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2023年10月

2023年10月30日 (月)

書籍『プラ容器vs紙包装vsパウチ包装市場の現状と展望』のご紹介!

◆本日ご紹介書籍◆

プラ容器vs紙包装vsパウチ包装市場の現状と展望

  ~棲み分けから素材競合へ~

 https://www.tic-co.com/books/23str013.html

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三曜俳句   10月30日(月)

ハロウィン  晩秋

10月に入るとお菓子売り場やショーウインドーをハロウィンのモチーフが賑やかに彩ります。

ここ20年ほどで、ハロウィンは日本の年中行事としてすっかりおなじみになりました。

子どもたちには「お菓子をもらえるうれしい行事」、若者たちには「年に一度大騒ぎできるイベント」となっている感がありますが、その起源は厳(おごそ)かなものです。

今から2千年以上前に活躍したヨーロッパの先住民族・ケルト人の暦では、10月31日は一年の終わり、そして、この日には、ご先祖さまの霊が家に帰ってくると信じられていました。

日本の大晦日(おおみそか)とお盆がまざり合った感じです。

ご先祖さまの霊がこの世に戻ってこられるとき、悪霊や魔女もやってくるとされたため、大きなかがり火を焚(た)いて供物をささげ、その火を家にもち帰り魔除(まよ)けにしました。

 

Snap-Apple Night globalphilosophy

1833年ころのアイルランドのハロウィンの夜の様子を描いた絵画

 

やがてキリスト教がヨーロッパに広まると、10月31日のケルトのお祭りもかたちを変えていきます。

キリスト教は11月1日をすべての聖人を崇敬(すうけい)する祝日「万聖節(All Hallows)」とし、その前夜は「All Hallow's eve」略して「Halloween(ハロウィン)」と呼ぶようになりました。

ハロウィンとなってもケルト文化を受け継いでいこうとご先祖さまの霊に仮装したり、供物をささげたりして、弔いと感謝の気持ちをあらわしました。

ハロウィンがガラリと変るのは19世紀。

アメリカに伝わると、子どもを中心とした楽しいお祭りになります。

仮装はあの世とこの世を行き来できるミステリアスな異界な者に、供物はお菓子となり「Trick or Treat(トリック・オア・トリート) お菓子をくれなきぁイタズラするぞ」のフレーズも生まれました。

 

George W Bush with trick-or-treaters, Robins Air Force Base, Georgia - 20061031

ハロウィンに基地を訪問した際に、「Trick or Treat」と言う子供

 

注目の渋谷では今年も渋谷ハロウィン仮装コンテストが開催されています。

さて、明日はどうなることでしょう?

 

Kobe Mosaic17s3072

ジャック・オー・ランタン

663highland, CC BY-SA 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

校庭にハロウィンの魔女集合す

火箱ひろ(ひばこ ひろ)

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。

プラ容器vs紙包装vsパウチ包装市場の現状と展望

です!

 

著者

S&T出版 企画チーム

 

目次


第1章 素材別パッケージの市場動向
1.  プラスチックシート・ボトル・紙器・金属缶の市場動向
1.1 スチレン系シート
1.1.1  PSPシート
1.1.2  HIPSシート
1.1.3  OPSシート
1.1.4  耐熱PS発泡シート
1.2 PP系シート
1.2.1  透明PPシート
1.2.2  PPフィラーシート
1.2.3  耐熱PP発泡シート
1.2.4  EVOH系PP多層バリアーシート
1.3 PET系シート
1.3.1  A-PETシート
1.4 飲料用PETボトル
1.5 多層バリアーボトル
1.6 チルド飲料プラカップ
1.7 紙器
1.7.1  液体紙容器
1.7.2  飲料用紙カップ
1.8 飲料缶
1.8.1  スチール飲料缶
1.8.2  アルミ飲料缶
2.  パウチ(軟包装)・チューブの市場動向
2.1 詰替えパウチ
2.2 スパウトパウチ
2.3 フィルムタイプ・バッグ・イン・ボックス
2.4 食品用口栓付きパウチ
2.5 業務用チャック袋
2.6 押出チューブ


第2章 主要食品・非食品のパッケージ形態別採用動向
1.  清涼飲料
1.1 コーヒー飲料、茶系飲料、紅茶飲料
1.2 炭酸飲料
1.3 果汁飲料
1.4 野菜飲料
1.5 スポーツドリンク
1.6 ミネラルウォーター
2.  牛乳・乳飲料
2.1 牛乳、加工乳、乳飲料
2.2 発酵乳
2.3 乳酸菌飲料
3.  酒類
3.1 日本酒
3.2 焼酎
3.3 果実酒
3.4 スピリッツ、リキュール
4.  農産加工品
4.1 野菜惣菜
4.2 漬物
4.3 ジャム
4.4 スプレッド
4.5 はちみつ
5.  水産加工品
5.1 辛子明太子
6.  乳油製品
6.1 マーガリン
6.2 バター
6.3 クリーム
6.4 練乳
7.  調味料
7.1 マヨネーズ
7.2 半固形ドレッシング
7.3 液状ドレッシング
7.4 ドレッシングタイプ調味料
7.5 ケチャップ
7.6 食用油
7.7 醤油
7.8 みりん
7.9 味噌
7.10 食酢
7.11 ソース
7.12 つゆ
7.13 たれ
8.  育児用食品
8.1 ベビー飲料
9.  デザート、冷菓
9.1 ドライデザート
10.  洗剤
10.1 衣類用洗剤
10.2 ドライクリーニング洗剤
10.3 衣類用柔軟剤
10.4 衣類用漂白剤
10.5 洗濯糊
10.6 キッチンクリーナー
10.7 風呂用洗剤
10.8 風呂用防カビ剤
10.9 トイレ用洗剤
10.10 住居用クレンザー
10.11 住居用クリーナー
10.12 靴用クリーナー
11.  インバス用品
11.1 シャンプー
11.2 リンス
11.3 トリートメント
11.4 入浴剤
11.5 石鹸・ハンドソープ
11.6 ボディソープ
11.7 洗顔料
12.  化粧品
12.1 頭髪用品
12.2 ヘアーセット
12.3 パーマ、縮毛修正
12.4 染毛剤
12.5 シェービング剤
12.6 化粧水
12.7 芳香剤
13.  メディカル
13.1 輸液
14.  産業材料
14.1 農薬
14.2 肥料
14.3 飼料
14.4 接着剤
14.5 ワックス


第3章 主要エンドユーザーの包装材料に関する対応
1.  アサヒ飲料
2.  味の素
3.  伊藤園
4.  大塚製薬
5.  亀田製菓
6.  キッコーマン
7.  キユーピー
8.  キリンビール
9.  サントリー
10.  J-オイルミルズ
11.  日清食品
12.  日本ハム
13.  ブルボン
14.  明治
15.  森永製菓
16.  ロッテ
17.  資生堂
18.  無印良品
19.  ユニ・チャーム
20.  ライオン

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/books/23str013.html


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◆本日ご紹介書籍◆

プラ容器vs紙包装vsパウチ包装市場の現状と展望

  ~棲み分けから素材競合へ~

 https://www.tic-co.com/books/23str013.html

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2023年10月27日 (金)

書籍『半導体デバイス製造を支えるCMP技術の開発動向』のご紹介!

◆本日ご紹介書籍◆

半導体デバイス製造を支えるCMP技術の開発動向

 https://www.tic-co.com/books/23stm083.html

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三曜俳句   10月27日(金)

灯火親しむ(とうかしたしむ) 灯火親し  三秋

燈火親し一服の茶に黒砂糖

富田潮児

 

今日、10月27日は「読書の日」。

11月9日までつづく「読書週間」の初日です。

「読書の秋」という言葉がぴったりな2週間です。

そのルーツは、中国唐代の詩人韓愈(かんゆ)が子に宛てた詩の一節とされています。

学問の大切さを説き、秋は涼しく夜も長くなり「燈火稍可親」(夜の灯りに親しんで書物を開きなさい)と書いています。

この「燈火稍可親」が「灯火親しむべし」という漢語となり、知識人が用いるようになりました。

明治時代に、夏目漱石が新聞に連載していた『三四郎』のなかで引用し、秋と読書のイメージが多くの人に広まったといわれています。

 

Jean-Honoré Fragonard 018

『読書する少女』 ジャン=オノレ・フラゴナール(1732-1806) 1773~1776年頃

ジャン・オノレ・フラゴナール, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。

半導体デバイス製造を支えるCMP技術の開発動向

です!

 

著者

礒部 晶  (株)ISTL
菅井 和己  (株)フジミインコーポレーテッド
加藤丈滋  大塚電子(株)
杉本 建二  三菱ケミカルエンジニアリング(株)
束田 充  旭ダイヤモンド工業(株)
岡本 宗大  大塚電子(株)
湊 拓也  大塚電子(株)
橋本 洋平  金沢大学
藤田 隆  近畿大学
須田 聖一  静岡大学
畝田 道雄  金沢工業大学
會田 英雄  長岡技術科学大学
土肥 俊郎  (株)Doi Laboratory/九州大学/埼玉大学
久保田 章亀  熊本大学

 

目次

第1章 CMPプロセスの基礎と要素技術開発

じめに
1. CMPの応用工程
 1.1 グローバル平坦化
 1.2 STI(Shallow Trench Isolation)法
 1.3 Wプラグ法
 1.4 ダマシンプロセス
 1.5 RMGトランジスタ形成
 1.6 RMGトランジスタのSACのためのSiNキャップ形成工程
 1.7 FinFET
 1.8 パッケージ工程
 1.9 各種ウエハのCMP
2. CMPの性能向上
 2.1 平坦性の改善
  2.1.1 グローバル平坦化プロセス
   (1) 研磨パッドによる平坦性の改善
   (2) パターン設計による平坦性改善
   (3) 付加工程による平坦性改善
  2.1.2 分離プロセス
   (1) 研磨パッドによる平坦性の改善
   (2) スラリーによる平坦性の改善
   (3) 装置による平坦性の改善
  2.1.3 ウエハ製造における平坦性
 2.2 CMPの欠陥制御
  2.2.1 マイクロスクラッチ
   (1) スラリーによるマイクロスクラッチの改善
   (2) 装置(周辺装置)によるマイクロスクラッチの改善
   (3) リテーナーリングによるマイクロスクラッチの改善
   (4) 研磨パッド(パッドコンディショナー)によるマイクロスクラッチの改善
  2.2.2 パーティクル
   (1) 装置によるパーティクル欠陥の低減
  2.2.3 メタルの腐食
 2.3 CMPの生産性改善
  2.3.1 装置構成による生産性の改善
  2.3.2 スラリーによる生産性の改善
  2.3.3 研磨パッドによる生産性の改善
  2.3.4 消耗材寿命による生産性改善
おわりに

