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2023年9月 1日 (金)

書籍『匂い・香りの科学と評価・可視化・応用技術』のご紹介!

◆本日ご紹介書籍◆

匂い・香りの科学と評価・可視化・応用技術

 https://www.tic-co.com/books/23stm085.html

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三曜俳句   9月1日(金)

風の盆(かぜのぼん)  初秋

風の盆声が聞きたや顔見たや

村上喜代子

 

毎年九月一日から三日間、富山県八尾町(やつおまち)で行われる盆の行事。

もとは祖霊を祀(まつ)る行事でしたが、のちに風害を防ぎ、豊作を祈願する風祭りと合わさったものと考えられています。

歌や踊りで御霊を鎮めて送り出し、豊作を祈願する習俗が三百余年守り続けられています。

「越中おわら節」を奏でる胡弓(こきゅう)、三味線、太鼓、尺八。

浴衣、白足袋の女踊り、黒法被(はっぴ)、黒股引(ももひ)き、黒足袋の男踊り。

そして目深(まぶか)にかぶった菅笠(すげがさ)。

哀愁を帯びた踊りが、町筋を縫って夜が白むまで繰り広げられます。

 

Kazenobon01

おわら風の盆

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。

『匂い・香りの科学と評価・可視化・応用技術

です!

 

概要

 匂いや嗅覚のメカニズムは、視覚や聴覚などの他の感覚に比べて大変複雑で、その定量化は難しいとされてきました。しかし近年は、匂いの受容メカニズム解明やセンサ・分析技術の研究開発、香りの応用技術の開発が進展し、医療やヘルスケア・エンターテインメント等、あらゆる業界に匂いのセンシング技術や香り応用技術は幅広く活用されています。
そこで本書では、匂い・嗅覚のメカニズムに関する最新研究や、日夜進歩するセンサの開発、嗅覚や匂い効果を活用した電子機器・製品、異臭分析や消臭製品の開発などの情報について、“匂いの最前線”を一冊にまとめました。

 

著者

平賀 正太郎 東京大学
村田 健 東京大学
原 和成 東京大学
山口 正洋 高知大学
加藤 寛之 大和サービス(株)
田澤 寿明 (株)エステー
南戸 秀仁 金沢工業大学
吉川 元起 (国研)物質・材料研究機構
都甲 潔 九州大学
飯谷 健太 東京医科歯科大学
三林 浩二 東京医科歯科大学
光野 秀文 東京大学
櫻井 健志 東京農業大学
祐川 侑司 東京大学
神﨑 亮平 東京大学
黒田 俊一 大阪大学/(株)香味醗酵
福谷 洋介 東京農工大学
金牧 玲奈 東京農工大学
河村 和広 (株)島津製作所
中本 高道 東京工業大学
伊関 方晶 東京工業大学
林 寛人 東京工業大学
Dani Prasetyawan 東京工業大学
郡 香苗 (株)SceneryScent
伊藤 敏雄 (国研)産業技術総合研究所
長島 一樹 北海道大学
ジラヨパット チャイヤナ 東京大学
高橋 綱己 東京大学
細見 拓郎 東京大学
田中 航 東京大学
柳田 剛 東京大学
藤田 修二 ソニー(株)
寒川 恒俊 ソニー(株)
井上 幸人 ソニー(株)
高橋 知孝 ソニー(株)


目次

第1章 嗅覚、匂いの受容メカニズム、香りが心・体にもたらす影響について
第1節 においの受容メカニズム
はじめに
1. 嗅上皮と嗅粘液
2. 嗅覚受容体の情報伝達メカニズム
3. 嗅覚受容体の発見
4. 嗅覚受容体遺伝子の発現パターン
5. においを識別する仕組み
6. 嗅球への投射とにおい地図
7. 僧帽細胞と房飾細胞
8. 嗅皮質の役割
9. 最新の嗅覚研究トレンド

第2節 匂いの脳内神経機構:匂いと情動の関係について
はじめに
1. 匂いを検知する神経機構
 1.1 嗅上皮での匂い検知
 1.2 嗅上皮から嗅球へ
 1.3 嗅球から嗅皮質へ
2. 匂いを情動、意欲、行動に結びつける神経機構
 2.1 匂いと心、記憶の関係
 2.2 嗅皮質と心、記憶を司る脳領域の関係
 2.3 匂いを情動、意欲、行動に結びつける特定脳領域
 2.4 その他の嗅皮質領域の働き
おわりに

