRCAS)では、革新的な糖化技術を開発し、これを利用したエネルギー生産や化成品原料に変換するカーボンリサイクル技術の開発に取り組んでいる。これまでのリサイクルエコノミーではなく、サーキュラーエコノミーの実現へ向け、本講ではその中核的技術を担う「微生物糖化」技術について解説する。

 1.再生可能な資源、セルロース系バイオマス
 2.好熱嫌気性細菌のセルロース分解戦略
 3.微生物糖化技術
 4.サーキュラーエコノミーを可能にする微生物糖化技術
 5.質疑応答・名刺交換


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230816.html


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2023年8月23日(水)開催

-脱炭素社会・カーボンリサイクルを実現する-

「バイオリファイナリーの技術/研究開発動向と展望」

~講師4名(産業技術総合研究所2名、三重大学、
          国際農林水産業研究センターの研究者の方々)ご登壇~ 

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230816.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※プログラムⅠ~Ⅲのテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※プログラムⅣのテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

※アーカイブ受講可能(事情により、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲのみ可能。)
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は39,600円となります。(※Ⅳの視聴は出来ません)
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年7月21日 (金)

2023年8月22日(火)開催「CO2からの合成燃料(e-fuel)など製造技術開発の動向と展望」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年8月22日(火)開催

「CO2からの合成燃料(e-fuel)など製造技術開発の動向と展望」

~講師5名(茨城大学、千代田化工建設2名、住友重機械工業、イーセップ)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230815.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   7月21日(金)

冷奴(ひややっこ)  三夏の季語

冷奴水を自慢に出されたり

野村喜舟

 

冷水や氷などで冷やした豆腐を一口大に切り、おろし生姜(しょうが)、花かつお、葱(ねぎ)、茗荷(みょうが)などの薬味を添え、生醤油(きじょうゆ)で食べます。

庶民的で手軽な夏の食べ物として親しまれています。

豆腐は水が命といわれます。

なにしろ80~85%が水なのです。

「ここは水がいいですから豆腐がうまいです」といわれます。

冷奴の奴は昔の奴(やっこ)が四角い紋をつけていたことに由来するという説と、冷たいことをヒャッコイということからという説があります。

 

Hiya-yakko 002冷奴

 

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は2023年8月開催セミナーをご紹介!

2023年8月22日(火)開催

「CO2からの合成燃料(e-fuel)など製造技術開発の動向と展望」

~講師5名(茨城大学、千代田化工建設2名、住友重機械工業、イーセップ)ご登壇~

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、より早くて実効性のある脱炭素展開が期待されるCO2を用いた合成燃料(e-fuel)製造の各手法・技術開発とサプライチェーン・事業性評価、またCO2原料メタノール/DME(ジメチルエーテル)合成技術と事業性などについて、今後の展望を交え斯界の最前線でご活躍中の講師陣から詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、HPにてご確認下さいませ。


◎プログラム


Ⅰ.熱機関での利用を考慮したCO2と再生可能エネルギーから作る合成燃料
 ~カーボンリサイクルエネルギー研究センターの取り組みを含めて~

茨城大学 工学部 機械システム工学科 教授
カーボンリサイクルエネルギー研究センター長
田中光太郎 氏

 茨城大学カーボンリサイクルエネルギー研究センターでは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、電化ができず、対応技術が存在しない燃料・熱利用領域のカーボンリサイクル技術を開発することを目的に研究を行っています。これまで、CO2・水素からの燃料合成、水素・アンモニア・合成燃料の利用に関する研究を推進してきており、これらにCO2回収に関する研究を新たに実施することにより、CO2を資源と考えるカーボンリサイクル(回収・合成・利用)に関する一気通貫した研究を推進してまいります。本講演では、カーボンリサイクルエネルギー研究センターの取り組みについてご紹介するとともに、熱機関に最適な合成燃料についてお話いたします。

 1.カーボンリサイクル技術の必要性
 2.カーボンリサイクル研究センターの取り組み
 3.熱機関の再確認
 4.燃料の燃焼反応
 5.熱機関の高効率化に資する燃料
 6.燃料合成に向けた触媒研究の一例
 7.燃料利用の視点から燃料合成に期待すること
 8.まとめ
 9.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.CO2原料メタノール/DME合成技術の現状と展望

千代田化工建設株式会社
技術開発部 プロセス開発セクション シニアコンサルタント
蛙石健一 氏

 脱炭素化社会実現のため実効性のあるカーボンリサイクル技術の重要性が求められている。メタノール及びその誘導体であるDMEは、回収CO2とクリーン水素から合成でき、そのものが基礎化学品・燃料であると同時に多くの中間・最終製品の原料となるキー物質である。これら物質の製造技術の概観や今後の役割・展開について紹介したい。

 1.CO2資源化とカーボンリサイクル/メタノールエコノミー
 2.CO2資源化技術
  (1)合成ガス
  (2)メタノール
  (3)DME
 3.マーケットと経済性
 4.開発・事業化動向
 5.今後の展開
 6.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.CO2原料合成液体燃料製造のサプライチェーンと持続可能性

千代田化工建設株式会社
フロンティアビジネス本部 テクニカルアドバイザー
細野恭生 氏

 既存の液体化石燃料(ガソリン、軽油、ジェット燃料等)をクリーン水素と回収CO2を原料とした合成液体燃料で代替できれば既存の石油供給設備や利用側の輸送移動体を最大限に活用することにより、より早くて実効性のある運輸部門のカーボンニュートラル展開が可能となる。ここでは、合成液体燃料への一貫製造プロセスをサプライチェーンとして俯瞰し、その意義と課題につき国際的な展開状況も踏まえて紹介する。

 1.合成液体燃料が求められる背景
 2.CO2原料合成液体燃料製造のサプライチェーン
  (1)水素/CO2
  (2)DMC/DME/MTG
  (3)FT燃料
 3.持続可能性と事業性評価
 4.開発・事業化動向
 5.今後の展開
 6.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.二酸化炭素を含む合成ガスからの液状炭化水素合成

住友重機械工業株式会社
技術本部 技術研究所 環境・エネルギーグループ
主席研究員
鈴木 崇 氏

 カーボンリサイクルに向けてCO2を炭素源として有効利用する技術が注目されている。CO2を炭素源とするFT合成によって灯油、ジェット、軽油相当の燃料成分に変換することができれば、現在流通している移動体燃料と組合わせるなどエンドユーザーの負担を抑制出来る可能性がある。本講演ではCO2をフィードに組込んだFT合成を含め、当社での取組事例の一部を紹介する。

 1.FT反応およびFT反応に活性を示す触媒系
 2.FT合成のコマーシャルプラント
 3.CO2を組み込んだFT反応
 4.燃料コスト、課題
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅴ.膜テクノロジーでCO2から合成燃料(e-fuel)を高効率に作る

イーセップ株式会社 代表取締役社長
澤村健一 氏

 e-fuelなどのカーボンニュートラルな液体合成燃料は近年急速に需要が高まっているが、コスト低減が必須である。 本セミナーでは、膜テクノロジーを活用した次世代型e-fuel合成プロセスの開発動向について概説する。

 1.e-fuel合成プロセス
  (1)コスト構造
  (2)FT合成経由
  (3)メタノール合成経由
 2.分離膜を活用したe-fuel合成プロセスの高効率化
  (1)膜テクノロジー活用のメリット
  (2)FT合成への膜テクノロジー適用例
  (3)メタノール合成への膜テクノロジー適用例
 3.質疑応答・名刺交換