 

第2章 CMPプロセスを支える装置・関連資材の開発動向と製品事例
第1節 CMPスラリー技術:フジミインコーポレーテッド社における開発動向
1. フジミのCMPスラリー
2. フジミのスラリー開発
 2.1 Si用スラリー
 2.2 Mo用スラリー
おわりに

第2節 CMPスラリーの分散性評価技術
はじめに
1. 光散乱技術を用いたCMPスラリー分散性評価技術
 1.1 粒子径測定~動的光散乱法~
 1.2 ゼータ電位測定~電気泳動光散乱法~
2. 光散乱測定装置の概要
3. CMPスラリーの評価事例
 3.1 スラリーの粒子径測定結果
 3.2 塩濃度の違いによるスラリーのゼータ電位と粒子径測定
 3.3 スラリーの砥粒違いの等電点測定(SiO2,Al2O3,CeO2)
 3.4 スラリーとウェーハ相互作用の評価
おわりに

第3節 CMPスラリー供給装置
はじめに
1. 供給装置の概要
 1.1 供給方式の概要
 1.2 供給装置の基本構成
2. 供給装置の仕様
 2.1 設計の前提
 2.2 供給装置に使用する機器
  2.2.1 ポンプ
   (1) ベローズポンプ
   (2) 磁気浮上型渦巻ポンプ
  2.2.2 バルブ
  2.2.3 タンク
 2.3 供給装置の供給フロー
 2.4 供給装置の洗浄
 2.5 供給装置の供給制御
3. 供給装置におけるスラリー評価
 3.1 スラリー評価の必要性
 3.2 スラリー評価
おわりに

第4節 CMP用パッドコンディショナの開発動向
はじめに
1. コンディショナ仕様と研磨特性
 1.1 コンディショナ仕様
 1.2 研磨特性への影響
2. スクラッチ抑制方法
 2.1 スクラッチ
 2.2 スクラッチ対策
おわりに

第5節 CMPプロセスにおける膜厚計測技術とその事例
はじめに
1. 膜厚計測の測定原理
2. 計測評価事例
 2.1 研磨レート調整
 2.2 終点検知の制御
 2.3 ウェーハフラットネス評価
 2.4 CMP後の積層薄膜評価
まとめ

 

第3章 CMPプロセスを進化させる要素技術の開発動向
第1節 CMPプロセスにおける研磨圧力と研磨効率の可視化技術
はじめに
1. 研磨圧力分布の可視化技術
 1.1 ジンバル機構ヘッド使用時の研磨圧力分布解析
 1.2 リテーナリングをもつエアバッグタイプヘッド使用時の研磨圧力分布解析
2. 研磨効率分布の可視化技術
おわりに

第2節 半導体CMP装置における終点検出技術
はじめに
1. 研磨膜厚の制御による研磨状態のコントロール
2. 研磨終点検出技術
 2.1 様々な終点検出技術
 2.2 光学式終点検出方法
 2.3 電磁波を利用した終点検出方法
 2.4 渦電流方式による終点検出方法
 2.5 表皮効果を利用した渦電流による終点検出
3. 光と磁場の複合による終点検出システムによる相補的な終点検出法
おわりに

第3節 研磨材/水/基材界面の電気特性評価による
CMPメカニズムの解明と研磨効率改善への応用
はじめに
1. CMPにおける化学研磨と機械研磨の分離
2. 研磨過程における化学反応:化学研磨
3. 界面抵抗評価による水和層の定量的評価
4. 研磨による電位変化評価による水和生成エネルギーの評価
5. 化学研磨性の指標としての電位変化
おわりに

第4節 曲面研磨に適した小径研磨工具の挙動評価とその指針提示
はじめに
1. バフ研磨法と磁気研磨法のために試作した専用可視化装置の概要と挙動観察の方法
 1.1 観察対象とした工作物と研磨工具
 1.2 専用可視化装置を用いた研磨工具の挙動観察方法
  1.2.1 専用可視化装置の概要
  1.2.2 バフ研磨法における研磨工具の挙動観察
  1.2.3 磁気研磨法における研磨工具の挙動観察
  1.2.4 各研磨法における研磨工具の挙動の評価位置
 1.3 各バフ研磨工具における荷重測定
  1.3.1 荷重測定の概要
  1.3.2 荷重の測定結果
2. 圧力分布の可視化とその評価
 2.1 圧力分布の可視化の概要
 2.2 圧力分布の可視化結果とその評価
  2.2.1 平面部分に着目した各種研磨工具による圧力分布の比較
  2.2.2 凹部あるいは凸部に着目した各種研磨工具による圧力分布の比較
3. 研磨工具の挙動観察の結果と形状追従性の評価
 3.1 凹形状・凸形状に対する研磨工具の評価
  3.1.1 凹形状・凸形状に対する研磨工具の挙動観察結果
  3.1.2 凹形状や凸形状工作物の場合に求められる研磨工具の諸元考察
 3.2 溝形状工作物の場合に求められる研磨工具の評価
  3.2.1 溝形状に対する研磨工具の挙動観察結果
  3.2.2 溝形状に求められる研磨工具の諸元考察
おわりに

 

第4章 CMPプロセスの進展―GaN基板・ダイヤモンド基板の加工技術―
第1節 GaN基板のコロイダルシリカCMP加工の基礎と応用
はじめに
1. GaN基板の基礎的な加工プロセスとCMP加工の位置づけ
2. GaN基板に対するコロイダルシリカCMPの基礎
 2.1 開発の歴史
 2.2 GaN基板の加工変質層評価手法
 2.3 コロイダルシリカCMPによるダメージフリー表面創成の様子
 2.4 コロイダルシリカCMPによるGaN加工のメカニズム
3. 次世代型CMP加工技術の開発:加工環境制御CMPおよびプラズマCMP
 3.1 加工環境制御型CMP加工法
 3.2 プラズマCMP加工法
おわりに

第2節 ダイヤモンド基板のCMPプロセスの技術開発動向
はじめに
1. 溶媒中での触媒作用を援用したダイヤモンドの化学的加工法
2. ダイヤモンド基板の加工
 2.1 加工装置
 2.2 ダイヤモンド基板の加工と加工後の表面観察
おわりに

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/books/23stm083.html


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◆本日ご紹介書籍◆

半導体デバイス製造を支えるCMP技術の開発動向

 https://www.tic-co.com/books/23stm083.html

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2023年10月25日 (水)

2023年10月27日(金)開催「蓄熱発電の動向と要素技術開発(大規模、太陽熱利用、バイオマス発電との統合など)」セミナーの再ご紹介

☆本日再ご紹介セミナー☆

2023年10月27日(金)開催

「蓄熱発電の動向と要素技術開発
 (大規模、太陽熱利用、バイオマス発電との統合など)」
 ~講師5名【エネルギー総合工学研究所、東京電力ホールディングス、
  三菱重工業、新潟大学、東京農工大学】ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231010.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   10月25日(水)

紅葉狩(もみじがり) 晩秋

水音と即(つ)かず離れず紅葉狩

後藤比奈夫

 

山野や渓谷に紅葉の美しさを観賞する季節になりました。

紅葉は楓(かえで)類に限らず、秋の木々の紅葉すべてをさします。

紅葉を眼で愛(め)で、脚で踏み分けてしっとりとした秋の山野や渓谷沿いを歩くのは気持ちのいいもの。

掲句は渓谷に紅葉狩にやってきて、美しい紅葉を楽しみながら、耳には近く遠くにずっと水音が聞こえていて、即かず離れず水音とのほどほどのいい距離感があります。

ゆったりと季節のうつろいを身近にしながら、人生を楽しむ大人の余裕を感じさせます。

 

Dakigaeri Gorge and Kamino-iwahashi 20201101

秋田県仙北市、抱返り渓谷と神の岩橋

掬茶, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

Dakigaeri Gorge's autun leaves

紅葉の抱返り渓谷

掬茶, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 


(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年10月開催セミナーをご紹介!