第2章 悪臭や異臭の基礎と分析・消臭技術
第1節 異臭の分析技術と解決事例
はじめに
1. 異臭の定義
2. 異臭の原因物質について
3. 異臭分析方法について
4. 異臭分析の例と得られた結果の考察および解決事例について
 4.1 ガスタイトシリンジによる分析
 4.2 SPMEによる分析例
 4.2.1 食品のカビ臭の分析例
 4.2.2 食品の消毒臭の分析例
 4.3 溶剤抽出(直接)による分析法
 4.3.1 食品工場使用水の消毒臭の分析例
 4.4 モノトラップ(MonoTrapR:ジーエルサイエンス社製品)による分析例
 4.4.1 室内中の臭気物質の分析例
 4.5 精油定量装置を使用した常圧蒸留による分析例
 4.5.1 ポリエチレンフィルムのカビ臭の分析例
 4.6 ロータリーエバポレーターを使用した減圧蒸留による分析例
 4.6.1 鶏肉のカビ臭の分析例
まとめ

第2節 消臭技術の基礎と嗅覚受容メカニズムを応用した消臭剤の開発
1. 生活のにおいと遷移
2. 身の回りの不快臭
 2.1 不快臭の発生メカニズム
 2.2 知覚における特徴
3. 様々な消臭手法とその特徴
 3.1 生物的消臭
 3.2 化学的消臭
 3.3 物理的消臭
 3.4 感覚的消臭
4. 消臭効果の評価方法
 4.1 化学的消臭効果の検証
 4.2 感覚的消臭効果の検証
5. 嗅覚受容体と感覚的消臭
 5.1 悪臭を受容する嗅覚受容体とその抑制
6. 理論的な調香による製品開発の背景とその特徴
おわりに

第3章 匂いの評価・可視化とデバイス開発
第1節 エレクトロニックノーズシステム構築のためのキーテクノロジーと応用・将来展望
はじめに
1. 「におい」のセンシング
2. e-Noseシステムを構築するための5つのキーテクノロジー
 2.1 「におい」センサシステムの概要
 2.2 e-Noseシステム構築のための具体的戦略
 2.3 アクティブe-Noseシステム
 2.4 「におい」物質のハンドリングとデリバリー技術
 2.5 ケモセンサ技術
 2.6 ケモセンサ信号処理技術
 2.7 ケモセンサ出力のパターン認識技術
 2.8 ネットワーク化によるセンサ情報の伝送技術
3. e-Noseシステムの応用
4. 将来展望
おわりに

第2節 MSS嗅覚センサシステムの研究開発
はじめに
1. 膜型表面応力センサMSSについて
 1.1 開発背景と基本構成
 1.2 長所と短所から見るその特性
2. 感応膜について
 2.1 各種アプリケーションと感応膜の種類、応用例
 2.2 機能性感応膜材料
 2.3 ニオイ成分識別性能の向上に向けた模索
3. 機械学習との融合
4. ニオイ情報デジタル化への検討
 4.1 「擬原臭」の選定
 4.2 嗅覚センサの究極形「フリーハンド測定」の実現
5. 産学官連携
おわりに

第3節 高感度SPR免疫センサとマルチアレイ人工嗅覚システムの開発
はじめに:嗅覚
1. 嗅覚を味覚や生体内反応と比較する
2. SPR免疫センサ
 2.1 測定原理と方法
 2.2 測定結果
3. マルチアレイ人工嗅覚システム
 3.1 測定原理と方法
 3.2 適用例:食品
 3.3 適用例:電気設備の保守点検
おわりに

第4節 バイオ蛍光式ガスセンサ(バイオスニファ)と揮発性成分の定量イメージングシステム
はじめに
1. 生体ガス成分の臨床利用
 1.1 呼気利用の特徴
 1.2 皮膚ガス利用の特徴
 1.3 生体ガスセンサ・ガス放出源可視化システムの開発
2. バイオ蛍光に基づくガス計測原理
3. 3. 光ファイバ型バイオ蛍光式ガスセンサ(バイオスニファ)
 3.1 センサシステム構成および基礎特性
 3.2 生体ガス計測による代謝評価
4. ガス成分の定量イメージングシステム(探嗅カメラ)
 4.1 ガス成分のイメージング原理と基礎特性
 4.2 生体ガスの定量イメージングによる探嗅
5. ウェアラブルな生体ガスセンサへの展開
おわりに

第5節 昆虫の嗅覚受容のしくみを活用した匂いセンシング技術
   ~「センサ細胞」・「センサ昆虫」の検出原理とその応用~
はじめに
1. センサ細胞
 1.1 センサ細胞の原理検証
 1.2 センサ細胞によるカビ臭の簡易検査技術
 1.3 センサ細胞を用いた匂いの識別・濃度定量
2. センサ昆虫
 2.1 センサ昆虫の原理検証
 2.2 遺伝子ノックアウトとセンサ活用
おわりに