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

 


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2023年8月22日(火)開催

「CO2からの合成燃料(e-fuel)など製造技術開発の動向と展望」

~講師5名(茨城大学、千代田化工建設2名、住友重機械工業、イーセップ)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230815.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年7月19日 (水)

2023年8月17日(木)開催「注目の脱炭素先行地域、選定のポイントと選定地域での実際の取り組み」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年8月17日(木)開催

「注目の脱炭素先行地域、選定のポイントと選定地域での実際の取り組み」

~残る応募回数への重要チェックとカギを握る地域新電力の新しい役割~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230812.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   7月19日(水)

冷索麺、冷素麺(ひやそうめん、ひやさうめん) 三夏の季語

ざぶざぶと素麵さます小桶かな

村上鬼城

 

小麦粉を塩水でこね、ごま油、なたね油などをつけて細く引きのばし、日光で乾かして作ります。

手延べが喜ばれます。

これを茹(ゆ)でて、冷水または氷で冷やしたものが冷索麺です。

これに山葵(わざび)、葱(ねぎ)、七味唐辛子など、それぞれの好みの薬味を入れて、冷えた麺つゆをつけ、一気に食べるのが極上の夏の味覚です。

竹樋に流す流し索麺は涼味満点。

索麺だけを季語にして詠むのは誤りで、冬も煮麺(にゅうめん)として食べます。

 

Somen is wonderfully refreshing summer noodle in Japan.jpg冷素麺
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Somen_is_wonderfully_refreshing_summer_noodle_in_Japan.jpg
CC 表示 2.0
, リンクによる

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年8月開催セミナーをご紹介!

2023年8月17日(木)開催

「注目の脱炭素先行地域、選定のポイントと選定地域での実際の取り組み」

~残る応募回数への重要チェックとカギを握る地域新電力の新しい役割~

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、「脱炭素先行地域」を主に取り上げ、第1回~3回の評価の中身(選定結果の詳細分析)から、第4回以降の選定ポイント、また選定後の取り組みや地域新電力に必要な新しい役割などに至るまで、斯界の最前線でご活躍中の北村氏、若林氏、両講師から詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、HPにてご確認下さいませ。

 

●講師

日本再生可能エネルギー総合研究所 代表
株式会社日本再生エネリンク 代表取締役
地域活性エネルギーリンク協議会 代表理事
埼玉大学工学部 非常勤講師 
北村和也 氏

 

●講師

久慈地域エネルギー株式会社 代表取締役社長
若林治男 氏

 

【講師の言葉】

 エネルギー費高騰など激動の情勢の中、脱炭素と再生エネ拡大の重要性は増す一方です。カーボンニュートラルは検討から実現段階に進み、取り組みが地域や企業の将来を決めます。再生エネ拡大のベースはローカルにあり、地域脱炭素こそが基本です。
 本セミナーでは、政府の進める脱炭素ロードマップの重要施策、「脱炭素先行地域」を主に取り上げ、これまでの結果分析や今後の選定ポイントを解説します。さらに、選定後の取り組みや地域新電力に必要な新しい役割についても具体例を挙げて示します。


◎プログラム

 昨年から始まった脱炭素先行地域は、すでに62か所が選定されました。自治体や企業にとって再エネ交付金という大きな支援が得られる絶好のチャンスです。選定結果の詳細な分析と共に、第4回以降の応募の重要なポイントを解説します。


Ⅰ.意外に理解されていない、第1回~第3回の評価の中身
 ~脱炭素先行地域のハードルは本当に上がっているのか?

10:50~11:50(60分)(北村 氏)

 脱炭素先行地域の成り立ちと選定結果の総評に、ほぼすべての選定のための要素が書き込まれています。しっかり読み込み分析することこそ、選定への近道です。選定漏れの例も含めて解説します。

 1.まず知るべき、脱炭素先行地域とは何か
  ・脱炭素先行地域が生まれた理由と目指すもの
 2.第1回~第3回の選定結果が示す、可否の分かれ目
  ・選定結果の分析:繰り返し読み込むべき評価委員会の総評
  ・選定漏れが示す応募重要事項、なぜあの提案は評価されなかったのか

 

Ⅱ.第4回以降の選定への対策

13:00~14:00(60分)(北村 氏)

 初期のモデルが次々埋まる中、新しい条件も加わりました。提案に当たっての重要なポイントを整理します。

 1.第4回以降に求められる提案内容
  ・新しい選定条件「重要選定モデル」への対応と狙い目の空白地域
  ・2030年中間目標に向けての再生エネ量の確保
 2.提案に当たっての最終チェックポイント
  ・評価委員会が示す条件の変化に対応できているか、チェックリスト

 

Ⅲ.地域脱炭素の実現方法と地域新電力に求められる新しい役割

14:10~15:10(60分)(北村 氏)

 脱炭素先行地域は、2030年の中間目標達成のための政府の新しいツールです。同様に、地域新電力も地域脱炭素の中心的なプレーヤーのひとつとして、新しい役割が求められています。これまでの小売事業者の枠を超え、PPAでの核やDRなどでのアグリゲーターなどが期待されます。地域内でのコラボの実際や地域新電力の新しい事業モデルを具体的に紹介します。

 1.動き出した地域新電力の新しい事業展開
  ・先行地域でも求められる、地域主体のPPAの作り方
  ・各地で進む地域内コラボの実際
   (自治体、地元金融、技術ベンチャー、省庁の出先機関など)
 2.期待される地域での新しいエネルギービジネスと地域新電力
  ・DR、蓄電池、EVなどを使ったDERと省エネやエスコ事業の実際

 

Ⅳ.脱炭素先行地域、地域新電力としての選定への協力と実施での役割の実際

15:20~16:20(60分)(若林 氏)

 脱炭素先行地域への応募は第3回から、民間の共同提案が必須となりました。岩手県久慈市では、地元の自治体新電力の久慈地域エネルギー(株)と共同して提案を行い、第2回に選定されました。選定後は、地元のPPAなどの再生エネ拡大の取り組みが急速に進められています。選定された地域ならではの提案作成の実際や得られるメリット、選定後の地域脱炭素実現の苦労や具体的な取り組み内容を紹介します。

 1.岩手県久慈市の第2回選定で、久慈地域エネルギーが果たした重要な役割
  ・提案内容と共同提案者(地銀+自治体新電力)の有効なサポート
  ・第1回応募での落選と2回目選定の差は、どこにあったのか
 2.選定されてはじめてわかる、脱炭素先行地域の実際
  ・実感される選定の大きなメリット
  ・今後のスケジュールと実施に当たっての課題は何か

 

Ⅴ.質疑応答(適宜)

 


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230812.html


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2023年8月17日(木)開催

「注目の脱炭素先行地域、選定のポイントと選定地域での実際の取り組み」

~残る応募回数への重要チェックとカギを握る地域新電力の新しい役割~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230812.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年7月14日 (金)

2023年8月22日(火)開催「海外プロジェクトにおける納期遅延及びコスト超過のリスク対策と契約的交渉での工程遅延分析の最新動向」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年8月22日(火)開催

【オンラインセミナー】
海外プロジェクトにおける納期遅延及びコスト超過の
           リスク対策と契約的交渉での工程遅延分析の最新動向
~講師が主導したプロジェクトでの事例、合弁PJへの応用などを含めて~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230803.html