2023年10月27日(金)開催

「蓄熱発電の動向と要素技術開発
 (大規模、太陽熱利用、バイオマス発電との統合など)」
 ~講師5名【エネルギー総合工学研究所、東京電力ホールディングス、
  三菱重工業、新潟大学、東京農工大学】ご登壇~

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、低効率だが設備コストなどトータルでは蓄電池に比べ圧倒的に安く技術的にも成熟しているとされる蓄熱発電に関する国内外プロジェクト・技術開発動向、電力需給から見た脱炭素に向けた蓄エネルギーの必要性ならびに、変動性再生可能エネルギーの受入量拡大を可能とする汽力発電所向け大規模蓄熱システム、次世代太陽熱発電における蓄熱システムの研究動向、又、バイオマス発電所への統合を想定したCaO/Ca(OH)2流動層化学蓄熱反応器のエネルギー効率・経済性評価などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、HPにてご確認下さいませ。


◎プログラム

Ⅰ.脱炭素社会を経済的に実現する蓄熱発電と国内外の技術開発動・事業展望

一般財団法人 エネルギー総合工学研究所
プロジェクト試験研究部 主管研究員 岡崎 徹 氏

 脱炭素社会化に加速しつつあります。その社会での電源は、再生可能エネルギーか原発しかなく、どちらも需要に合わせた発電が難しい電源です。需要を制御する技術もありますが、それだけでは間に合わず、蓄エネルギーを利用した需要時発電の能力が必要です。これに高温蓄熱を利用する蓄熱発電が世界で急速に広がり始めました。既存の火力・自家発電等に蓄熱を付帯させ、既存システムを活用しつつ斬新的に経済的な脱炭素社会へと進む検討が始まっています。実は日本のエネルギー需要の6割を占める熱需要にも脱炭素電源を利用して供給できます。この蓄熱発電の現状と、各種応用について解説したいと思います。

 1.蓄熱発電の概要と経済性
  (1)基本構成
  (2)簡単な経済性試算
  (3)JEPX(日本卸電力取引所)利用のビジネスモデル
  (4)蓄熱発電の歴史
 2.世界の再エネの実態
  (1)蓄エネルギーが必須に
  (2)低下する再エネ発電コスト
 3.世界の開発プロジェクト
  (1)電力会社系プロジェクト
  (2)メーカー系プロジェクト
  (3)ベンチャー等の様々なプロジェクト
 4.蓄熱技術の概況
   ~商用技術から、水素吸蔵合金応用まで~
 5.電熱変換の重要性
   ~実はキーテクノロジー~
 6.慣性力、事故時電流の必要性
 7.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.電力需給から見た脱炭素に向けた蓄エネルギーの必要性

東京電力ホールディングス株式会社
経営技術戦略研究所 環境・エネルギーエリア 首席研究員 梅沢修一 氏

 カーボンニュートラル達成に向け、再生可能エネルギーの大量導入が進んでいる。再生可能エネルギーは出力が不安定で、かつ出力調整が困難であるため、我々の生活に欠かせない電力の供給支障が懸念されている。そこで、蓄エネルギーに対する関心が高まっている。本講演では、昨今の社会情勢を踏まえ、電力需給に関わる状況と、それに対し活用が期待される蓄エネルギー技術について紹介します。

 1.電力の需給曲線と蓄エネルギーの必要性
 2.非化石燃料による発電・CCUS
 3.燃料価格の推移
 4.様々な蓄エネルギー方式
 5.蓄熱発電の現状
 6.まとめ
 7.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.変動性再生可能エネルギーの受入量拡大を可能とする汽力発電所向け
  大規模蓄熱システム

三菱重工業株式会社
総合研究所 伝熱研究部 伝熱第一研究室 山名崇裕 氏

 低炭素時代の中、我が国では再生可能エネルギー(再エネ)の導入が進められているが、その大半を占める太陽光発電は晴天日の発電量が多い時刻に電力系統への電力供給量が過大となってしまうため、一部の太陽光発電が電力系統への接続を拒否される状況が発生している。当社では、再エネの受入量拡大を可能とする汽力発電所向けの大規模蓄熱システムの研究開発をNEDOプロ下で実施した。同NEDOプロで検討した水蓄熱システム・溶融塩蓄熱システム・金属PCM蓄熱システムの概要について紹介する。

 1.研究背景
 2.並列無送電対応型蓄熱システム(水蓄熱システム)
 3.再エネ余剰電力利用型蓄熱システム
  (1)溶融塩蓄熱システム
  (2)金属PCM蓄熱システム
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.次世代太陽熱発電における蓄熱システムの研究動向

新潟大学 工学部 工学科 准教授 郷右近展之 氏

 海外の日照条件に恵まれたサンベルトでは溶融塩蓄熱システムを持つ太陽熱発電が商用稼働している。本講演では太陽熱発電の基本構成と蓄熱システムについて概説し、米国・欧州・豪州で研究開発されている次世代太陽熱電およびPV/CSPハイブリッドプラントの蓄熱システム、当研究室の取り組みについて紹介する予定である。

 1.集光型太陽熱発電(Concentrated Solar Power,CSP)ついて
  (1)太陽熱発電の基本構成と要素技術
  (2)商用レベルのCSPプラントの稼働状況・建設動向
 2.次世代太陽熱発電に関する米国・欧州・豪州の最新研究動向
  (1)タワー型太陽熱発電で進む高温・高効率化
  (2)PV/CSP ハイブリッドプラント
  (3)蓄熱発電への展開
 3.次世代太陽熱発電・蓄熱発電に対応した当研究室の取り組み
  (1)金属PCMによる高温潜熱蓄熱
  (2)金属酸化物による高温化学蓄熱
 4.質疑応答・名刺交換


Ⅴ.バイオマス発電所への統合を想定したCaO/Ca(OH)2流動層化学蓄熱反応器の
  エネルギー効率と経済性評価

東京農工大学 大学院工学研究院 応用化学部門 教授 伏見千尋 氏

 CaO/Ca(OH)2粒子を用いた熱化学蓄熱用流動層反応器とバイオマス発電プラントをカルノー電池システムの一つとして統合した。この統合システムでは、電力供給量が需要量を上回る充電時には、可変再生可能エネルギー(VRE)から得られる余剰電力を粒子の脱水反応により熱に変換して貯蔵する。電力需要が供給量を上回る放電時(特に夕方)には、水和反応による熱をバイオマス発電所のタービンを通して電力に変換し、電力を供給した。流動化ガス及び反応ガスには水蒸気を用いた。 流動層モデルをExcel VBAを用いて簡略化した動的モデルを作成した。 Aspen Plusを用いて、この動的流動層モデルをバイオマス発電所の有機ランキンサイクル(ORC)および蒸気ランキンサイクル(SRC)と統合し、貯蔵のエネルギー効率と平準化貯蔵コスト(LCOS)を評価した。 その結果,簡易動的モデルは流動層の非定常温度分布を十分にシミュレートできることがわかった。放電時間において、流動層炉の運転パラメータを変更することにより、タービン出力の増加が柔軟に変化することがわかった。SRC は ORC よりも高いエネルギー効率と低い LCOSが得られ、余剰電力が低価格もしくはゼロに近い価格の場合は、有望なシステムであることを明らかにした。
<質疑応答・名刺交換>


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20231010.html


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2023年10月27日(金)開催

「蓄熱発電の動向と要素技術開発
 (大規模、太陽熱利用、バイオマス発電との統合など)」
 ~講師5名【エネルギー総合工学研究所、東京電力ホールディングス、
  三菱重工業、新潟大学、東京農工大学】ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231010.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年10月23日 (月)

2023年10月26日(木)開催「バイオマス発電燃料に関する動向及び混焼を含めた要素・設備技術」セミナーの再ご紹介

☆本日再ご紹介セミナー☆

2023年10月26日(木)開催

「バイオマス発電燃料に関する動向及び混焼を含めた要素・設備技術」
 ~講師4名(サンコー環境調査センター、IHI検査計測、
  住友重機械工業、新日本造機)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231019.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

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三曜俳句   10月23日(月)

鳥渡る(とりわたる) 晩秋

鳥渡るセザンヌの山ミレーの田

大串 章

 

渡り鳥には春に日本に来て秋に帰る夏鳥と秋に来て春に帰る冬鳥があります。

遥か遠くの国から何千キロを翼を頼りに渡ってきます。

季語としての渡り鳥は秋に日本に来る鴨、雁(かり)、白鳥など冬鳥のことをいいます。

振り仰ぐ秋空を鳥たちは悠々と過ぎてゆきます。

この国のどこにその翼を休めるのでしょうか。

掲句は山々、村々の景をセザンヌの山、ミレーの田ととらえ、渡り鳥への愛慕と歓迎の心をにじませています。

 

 

 

BrantaLeucopsisMigration

編隊を組んで飛行するカオシロガン

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年10月開催セミナーを再ご紹介!

2023年10月26日(木)開催

「バイオマス発電燃料に関する動向及び混焼を含めた要素・設備技術」
 ~講師4名(サンコー環境調査センター、IHI検査計測、
  住友重機械工業、新日本造機)ご登壇~

                                   セミナー


です!


★本セミナーでは、固体バイオマス燃料の国際規格の動向から、バイオマス燃料の性状を把握するための各種分析・評価方法ならびに、ボイラ技術によるバイオマス/廃棄物系燃料の発電・混焼事例、バイオマス発電向け蒸気タービンの特徴と実例などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、HPにてご確認下さいませ。


◎プログラム

Ⅰ.固体バイオマス燃料の国際規格の動向

株式会社サンコー環境調査センター 武 昌信 氏

 ※講演概要が決定致しましたらアップさせて頂きます。
 <質疑応答・名刺交換>


Ⅱ.様々なバイオマス燃料の評価方法

株式会社IHI検査計測 知惠賢二郎 氏

 ※講演概要が決定致しましたらアップさせて頂きます。
 <質疑応答・名刺交換>


Ⅲ.循環流動層ボイラ技術におけるバイオマス・廃棄物燃料の発電・混焼利用と事例
 ~プラント運用支援システムを含めて~

住友重機械工業株式会社 藤井大也 氏

 ※講演概要が決定致しましたらアップさせて頂きます。
 <質疑応答・名刺交換>


Ⅳ.バイオマス発電向け蒸気タービンの特徴と実例

新日本造機株式会社 田中拓治 氏

 ※講演概要が決定致しましたらアップさせて頂きます。
 <質疑応答・名刺交換>


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20231019.html


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2023年10月26日(木)開催

「バイオマス発電燃料に関する動向及び混焼を含めた要素・設備技術」
 ~講師4名(サンコー環境調査センター、IHI検査計測、
  住友重機械工業、新日本造機)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231019.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

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2023年10月20日 (金)

2023年10月27日(金)開催「蓄熱発電の動向と要素技術開発(大規模、太陽熱利用、バイオマス発電との統合など)」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年10月27日(金)開催

「蓄熱発電の動向と要素技術開発
 (大規模、太陽熱利用、バイオマス発電との統合など)」
 ~講師5名【エネルギー総合工学研究所、東京電力ホールディングス、
  三菱重工業、新潟大学、東京農工大学】ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231010.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   10月20日(金)

秋思(しゅうし) 三秋

山塊にゆく雲しろむ秋思かな

飯田蛇笏(いいだ だこつ)

 

秋になると、それまで勢いよく茂っていた草木も少しずつ凋落(ちょうらく)の色を見せはじめ、木立の中を行くと透きとおった風が人恋しげに身にまつわり、大気は快く冷え、夜は青い月光が身を浸し、美しい虫の音に包まれます。

そうした状況の中で人は故(ゆえ)知らぬ物悲しさにかられます。

秋思は春愁に対する季語で、「春愁」は甘美な倦怠(けんたい)感を感じさせるのに対し、「秋思」は寂しさ、静けさ、秋のあわれなどが一体となって形づくられる感情です。

 

Cole Thomas Il Penseroso 1845

『思い耽る人』 トマス・コール(1801-1848)


(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年10月開催セミナーをご紹介!