第6節 ヒト嗅覚受容体セルアレイセンサーによる匂い情報DXの可能性
はじめに
1. 現在の匂いセンサーの限界
2. ヒト嗅覚受容体セルアレイセンサー
 2.1 ヒト嗅覚システムに学ぶ
 2.2 ヒト嗅覚受容体セルアレイセンサーの開発
 2.3 匂い情報における経時的変化の重要性
3. ヒト嗅覚受容体セルアレイセンサーの活用例
 3.1 匂いの管理(異常臭検知,無臭証明)
 3.2 アンタゴニスト消臭剤
 3.3 メディカルアロマセラピー
 3.4 創香
4. 匂いの再生
5. 今後の課題
おわりに

第7節 生物の嗅覚受容体発現細胞を利用した気相中のにおい分子の検出と分子種の識別
1. 動物が匂いを感じる流れ
2. 嗅粘液
3. 嗅覚受容体発現細胞を用いた匂い応答評価法
 3.1 嗅覚受容体を発現する培養細胞を用いた匂い分子応答検出
 3.2 匂い分子の溶け込みを再現したリアルタイム応答評価の重要性
 3.3 嗅覚受容体の気相刺激リアルタイム応答検出法
 3.4 様々な匂い分子気相刺激方法
4. 気相刺激法を用いたヒト官能評価模倣システムの応用展開
 4.1 混合香料に対する評価
 4.2 嗅覚粘液模倣条件での嗅覚受容体応答評価
おわりに

第8節 香気を特徴づける成分を探索するガスクロマトグラフ質量分析計
はじめに
1. ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)を用いた香気分析の流れ
2. 香気成分のサンプリング
 2.1 ヘッドスペース(HS)法
 2.2 固相マイクロ抽出(SPME)法
3. GC-MS の装置構成と原理
 3.1 ガスクロマトグラフ(GC)
 3.2 質量分析計(MS)
4. GC-MS を用いた特徴香気成分の探索
 4.1 ノンターゲット分析
 4.2 データベースを用いたワイドターゲット分析
 4.3 ワイドターゲット分析による香気分析例
5. 今後の匂い測定技術の展望

第4章 嗅覚と他の感覚機能を掛け合わせた情報伝達や体験・空間演出技術
第1節 多成分調合型嗅覚ディスプレイによる香り再現
1. 研究の背景
2. 研究の概要
 2.1 匂い提示装置
 2.2 嗅覚ディスプレイ
 2.3 多成分調合型嗅覚ディスプレイ
 2.4 機器の概要
 2.5 機器の評価
 2.6 官能検査で用いる精油と要素臭
 2.7 リサーチデモ
 2.8 実験結果
 2.9 考察点
3. 応用
 3.1 テレオルファクション
 3.2 災害等のシミュレータ
 3.3 ディジタルサイネージ(電子公告)
4. 今後の展望と期待
 4.1 デバイス
 4.2 アプリケーション
まとめ

第2節 劇場やホールなどライブエンターテインメント空間における制御を目的とした
   香り発生装置の開発・製品化について
はじめに
1. エンタメ空間における香りの制御装置とは
 1.1 香り発生・制御装置の特徴
 1.2 特殊効果としての香り演出の役割
 1.3 香り演出のきっかけ
2. 香り特殊効果演出のニーズ
 2.1 製品化への経緯
 2.2 装置の機構
 2.3 ユースケース
 2.3.1 舞台演出
 2.3.2 披露宴会場
 2.3.3 大規模会場
3. 将来の展望
おわりに

第5章 医療・ヘルスケア業界における匂い情報の活用と操作・抑制技術
第1節 疾患の早期発見に向けた呼気の気体成分を測定するガスセンサ・測定装置
はじめに
1. 半導体式センサの概要
 1.1 応答メカニズム
 1.2 酸化スズを用いた半導体式センサ
2. 高感度半導体式センサを用いた呼気VOC 検知器
 2.1 ガス種を分割して1 つのガスセンサで計測する方法
 2.2 新しい測定方法のニーズ
 2.3 呼気VOC 検知器による肺がん検知
 2.4
3. 気体成分を検知・識別するマルチセンサシステム装置
 3.1 複数のガスセンサで同時に計測する方法
 3.2 リアルタイムモニタリングに適した検知・識別方法
 3.3 携帯型マルチセンサシステム
おわりに

第2節 人工嗅覚センサを介した呼気センシングによる個人認証技術
はじめに
1. 成分分析による呼気ガス個人認証の可能性探索
2. 人工嗅覚センサによる呼気ガス個人認証の原理実証
3. 呼気ガス個人認証の実用化へ向けた課題と最新の取り組み
おわりに

第3節 嗅覚測定ワークフローをDXするにおい提示装置
はじめに
1. におい提示装置NOS-DX1000の開発
 1.1 嗅覚測定への期待
 1.2 Tensor ValveTMテクノロジーと装置の特徴
 1.3 アロマホイール
2. におい制御技術とエンタテインメント
 2.1 クリエイターツールとしてのGrid ScentTM
 2.2 においのエフェクト
おわりに


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/books/23sta147.html


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◆本日ご紹介書籍◆

『リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組

 https://www.tic-co.com/books/23sta147.html

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2023年8月30日 (水)

書籍『リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組』のご紹介!

