書籍『GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応』のご紹介!
◆本日ご紹介書籍◆
『GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応』
https://www.tic-co.com/books/24stp178.html
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三曜俳句 6月28日(金)
昼寝(ひるね) 三夏
昼間にとる一時的な睡眠のこと。
日本の夏は蒸し暑く、体力を消耗します。
それをやり過ごすための知恵の一つが昼寝です。
室内、縁側、仕事場、木陰などで人は昼寝をします。
10~30分の仮眠が脳を活性化するという研究結果が出ていて、その後の仕事の能率も高まるとされています。
「三尺寝」は日脚が三尺(約90センチ)移るだけのわずかな眠りをいいます。
イタリアやスペインなど南欧では昼寝は四季を通して行なわれ、シエスタと呼ばれて一つの文化となっています。
はるかまで旅してゐたり昼寝覚
森 澄雄
ラモン・マルティ・アルシナ(1826-1894)『シエスタ』およそ1884年ころ
Ramon Martí Alsina, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
(担当:白井芳雄)
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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。
『GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応』
です!
著者
■電子規制対応アドバイザー MBA
蜂谷 達雄 氏 ISPE GAMP COP(GAMP Japan Forum)サブリーダ―
■(株)島津アクセス
技術本部 ネットワークサポート室 マネージャー
荻本 浩三 氏 日本PDA製薬学会 ERES委員会 委員長、ISPE 会員
■PQE ジャパン(株)
CSV/CSA & Data Integrity Manager
峠 茂樹 氏 コンピュータ化システムバリデーションに関するコンサルタント
■エーザイ(株)
データインテグリティ推進室 室長
山﨑 龍一 氏 GMP/CMC個人コンサルタント(兼務)
■中外製薬(株)
ITソリューション部
石川 和斉 氏 GMP下でのシステム運用保守管理、DI/CSV対応、
ITシステム構築・導入など
目次
第1章 クラウドコンピューティング利用でのGMP省令改正、PIC/S(Annex11)における留意点
~データの信頼性確保、DI対応、外部委託業者管理方法~
はじめに
1. GMP省令改正の概要
1.1 GMP省令改正の背景
1.2 GMP省令改正における見直しの方針
1.3 GMP省令改正におけるデータインテグリティ要件
1.4 GMP省令改正における外部委託業者管理要件
2. PIC/S Annex11の概要
2.1 Annex11におけるデータインテグリティ要件
2.2 Annex11における外部委託業者管理
2.3 Annex11の今後
おわりに
第2章 クラウドコンピューティング等の電子システム利用における
FDA Part11、およびERES指針要件
はじめに
1. データの電子化に関するリスク
1.1 フォーマットの完全性の保持に関するリスク
1.2 ハードウェアの故障によるリスク
1.3 保存メディアによるリスク
1.4 データ消失のリスク
1.5 セキュリティリスク
2. 電子記録に対する基本的要件
2.1 真正性
2.2 見読性
2.3 保存性
3. 主なER/ES規制
3.1 21CFR Part11
3.1.1 21CFR Part11の概要
3.1.2 Part11発行の経緯
3.1.3 Part11における電子記録に関する要件
3.1.4 Part11における電子署名に関する要件
3.1.5 Part11における電子署名の形式による要件
3.2 厚生労働省ER/ES 指針
3.3 電子記録の真正性のための要件
3.3.1 セキュリティ対応
3.3.2 監査証跡(オーディットトレイル)
3.3.3 バックアップ対応
3.4 バックアップとリトリーブ
3.5 バックアップとアーカイブ
おわりに
第3章 クラウドコンピューティングを含めたCSV要件
はじめに
1. バリデーションと適格性評価
1.1 設計時適格性評価(Design Qualification:DQ)
1.2 据付時適格性評価(Installation Qualification:IQ)