2023年10月27日(金)開催

「蓄熱発電の動向と要素技術開発
 (大規模、太陽熱利用、バイオマス発電との統合など)」
 ~講師5名【エネルギー総合工学研究所、東京電力ホールディングス、
  三菱重工業、新潟大学、東京農工大学】ご登壇~

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、低効率だが設備コストなどトータルでは蓄電池に比べ圧倒的に安く技術的にも成熟しているとされる蓄熱発電に関する国内外プロジェクト・技術開発動向、電力需給から見た脱炭素に向けた蓄エネルギーの必要性ならびに、変動性再生可能エネルギーの受入量拡大を可能とする汽力発電所向け大規模蓄熱システム、次世代太陽熱発電における蓄熱システムの研究動向、又、バイオマス発電所への統合を想定したCaO/Ca(OH)2流動層化学蓄熱反応器のエネルギー効率・経済性評価などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、HPにてご確認下さいませ。


◎プログラム

Ⅰ.脱炭素社会を経済的に実現する蓄熱発電と国内外の技術開発動・事業展望

一般財団法人 エネルギー総合工学研究所
プロジェクト試験研究部 主管研究員 岡崎 徹 氏

 脱炭素社会化に加速しつつあります。その社会での電源は、再生可能エネルギーか原発しかなく、どちらも需要に合わせた発電が難しい電源です。需要を制御する技術もありますが、それだけでは間に合わず、蓄エネルギーを利用した需要時発電の能力が必要です。これに高温蓄熱を利用する蓄熱発電が世界で急速に広がり始めました。既存の火力・自家発電等に蓄熱を付帯させ、既存システムを活用しつつ斬新的に経済的な脱炭素社会へと進む検討が始まっています。実は日本のエネルギー需要の6割を占める熱需要にも脱炭素電源を利用して供給できます。この蓄熱発電の現状と、各種応用について解説したいと思います。

 1.蓄熱発電の概要と経済性
  (1)基本構成
  (2)簡単な経済性試算
  (3)JEPX(日本卸電力取引所)利用のビジネスモデル
  (4)蓄熱発電の歴史
 2.世界の再エネの実態
  (1)蓄エネルギーが必須に
  (2)低下する再エネ発電コスト
 3.世界の開発プロジェクト
  (1)電力会社系プロジェクト
  (2)メーカー系プロジェクト
  (3)ベンチャー等の様々なプロジェクト
 4.蓄熱技術の概況
   ~商用技術から、水素吸蔵合金応用まで~
 5.電熱変換の重要性
   ~実はキーテクノロジー~
 6.慣性力、事故時電流の必要性
 7.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.電力需給から見た脱炭素に向けた蓄エネルギーの必要性

東京電力ホールディングス株式会社
経営技術戦略研究所 環境・エネルギーエリア 首席研究員 梅沢修一 氏

 カーボンニュートラル達成に向け、再生可能エネルギーの大量導入が進んでいる。再生可能エネルギーは出力が不安定で、かつ出力調整が困難であるため、我々の生活に欠かせない電力の供給支障が懸念されている。そこで、蓄エネルギーに対する関心が高まっている。本講演では、昨今の社会情勢を踏まえ、電力需給に関わる状況と、それに対し活用が期待される蓄エネルギー技術について紹介します。

 1.電力の需給曲線と蓄エネルギーの必要性
 2.非化石燃料による発電・CCUS
 3.燃料価格の推移
 4.様々な蓄エネルギー方式
 5.蓄熱発電の現状
 6.まとめ
 7.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.変動性再生可能エネルギーの受入量拡大を可能とする汽力発電所向け
  大規模蓄熱システム

三菱重工業株式会社
総合研究所 伝熱研究部 伝熱第一研究室 山名崇裕 氏

 低炭素時代の中、我が国では再生可能エネルギー(再エネ)の導入が進められているが、その大半を占める太陽光発電は晴天日の発電量が多い時刻に電力系統への電力供給量が過大となってしまうため、一部の太陽光発電が電力系統への接続を拒否される状況が発生している。当社では、再エネの受入量拡大を可能とする汽力発電所向けの大規模蓄熱システムの研究開発をNEDOプロ下で実施した。同NEDOプロで検討した水蓄熱システム・溶融塩蓄熱システム・金属PCM蓄熱システムの概要について紹介する。

 1.研究背景
 2.並列無送電対応型蓄熱システム(水蓄熱システム)
 3.再エネ余剰電力利用型蓄熱システム
  (1)溶融塩蓄熱システム
  (2)金属PCM蓄熱システム
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.次世代太陽熱発電における蓄熱システムの研究動向

新潟大学 工学部 工学科 准教授 郷右近展之 氏

 海外の日照条件に恵まれたサンベルトでは溶融塩蓄熱システムを持つ太陽熱発電が商用稼働している。本講演では太陽熱発電の基本構成と蓄熱システムについて概説し、米国・欧州・豪州で研究開発されている次世代太陽熱電およびPV/CSPハイブリッドプラントの蓄熱システム、当研究室の取り組みについて紹介する予定である。

 1.集光型太陽熱発電(Concentrated Solar Power,CSP)ついて
  (1)太陽熱発電の基本構成と要素技術
  (2)商用レベルのCSPプラントの稼働状況・建設動向
 2.次世代太陽熱発電に関する米国・欧州・豪州の最新研究動向
  (1)タワー型太陽熱発電で進む高温・高効率化
  (2)PV/CSP ハイブリッドプラント
  (3)蓄熱発電への展開
 3.次世代太陽熱発電・蓄熱発電に対応した当研究室の取り組み
  (1)金属PCMによる高温潜熱蓄熱
  (2)金属酸化物による高温化学蓄熱
 4.質疑応答・名刺交換


Ⅴ.バイオマス発電所への統合を想定したCaO/Ca(OH)2流動層化学蓄熱反応器の
  エネルギー効率と経済性評価

東京農工大学 大学院工学研究院 応用化学部門 教授 伏見千尋 氏

 CaO/Ca(OH)2粒子を用いた熱化学蓄熱用流動層反応器とバイオマス発電プラントをカルノー電池システムの一つとして統合した。この統合システムでは、電力供給量が需要量を上回る充電時には、可変再生可能エネルギー(VRE)から得られる余剰電力を粒子の脱水反応により熱に変換して貯蔵する。電力需要が供給量を上回る放電時(特に夕方)には、水和反応による熱をバイオマス発電所のタービンを通して電力に変換し、電力を供給した。流動化ガス及び反応ガスには水蒸気を用いた。 流動層モデルをExcel VBAを用いて簡略化した動的モデルを作成した。 Aspen Plusを用いて、この動的流動層モデルをバイオマス発電所の有機ランキンサイクル(ORC)および蒸気ランキンサイクル(SRC)と統合し、貯蔵のエネルギー効率と平準化貯蔵コスト(LCOS)を評価した。 その結果,簡易動的モデルは流動層の非定常温度分布を十分にシミュレートできることがわかった。放電時間において、流動層炉の運転パラメータを変更することにより、タービン出力の増加が柔軟に変化することがわかった。SRC は ORC よりも高いエネルギー効率と低い LCOSが得られ、余剰電力が低価格もしくはゼロに近い価格の場合は、有望なシステムであることを明らかにした。
<質疑応答・名刺交換>


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20231010.html


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2023年10月27日(金)開催

「蓄熱発電の動向と要素技術開発
 (大規模、太陽熱利用、バイオマス発電との統合など)」
 ~講師5名【エネルギー総合工学研究所、東京電力ホールディングス、
  三菱重工業、新潟大学、東京農工大学】ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231010.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年10月18日 (水)

2023年10月26日(木)開催「バイオマス発電燃料に関する動向及び混焼を含めた要素・設備技術」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年10月26日(木)開催

「バイオマス発電燃料に関する動向及び混焼を含めた要素・設備技術」
 ~講師4名(サンコー環境調査センター、IHI検査計測、
  住友重機械工業、新日本造機)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231019.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※プログラムⅠ~Ⅲのテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※プログラムⅣのテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

※アーカイブ受講可能(事情により、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲのみ可能。)
  (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は39,600円となります。(※Ⅳの視聴は出来ません)
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

  ※会場受講・ライブ配信受講からアーカイブ受講へ変更の場合、
   開催日の4営業日前までにご連絡いただけた場合は受講料を変更いたします。
   以降は受講料の変更・返金は出来かねますのでご了承ください。
   アーカイブ受講から会場受講・ライブ配信受講へ変更の場合は、差額をご請求いたします。

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三曜俳句   10月18日(水)

鬼の子(おにのこ) 三秋

鬼の子の宙ぶらりんに暮るるなり

大竹多可志

 

季語「鬼の子」は蓑虫(みのむし)の別称。

木の葉や枝を綴(つづ)り、袋状にしてその中で暮らします。

『枕の草紙』によると、蓑虫の親は子をうとましく思い、きたない蓑を着せ、秋風の吹くころには戻るといって逃げてしまいます。

子はその言葉を信じて「ちちよ、ちちよ」と鳴くといいます。

科学的には蓑虫に発音の器官はありません。

詩歌の世界では鳴くものとされてきた、浪漫的季語です。

 

Case moth on eucalypt.jpg

蓑虫


(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年10月開催セミナーをご紹介!

2023年10月26日(木)開催

「バイオマス発電燃料に関する動向及び混焼を含めた要素・設備技術」
 ~講師4名(サンコー環境調査センター、IHI検査計測、
  住友重機械工業、新日本造機)ご登壇~

                                   セミナー


です!