◆本日ご紹介書籍◆

『リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組

 https://www.tic-co.com/books/23sta147.html

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三曜俳句   8月30日(水)

蜻蛉(とんぼ)  三秋

とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな

中村汀女

 

大きな複眼の目と左右二組計四枚の透き通った羽、細長い胴と腹部を持ち、水辺近くに生息します。

種類が大変多く、大型のものは「やんま」と呼ばれます。

また、古くは「あきつ」、またユーモラスに「とんぼう」というところもあります。

夏から秋にかけて飛びますが、俳句では秋の季語として扱ってきました。

大きくて堂々とした「鬼やんま」や「銀やんま」は、なかなか捕まらないので、子どもたちの憧れの的です。

「秋茜(あきあかね)」は、目をつぶって振り回した網にも入ってくるほど、たくさん群れて飛んでいました。

『とんぼめがね』や『赤とんぼ』など、童謡にも歌われる身近な昆虫ですが、最近は数も少なくなってきました。

 

 

 

Flowers and Insects Yanagisawa Kien

柳沢淇園 (1704 - 1758) 『花卉図』ベルリン国立アジア美術館蔵

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。

『リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組

です!

 

著者

位地正年 環境・バイオ・プラスチックリサーチ
有森奏 (株)UL Japan
井関康人 三菱電機(株)
中村真悟 立命館大学
河済博文 (財)九州先端科学技術研究所、近畿大学名誉教授
佐々木哲朗 静岡大学
田邉匡生 芝浦工業大学
劉庭秀 東北大学
眞子岳 東北大学
大窪和明 東北大学
野口英剛 (株)リコー
釜谷智彦 (株)リコー
丸山かれん (株)島津製作所
下田瑛太 (株)日立ハイテクサイエンス
八尾滋 福岡大学
髙取永一 (株)東ソー分析センター
河口尚久 (株)ハーモ
山口政之 北陸先端科学技術大学院大学
三觜優司 (株)ADEKA
青木憲治 静岡大学
藤井透 同志社大学名誉教授、神奈川大学客員教授
田中達也 同志社大学
竹村兼一 神奈川大学
YU Wei-peng 浙江農林大学
大峠慎二 マナック(株)
有浦芙美 アルケマ(株)
大窪和也 同志社大学
池永和敏 崇城大学
杜暁黎 ダウ・ケミカル日本(株)
羽柴正典 トヨタ紡織(株)
赤星栄志 三重大学)
内田均 豊田合成(株)
浜辺理史 パナソニック ホールディングス(株)
名木野俊文 パナソニック ホールディングス(株)
山本英郎 パナソニック ホールディングス(株)
松田源一郎 パナソニック ホールディングス(株)

書籍趣旨

 プラスチックのマテリアルリサイクル、リサイクル材料・バイオマス素材を中心にその利活用技術と取組を専門の方々にご執筆いただきました。資源循環型社会実現のためにどのような仕組や技術が必要か、課題はどこか、その現実解やヒントを本書で見出していただければ幸いです。

目次

第1章 リサイクル材・バイオマス活用のための仕組
第1節 マテリアルリサイクルとバイオマス素材活用の仕組と技術展望
1.  はじめに
2.  プラスチックの環境問題とリサイクルの動向
2.1 プラスチック廃棄物の規制動向
2.2 プラスチックのリサイクルの動向
2.2.1  廃プラスチックのリサイクル方法
2.2.2  世界や日本のプラスチックのリサイクルの動向
2.3 マテリアルリサイクルの技術動向
2.3.1  選別・分離技術
2.3.2  水平リサイクルでの物性保持
2.3.3  カスケードリサイクルの用途開発
2.4 今後の展望:包括的なマテリアルリサイクルシステムの構築
3.  バイオマスフィラーを利用したプラスチック複合材の動向
3.1 バイオマスフィラーの種類と構造
3.2 バイオマスフィラーのプラスチックへの添加効果と改良処方
3.3 バイオマスフィラーの利用動向
3.3.1  木粉/プラスチック複合材
3.3.2  植物繊維/プラスチック複合材
3.3.3  他のバイオマスフィラーの利用
3.4 開発事例の紹介:ケナフ繊維/ポリ乳酸複合材の開発
4.  まとめ