※本セミナーは、ライブ配信(Zoom)のみでの開催です。

※テキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

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三曜俳句   7月14日(金)

巴里祭(パリさい)  晩夏の季語

七月十四日(ル・カトルズ・ジュイエ)海の彼方といふ言葉

三橋敏雄

 

7月14日のフランスの革命記念日のこと。

ルネ・クレール監督(1898-1981)の映画『ル・カトルズ・ジュイエ/7月14日』の邦題が『巴里祭』だったことから、その名が広まりました。

フランス革命は1789年7月14日、市民たちが蜂起し、バスティーユ監獄を襲撃したことに端を発します。

当時の絶対主義王政(アンシャン・レジーム)に不満を持っていた者たちが、その象徴であった監獄を襲ったのです。

約10年にわたって繰り広げられた革命で、かの有名な王妃マリー・アントワネット(1755-1793)も処刑されました。

最終的に市民は、王や貴族による圧政からの自由を獲得しました。

そのため、フランスでは、この日を国民の休日に定め、全国各地でお祝いのイベントが行われます。

洒落(しゃれ)た季語として定着しています。

 

Troisordres

アンシャンレジームを風刺した画(第三身分が聖職者と貴族を背負う) 作者不詳

 

Champs-Elysees-p1000418-smal

フランス革命記念日の旗で飾られたシャンゼリゼ通り

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年8月開催セミナーをご紹介!

【オンラインセミナー】
海外プロジェクトにおける納期遅延及びコスト超過の
           リスク対策と契約的交渉での工程遅延分析の最新動向
~講師が主導したプロジェクトでの事例、合弁PJへの応用などを含めて~

                                   セミナー

です!

 

★海外プロジェクトを遂行する上での、工程・納期遅延の発生原因とそれに対応する対策や伴うリスクマネジメントの基本とその応用について、特に課題の多い海外合弁形態での成功させる為の工夫や解決すべき課題、契約的な交渉などへの対応、個別のPJ案件での応用事例、又、最近の海外建設プロジェクト業界の動向・方向性を含め、実務経験豊富な大谷講師より、具体的な実体験をまじえ詳しく解説頂きます。

 

●講 師

(元)日揮グローバル株式会社
大谷国際技術士事務所・代表

大谷一人 氏

 

【セミナーの狙いと内容】

 海外プロジェクトを遂行する上での、工程遅延の発生原因とそれに対応する対策や伴うリスクマネジメントの基本知識とその応用について、講師の所属した日揮技術士会の有志が執筆した『技術士ハンドブック 第2版(オーム社刊) 第8章 プロジェクトマネジメント』の該当箇所の内容や米国AACE、英国SCLでの最新の研究成果などを参照しつつ、講師の経験や見解を説明する。
 特に課題の多い海外合弁PJの運営を総合的に分析し、それを海外プロジェクトの工程遅延やコスト超過のリスク管理に適用する際、プロジェクトを成功させる為の工夫や遭遇するリスクや課題などへの対応を解説する。納期延長交渉などの実務にあたり、契約的な交渉への対応手順や方法について、海外建設プロジェクト分野での最近の欧米などの最新動向(英国建設法協会SCLのプロトコールやAACE手順書など参照)も合わせて解説する。
主な内容は

 ●講師の経験した事例からの関連知識・手法の紹介
 ●リスクマネジメントの基礎知識の解説
 ●海外合弁プロジェクトでの応用について(具体例と最近の動向など)
 ●発展課題の導入(契約の適用による交渉への道筋。業界動向など解説)


◎プログラム

1.エンジニアリング業界と海外プロジェクトの紹介

  エンジニアリング業界概説、講師の参画した海外プロジェクトの概要説明と関連した
  プロジェクトマネジメントの概要説明

2.リスクマネジメントの基礎知識と海外合弁PJでの応用
 2.1 リスク計画
   リスク計画のプロセス、プロジェクトに内在するリスクの特徴、リスク管理計画、
   予備費について、プロジェクトの典型的なリスク項目
 2.2 スケジュール計画(工程管理)とコスト見積
   ネットワークスケジュールについて、工程短縮、工程作成の階層について、
   コスト見積の手法と段階別適用について、見積精度と基本情報との関係、
   コンテンジェンシーの考え方、見積の評価、進捗報告
 2.3 建設(現地工事)計画
   建設誘導型計画、コンストラクタビリティー計画、工事スケジュール計画、
   資材管理、サブコントラクター管理
 2.4 海外合弁での課題とリスクマネジメント

3.契約的対応の実際のプロジェクトへの応用例と交渉
  講師が主導した海外プロジェクトでの実例を基に、交渉戦略やEPC遂行での応用面の
  留意点を解説する。納期遅延の交渉の基本知識(英国建設法協会編・工程遅延と
  混乱対応プロトコール最新版参照)を解説して、最新動向としてプロトコールの
  重要部分の解説やAACE標準書の工程遅延分析方法を具体的に解説して話題提供する。

4.海外建設プロジェクト業界動向と方向性について

  代表的なリスク項目を整理し、特にリスク分担を企図した国際建設合弁事業について、
  最近の研究を紹介する。

5.質疑応答


【配布予定資料】

 1.講義の主要スライド
 2.DDP解説:Delay & Disruption Claim 2nd Edition 解説
 3.建設リスク分類図及び代表的なリスクマネジメント項目表
 4.建設計画:AACE labor productivity
 5.米国コストエンジニアリング協会標準AACE RP29 Chart:RP29 図表及び概説
 6.英国建設法協会編 SCL DDP抄訳:SCL Delay & Disruption Protocol 2nd Edition 訳本
 7.クレーム実務用語集
 8.その他

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

  https://www.tic-co.com/seminar/20230803.html


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2023年8月22日(火)開催

【オンラインセミナー】
海外プロジェクトにおける納期遅延及びコスト超過の
           リスク対策と契約的交渉での工程遅延分析の最新動向
~講師が主導したプロジェクトでの事例、合弁PJへの応用などを含めて~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230803.html

※本セミナーは、ライブ配信(Zoom)のみでの開催です。

※テキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

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2023年7月12日 (水)

2023年8月18日(金)開催「水素・アンモニアのコスト構造及び最新の技術動向・展望と製造・輸送・保管・利用分野を対象とした材料評価技術」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年8月18日(金)開催

「水素・アンモニアのコスト構造及び最新の技術動向・展望と
       製造・輸送・保管・利用分野を対象とした材料評価技術」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20230809.html

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料 ◆両方受講(プログラムⅠとⅡ) 49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
◆プログラムⅠのみ受講           33,000円【1名につき】
◆プログラムⅡのみ受講           38,500円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む

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三曜俳句   7月12日(水)

(うすもの) 晩夏の季語

羅や人悲します恋をして

鈴木真砂女

羅に透けるおもひを怖れをり

櫛原希伊子

 

夏用に作られた単衣(ひとえ)の着物を「羅」といいます。

絽(ろ)、紗(しゃ)、明石縮(あかしちぢみ)、透綾(すきや)などの薄絹や、上布(じょうふ)と呼ばれる良質な薄い麻の生地を使って仕立てられた着物を指します。

現在では薄く透けて見える洋服にも言うようです。

絵は1783年フランス王妃マリー・アントワネットが28歳の時の肖像画です。

この時、すでに贅沢三昧(ぜいたくざんまい)な王妃に対する国民の不満がたまっていて、王室と国民との関係は悪化していました。

そこで画家は豪華なドレスをまとった王妃ではなく、そのころの流行ではあるものの簡素なローズ・アン・シュミーズのドレスに身を包んだリラックスした王妃の姿を描きます。

庶民の親しみを促そうとしたのですが、これが裏目に出ました。

下着をまとう姿で描くとは王妃の威厳にふさわしくないと酷評されたばかりか、ボロをまとうほど落ちぶれたオーストリア(王妃の出身国)と落書きされるほど散々でした。

サロンではすぐに別の肖像画にかけ替えられました。

 

MA-Lebrun

麦藁帽子にモスリンのシュミーズドレス姿の王妃(1783年)

エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン(1755-1842)

Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は2023年8月開催セミナーをご紹介!