★本セミナーでは、固体バイオマス燃料の国際規格の動向から、バイオマス燃料の性状を把握するための各種分析・評価方法ならびに、ボイラ技術によるバイオマス/廃棄物系燃料の発電・混焼事例、バイオマス発電向け蒸気タービンの特徴と実例などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、HPにてご確認下さいませ。


◎プログラム

Ⅰ.固体バイオマス燃料の国際規格の動向

株式会社サンコー環境調査センター 武 昌信 氏

 近年、日本国内外で生産、取引、消費されている固体バイオ燃料について、木質バイオマス燃料の国際規格(ISO規格)と国内規格の動向と取り組みについて紹介する。

 1.(株)サンコー環境調査センター会社概要
 2.(一社)固体バイオ燃料標準化協議会(JBSA)の概要
 3.ISO/TC238と国内審議団体の概要
 4.固体バイオ燃料のISO規格と改訂の概要
 5.国内のバイオマス燃料規格の概要
 6.ISO規格と国内規格の違いと課題
 7.ISO規格策定に関与するための方策(Pメンバー化)
 8.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.様々なバイオマス燃料の評価方法

株式会社IHI検査計測 知惠賢二郎 氏

 バイオマスは石炭と同じ「燃える固体燃料」だが、石炭と同じ分析項目だけではその性状を把握することができない。本セミナーではバイオマス燃料向けの分析方法について、その一端を紹介する。

 1.最近のバイオマス燃料の特徴
 2.基本的な分析の紹介(工業分析,元素分析,灰の性状など)
 3.応用的な分析の紹介(粉砕性、燃焼性など)
 4.流動層向け分析の紹介
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.循環流動層ボイラ技術におけるバイオマス・廃棄物燃料の発電・混焼利用と事例
 ~プラント運用支援システムを含めて~

住友重機械工業株式会社 藤井大也 氏

 バイオマス・廃棄物系燃料の特性と利用事例、発電・混焼利用時の課題と対策を紹介する。

 0.はじめに
  ~住友重機械工業(ボイラ事業の経緯及び実績)~
 1.循環流動層ボイラ技術(CFBの原理)
 2.バイオマス・廃棄物系燃料の燃料特性と利用事例
  (1)建設廃材系木質バイオマス燃料
  (2)森林系未利用木材
  (3)海外輸入バイオマス(PKS、EFBなど)
  (4)廃タイヤ燃料(非バイオマス)
  (5)廃プラスティック系燃料(RPF:非バイオマス)
  (6)農業系バイオマス燃料
  (7)その他 汚泥(高水分スラッジ)等
  (8)燃料性状と循環材(砂)の組み合わせについて
 3.バイオマス・廃棄物系燃料の発電・混焼利用への課題と対策
  (1)高効率利用へのアプローチ
  (2)安定運転・操業へのアプローチ
 4.既設缶のバイオマス混焼/専焼化について
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.バイオマス発電向け蒸気タービンの特徴と実例

新日本造機株式会社 田中拓治 氏

 蒸気タービン発電設備を使用した『バイオマス発電』に関してその概要と中核機器となる蒸気タービンの特徴について紹介する。

 1.はじめに
 2.中小型バイオマス発電向け蒸気タービンの特徴
 3.中小型バイオマス発電向け蒸気タービンの実例
 4.技術動向と課題
 5.質疑応答・名刺交換


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20231019.html


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2023年10月26日(木)開催

「バイオマス発電燃料に関する動向及び混焼を含めた要素・設備技術」
 ~講師4名(サンコー環境調査センター、IHI検査計測、
  住友重機械工業、新日本造機)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231019.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※プログラムⅠ~Ⅲのテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※プログラムⅣのテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

※アーカイブ受講可能(事情により、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲのみ可能。)
  (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は39,600円となります。(※Ⅳの視聴は出来ません)
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

  ※会場受講・ライブ配信受講からアーカイブ受講へ変更の場合、
   開催日の4営業日前までにご連絡いただけた場合は受講料を変更いたします。
   以降は受講料の変更・返金は出来かねますのでご了承ください。
   アーカイブ受講から会場受講・ライブ配信受講へ変更の場合は、差額をご請求いたします。

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2023年10月16日 (月)

2023年10月26日(木)開催「プロジェクトマネジメントの最近の動向とEPCコスト管理」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年10月26日(木)開催

 ~プラントエンジニアリングにおける~
「プロジェクトマネジメントの最近の動向とEPCコスト管理」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231006.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料
◆1日受講(Ⅰ部・Ⅱ部) 49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
 (Ⅰ部とⅡ部で受講者が異なる場合でも可)
◆Ⅰ部のみ受講      27,500円【1名につき】
◆Ⅱ部のみ受講      38,500円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む

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三曜俳句   10月16日(月)

鵙の贄(もずのにえ) 三秋

てっぺんはかわくかわくと鵙の贄

小檜山繁子

 

初秋には夕暮れ時の開演だったキリギリスやコオロギの音楽会が、日中から聞こえるようになってきました。

変温動物である虫たちは、秋が深まり夜間の気温が低くなると昼間にも鳴くようになります。

コオロギやスズムシは、気温が15℃以下になると鳴かなくなるともいわれています。

虫の声とともに時折聞こえてくるのは、鵙の高鳴き。

甲高い「キー、キチキチキチキチ」というさえずりです。

繁殖期を過ぎて秋になると、鵙それぞれが縄張りを主張して、高い梢(こずえ)などに止まり鋭い声を発し、澄んだ大気によくとおり、本格的な秋の到来を感じさせます。

鵙には、捕らえた蛙(かえる)や虫などを木の枝や刺(とげ)、有刺鉄線などに突き刺しておく習性があり、これを鵙の贄といいます。

何のために刺しておくのかははっきりとはわかっていませんが、冬に備えて蓄えているのだともいわれています。

ただし、そのまま放っておくことも多いようです。

鵙は人間が人恋しくなる秋冬をたった一羽で過ごします。

たくましい限りです。

 

 

Lanius bucephalus capturing larva

幼虫を捕獲した鵙

Alpsdake, CC BY-SA 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 


(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年10月開催セミナーをご紹介!

2023年10月26日(木)開催

 ~プラントエンジニアリングにおける~
「プロジェクトマネジメントの最近の動向とEPCコスト管理」

                                   セミナー

です!

 


★本セミナーでは、経験豊富な元東洋エンジニアリングの米澤講師から、Ⅰ部にプラント関連建設プロジェクトにおけるプロジェクトマネジメントに焦点をあて、PMBOK®ガイドなどのプロジェクトマネジメント標準の概要と最近の動向について詳説頂き、Ⅱ部にはプラント関連建設プロジェクトにおけるコスト管理に焦点をあて、コスト管理の考え方、可視化、アーンドバリューマネジメントなど具体的な進め方・手法について、詳説頂きます。
★Ⅰ部またはⅡ部のみのご受講も受け付けております。


◎講師

元東洋エンジニアリング(株) プロポーザル本部
日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)理事
AACE日本支部代表
エンジニアリング協会(ENAA)アドバイザー
PMI日本支部アドバイザー

米澤徹也 氏


◎プログラム

Ⅰ.プラントエンジニアリングにおけるプロジェクトマネジメントの最近の動向
 ~世の中の変化に対応できるプロジェクトマネジメント~

【受講対象】
 プラント関連建設プロジェクトにおいてプロジェクト業務に従事している方、またはこれから従事される方で、オーナー企業およびコントラクター企業の方々を対象とします。プロジェクトに参画されている専門機能部門の方も、プロジェクトの進め方やその最新動向を知る機会になればと思います。

【習得知識】
 プロジェクトマネジメントに必要な知識や手法・プロセスおよびプロジェクトマネジメントの最近の動向について学んでいただきます。

【講師の言葉】
 プロジェクトを効果的、効率的に実行するためにはプロジェクトマネジメントの知識や技法の適用が必要です。また、プロジェクトマネジメントはプロジェクトマネジャーだけに求められるものではなく、プロジェクトチーム全員に求められるものです。プロジェクトの形態が変化し、プロジェクトのデジタル化が推進される中で、プロジェクトマネジメントのあり方を考えて行きたいと思います。

【プログラム】
 1.プロジェクトとプログラム
  (1)プロジェクトとは何か、プロジェクトマネジメントとは何か
  (2)プロジェクトライフサイクル
  (3)プロジェクトマネジメント標準とその発行団体
  (4)プログラムとプログラムマネジメント
 2.プロジェクトマネジメント標準
  (1)PMBOK®ガイド第6版概要
  (2)PMBOK®ガイド第7版の変更点および概要
  (3)P2M(Program and Project Management for Enterprise Innovation)概要
  (4)その他標準
 3. 今後のプロジェクトマネジメントの考察
 4.まとめと質疑応答


Ⅱ.プラントエンジニアリングにおけるEPCコスト管理
 ~実効あるコスト管理とその可視化~

【受講対象】
 プラント関連建設プロジェクトにおけるプロジェクトのコスト管理に関わる基本的知識や手法を学びたい方を対象とします。コスト管理に携わった経験のある方でも、あらためてコスト管理の全体像や仕組みを知りたい方など。

【習得知識】
 プロジェクトにおけるコスト管理に必要な知識や手法・プロセスについて学んでいただきます。

【講師の言葉】
 プロジェクトを実行する上でコスト管理は必須ですが、コスト管理に必要な知識はコストエンジニアだけに求められるものではありません。プロジェクトマネジャーやプロジェクトエンジニア、更にはそれぞれの専門分野のエンジニアの方々もコスト管理に関わる知識や意識を持ったうえでプロジェクトを実行することが成功への近道になります。本セミナーではコスト管理のベースとなるコスト見積りも含めて、コスト管理についてさまざまな観点から考察していきます。

