2025年2月21日(金)開催「プラント配管工事工数の合理的な見積法」セミナーのご紹介
☆本日ご紹介セミナー☆
2025年2月21日(金)開催
―国内工事における―
「プラント配管工事工数の合理的な見積法」
~配管溶接継手当たり工数法を解説~
セミナー!
https://www.tic-co.com/seminar/20250202.html
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にゆうパックにてお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。
--------------------------------------
三曜俳句 12月27日(金)
第九(だいく) 仲冬
12月も押し迫ってきて、2024年も残すところあと4日となりました。
人間生きていれば、様々なことが好むと好まざるにかかわらず身の回りに起こります。
嬉しいこと、意に沿わぬこと、忘れてしまいたいこともあります。
年の暮ともなれば今年のことはできるだけ今年のうちに気持ちを整理し、決着させてしまおうと思うのが人情です。
そして、新年はフレッシュな気持ちで迎えたいものです。
12月の風物詩の一つにベートーヴェンの「第九(交響曲第9番 ニ短調 作品125)」があります。
ベートーヴェンが完成させた最後の交響曲で、ベートーヴェン自身はタイトルをつけませんでしたが、日本では、略称として「第九」と呼ばれます。
「第九」はその後の交響曲のあり方を変えた作品とされています。
大規模な構成や1時間を超える演奏時間、それまでの交響曲ではほとんど使用されなかったティンパニ以外の打楽器の使用など。
しかし、もっとも大きな違いは、第四楽章に独唱や混声合唱の「歌」を導入したことです。
それまでの交響曲は言葉で伝えるものではなく、楽器のみの演奏で構成されるのか当たり前でした。
一方、歌唱を伴い言葉で感情表現する音楽にはオペラがありますが、その二つが融合する事はありませんでした。
詩はゲーテと並ぶ古典主義の代表者、シラーの「An die Freude(歓喜に寄す)」が使われています。
ドイツ語の詩ですので、作詞家のなかにし礼氏が、日本語にすればより理解が深まるのではないかと考え、「Freude」を「歓喜」ではなく「愛」という言葉に置き換え訳詞したものがあります。
愛 愛
愛こそ歓喜に導く光
遮る苦難を超えて進まん
歓喜の頂を踏みしめた時
我ら兄弟 世界は一つ
気高き乙女をかち得たものよ
手をとり歓喜の叫びをあげよ
人間一人で何が出来よう
愛なき孤独の人は立ち去れ
以下略
フリードリヒ・シラーの肖像画
ゲルハルト・フォン・クーゲルゲン(1772‐1820)
ゲルハルト・フォン・キューゲルゲン, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
シラーの原詩を意訳した傑作です。
ちなみに、冒頭のバリトンソロの歌い出しの部分は、ベートーヴェンによって付け加えられました。
日本初の「第九」の演奏は意外にも第一次世界大戦中で、1918年6月徳島県坂東町(現在の鳴門市)に捕虜として収容されていドイツ兵たちによるものでした。
収容所長の松江豊久(まつえとよひさ)は「彼らドイツ兵も我々と同じように自分の国のために戦ったのだから」と言い、彼らに最大級の自由を与え、所内では文化事業が盛んに行われ、現地の人々からも親しまれていました。
そんな雰囲気の中「第九」が演奏されました(女性がいなかったため男声用に編曲)。
それを記念して、鳴門市では、6月の第1日曜日を”第九の日”として、毎年演奏会が開かれています。
ちなみに、CDの通常の記録時間が約74分なのは「第九」が1枚のCDに収まるように配慮されたためといわれています。
また、年末になぜ「第九」が演奏されるようになったのでしょうか。
第一次世界大戦が終わって平和を願う機運が高まった1918年、ドイツのライプツィヒで始まり、その後は名門オーケストラであるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が、毎年大晦日に「第九」を演奏し続けました。
日本では第二次世界大戦後の1947年(昭和22年)、”ドイツでは大晦日の日に「第九」が演奏されている”ということに倣い、日本交響楽団(現在のNHK交響楽団)が12月に3日連続で「第九のコンサート」を行って絶賛され、年末に「第九」を演奏するきっかけとなりました。
恒例となった年末の「第九」は多くの聴衆を集め、戦後の混乱期を脱していなかった時代、楽団員にとっては安心して新年を迎える臨時収入に。
さらには「うたごえ運動」を背景として合唱が盛んになり、アマチュア合唱団が「第九」を歌いはじめます。
コンサートには合唱団の家族や友人が聴きに来て、チケットが売り切れることも。
こうした状況が続き、年末の「第九」が定着しました。
「第九」は聴いていると、心が洗われていくような感覚になります。
年末に聴くと、今年はそんなに良い年ではなかったが、来年はもっと頑張っていこう。
襟を正して真面目に生きなくては。
と考えさせられます。
それが多くの日本人に愛され、年末に歌い、聴くのにふさわしい曲の理由なのでしょう。
合唱までの緊張感と歌い終わた後の充実感。
できればもう一度、舞台に立ちたいものです。
第九歌ふむかし音楽喫茶あり
大石悦子
私も一句詠んでみました。
第九いまバリトン低く歌ひだし
白井芳雄
ベートーヴェンの肖像画
ジョセフ・カール・シュティーラー(1781‐1858)作
ジョセフ・カール・シュティーラー, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
2024年12月28日(土)より2025年1月5日(日)まで年末年始の休暇をいただきます。
1年間ブログご愛読ありがとうございました。
尚、2025年からは週1回掲載の水曜俳句と題し、水曜日に内容を更新いたします。
2024年と同様にご愛読のほどお願い申し上げます。
良いお年をお迎えください。
(担当:白井芳雄)
*************************************************************************
さて、本日も2025年2月開催セミナーをご紹介!
2025年2月21日(金)開催
―国内工事における―
「プラント配管工事工数の合理的な見積法」
~配管溶接継手当たり工数法を解説~
セミナー!
です!
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
https://www.tic-co.com/seminar/20250202.html
:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+
☆本日ご紹介セミナー☆
2025年2月21日(金)開催
―国内工事における―
「プラント配管工事工数の合理的な見積法」
~配管溶接継手当たり工数法を解説~
セミナー!
https://www.tic-co.com/seminar/20250202.html
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にゆうパックにてお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。
:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+