「水素・アンモニアのコスト構造及び最新の技術動向・展望と
       製造・輸送・保管・利用分野を対象とした材料評価技術」

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、プログラムⅠに水素・アンモニアにおけるコスト構造、新たなアンモニア製造技術などに焦点を当てて利用や取り扱い技術を含む最新動向について、プログラムⅡでは水素・アンモニアサプライチェーンに使用される各種材料の評価技術など、斯界の第一線でご活躍中の市川氏、安樂氏、両講師に詳しく解説頂きます。
★プログラムⅠのみ、Ⅱのみのご受講も受け付けております。
★講師のお二方ともご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、HPにてご確認下さいませ。


◎プログラム

Ⅰ.水素・アンモニアのコスト構造と最新の技術動向・展望

広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授
広島大学A-ESG科学技術研究センター長
広島大学カーボンリサイクル実装プロジェクト研究センター長
市川貴之 氏

【講師の言葉】
 電解による水素の製造技術に基づく水素製造でのコスト構造を紹介したい。また、こうした再エネの余剰電力に目を向けた水素製造は、その水素発生源が分散しているため、一か所で大量の水素が得られる条件に合ったハーバーボッシュプロセスによるアンモニア製造は不向きである。したがって、国内再エネによって得られる水素は小規模高効率なアンモニア製造プロセスが求められている。こうした水素やアンモニア製造におけるコスト構造、新たなアンモニア製造技術に焦点を当てて利用や取り扱い技術を含む最新動向について概観したい。

【プログラム】
 1.水素利用社会の意義
  (1)エネルギーとしての水素
  (2)素材としての水素
 2.水素およびアンモニアのコスト
  (1)水素製造コスト
  (2)水素貯蔵コスト
  (3)アンモニア利用におけるコスト
 3.新しい水素製造技術とアンモニア製造技術
  (1)熱化学水素製造
  (2)新たなアンモニア製造技術
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換

 


Ⅱ.~脱炭素社会実現に向けた~
  水素・アンモニアの製造・輸送・保管・利用分野を対象とした材料評価技術

日鉄テクノロジー株式会社
営業本部 兼 西日本営業部
専門主幹 エネルギー・エンジニアリング分野リーダー
(腐食防食専門士)
安樂敏朗 氏 

【習得知識】
 水素・アンモニアの製造・輸送・保管・利用に関する知識
 水素による材料損傷とその評価
 アンモニアによる材料損傷とその評価
 水素保管用圧力容器の評価
 石炭・アンモニア燃焼における高温腐食とその評価
 関連する分析技術

【講師の言葉】
 地球温暖化による影響を最小限に抑え、持続可能な社会を築くために、環境に配慮した取り組みが積極的に進められています。 その中で、水素・アンモニアの活用は、従来の化石燃料に対して、燃焼時に二酸化炭素が発生しないことから、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する重要な位置づけとなっています。 一方、水素・アンモニアを安全にかつ大量に使用するためには、多くの解決すべき課題があります。
 本セミナーでは、水素・アンモニアサプライチェーンに使用される各種材料の評価技術について紹介・解説します。

【プログラム】
 1.水素・アンモニアサプライチェーンの概要
 2.水素製造プロセス(SOEC)、燃料電池(SOFC)の概要
  (1)SOEC/SOFC用金属セパレータの材料評価
 3.高圧水素・移動保管用材料の評価
  (1)水素脆化のメカニズム
  (2)高圧水素中での材料評価
  (3)高圧水素中での耐圧試験
  (4)鋼中水素の分析
 4.液体アンモニア中での材料評価
  (1)応力腐食割れの概要
  (2)液体アンモニア中での腐食評価
 5.石炭・アンモニア混焼時の高温腐食
  (1)高温腐食の概要
  (2)微粉炭燃焼およびアンモニア混焼時の高温腐食
  (3)石炭・アンモニア混焼時の材料評価
 6.関連する分析設備
 7.質疑応答・名刺交換

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20230809.html


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2023年8月18日(金)開催

「水素・アンモニアのコスト構造及び最新の技術動向・展望と
       製造・輸送・保管・利用分野を対象とした材料評価技術」

                                   セミナー!

 https://www.tic-co.com/seminar/20230809.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料 ◆両方受講(プログラムⅠとⅡ) 49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
◆プログラムⅠのみ受講           33,000円【1名につき】
◆プログラムⅡのみ受講           38,500円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む

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2023年7月 7日 (金)

書籍『<ICH Q12/改正GMP省令>変更・逸脱管理【CAPA実装】とリスク評価・分類』のご紹介!

◆本日ご紹介書籍◆

<ICH Q12/改正GMP省令>変更・逸脱管理【CAPA実装】とリスク評価・分類

 https://www.tic-co.com/books/23stp171.html

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三曜俳句   7月7日(金)

船遊(ふなあそび)  三夏の季語

遊船のさんざめきつつすれ違ひ

杉田久女

 

納涼のため、海・湖・河川などに船を出して遊び楽しむこと。

水面を渡る風は涼しいので、夏の暑さを避け、近海・河川・湖に船を出し、そこからの景色を楽しみます。

「遊船」「遊び船」「遊山船」ともいわれ、松島や琵琶湖、嵐山近辺、隅田川や東京湾など、それぞれに趣があります。

近年では、足漕ぎのボートなどで涼を楽しむことも指すようです。

船を海に出し、網を投げ、獲れた魚をその場で調理する船遊びもあります。

 

Pierre-Auguste Renoir - Luncheon of the Boating Party - Google Art Project

ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919) 

『舟遊びをする人々の昼食』(1876年) フィリップ・コレクション、ワシントンD.C.

 Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。

<ICH Q12/改正GMP省令>変更・逸脱管理【CAPA実装】とリスク評価・分類

です!