【プログラム】
 1.プロジェクトにおけるコスト管理とは
  (1)コスト管理の定義
  (2)コスト管理の目的
  (3)コスト管理のプロセス
 2.コスト見積り
  (1)コスト見積りとコスト管理
  (2)コストの見積り精度
  (3)コスト見積り手法
  (4)予備費の考え方
 3.コスト管理の考え方
  (1)コストデータのリサイクル
  (2)コスト管理のシステム
  (3)プロジェクトの多様化に伴うコスト管理
  (4)コスト管理における責任
  (5)コスト管理とコード体系
  (6)コストパフォーマンスの報告
 4.コスト管理における可視化
  (1)コストの可視化の意義
  (2)分散型コスト管理
 5.アーンドバリューマネジメント
  (1)進捗測定
  (2)現状分析
  (3)将来の予測
 6.実効あるコスト管理
 7.コスト管理の将来像
 8.まとめと質疑応答


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20231008.html


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2023年10月25日(水)開催

「再エネ電力調達の基礎から最新動向(ビジネス展望)まで」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231008.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料
◆プログラムⅠとⅡ受講    49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
 (ⅠとⅡで受講者が異なる場合でも可)
◆プログラムⅠのみ受講   27,500円【1名につき】
◆プログラムⅡのみ受講   33,000円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む

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2023年10月13日 (金)

2023年10月25日(水)開催「再エネ電力調達の基礎から最新動向(ビジネス展望)まで」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年10月25日(水)開催

「再エネ電力調達の基礎から最新動向(ビジネス展望)まで」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231008.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料
◆プログラムⅠとⅡ受講    49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
 (ⅠとⅡで受講者が異なる場合でも可)
◆プログラムⅠのみ受講   27,500円【1名につき】
◆プログラムⅡのみ受講   33,000円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む

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三曜俳句   10月13日(金)

秋遍路(あきへんろ) 三秋

補陀落(ふだらく)の海きらきらと秋遍路

古賀まり子

 

秋に行う四国八十八か所などの札所(ふだしょ)巡りをいいます。

本来「遍路」は春の季題です。

しかし、気候のよい秋にも多くの遍路が見かけられます。

夕べの日射しの澄み衰えた中、札所を巡拝する遍路の姿は春よりもなお一層淋しさを伴います。

掲句の「補陀落」は観世音が住むという霊場。

そこではすべての者の願いを聞き、救いの手を差し伸べるとされています。

 

Iwamotoji PilgrimGirl

白衣(びゃくえ)姿のお遍路さん

User: (WT-shared) Jpatokal at wts ウィキボヤージュ, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

Mikurodoɨ

空海が修行したと伝えられる室戸岬の御厨人窟(みくろど)から見た太平洋

御厨人窟(みくろど)
高知県室戸市室戸岬町にある弘法大師伝説の残る海蝕洞。
四国八十八箇所・最御崎寺の近くにあり、番外札所の一つ。

Dokudami, CC BY-SA 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年10月開催セミナーをご紹介!

2023年10月25日(水)開催

「再エネ電力調達の基礎から最新動向(ビジネス展望)まで」

                                   セミナー

です!

 


★本セミナーでは、多くの企業において検討・実施されている再エネ電力調達に焦点をあて、基礎編(第Ⅰ部)では、再エネ調達手法の全体像や最初に取り組みやすい再エネ電力証書の調達について、最新動向(第Ⅱ部)では、オフサイトコーポレートPPAの手法・比較、再エネ電力調達を実施するにあたり理解しておくべき法制度、今後の動向、ビジネス展望などに至るまで、斯界の最前線でご活躍中の小林講師に詳説頂きます。
★プログラムⅠ(基礎編)、またはプログラムⅡ(最新動向)のみのご受講も受け付けております。
★恐れ入りますが、講師と同業他社に所属の方のご受講はお断りする場合がございます。


◎講師

みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
サステナビリティコンサルティング第1部 コンサルタント

小林将大 氏


◎プログラム

<第Ⅰ部>
 再エネ電力調達の基礎~再エネ電力証書を中心に~

【講演要旨】
 2020年10月の「カーボンニュートラル宣言」を皮切りに、国内企業においても温室効果ガス排出量の算定・削減を進める動きが加速している。 その中でも再エネ電力調達は、基本的な排出削減対策の1つとして、多くの企業において検討・実施されている。
 本講義では再エネ電力調達が求められる背景から再エネ調達手法の全体像、再エネ電力調達を始める企業が最初に取り組みやすい再エネ電力証書の調達について解説する。

【プログラム】
 1.再エネ電力調達が求められる背景
 2.再エネ電力調達の4類型
  (1)自営線を介した再エネ電力の直接調達
  (2)発電事業者との直接購入契約
  (3)小売電気事業者が提供する再エネ電力メニューの購入
  (4)再エネ電力証書の購入
 3.国内における再エネ電力証書
  (1)非化石証書
  (2)再エネ電力J-クレジット
  (3)グリーン電力証書
  (4)各再エネ電力証書の比較
 ※質疑応答は章ごとに実施


<第Ⅱ部>
 再エネ電力調達の応用と最新動向~オフサイトコーポレートPPAを中心に~

【講演要旨】
 国内外の法制度やイニシアティブにおいて再エネの「追加性」を求める動きが拡大しており、追加性の高い再エネ調達手法としてオフサイトコーポレートPPAが注目を集めている。
 本講義ではオフサイトコーポレートPPAの概要から、再エネ電力調達を実施するにあたり理解しておくべき法制度、再エネ電力調達の今後の動向について解説する。

【プログラム】
 1.オフサイトコーポレートPPAの手法
  (1)フィジカルPPA
  (2)バーチャルPPA
  (3)各PPA手法の比較
 2.再エネ電力調達に関連する制度
  (1)FIT制度・FIP制度
  (2)エネルギー供給構造高度化法
 3.今後の動向
 ※質疑応答は章ごとに実施


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20231008.html


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2023年10月25日(水)開催

「再エネ電力調達の基礎から最新動向(ビジネス展望)まで」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231008.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料
◆プログラムⅠとⅡ受講    49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
 (ⅠとⅡで受講者が異なる場合でも可)
◆プログラムⅠのみ受講   27,500円【1名につき】
◆プログラムⅡのみ受講   33,000円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む

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2023年10月11日 (水)

2023年10月25日(水)開催「微生物燃料電池(MFC:Microbial Fuel Cells)等による排水処理・発電・CO2回収など応用・研究開発動向」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年10月25日(水)開催

 -脱炭素社会への寄与、新たな付加価値を実現する-
「微生物燃料電池(MFC:Microbial Fuel Cells)等による
 排水処理・発電・CO2回収など応用・研究開発動向」
 ~講師4名【栗田工業、ヤンマーホールディングス、群馬大学、日本製鉄】ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231016.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   10月11日(水)

太秦の牛祭(うずまさのうしまつり) 晩秋

摩多羅神乗せたる牛の機嫌よし

棚山波朗

 

京都最古の寺、広隆寺に伝わる一風変わった祭。

今宮神社の「やすらい祭」、鞍馬の「火祭」と並ぶ京都の三大奇祭の一つです。

祭の主役は「摩多羅神(まだらじん)」で、この奇妙な名前の神が赤鬼、青鬼の四天王を従え、牛に乗って登場します。

十月十日の午後八時、摩多羅神は客殿の庭で牛に乗り、提灯や松明に照らされ、囃子方(はやしかた)など総勢六十人を従えて西門を出ます。

そして、山門の前を素通りして再び東門からおもむろに入ってきます。

牛に乗っている摩多羅神は白い紙の仮面をつけ、白い浄衣(じょうえ)を着ています。

その仮面が異様に大きく、平べったい顔に目と口が小さく、三角形の鼻だけが突出しています。

神というにはどこかとぼけた表情です。

やがて摩多羅神は牛から降り、祭壇で祭文(さいもん)を読み上げますが、これがまたいつ果てるかともなく長い。

独特の節をつけて読むこと約一時間。

読み終わるやいなや青鬼、赤鬼を引き連れて堂内に突入。

それで祭は終わります。

祭の意味するところはよくわかりません。

 

Ushimatsuri

京都市広隆寺の牛祭り

中島荘陽, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年10月開催セミナーをご紹介!

2023年10月25日(水)開催

 -脱炭素社会への寄与、新たな付加価値を実現する-
「微生物燃料電池(MFC:Microbial Fuel Cells)等による
 排水処理・発電・CO2回収など応用・研究開発動向」
 ~講師4名【栗田工業、ヤンマーホールディングス、群馬大学、日本製鉄】ご登壇~

                                   セミナー

です!

 


★本セミナーでは、発電菌を利用した微生物電解セル(MEC)や微生物燃料電池(MFC)による排水処理、エアカソード型微生物燃料電池による二酸化炭素回収・固定、生物電気化学技術による窒素処理や含窒素有機性廃水への応用・研究動向、排水処理用MFCの電極開発・コークス炉排水処理など各種技術・研究開発・応用動向について、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の方々がご来場されるか、オンラインかは、急な変更もございますため、恐れ入りますがHPにてご確認下さいませ(随時更新させて頂きます)。


◎プログラム

Ⅰ.発電菌を利用した創エネ型排水処理技術の開発

栗田工業株式会社 イノベーション本部
グリーンテックグループ 研究主幹 小松和也 氏

 発電菌を利用した微生物電解セル(MEC)や微生物燃料電池(MFC)といった微生物電気化学プロセスは、有機物を分解すると同時に有価物の生産や発電が可能であり、排水処理の分野で脱炭素社会の実現に貢献する次世代技術として期待されています。 当社におけるメタン生成MECやMFCによる排水処理技術の開発状況について紹介します。

 1.発電菌を利用した微生物電気化学プロセスの原理と、次世代排水処理技術としての特長
 2.メタン生成MECによる排水処理技術の開発状況
 3.MFCによる排水処理技術の開発状況
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.エアカソード型微生物燃料電池による二酸化炭素回収・固定技術の開発
  (オンライン)

ヤンマーホールディングス株式会社 技術本部
中央研究所 バイオイノベーションセンター
プロセス技術グループ 石﨑 創 氏

 微生物燃料電池は排水中の有機物を分解しながら電気を直接生産するのみでなく、有用物質や有害物質の生産や除去など、その特徴的な構造や電気化学反応を活用した新たな付加価値が多く研究開発されている一石多鳥な次世代型排水処理システムです。 本講演では、エアカソード型微生物燃料電池の概要、二酸化炭素回収・固定の仕組み、また、排水処理施設にて行った実証試験を通じて得られた知見を紹介いたします。