1.3 運転時適格性評価(Operation Qualification:OQ)
1.4 性能適格性評価(Performance Qualification:PQ)
2. コンピュータ化システムバリデーション(CSV)
3. 適格性評価とテスト
4. ソフトウェアカテゴリ分類
4.1 カテゴリ1「基盤ソフトウェア」
4.2 カテゴリ3「構成設定していない製品」
4.3 カテゴリ4「構成設定される製品」
4.4 カテゴリ5「カスタムアプリケーション」
5. バリデーションアプローチ
5.1 ソフトウェアカテゴリ分類
5.2 製品品質/ 患者の安全に関するリスクアセスメント
5.2.1 初期リスクアセスメント
5.2.2 機能リスクアセスメント
5.3 サプライヤアセスメント
6. トレーサビリティマトリクス
7. CSV対応に対する査察指摘事例
おわりに
第4章 電子データに対するデータインテグリティ対応のポイント
はじめに
1. データ関連の主な用語の定義
1.1 データ
1.2 生データ
1.3 メタデータ
2. ALCOA原則
2.1 Attributable(帰属性)
2.2 Legible(判読性)
2.3 Contemporaneous(同時性)
2.4 Origina(原本性)
2.5 Accurate(正確性)
2.6 Complete(網羅性)
2.7 Consisten(一貫性)
2.8 Enduring(永続性)
2.9 Available(利用可能性)
3. データインテグリティに関するFDA 査察指摘事例
・必要とされる生成されたデータ・情報のすべてを記録・データとして含んでいない
・対象システムの監査証跡機能に関する不備
・一意のユーザの特定ができない
・対象データに対する不適切なアクセス権限の設定
・対象データのレビューの欠如
・動的データの保持の欠如
・バリデーションされたシステムを利用していない
4. データインテグリティ対応におけるポイント
4.1 ALCOA+
4.2 オリジナルデータに対する意識
4.3 電子記録に対する規制要件との関連性
おわりに
第5章 クラウドの基礎・利用形態とGxPシステムにおけるクラウド利用
はじめに
1. クラウドの歴史
2. クラウド利用のメリット
2.1 柔軟性と拡張性
2.2 コスト削減
2.2.1 初期投資の削減
2.2.2 運用費用の最適化
2.2.3 スケーリングの柔軟性
2.2.4 メンテナンスコストの削減
2.2.5 オンデマンドのサービス利用
2.3 バックアップと復旧
2.3.1 データのバックアップ
2.3.2 災害復旧
2.3.3 スナップショットとバージョン管理
2.3.4 ファイルレベルとシステムレベルのバックアップ
2.3.5 オンデマンドのデータ復旧
2.4 セキュリティとプライバシー
2.4.1 データセキュリティ
2.4.2 ネットワークセキュリティ
2.4.3 アクセス制御
2.4.4 データプライバシー
2.4.5 コンプライアンス
2.5 グローバルなアクセス
2.5.1 地理的な分散
2.5.2 遅延時間の最適化
2.5.3 コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)の活用
3. クラウドの利用形態
3.1 パブリッククラウド
3.2 プライベートクラウド
3.3 ハイブリッドクラウド
3.4 コミュニティクラウド
4. クラウドサービス
4.1 IaaS
4.2 PaaS
4.3 SaaS
5. GxPにおけるクラウドサービスの利用
5.1 クラウドサービス利用の利点
5.2 クラウドサービス利用時の留意事項
おわりに
第6章 GxP分野におけるクラウドで考慮すべきリスクとその対応
はじめに
1. クラウド利用におけるリスクと対策
1.1 セキュリティ
1.2 サービス停止
1.3 クラウドプロバイダの信頼性
1.4 コスト
1.5 地政学的リスク
2. クラウド利用の留意事項
2.1 データバックアップ
2.2 契約条件
2.3 ベンダーロックイン
2.4 データとサービス移行
2.5 クラウドプロバイダが提供するサービス
3. GxP分野におけるリスクと対策
おわりに
第7章 GxP分野で利用されるクラウド基盤のURS作成と適格性評価
はじめに
1. クラウド利用システムにおけるバリデーション
1.1 クラウド基盤のカテゴリ
1.1.1 IaaSのカテゴリ分類
1.1.2 PaaSのカテゴリ分類
1.1.3 SaaSのカテゴリ分類
2. クラウド基盤のURS
2.1 IaaSのURS
2.2 PaaSのURS
2.3 SaaSのURS