 

●著者

仲川 知則  大塚製薬(株)
山﨑 龍一  エーザイ(株)
脇坂 盛雄  (株)ミノファーゲン製薬
森 一史   GMP/GDPコンサルタント [元サノフィ(株)]

 

●目次

第1章 ICH Q12の医薬品ライフサイクルマネジメントとリスクマネジメントの考え方
はじめに
1. ICH Q12作成の背景
2. ICH Q12の目的
 2.1 ICH Q12ガイドラインの適用範囲
 2.2 ICH Q12ガイドラインの構成
 2.3 エスタブリッシュコンディション(EC)
 2.4 変更に関わるツール
  2.4.1 承認後変更管理実施計画書(PACMP)
  2.4.2 医薬品品質システム(PQS)
3. 変更マネジメントとエスタブリッシュコンディション(EC)の管理
4. ICH Q9(品質リスクマネジメント)の活用と課題
おわりに

第2章 改正GMP省令における変更管理の要件
1. 改正GMP省令による品質保証体制の充実化
2. 改正GMP省令による品質保証体制の充実化
3. 変更管理追加事項
4. PQS(医薬品品質システム)の構築・強化
 4.1 GMPにおけるPQS
 4.2 PQSの重要性
 4.3 製薬企業の製造所で構築するPQS

第3章 変更管理の流れと必要な考え方
1. 変更管理の流れ
2. 変更管理業務において必要な考え方

第4章 変更管理でのリスク分析/評価
1. リスク分析手法
2. リスク評価

第5章 変更時のバリデーション
はじめに
1. 変更バリデーション実施計画書
2. バリデーションでの評価項目
 2.1 製造設備の洗浄方法バリデーションの評価項目
 2.2 製品の製造方法のバリデーション
 2.3 試験方法のバリデーション

第6章 一変申請/軽微変更の判断基準とレギュレーションの3極比較
1. 日欧米における変更事項の重度区分
2. 一変申請/軽微変更の確認
3. 一部変更承認(一変承認)申請の判断と記載法
 3.1 品質に影響するかどうかの判断
 3.2 各社によって判断が分かれていると思われている点
  3.2.1 リプロセスを記載するか?
  3.2.2 全数外観選別工程を記載するか?
  3.2.3 中間製品を海外製造し、日本で保管/表示/包装をする場合の全数外観選別工程を記載するか
  3.2.4 異物除去の篩過工程を記載するか?
  3.2.5 回収培養を記載するか?
  3.2.6 粉砕工程記載の判断
4. MF(原薬等登録原簿)登録事項の変更
5. 薬事対応(一変申請/軽微変更)の判断
 5.1 第0210001号通知に基づく判断
 5.2 製造販売承認書の記載からの判断
 5.3 製造販売承認書の記載(届け出事項と一変事項)と当局の判断に相違があった場合
  5.3.1 届出事項を一変事項にしている場合
  5.3.2 一変事項を届出事項にしている場合
  5.3.3 変更管理が適切でないと生じる問題
  5.3.4 変更管理で注意すべき点
  5.3.5 一変申請・軽微変更届出時のデータ準備
  5.3.6 一変判断に迷った時の対応
  5.3.7 海外変更が伴う場合
  5.3.8 事後調査を示す事例
  5.3.9 研究開発段階
  5.3.10 変更実施後の評価とフォロー
(1) 軽微変更届のタイミング
(2) 一変承認後の必要な対応
  5.3.11 日本薬局法の対応(1年半の猶予期間内に)
  5.3.12 迅速一変申請と軽微変更での製造所追加
(1) 既承認の医療用医薬品の製造所の変更・追加
  5.3.13 規格幅の設定(日本薬局方)/td>
  5.3.14 一変申請/軽微変更届出でのミスに伴う対応
(1) 製造販売承認書記載事項との相違発見時の対応
(2) 一変申請/軽微変更の失念・判断ミスの対応
(3) 当局に提出する顛末書記載

第7章 事例をふまえた一変申請/軽微変更対応とその考え方
1. 製造販売業者と製造所で判断が異なった事例(シリンジのシリコン塗布工程の記載)
2. 一変申請か軽微変更か判断に迷ったら相談する
3. 通知を上手く活用した事例
4. 新しい通知/ガイドライン対応の変更管理
5. 保管場所の確認
6. 品質相談による変更管理
7. 判断ミスによる問題を大きくした変更管理
 7.1 K研究所の一斉点検の対応
8. 変更管理のフローと確認事項
 8.1 変更提案の品質面の確認
  8.1.1 バリデーション並びにPV(プロセスバリデーション)の実施
(1) 製造販売承認書記載事項との相違発見時の対応<
(2) コンカレントで実施
(3) PQ(Performance Qualification)で実施
  8.1.2 安定性試験の実施
 8.2 レギュレーション面の確認
  8.2.1 軽微変更または一変申請に該当するかの確認
  8.2.2 製造販売業者への確認
  8.2.3 変更の実施
  8.2.4 変更の妥当性の確認
 8.3 注意点
9. 過去のGMP違反・当局指摘事項から学ぶ対策:製造ラインで、承認書に記載のない添加剤使用

第8章 改正GMP省令における逸脱管理の要件
はじめに
1. 改正GMP省令における逸脱管理フロー
2. 逸脱管理追加事項の解説

第9章 逸脱管理の流れと必要な考え方
1. 逸脱管理の流れ
2. 逸脱管理において必要な考え方

第10章 逸脱におけるリスクレベルの評価(判断)手法~実際の逸脱例を用いて解説~
1. 逸脱のリスクレベル評価方法
2. 逸脱のリスクレベル評価の事例

第11章 CAPA実務対応のケーススタディ
1. ケーススタディの内容
2. 逸脱発生報告書の作成(様式1)
3. 逸脱調査報告書(様式2)
 3.1 逸脱調査計画書の作成
 3.2 逸脱調査報告書の作成
4. CAPA計画書/報告書の作成
 4.1 CAPA計画書の作成
 4.2 CAPA報告書の作成
5. SOP管理の判断基準と変更の際の留意点
6. 教育訓練

第12章 変更/逸脱管理の実際~事例と対策をふまえて~
第1節 事例をふまえた変更管理手法
1. 品質面の評価の視点
 1.1 固体剤における溶出試験の経年評価
 1.2 添加剤の製造場所移転(同じ装置移設)
 1.3 注射剤における不溶性異物試験の経年評価
 1.4 経年による新規不純物から不溶性異物の発生
2. 導入前での品質の問題点の把握とその対応申請
 2.1 申請データの確認:3ロットの安定性データ
 2.2 溶出試験時の2/12と1/12の判定合格率とその意味
 2.3 必要な改善レベル
 2.4 対応策
3. 製造方法欄記載と承認書に齟齬が見つかった場合の変更管理の対応
 3.1 変更が承認の初期から
 3.2 変更が承認後かつ2005年記載整備前
 3.3 変更が2005年記載整備後
4. 逸脱で承認書の一部変更事項の場合の変更管理
5. 承認書の規格に適合しなかった場合の変更管理
6. 日本薬局方標準品の補正係数設定による変更管理
第2節 逸脱事例とその対応策
【逸脱事例1】 原薬の出発物質変更時の確認不備
【逸脱事例2】 凍結乾燥バイアルのフリップキャップに他社品がコンタミ
【逸脱事例3】 ラボエラーが発端による凍結乾燥製剤F-Vの製品回収
【逸脱事例4】 フェールセーフ機構の重要性:アンプルにラベルなし苦情
【逸脱事例5】 製品回収を防いだ事例:校正ミスをQCの受入れ試験で発見
【逸脱事例6】 日頃のSOP違反が大きな品質問題を生む気付きと報告
:メトセルとエトセルの意図的なコンタミ対応
【逸脱事例7】 個装箱のロット番号の間違い
【逸脱事例8】 基本的な作業に気付かせた逸脱事例とその対応
1. カラムの理論段数
2. 注射剤の不溶性異物試験のSOP違反
3. 包装工程の生データの認識
おわりに