 1.概要:エアカソード型微生物燃料電池とは
 2.二酸化炭素回収・固定の仕組み
 3.排水処理施設での実証試験と今後の課題
 4.まとめ
 5.質疑応答


Ⅲ.微生物燃料電池の含窒素有機性廃水処理への展開

群馬大学大学院理工学府 教授 渡邉智秀 氏

 微生物燃料電池の特長を損なうことなく含窒素有機性廃水から有機物に加えて窒素除去もできれば、非常に有用といえます。 本講演では、微生物燃料電池を中心に生物電気化学技術による窒素処理や含窒素有機性廃水への応用に関する研究動向について、原理や特徴ならびに技術的課題などを交えながら紹介します。

 1.微生物燃料電池の基本構成と窒素変換
 2.微生物燃料電池の形式と有機物・窒素処理の特徴
 3.新たな生物電気化学的窒素変換経路と適用可能性
 4.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.排水処理用微生物燃料電池の電極開発とコークス炉排水処理

日本製鉄株式会社 技術開発本部 人事室 主査 山田果歩 氏 

 現在、排水処理技術として活性汚泥法が最も広く普及しており、鉄鋼業でもコークス炉排水などの処理に用いられています。しかし、活性汚泥法は曝気および余剰汚泥処理に多くのエネルギーを要する点が課題であり、この課題を解決すべく新しい水処理技術の一つとして微生物燃料電池(microbial fuel cell; MFC)が注目されています。 本講演では、排水処理用MFCの電極開発およびMFCを用いたコークス炉排水中の汚濁物質処理の研究開発状況についてご紹介します。

 1.概要:微生物燃料電池とは
 2.排水処理用微生物燃料電池の電極開発
 3.微生物燃料電池によるコークス炉排水処理
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20231016.html


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2023年10月25日(水)開催

 -脱炭素社会への寄与、新たな付加価値を実現する-
「微生物燃料電池(MFC:Microbial Fuel Cells)等による
 排水処理・発電・CO2回収など応用・研究開発動向」
 ~講師4名【栗田工業、ヤンマーホールディングス、群馬大学、日本製鉄】ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231016.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年10月 6日 (金)

2023年10月24日(火)開催「企業における水素事業と技術開発への取組み・展望」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年10月24日(火)開催

「企業における水素事業と技術開発への取組み・展望」
 ~講師5名(東京ガス、東芝エネルギーシステムズ、
  岩谷産業、清水建設、ブラザー工業)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231013.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※プログラムⅠ・Ⅱ・Ⅳ・Ⅴのテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※プログラムⅢのテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

◆1日受講                49,940円【1名につき】
◆午前(プログラムⅠ・Ⅱ)受講      33,000円【1名につき】
◆午後(プログラムⅢ・Ⅳ・Ⅴ)受講    38,500円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む

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三曜俳句   10月6日(金)

杜鵑草(ほととぎす) 仲秋

杜鵑草人恋ふ色に咲きいでし

轡田幸子(つくわだ さちこ)

 

鳥のホトトギスを思い浮べる方が多いでしょうが、この花の紅紫色の斑紋が鳥の時鳥(ほととぎす)の胸にある模様に似ていることからこの名がついたといいます。

ユリ科の多年草で、秋、茂みにひっそりと、やや小ぶりな百合(ゆり)に似た花を咲かせます。

血を吐くように鳴く時鳥の血の跡にもなぞらえる「杜鵑草」の花は、秋の草花を愛した病床の俳人、正岡子規を彷彿とさせます。

紅紫色のほかに、白色や黄色などの花色があり、花壇や鉢植え、茶花としても愛でられてきました。

 

Tricyrtis hirta 5

鳥の時鳥(ほととぎす)の胸にある斑点に似ている花

Qwert1234, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年10月開催セミナーをご紹介!

2023年10月24日(火)開催

「企業における水素事業と技術開発への取組み・展望」
 ~講師5名(東京ガス、東芝エネルギーシステムズ、
  岩谷産業、清水建設、ブラザー工業)ご登壇~

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、企業における水素事業と技術開発動向を中心に、各々の取組み・展望などについて、
 斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。
★午前のみ、午後のみのご受講も受け付けております。


◎プログラム

Ⅰ.水素を利用したガス体エネルギーの脱炭素化
 ~東京ガスの水素に関する取組み~

東京ガス株式会社 中島達哉 氏 

 東京ガスはカーボンニュートラルの実現に向けて、①徹底した脱炭素化、②レジリエンス向上、③既存インフラの有効活用の3つの視点で、CO2とグリーン水素から製造するe-methaneを積極的に活用することを考えている。そのために低コストグリーン水素の製造が不可欠であるが、本セミナーでは、低コスト化が期待できる固体高分子膜(PEM)を使った水電解の開発状況について紹介する。

 1.東京ガスのカーボンニュートラルに向けた取り組み概要
 2.e-methane実証について
 3.グリーン水素製造のための水電解
 4.東京ガスのPEM形水電解の開発
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.再生可能エネルギー電源を活用した水素製造技術と水素利活用

東芝エネルギーシステムズ株式会社 佐藤純一 氏 

 カーボンニュートラル社会実現に向けて、世界中で水素エネルギーの利活用促進が加速している。本セミナーでは、再生可能エネルギー電源を活用したPower to Gas(P2G)システムのこれまでの実証事例を解説するとともに、P2Gのキー技術である水素製造装置の最新技術について紹介し、さらに今後の展望について述べる。また、水素利活用技術として定置用燃料電池の小型化技術と将来に向けた方向性、活用事例について紹介する。

 1.背景
 2.再生可能エネルギー電源を活用したP2Gシステム
 3.水素製造装置の最新技術と今後の展望
  (1)固体高分子型水電解技術
  (2)固体酸化物型水蒸気電解技術
 4.定置用燃料電池の小型化技術と活用事例
 5.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.水素社会実現に向けた岩谷産業の取り組みについて

岩谷産業株式会社 辻上博司 氏

 岩谷産業は、水素を究極のクリーンエネルギーとして捉え、水素の利活用を通してカーボンニュートラル社会の実現を目指している。水素の製造、輸送、貯蔵、利用までのサプライチェーンのすべてを自社グループで担うための取り組みについて紹介する。

 1.水素を取り巻く背景
 2.水素の物性及び市場について
 3.イワタニの水素事業の取り組み
 4.イワタニの水素関連技術開発
 5.まとめ
 6.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.ゼロエミッション・水素タウンにむけた開発と実装

清水建設株式会社 瀬川裕太 氏

 ※講演概要が決定致しましたらアップさせて頂きます。
 <質疑応答・名刺交換>


Ⅴ.国内初の水素柱上パイプラインによる水素輸送実証事業
 ~水素柱上パイプライン町1丁目の実現に向けて~

ブラザー工業株式会社 久野博史 氏

 新規事業推進部が2013年に発足し子会社のニッセイから人と物を移管してブラザー燃料電池の開発を2014年にスタートさせました。2015年に700Wの吸蔵合金タイプの燃料電池をサンプル出荷し、2017年には4.4KWの燃料電池を開発しました。しかし客先を回っても水素の調達をどうするのかでなかなか商談は進みません。純水素型燃料電池まで如何に安く純水素を持ってくれば良いのかを考えているうちに・・・閃きました。水素のパイプラインを上空に掲げたらどうだろう。水素は軽いからパイプが破断しても上空に拡散するので、付臭も必要無いのではと。2018年6月の事でした。

 1.ブラザー工業の燃料電池
 2.水素柱上パイプラインの発想から実証事業採択に至るまで
 3.水素柱上パイプラインの3年間の実証事業内容
 4.水素柱上パイプラインの現状と未来
 5.質疑応答・名刺交換


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20231013.html


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2023年10月24日(火)開催

「企業における水素事業と技術開発への取組み・展望」
 ~講師5名(東京ガス、東芝エネルギーシステムズ、
  岩谷産業、清水建設、ブラザー工業)ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231013.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※プログラムⅠ・Ⅱ・Ⅳ・Ⅴのテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※プログラムⅢのテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

◆1日受講                49,940円【1名につき】
◆午前(プログラムⅠ・Ⅱ)受講      33,000円【1名につき】
◆午後(プログラムⅢ・Ⅳ・Ⅴ)受講    38,500円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む

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2023年10月 4日 (水)

2023年10月24日(火)開催「SAF(持続可能な航空燃料)に関する取組みと製造技術・展望」セミナーのご紹介

☆本日ご紹介セミナー☆

2023年10月24日(火)開催

「SAF(持続可能な航空燃料)に関する取組みと製造技術・展望」
 ~講師4名【日本航空、日揮ホールディングス、東洋エンジニアリング、IHI】ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231013.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   10月4日(水)

通草(あけび) 仲秋

町の子に山の子が取る通草かな

川口利夫

 

日本各地の山野に生えます。

春、雑木林に蔓(つる)を絡(から)めて香りのよい薄紫色の花を咲かせ、秋に10センチほどの卵形の実をつけます。

紫色の肉厚の果皮は熟すと縦に裂けます。

そこから「開け実」また人の「あくび」に似ているから、実の色から「朱実(あけみ)」など、名の由来は諸説あります。

果皮の中には、黒い種子を包むように白いゼリー状の果肉があります。

甘い果肉はたくさんの種子を吐き出しながら、生で食べるとたいへん美味です。

残った果皮は苦味があるので、茹(ゆ)でたり、炒めたり、肉を詰めて揚げたり、干すか塩漬けで保存もできます。

 

Akebia quinata ABL

通草の果実。熟すと割れて甘い果肉が裸出します。

A. Barra, CC BY-SA 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年10月開催セミナーをご紹介!

2023年10月24日(火)開催

「SAF(持続可能な航空燃料)に関する取組みと製造技術・展望」
 ~講師4名【日本航空、日揮ホールディングス、東洋エンジニアリング、IHI】ご登壇~

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、航空業界の気候変動対策とSAFを含めたJALグループの取組みから、国内の資源循環による
 国産SAF供給に向けた取組み、FT合成によるSAF製造と最新動向、又、藻類培養とSAF製造・今後の展望など
 について、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、HPにてご確認下さいませ。