第2節 リサイクルプラスチック材料の安全評価・認証と検証プログラム
1.  はじめに
1.1 リサイクル材に対してのリスク
1.2 懸念物質の混在のリスク
2.  リサイクルプラスチックスの認証プログラム
3.  リサイクルプラスチックスの検証プログラム
4.  リグラインドを含むプラスチックス材料の評価要求
5.  おわりに


第3節 家電破砕混合プラスチックの高度選別技術と自己循環リサイクルの進展
1.  はじめに
2.  家電破砕混合プラスチック
2.1 家電リサイクル処理の基本構成
2.2 微破砕処理
3.  混合プラスチック高度選別技術
3.1 代表組成
3.2 選別プロセス
3.2.1  湿式比重選別
3.2.2  静電選別
(1) 静電選別の原理
(2) 静電選別の特長
(3) 選別条件の最適化
3.2.3  X線選別
(1) 臭素系難燃剤含有プラスチック除去
(2) グラスファイバー含有プラスチック除去
3.2.4  選別副生成物の付加価値向上
3.2.5  高度選別量産プラント
4.  選別における品質管理
4.1 選別純度
4.2 改正RoHSへの適合検査
5.  自己循環リサイクル
5.1 製品適用の課題
5.2 微少異物除去による物性改善
5.3 長期耐熱性の向上
5.4 色彩選別による白色系部品への適用展開
5.5 シボ金型による意匠性改善
5.6 製品適用の拡大
6.  むすび


第4節 PETボトルのリサイクルシステム
1.  はじめに
2.  容器包装リサイクル法に基づく既存のPETボトルリサイクルシステム
2.1 容リフローにおける物理的・財務的負担の分担構造
2.2 個別最適化とシステムのダイナミズム
2.3 東京ルールⅢの導入を巡る自治体と排出事業者の対立
2.4 「改正リサイクル法」での財務的負担を巡る自治体と排出事業者らの対立
2.5 使用済みPETボトルの輸出増加と使用済みPETボトル取引の「市場」化
3.  飲料・小売事業者によるクローズドループ構築戦略
3.1 循環戦略とその背景
3.2 クローズドループ構築
3.3 循環戦略の諸結果
4.  展望と課題


第2章 リサイクル材・バイオマス活用のための分析技術
第1節 リサイクルにおけるプラスチック光学識別技術
1.  廃プラスチック選別回収での光学識別の必要性
2.  分光測定とは
2.1 光の波長による分類
2.2 分光測定方法
3.  各種の光学識別技術
3.1 光学識別の実施形態
3.2 近赤外吸収
3.3 中赤外吸収
3.4 ラマン散乱
3.5 テラヘルツ
3.6 X線・その他の光学識別技術
4.  識別のためのデータ解析法
5.  今後の展望と課題


第2節 テラヘルツ波を用いた廃プラスチックの識別
1.  はじめに
2.  テラヘルツ分光測定装置
3.  プラスチックのテラヘルツスペクトル例
4.  プラスチック中に含まれる添加剤のテラヘルツスペクトル例
5.  テラヘルツ波を用いた廃プラスチック識別技術の今後


第3節 樹脂判別ハンディセンサー
1.  はじめに
2.  樹脂判別センサーの開発
3.  樹脂判別センサーの特徴
4.  センサー活用シーン
4.1 事例1:製造工程での端材の有効利用
4.2 事例2:包装材料の有効利用
4.3 事例3:樹脂受入・樹脂管理簡易検査
4.4 その他活用事例


第4節 SiCパワーデバイス用イオン注入装置
1.  はじめに
2.  FTIRの原理
2.1 測定原理
2.2 ATR法
3.  リサイクルプラスチックの成分分析 個別算出法
3.1 分析方法
3.2 分析試料
3.3 「個別算出法」による定量分析結果
4.  リサイクルプラスチックの成分分析 混合比算出法
4.1 分析方法
4.2 測定試料
4.3 「混合比算出法」による定性分析結果
5.  まとめ


第5節 熱分析によるリサイクルプラスチックの評価
1.  はじめに
2.  熱分析の概要
2.1 熱分析の定義と種類
2.2 DSCの原理
3.  リサイクル材の熱分析
3.1 リサイクル材含有率の推定
3.2 リサイクル材を含むプラスチックの物性評価
4.  おわりに


第3章 リサイクル材・バイオマス活用のための要素技術
第1節 廃プラスチックの物性低下の要因と高度物性再生マテリアルリサイクル
1.  緒言
2.  プラスチックの物性低下の要因
3.  高度物性再生プロセス
4.  メソ内部構造評価手法
5.  今後のプラスチック製品の循環について
第2節 再生プラスチックの物性評価
1.  はじめに
2.  プラスチックの物性および再生プラスチックにおける問題点
3.  再生プラスチック材料での物性試験の実例
4.  再生プラスチック材料の物性の特徴1 引張挙動
5.  再生プラスチック材料物性評価での特徴2 溶融粘弾性
6.  再生プラスチック材料物性評価での注意点
7.  まとめ