第13章 指摘事項から学ぶ逸脱発生時の対応策
はじめに
1. 逸脱とは?
2. 逸脱の検知
3. 逸脱のリスク分析と評価
4. 品質部門の照査(レビュー)
5. 原因調査と根本原因の特定
 5.1 原因調査
 5.2 根本原因の特定
6. 是正予防措置(CAPA)
7. CAPAの実効性の評価
8. 逸脱の傾向分析とプロセスパフォーマンスの定期評価
 8.1 傾向分析
 8.2 パフォーマンス評価
まとめ

第14章 当局査察による製造所の変更管理/逸脱管理の適格性検証
はじめに
1. 規制当局査察における指摘事項
 1.1 変更管理に関する指摘事項
  1.1.1 変更管理システムの欠如または十分に適切に確立されていない事例
  1.1.2 変更管理手順を遵守していない事例
  1.1.3 変更時のバリデーションが実施されていない事例
  1.1.4 イベントに付随した”改善”
  1.1.5 変更の影響評価
 1.2 逸脱の指摘事項
  1.2.1 手順からの逸脱の正当化
  1.2.2 逸脱が処理されていない事例
まとめ


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/books/23stp171.html


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◆本日ご紹介書籍◆

<ICH Q12/改正GMP省令>変更・逸脱管理【CAPA実装】とリスク評価・分類

 https://www.tic-co.com/books/23stp171.html

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2023年7月 5日 (水)

書籍『車載用LiDARの市場・技術トレンド』のご紹介!

◆本日ご紹介書籍◆

車載用LiDARの市場・技術トレンド

 https://www.tic-co.com/books/23stm084.html

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三曜俳句   7月5日(水)

夏服(なつふく)  三夏の季語

風だけを望む夏服ゆゑに青

櫂 未知子

 

夏用に涼しく仕立てた洋服です。

幕末から明治維新の開国以来、日本人も洋服(西洋服)を着るようになり、着物の夏衣(なつごろも)に対して生まれた言葉です。

日本に伝わった洋服は、ヨーロッパやアメリカと違って、蒸し暑い夏に合うように日本独自の進化を遂げました。

男性ものも、女性ものも、どちらもサマーウール、麻、ローン(薄手の木綿)、オーガンジー(薄手の絹)など軽やかな生地を選び、単衣(ひとえ)の着物に倣(なら)って、裏地をつけないことがあります。

 

絵は19世紀を代表する風景画家として知られ、人物画も手がけたカミーユ・コロー(1796-1875)の作品です。

モデルは画家お気に入りのエマ・ドビニー。

扇を片手に袖ぐりの大きくあいた青い夏のドレスを身につけ、右手を顎(あご)に当てて遠くを見やっています。

 

Jean-Baptiste-Camille Corot 014

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー(1796-1875)

『青い服の婦人』 1874年 (ルーヴル美術館)  

Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。

車載用LiDARの市場・技術トレンド

です!

 

●著者

沖本 真也 沖為工作室合同会社 CEO

 

●目次


Chapter1 車載用LiDAR市場概観と動向


1. 車載用LiDARに関わる市場環境
 1.1 自動運転車開発やセンサーシステム/センサーフュージョン開発のトレンド
 1.2 自動運転レベルおよびLiDAR要件
 1.3 カメラ,ミリ波,4Dイメージングレーダー
 1.4 車載LIDAR市場の急速な成長


2. LiDAR製品の広がりや低コスト化の動向
 2.1 LiDAR製品の系譜
 2.2 コスト
 2.3 LiDAR車載採用例および搭載レイアウト
 2.4 安全性の課題


Chapter2 車載用LiDARの要素技術概要・トレンドと開発企業


1. LiDARの仕組みと要素技術概要
 1.1 信号処理
 1.2 ビーム操作
 1.3 光源(投光)
 1.4 受光素子
 1.5 計測方式
 1.6 走査ライン数


2. 各ビーム操作方式の開発トレンド
 2.1 メカニカル
 2.2 MEMS
 2.3 Flash
 2.4 混合(半)固体
 2.5 OPA (光フェーズドアレイ)


Chapter3 参入企業動向


1. Valeo社
2. RoboSense社
3. AEye社
4. Luminar Technologies社
5. Innovusion社
6. HUAWEI社
7. HESAI Technology社
8. Livox社
9. Ouster社
10. Aeva Technologies社
11. Cepton社
12. Innoviz Technologies社
13. MicroVision社
14. Pony.ai社
15. GM Cruise Holdings社
16. PACCAR社
17. Vueron Technology社
18. Lucid Motors社


Chapter4 車載用LiDARの市場展望


1. 車載用LiDARに関連する市場環境の今後の展望
 1.1 LiDAR企業および周辺産業のエコシステム
2. 車載用LiDARの今後の市場規模予測とまとめ


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/books/23stm084.html


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◆本日ご紹介書籍◆

車載用LiDARの市場・技術トレンド

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2023年7月 3日 (月)

書籍『グリーン燃料とグリーン化学品製造』の再ご紹介!

◆本日再ご紹介書籍◆

グリーン燃料とグリーン化学品製造』
  ―技術開発動向とコスト―

 https://www.tic-co.com/books/23stm081.html

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三曜俳句   7月3日(月)

業平忌(なりひらき) 仲夏の季語

 

断髪のえりあし青し業平忌

日野草城

 

イヤリング失くして戻る業平忌

黛 まどか

 

陰暦5月28日(陽暦7月13日)は平安初期の歌人で六歌仙の一人、在原業平(ありわらのなりひら)(825-880)の忌日です。

『伊勢物語』はご存知のように、多くが「むかしをとこありけり」ではじまる在原業平と目される「をとこ」についての125篇の小さな話の集まりです。

業平の色ごのみをあらわすさまざまな逸話、たとえば伊勢の斎宮(さいぐう)との禁断の恋や、のちに帝(みかど)の妻となったひととの恋や、たくさんの女房たちとの恋が全篇にちりばめられています。

しかし、恋の逸話だけではなく、仲のいい友が落ちぶれてしまった時の優しさと気づかいなど友情の逸話もあります。

歳時記の「業平忌」を季語とする句は、太宰治の忌日「桜桃忌(おうとうき)」と同じくらいたくさんあります。

二人とも日本人に愛されているのですね。

 

『風流錦絵伊勢物語』「東下り」より、隅田川で都鳥を詠う場面を勝川春章が描く。注釈に原文あり。勝川春章(1770-1773年)『風流錦絵伊勢物語 第9段「東下り」、隅田川の景』
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Shunsho-ise-monogatari.jpg
パブリック・ドメイン, リンクによる

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も書籍の再ご紹介です。

グリーン燃料とグリーン化学品製造』
  ―技術開発動向とコスト―

です!