3. サービスレベル契約(SLA:Service Level Agreement)
3.1 サービスの可用性
3.1.1 サービスの稼働時間
3.1.2 サービスのダウンタイム(可用性の保証)
3.1.3 サービスの復旧時間
3.1.4 補償
3.1.5 監視と報告
3.2 パフォーマンス
3.2.1 応答時間
3.2.2 処理能力
3.2.3 帯域幅
3.2.4 データの処理時間
3.3 セキュリティ
3.3.1 データの暗号化
3.3.2 アクセス制御
3.3.3 データのバックアップとリストア
3.3.4 セキュリティ監視と脅威対策
3.3.5 データの分離
3.3.6 セキュリティ評価と監査
3.4 データバックアップ
3.4.1 バックアップの頻度
3.4.2 バックアップの保持期間
3.4.3 バックアップの方法
3.4.4 バックアップの完全性と整合性
3.4.5 バックアップとリストアのテスト
3.5 サポートと保守
3.5.1 問合せ方法
3.5.2 問合せへの応答時間
3.5.3 障害対応と修復時間
3.5.4 アップデートとメンテナンス
3.5.5 サービスレベルの監視と報告
4. クラウド基盤の適格性評価
4.1 IaaSの適格性評価
4.2 PaaSの適格性評価
4.3 SaaSの適格性評価
おわりに
第8章 クラウド利用時のデータインテグリティ対応/CSVアプローチと利用時の留意点
はじめに
1. クラウドに対する規制当局の考え方
1.1 製薬業界におけるクラウドのメリット
1.2 FDAにおけるクラウド利用
2. 規制当局によるクラウド利用時の考慮点
2.1 FDAガイダンスに見るクラウド利用時の要件
2.2 EMAにおけるクラウド利用の要件
2.3 MHRA DIガイダンスに見るクラウド利用の要件
2.4 まとめ
3. 戦略的アプローチ
3.1 概要
3.2 各論
3.2.1 クラウドのサプライチェーン
3.2.2 SaaS事業者のサプライヤアセスメント
3.2.3 クラウド事業者との契約
3.2.4 サービスレベル合意書(SLA)
3.2.5 品質合意書
4. クラウドベースサービスのバリデーション/クオリフィケーションの方法
4.1 SaaSバリデーションアプローチ
4.2 IaaSバリデーションアプローチ
4.3 PaaSバリデーションアプローチ
まとめ
第9章 クラウド系ITシステムに関するFDA査察対応
1. クラウド系ITシステムのFDA査察対応が必要となる背景
2. FDA査察の事前準備
2.1 パッケージCSVドキュメント
2.2 クラウド系ITシステムの維持・メンテナンスに関するドキュメント
2.3 システム台帳
2.4 使用者リスト(アドミニストレーター,フルユーザー,ライトユーザー)
2.5 システム障害に対する対応策(サプライヤーからの通知)
2.6 問い合わせ・苦情
2.7 変更管理のドキュメント一式
2.8 逸脱処理のドキュメント一式
2.9 ユーザーアカウント管理
2.10 クラウド系ITシステムの定期照査(外部から不正アクセスなど)
第10章 クラウド基盤適格性評価計画書作成
1. 製造所におけるコンピュータ化システムバリデーションが重要である背景
2. コンピュータ化システムバリデーション(CSV)の内容
2.1 ITシステムのCSVの実践
2.2 クラウド系ITシステムのCSVでの着眼点
第11章 クラウド下でのシステム導入事例~工場デジタル化とGMP下でのクラウド利用
はじめに
1. 工場デジタル化施策
1.1 工場デジタル化の戦略
2. 工場デジタル化の実現
2.1 計画アサインメントシステム
2.1.1 導入目的
2.1.2 システム概要
2.2 遠隔支援システム
2.2.1 導入目的
2.2.2 システム概要
2.3 教育認定システム
2.3.1 導入目的
2.3.2 システム概要
3. クラウドサービスの活用
3.1 CSIの利用
3.2 工場デジタル化におけるCSI/AWSサービスの活用
4. 遠隔支援システムの開発とバリデーション活動
4.1 遠隔支援システムの機能要件と対応
4.2 遠隔支援システムの環境要件と対応
おわりに
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
https://www.tic-co.com/books/24stp178.html
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『GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
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