第3節 あきらめていたリサイクル成形を可能にする「粒断機」
1.  はじめに リサイクル成形が加速する背景
1.1 カーボンニュートラルに対応するためのリサイクル
1.2 樹脂価格の高騰に対応するためのリサイクル
2.  カーボンニュートラル、樹脂価格高騰対応に貢献する粒断機
3.  今までリサイクル成形ができなかった方へ
3.1 粉砕機の種類とその機能
3.2 成形における粉の影響
3.3 粒断機とはどういうものか
3.4 ソフト材のカットに関して
4.  どのくらい材料原価を減らせるか検証する
5.  粒径を小さくしたい
6.  リペレットとの違い
7.  成形現場での導入事例・導入効果
8.  最後に


第4節 非相溶なブレンドの構造制御
1.  ポリマーブレンドの相溶性
2.  流動場での構造形成
3.  相容化剤の効果
4.  固化条件の影響
5.  三成分系ブレンドの構造


第5節 添加剤によるリサイクル材料の高機能化・長寿命化
1.  はじめに
2.  リサイクルについて
2.1 リサイクルの種類
2.2 マテリアルリサイクルの課題
3.  マテリアルリサイクルに効果を発揮する添加剤
3.1 リサイクルプラスチックの熱劣化と酸化防止剤
3.2 酸化防止剤
3.3 核剤
3.4 その他の添加剤
4.  マテリアルリサイクルプラスチック向け添加剤の開発
4.1 リサイクルプラスチックの分析
4.2 アデカシクロエイドUPRシリーズの概要
4.3 アデカシクロエイドUPRシリーズの性能
5.  今後の展望


第6節 木質バイオマス/樹脂複合化における相溶化剤の活用技術
1.  はじめに
2.  無水マレイン酸変性ポリプロピレン(MAPP)とは
2.1 MAPPの構造
2.2 MAPPのグラフト量と分子量
3.  無水マレイン酸変性ポリプロピレン(MAPP)が複合材料の物性に与える影響
3.1 MAPPの調製および分析
3.2 単繊維とPP界面との接着性の検証(マイクロドロップレット法)
3.3 ガラス繊維強化ポリプロピレン(GFRPP)での検証
3.4 ウッドプラスチック(WPC)での検証
4.  無水マレイン酸変性ポリプロピレン(MAPP)添加によるフィラー分散性向上効果
4.1 フィラー分散性へのMAPPの寄与
4.2 CNF/PP複合材料での検証
5.  おわりに


第7節 天然物繊維を強化材とする複合材料
1.  はじめに
2.  天然繊維の性能
3.  天然繊維の表面処理
4.  天然繊維を強化材として使ったFRP,FRTP
4.1 天然繊維を使った複合材料の特性データ
4.2 天然繊維を使った複合材料,注意すべきこと
5.  おわりに
5.1 竹繊維の取り出し
5.2 竹繊維(ランダム配向)マット
5.3 竹繊維強化FRP製小型ボート
5.4 (ホット)プレス用不織布/スタンパブルシート
5.5 自動車用内装材(リアパーティション)
5.6 竹繊維強化TPペレットと応用試作品


第8節 ウッドプラスチックと成形加工技術
1.  はじめに
2.  WPCの歴史
3.  WPCの特性
3.1 WPCの原材料
3.2 WPCの製造方法と製品
3.2.1  木粉とプラスチックの溶融混練
3.2.2  成形方法と製品
(1) 押出成形
(2) 射出成形
3.3 WPCの機械的物性
3.3.1  曲げ物性、引張物性
3.3.2  各種フィラー充填プラスチックとの比較
4.  おわりに


第4章 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術展開
第1節 欧州における熱可塑性コンポジットのリサイクル
1.  はじめに
2.  PMMA: 時代に適応した特性を持つ古くて新しい樹脂
3.  EUにおけるPMMAケミカルリサイクルの取り組み: MMATwo
4.  リサイクル可能なFRPコンポジット樹脂: EliumR(エリウム)
5.  100%リサイクル可能なコンポジット風力ブレード: ZEBRAプロジェクト
6.  おわりに