◎プログラム

Ⅰ.航空業界の気候変動対策とJALグループの取り組み

日本航空株式会社
ESG推進部 専任部長 落合秀紀 氏

 航空業界ではICAO(国際民間航空機関)の2022年第41回総会で2つの重要な決議がなされた①LTAG*採択 ②CORSIAのBaseline変更。(*LTAG:Long Term Aspirational Goal:ICAOとして2050年におけるカーボンニュートラルを正式に宣言) JALグループでは2021年に「2050年でのカーボンニュートラル達成」を宣言しているが、いよいよ制度設計から実際の運用実行段階に入ったわけである。 本LTAG達成の切り札である「SAF」についてはICAO/IATA/JCAB/Airline/空港/燃料製造会社はじめ国際国内のサプライチェーンに関連するすべてのステークホルダーの皆さまと連携をとって対応していく必要がある。 SAFの現状と課題、今後の連携等について紹介する。

 1.航空業界の気候変動対策
 2.JALグループの取り組み
 3.SAFの現状と世界の動き
 4.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.国内資源循環で挑む国産SAF供給に向けた取り組み

日揮ホールディングス株式会社
サステナビリティ協創ユニット SAF事業担当 植村文香 氏

 2022年10月に開催された第41回ICAO総会において、国際航空全体のCO2排出量削減のためのベースラインが2019年の85%へと改訂された。これによりSAFの需要はますます高まる一方、原料の制約により供給量が十分とならない可能性がある。世界中でSAFの供給が不足すると推測されるなか、国内の資源を用いた資源循環による国産SAF供給の取り組みについて紹介する。さらに、国内資源循環を実現させていくために重要な機運醸成に関する活動について紹介する。

 1.廃食用油を原料とするSAF製造について
 2.資源循環を社会実装するための機運醸成について
 3.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.FT合成によるSAF製造と最新動向

東洋エンジニアリング株式会社
プロセスエンジニアリング部 担当部長
SAF製造技術開発プロジェクトマネージャー  小嶋保彦 氏

 SAFを含む代替ジェット燃料の品質規格として、FT-SPK(Fischer-Tropsch Synthetic Paraffinic Kerosene)が合成ジェット燃料としてASTM D7566 Annex-1に初登録されて以来、2023年8月現在、8種の製法が登録され、これらが代替ジェット燃料としてのSAFの品質を裏付けるものとなっている。SAFの商業生産では現状HEFA(Annex-2)が先行しATJ(Annex-5)がそれに続く構図であるが、FT合成ルートはそのLCAの低さからSAF本来の目的である航空輸送の低炭素化のための重要な解の一つである。また近年、SAF生産と消費が拡大する一方でSAFという言葉が独り歩きし本質が疎かになりつつある状況も散見される。 本講演では、FT合成ルートSAF製造の最新動向と、究極の低LCAを実現するFT-SAFの可能性について解説するとともに、SAF本来の意義を再確認し、その課題と展望について述べる。

 1.FT合成ルートSAF製造の最新動向
 2.FT合成ルートによる低LCA SAFの追究
 3.SAFの意義、課題、展望
 4.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.国産技術による藻類培養とSAF製造,課題と今後の展望

株式会社IHI
事業開発統括本部 エンジニアリング部 主査 田中 浩 氏

 低炭素社会の実現と、国内外でますます発展する運輸業界の持続的成長を両立させるためには、輸送機器による消費の多い液体燃料の脱化石燃料化が急務となっている。液体燃料はエネルギー密度が高いため、特に航空機用としての需要が今後も見込まれ、航空機用の再生可能燃料(SAF)の大量製造技術の早期確立が極めて重要である。藻類は、太陽光を利用して可燃性の液体を細胞内外に貯蔵する能力を持つ種が多く見つかっており、これらを大量培養すれば、比較的簡易なプロセスを経てSAFを製造することができる。 本セミナーでは、まずこの藻類の種類と特性について概説し、藻類を利用したSAF製造技術の技術動向を述べた上で、今後さらに航空業界に貢献するための課題や展望について述べる。

 1.藻類の種類と特性
 2.藻類を利用したSAF製造技術
 3.現状と今後の展開
 4.質疑応答・名刺交換


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20231013.html


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2023年10月24日(火)開催

「SAF(持続可能な航空燃料)に関する取組みと製造技術・展望」
 ~講師4名【日本航空、日揮ホールディングス、東洋エンジニアリング、IHI】ご登壇~

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231013.html

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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2023年10月 2日 (月)

2023年10月20日(金)開催【オンラインセミナー】「TCFD/TNFD,インターナルカーボンプライシングに関する実務」セミナーのご紹介

 ☆本日ご紹介セミナー☆

2023年10月20日(金)開催

【オンラインセミナー】

「TCFD/TNFD,インターナルカーボンプライシングに関する実務」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231002.html


※本セミナーは、ライブ配信(Zoom)での開催です。
※テキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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三曜俳句   10月2日(月)

野菊(のぎく) 仲秋

頂上や殊(こと)に野菊の吹かれ居り

原 石鼎(はら せきてい)

 

秋の山野に咲く野生の菊の総称です。

仲間は多く、白、紫、紺、黄などさまざまな花色の野菊があります。

淡い色の野菊が路傍でつつましく咲くのもよいですが、白や紺色の花々が群れ咲くさまも華やかで、どちらも趣(おもむき)があります。

「野菊」といえば伊藤左千夫の小説「野菊の墓」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

主人公の政夫が恋心を寄せる少女、民子を野菊の花にたとえています。

野菊の可憐さを象徴する一編です。

 

Aster ageratoides subsp ovatus001

野紺菊

CC BY-SA 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も2023年10月開催セミナーをご紹介!

2023年10月20日(金)開催

【オンラインセミナー】

「TCFD/TNFD,インターナルカーボンプライシングに関する実務」

                                   セミナー

です!

 

★本セミナーでは、気候変動・カーボンプライシングの最新トレンドから、TCFD/TNFDの実務・実施のポイント、インターナルカーボンプライシング(ICP)の実践、事業戦略などについて解説頂きます。
★講師との名刺交換の希望などがございましたら、その旨ご連絡下さいませ。

 

◎講 師

 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
 G&PS Sustainability Unit Leader 執行役員/パートナー

 丹羽弘善 氏

 <講師紹介>
 製造業向けコンサルティング、環境ベンチャー、商社との排出権JV取締役を経て現職。
 東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 山地・藤井研究室卒。
 気候変動関連のシステム工学・金融工学を専門とし、政策提言、
 企業向けの気候変動経営コンサルティング業務に従事。
 環境省ネイチャーポジティブ経済研究会事務局。

 【主なセミナー講演・寄稿】
 「EU日本 気候変動政策シンポジウム」(IGES)、
 国交省「気候関連情報開示における物理的リスク評価に関する懇談会(2022)」臨時委員、
 環境省「民間企業の気候変動適応の促進に関する検討会(2021)」委員、
 「グリーン・トランスフォーメーション戦略」(日経ムック)
 その他、メディアへの寄稿、セミナー講演多数。


◎講 師

 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
 G&PS Sustainability Unit マネジャー

 奥村ゆり 氏

 <講師紹介>
 サステナビティ分野を牽引し、気候変動・サステナビリティ経営を推進。
 済産業省のTCFDガイダンス策定、環境省のTCFD実践ガイド、
 インターナルカーボンプライシング活用ガイドラインの策定に従事。
 また同じく環境省「生物多様性民間参画ガイドライン(第3版)
 -ネイチャーポジティブ経営に向けて-」に従事。

 【主なセミナー講演・寄稿】
 「TCFD開示を企業価値向上につなげる」(リスクマネジメントTODAY)他


◎プログラム

 企業経営において、気候変動が経営課題になり事業戦略上重要となってきており、企業会計上も気候変動開示のグローバル標準化の流れが急激に進んでいる。その中で、気候変動リスク・機会を踏まえた戦略の立案とその実現においては、多数のフレームワークがある中で、TCFDとカーボンプライシングも企業戦略上重要となりうる要素である。TCFDは、非財務情報開示基準を目指すISSBにおける「気候関連開示」と名実ともに一体化し、企業経営上必須になっている。加えて、TCFDの自然資本である、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)も2023年9月に最終化された。
 カーボンプライシングに関しては、欧州等ではカーボンプライシングの上昇や、国境炭素税なども検討されているところである。同時に企業内で炭素価格を設定し低炭素投資を促すインターナルカーボンプライシングといった仕組みも企業内で普及しつつある。このような外部環境の変化に対して企業が適切な対応を推進することが重要であり、本講演では、気候変動経営の全体像、TCFD/TNFDへの対応、インターナルカーボンプライシングを活用した企業内での利活用の方向性について解説する。


1.気候変動の最新トレンド


2.カーボンプライシングの最新トレンド


3.TCFDの実務のポイント

 3.1 ISSBとの関係性
 3.2 TCFDのシナリオの選択
 3.3 実務の推進のポイント


4.TNFDの実施ステップ

 4.1 TNFDを取り巻く全体像
 4.2 TNFDのステップ
 4.3 リスク・機会の把握(LEAP)
 4.4 機会の獲得


5.TCFDとTNFDとの関係性

 5.1 フレームワークの比較
 5.2 企業の対応の方向性


6.インターナルカーボンプライシングの実務

 6.1 インターナルカーボンプライシングの概要
 6.2 実践のポイント
 6.3 推進のロードマップ


7.カーボンプライシングの見極めと事業戦略

 7.1 カーボンプライシングの価格推移
 7.2 グローバルの政策トレンド
 7.3 企業戦略の方向性


8.質疑応答


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20231002.html


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2023年10月20日(金)開催

【オンラインセミナー】

「TCFD/TNFD,インターナルカーボンプライシングに関する実務」

                                   セミナー!

  https://www.tic-co.com/seminar/20231002.html


※本セミナーは、ライブ配信(Zoom)での開催です。
※テキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

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