 

●著者

室井 髙城 アイシーラボ 代表


●書籍趣旨

 地球温暖化による異常気象が世界各地に甚大な被害をもたらし始めている。日本でも毎年のように大型台風が到来している。
これら地球温暖化による災害は自然災害ではなく人為的なものであり、GHG(温室効果ガス)をゼロにすることによって防ぐことができる。
 GHGゼロに向けて、太陽光・風力発電、燃料電池車、人工光合成による水素製造、バイオマスを用いた燃料や化学品の合成、バイオエタノール・ディーゼル油・メタン・メタノール、アンモニア、MCH、液化水素の輸送、CO2地下貯留など、既に多くの検討が行われ、研究開発に膨大な費用が投じられている。しかし未だ温暖化対策の決め手になる技術は絞られていないないように思える。
 日本は2030年までにCO2の排出量を2013年度比48%削減しなければならないが、これにはあと数年しか残っていない。いつまでも可能性の有りそうな技術を、総花的に研究し続けている余裕はない。再生可能エネルギーのコストを見極めた上で、早急に開発ターゲットを明確にしなければならない。
 欧州では再生可能エネルギー技術の基礎実験を終了し既に実装段階に入っている。ロシアのウクライナ侵攻によって欧州はエネルギー自給の必要性を認識することになり、自給政策をさらに促進させている。また排出権取引だけでなく炭素税/国境炭素税を導入し、再生可能エネルギーの普及と産業競争力強化を図っている。  エネルギーを海外に頼る日本も国内自給が可能な産業構造に替えなければならない。人工光合成による水素製造は夢の技術であるが、2050年には戦力にならない。
地震の多い日本では原子力と同様にCO2の地下貯留も推進すべきではない。それでは何をもって世界と戦うのか、戦える武器は何なのか、上記の通り欧州は既に戦う武器を見つけている。グリーン燃料が、化石資源より安価になるのを待っていてはいつまでも燃料をグリーン化することはできない。バイオマスは汎用ポリマー原料とするのではなくファインポリマーの原料としなければならない。
 グリーン燃料・化学品製造に関わる技術開発の最新動向とそれらのコストを解説する拙著が地球温暖化対策技術の開発を促進することに少しでもお役に立てれば幸いである。(はじめにより抜粋)


●目次

第1章 再生可能エネルギー
1. 発電に用いられる再生可能エネルギー
2. 世界の発電に用いられる再エネ能力
3. 再エネ電力
4. 日本の発電コスト
5. 各発電のCO2排出量
6. 再生可能発電コスト
 6.1 2050年世界の太陽光発電コスト
 6.2 Carbon Trackerの再エネコスト比較
 6.3 日本の再エネ価格
 6.4 世界の太陽電池落札価格
7. 各システムによるエネルギー貯蔵容量
8. 輸送燃料エネルギー比較
第2章 グリーン水素
1. 世界の水素需要推移
2. 2050年の水素需要
3. 水素生産量予測
4. 2050年の水素需要占有率
5. 電解水素
 5.1 電解技術
  5.1.1 アルカリ電解
  5.1.2 PEM
  5.1.3 固体酸化物形電解(SOEC)
 (1) HELMETHプロジェクト
 (2) Topsoe社
 (3) Sunfire社
 5.2 電解水素価格
 5.3 IEAの水素コスト予測
 5.4 電解水素コスト予測
 5.5 電解水素価格
6. ターコイズ水素
 6.1 各プロセスによるCO2発生量
 6.2 Monolith Materials社
 6.3 Graforce社
 6.4 Hazer社
 6.5 BASF社
 6.6 ターコイズ水素コスト
7. エネルギーキャリアによる最終発電効率
 7.1 エネルギーキャリアによる発電効率
 7.2 欧州水素キャリアコスト比較
 7.3 IEAによる日本でのエネルギーキャリア比較
第3章 二酸化炭素
1. 炭素税と排出量取引制度
2. EUの排出量取引額推移と予測
3. 二酸化炭素の回収コスト
 3.1 化学吸収と物理吸収
 3.2 IEAによるCO2回収コスト
4. DAC(Direct Air Capture)
 4.1 DACによるCO2回収コスト
 4.2 DACによる2050年のCO2コスト
 4.3 DAC工業化プロジェクト
  4.3.1 Climeworks社
  4.3.2 Global Thermostat社
  4.3.3 Carbon Engineering社
5. CCSコスト
 5.1 EORに用いられるCO2コスト
 5.2 Global CCS InstituteによるCCSコスト
 5.3 RITEによるCCSコスト
6. 石炭火力発電所のCO2利用
第4章 アンモニア
1. アンモニア
 1.1 アンモニア製造プラント
 1.2 アンモニアの生産量
 1.3 アンモニアの用途
2. アンモニア合成
 2.1 アンモニア合成反応
 2.2 アンモニア合成反応装置
  2.2.1 多段反応層
  2.2.2 Topsoe S-300 Basket 反応器
 2.3 アンモニア合成工業プロセス
 2.4 アンモニア合成触媒
3. アンモニア製造時に発生するCO2
4. 高活性アンモニア合成触媒の開発
 4.1 Ruエレクトライド触媒
 4.2 つばめBHB社
 4.3 福島再生可能エネルギー研究所
 4.4 名古屋大学
 4.5 東京工業大学
5. 電解法プロセス
6. 水素キャリアとしてのアンモニア
7. アンモニアによる燃焼
 7.1 グリーンアンモニアコンソーシアム
 7.2 アンモニアと水素の発電コスト比較
 7.3 アンモニアの燃料利用
8. グリーンアンモニア
 8.1 海外のグリーンアンモニアプロジェクト
 8.2 世界のグリーンアンモニアプロジェクト動向
  8.2.1 NEOM
  8.2.2 Eneus Energy社
  8.2.3 Monolith Materials社
  8.2.4 Yara社
  8.2.5 Aquamarine社
  8.2.6 Skovgaard Invest社
 8.3 日本企業のグリーンアンモニアプロジェクト
 8.4 グリーンアンモニアの船舶燃料
9. アンモニアコスト
 9.1 ブルーアンモニア
 9.2 天然ガスからの簡易アンモニア製造コストの計算
 9.3 ブルーアンモニアコストの分析
 9.4 日本のグリーンアンモニアコスト目標
 9.5 IEAの推定グリーンアンモニアコスト
  9.5.1 前提条件
  9.5.2 稼動率によるグリーンアンモニアコスト
  9.5.3 電力代とアンモニア合成コスト
10. アンモニア輸送コスト
 10.1 サウジアラビアからの輸送コスト
 10.2 地域別アンモニア輸入コスト(2013年ベース)
11. アンモニア市場価格
第5章 メタン・LPG
1. メタン
2. バイオガス
 2.1 欧州のグリーンメタン戦略
 2.2 欧州バイオメタンコスト
 2.3 今後のバイオメタン需要
 2.4 欧州バイオガスとバイオメタン目標
3. グリーンメタンの製法
 3.1 発酵法によるグリーンメタンの製造
 3.2 バイオメタン原料
 3.3 バイオメタンの製法
4. CO2と水素からメタン合成
 4.1 メタン発酵槽からのCO2利用
 4.2 触媒によるメタン合成
 4.3 CO2と水素から発酵法によるメタン合成
 4.4 Topsoe社のメタン増量プロセス
5. グリーンメタンプロジェクト
 5.1 欧州のプロジェクト
  5.1.1 HELMETHプロジェクト
  5.1.2 Jupiter 1000プロジェクト
  5.1.3 STORE&GOプロジェクト
  5.1.4 GAYAプロジェクト
  5.1.5 Hycaunaisプロジェクト
6. 日本の合成メタンプロジェクト
 6.1 越路原試験プラント
 6.2 小田原市・日立造船社・エックス都市研究所社
 6.3 東京ガス社
 6.4 大阪ガス社
7. グリーンメタンコスト
 7.1 原材料のみのグリーンメタンコスト
 7.2 NEDOプロジェクトによるメタンコスト
 7.3 スイスのラッパースヴィル応用科学大学エネルギー技術研究所の予測
8. グリーンLPG
 8.1 日本LPガス協会
 8.2 日本グリーンLPガス推進協議会提案プロセス
  8.2.1 中間冷却(ITC)式多段LPG直接合成法
  8.2.2 バイオガスなどのメタノール・DME経由LPG間接合成法
9. CO2と再エネ水素からのLPGコスト
 9.1 原材料のみのLPGコスト
 9.2 LPG市場価格
第6章 エタノール
1. バイオエタノール
 1.1 バイオエタノールの製法
 1.2 バイオエタノールの需要
 1.3 非可食バイオエタノール動向
  1.3.1 Clariant社のSunliquidプロセス
  1.3.2 木材からエタノール
  1.3.3 LanzaTech社
  1.3.4 Enerkem社
  1.3.5 藻類によるCO2からエタノールの合成
2. バイオエタノール価格
3. バイオエチレン
 3.1 バイオエチレンの製法
 3.2 バイオエチレンプロセス
  3.2.1 Braskem社プロセス
  3.2.2 Atolプロセス
  3.2.3 Hummingbirdプロセス
 3.3 バイオエチレンコスト
  3.3.1 原料のみのバイオエチレンコスト
  3.3.2 ナフサ原料とバイオエチレンコスト比較
 3.4 バイオエチレン新規プラント
4. バイオポリエチレン
第7章 液体燃料
1. グリーン液体燃料の製法
2. バイオ燃料価格
 2.1 バイオディーゼル油の価格推移
 2.2 バイオ燃料製造コスト
3. バイオ燃料使用の義務化
4. バイオディーゼル燃料
 4.1 油脂のメチルエステル化によるバイオ燃料
 4.2 油脂の水素化によるバイオ燃料
  4.2.1 油脂の水素化装置
  4.2.2 HVOの併産(co-processing)
 4.3 現在のバイオ燃料コスト
5. グリーンガソリン
 5.1 メタノールからガソリン
  5.1.1 MTGプロセス
  5.1.2 Haru Oniプロジェクト
 5.2 合成ガス(CO/H2)からガソリン
  5.2.1 TIGASTMプロセス
  5.2.2 ウッドバイオマスからTIGASTMプロセスによるガソリンの製造
  5.2.3 Shell IH2プロセス
6. 合成燃料
 6.1 欧州で進行中のe-fuelプロジェクト
 6.2 欧州e-fuel動向
  6.2.1 Repsol社/Aramco社
  6.2.2 Nordic Electrofuel社
  6.2.3 Audi社/INERATEC社/Energiedienst社
  6.2.4 Norsk e-Fuel社
7. 航空機燃料
 7.1 航空機からのCO2排出量
 7.2 CORSIA(国際民間航空のためのカーボンオフセットおよび削減スキーム)
 7.3 SAF(Sustainable Aviation Fuel)の需要予測
 7.4 SAF製法
 7.5 バイオマスからSAFの合成
 7.6 藻から航空燃料
  7.6.1 ユーグレナ社のプロセス
  7.6.2 ユーグレナ社の製造コスト
 7.7 ATJ(アルコールからジエット燃料)
 7.8 都市ごみから航空燃料の合成
  7.8.1 Fulcrum BioEnergy社
  7.8.2 W2Cロッテルダムプロジェクト
 7.9 今後の航空燃料
  7.9.1 欧州議会への提案
  7.9.2 海外のSAF導入義務状況
 7.10 航空燃料コスト
  7.10.1 SAF価格比較
  7.10.2 2050年のSAF価格
8. FTによる合成燃料コスト
 8.1 NEDO調査報告による製造コスト
 8.2 資源エネルギー庁の合成燃料のコスト
 8.3 国際クリーン交通委員会
  8.3.1 国際クリーン交通委員会の報告
  8.3.2 調査報告の前提条件
  8.3.3 前提条件の詳細
  8.3.4 e-ケロシンコスト
  8.3.5 e-ケロシンコスト比較
  8.3.6 e-ディーゼルコスト
第8章 バイオ化学品
1. バイオナフサ
 1.1 バイオナフサの製法
 1.2 バイオナフサの生産量
 1.3 バイオナフサの価格
2. マスバランス方式
 2.1 マスバランス認証
 2.2 スタートしたマスバランス方式
3. エチレングリコール(MEG)
 3.1 エチレンオキサイドの水和
 3.2 糖からMEGの製造
 3.3 ウッドマスからMEG
 3.4 COからMEG
4. バイオプロピレン
 4.1 バイオエチレンからプロピレンの製造
 4.2 バイオプロパンの脱水素
5. グリセロールの利用
 5.1 グリセロールの生産量と価格
 5.2 エピクロロヒドリン(ECH)
 5.3 グリセロールからプロピレングリコール(PG)
  5.3.1 Cargill社
  5.3.2 Oleon社
  5.3.3 ORLEN Poludnie社
 5.4 グリセロールからPGの製造コスト
 5.5 グリセロールからアセトール
6. 1,3-プロパンジオール
7. 1,4-ブタンジオール
8. 1,3-ブチレングリコール
9. ポリ乳酸(PLA)
 9.1 乳酸の製造
 9.2 PLAの改質
 9.3 世界のPLA需要予想
 9.4 世界の主なPLA樹脂メーカー
 9.5 PLA製造動向
  9.5.1 LG化学
  9.5.2 NatureWorks社
 9.6 PLAの国内価格
10. アクリル酸
 10.1 バイオマスからアクリル酸の合成
 10.2 グリセロールからアクリル酸
 10.3 乳酸からアクリル酸
11. ブタジエン
 11.1 エタノールからブタジエン
 11.2 BioButterflyプロジェクト
 11.3 日本のバイオブタジエン開発
 11.4 エタノールからブタジエン製造コスト
12. バイオコハク酸
 12.1 バイオコハク酸の工業化
  12.1.1 BioAmber社
  12.1.2 Myriant社
  12.1.3 Reverdia社
  12.1.4 Succinity社
  12.1.5 山東蘭典生物科技社
  12.1.6 Technip Energies社
 12.2 バイオコハク酸コスト
 12.3 発酵プロセス比較
 12.4 コハク酸誘導体
13. バイオマスから芳香族の製造
 13.1 Anellotech社
 13.2 Origin Materials社
14. ポリエチレンフラノエート(PEF)
 14.1 5-HMF合成ルート
 14.2 グルコースから5-HMF
 14.3 フルクトースから5-HMF
 14.4 セルロースから5-HMF
 14.5 2,5-フランジカルボン酸(FDCA)
 14.6 Avantium社
15. 2,5-ビス(アミノメチル)フラン
16. フルフラール
17. フラン
18. ポリカーボネート
19. ポリヒドロキシアルカノエート
 19.1 PHBH
 19.2 PHB
20. バイオマス洗剤
21. バイオナイロン
 21.1 バイオ6ナイロン
 21.2 バイオ66ナイロン
  21.2.1 ポリアミド66の生産量
  21.2.2 ヘキサメチレンジアミン(HMD)
  21.2.3 アジピン酸
 21.3 PA5X
  21.3.1 凱賽生物産業社
  21.3.2 PA510
  21.3.3 PA11
 21.4 Rennovia社
22. β-ファルネセン
23. スクワラン

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グリーン燃料とグリーン化学品製造』
  ―技術開発動向とコスト―

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