第2節 CFRPのリサイクル技術とリサイクルカーボン繊維の活用展望
1.  炭素繊維、リサイクルの必要性
2.  炭素繊維RP等をめぐる最近の話題
3.  待ったなしの炭素繊維リサイクル
4.  CFRPを燃やす
5.  廃棄CFRPからの種々の炭素繊維回収法
5.1 熱分解法
5.2 溶解法
5.3 新しい溶解(溶媒)法
6.  炭素繊維は少々では燃えない
6.1 それなら廃棄CFRP,燃やして炭素繊維を取る.その繊維の性能は?
6.2 過熱水蒸気で樹脂を分解
7.  RCFについて知っておくべきこと
8.  RCFの活用
8.1 射出成形品への応用
8.2 不織布への応用
9.  バラエティーなRCF原料
10.  おわりに(SDGs時代の炭素繊維リサイクル)


第3節 マイクロ波を利用するガラス繊維強化プラスチックの水平リサイクル
1.  はじめに
2.  熊本地震で発生した震災瓦礫中のGFRP製のバスタブのMD法分解
3.  廃棄バスタブの分解反応におけるEGMAのオリゴマーの生成抑制および除去の試み
4.  樹脂分解物を用いた硬化物の作製および熱重量測定による架橋度合の評価並びに再生GFRPの作製
5.  総括および展望


第4節 ダウのプラスチックのサーキュラーエコノミー実現に向けたソリューション
1.  リサイクル性を改善したパッケージの設計
1.1 オールポリエチレン(PE)パウチ
1.2 RETAIN(TM)相溶化材
2.  マテリアルリサイクルとアプリケーション開発
3.  その他の取り組み


第5節 ケナフ発泡技術の自動車部品への適用
1.  はじめに
2.  ケナフについて
3.  ケナフ基材について
4.  ケナフ基材軽量化の方法
5.  工法の検討
5.1 従来工法
5.2 乾式分散工法
6.  まとめ


第6節 麻繊維/樹脂複合技術と自動車内装への応用
1.  はじめに
2.  ヘンプが注目されたわけ
3.  ヘンプ繊維の特徴
3.1 ヘンプ繊維の構造
3.2 ヘンプ繊維の分離方法
3.3 複合材料としてのヘンプ繊維
4.  自動車内装材の採用事例
4.1 ベンツやBMW等の熱硬化性樹脂の採用事例
4.2 熱可塑性樹脂の採用事例
5.  国産バイオ複合素材「INASO樹脂」
5.1 INASO樹脂の特徴
5.2 INASO樹脂の成形法
6.  国産原料の調達の可能性と再び植物利用の時代へ


第7節 セルロースナノファイバー強化プラスチック
1.  はじめに
2.  背景と目的
2.1 背景
2.2 セルロース材料
2.3 目的
3.  PP樹脂コンパウンドの取組み
3.1 CNF-PP試作結果
3.2 CO2低減量の試算
4.  社会実装へ向けた梱包資材への材料適用
4.1 サプライチェーンの変換
4.2 通箱のセルロース材料適用効果
5.  まとめ


第8節 セルロースファイバー成形材料
   ~循環型社会を目指した開発・事業展開~
1.  はじめに
2.  セルロースファイバー成形材料の製造プロセスの開発
2.1 全乾式プロセスの概要
2.2 セルロースファイバー樹脂の機械的特性について
3.  リサイクル技術の開発
3.1 選別技術の開発
3.2 再生技術の開発
4.  セルロースファイバー成形材料の商品展開
4.1 スティック掃除機への展開
4.2 リユースカップへの展開
4.3 材料販売の開始
4.4 循環型事業
4.5 高バイオマス度の材料開発
5.  まとめ


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◆本日ご紹介書籍◆

『リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組

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2023年7月 7日 (金)

書籍『<ICH Q12/改正GMP省令>変更・逸脱管理【CAPA実装】とリスク評価・分類』のご紹介!

◆本日ご紹介書籍◆

<ICH Q12/改正GMP省令>変更・逸脱管理【CAPA実装】とリスク評価・分類

 https://www.tic-co.com/books/23stp171.html

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三曜俳句   7月7日(金)

船遊(ふなあそび)  三夏の季語

遊船のさんざめきつつすれ違ひ

杉田久女

 

納涼のため、海・湖・河川などに船を出して遊び楽しむこと。

水面を渡る風は涼しいので、夏の暑さを避け、近海・河川・湖に船を出し、そこからの景色を楽しみます。

「遊船」「遊び船」「遊山船」ともいわれ、松島や琵琶湖、嵐山近辺、隅田川や東京湾など、それぞれに趣があります。

近年では、足漕ぎのボートなどで涼を楽しむことも指すようです。

船を海に出し、網を投げ、獲れた魚をその場で調理する船遊びもあります。

 

Pierre-Auguste Renoir - Luncheon of the Boating Party - Google Art Project

ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919) 

『舟遊びをする人々の昼食』(1876年) フィリップ・コレクション、ワシントンD.C.

 Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。

<ICH Q12/改正GMP省令>変更・逸脱管理【CAPA実装】とリスク評価・分類

です!

 

●著者

仲川 知則  大塚製薬(株)
山﨑 龍一  エーザイ(株)
脇坂 盛雄  (株)ミノファーゲン製薬
森 一史   GMP/GDPコンサルタント [元サノフィ(株)]

 

●目次

第1章 ICH Q12の医薬品ライフサイクルマネジメントとリスクマネジメントの考え方
はじめに
1. ICH Q12作成の背景
2. ICH Q12の目的
 2.1 ICH Q12ガイドラインの適用範囲
 2.2 ICH Q12ガイドラインの構成
 2.3 エスタブリッシュコンディション(EC)
 2.4 変更に関わるツール
  2.4.1 承認後変更管理実施計画書(PACMP)
  2.4.2 医薬品品質システム(PQS)
3. 変更マネジメントとエスタブリッシュコンディション(EC)の管理
4. ICH Q9(品質リスクマネジメント)の活用と課題
おわりに

第2章 改正GMP省令における変更管理の要件
1. 改正GMP省令による品質保証体制の充実化
2. 改正GMP省令による品質保証体制の充実化
3. 変更管理追加事項
4. PQS(医薬品品質システム)の構築・強化
 4.1 GMPにおけるPQS
 4.2 PQSの重要性
 4.3 製薬企業の製造所で構築するPQS

第3章 変更管理の流れと必要な考え方
1. 変更管理の流れ
2. 変更管理業務において必要な考え方

第4章 変更管理でのリスク分析/評価
1. リスク分析手法
2. リスク評価

第5章 変更時のバリデーション
はじめに
1. 変更バリデーション実施計画書
2. バリデーションでの評価項目
 2.1 製造設備の洗浄方法バリデーションの評価項目
 2.2 製品の製造方法のバリデーション
 2.3 試験方法のバリデーション

第6章 一変申請/軽微変更の判断基準とレギュレーションの3極比較
1. 日欧米における変更事項の重度区分
2. 一変申請/軽微変更の確認
3. 一部変更承認(一変承認)申請の判断と記載法
 3.1 品質に影響するかどうかの判断
 3.2 各社によって判断が分かれていると思われている点
  3.2.1 リプロセスを記載するか?
  3.2.2 全数外観選別工程を記載するか?
  3.2.3 中間製品を海外製造し、日本で保管/表示/包装をする場合の全数外観選別工程を記載するか
  3.2.4 異物除去の篩過工程を記載するか?
  3.2.5 回収培養を記載するか?
  3.2.6 粉砕工程記載の判断
4. MF(原薬等登録原簿)登録事項の変更
5. 薬事対応(一変申請/軽微変更)の判断
 5.1 第0210001号通知に基づく判断
 5.2 製造販売承認書の記載からの判断
 5.3 製造販売承認書の記載(届け出事項と一変事項)と当局の判断に相違があった場合
  5.3.1 届出事項を一変事項にしている場合
  5.3.2 一変事項を届出事項にしている場合
  5.3.3 変更管理が適切でないと生じる問題
  5.3.4 変更管理で注意すべき点
  5.3.5 一変申請・軽微変更届出時のデータ準備
  5.3.6 一変判断に迷った時の対応
  5.3.7 海外変更が伴う場合
  5.3.8 事後調査を示す事例
  5.3.9 研究開発段階
  5.3.10 変更実施後の評価とフォロー
(1) 軽微変更届のタイミング
(2) 一変承認後の必要な対応
  5.3.11 日本薬局法の対応(1年半の猶予期間内に)
  5.3.12 迅速一変申請と軽微変更での製造所追加
(1) 既承認の医療用医薬品の製造所の変更・追加
  5.3.13 規格幅の設定(日本薬局方)/td>
  5.3.14 一変申請/軽微変更届出でのミスに伴う対応
(1) 製造販売承認書記載事項との相違発見時の対応
(2) 一変申請/軽微変更の失念・判断ミスの対応
(3) 当局に提出する顛末書記載

第7章 事例をふまえた一変申請/軽微変更対応とその考え方
1. 製造販売業者と製造所で判断が異なった事例(シリンジのシリコン塗布工程の記載)
2. 一変申請か軽微変更か判断に迷ったら相談する
3. 通知を上手く活用した事例
4. 新しい通知/ガイドライン対応の変更管理
5. 保管場所の確認
6. 品質相談による変更管理
7. 判断ミスによる問題を大きくした変更管理
 7.1 K研究所の一斉点検の対応
8. 変更管理のフローと確認事項
 8.1 変更提案の品質面の確認
  8.1.1 バリデーション並びにPV(プロセスバリデーション)の実施
(1) 製造販売承認書記載事項との相違発見時の対応<
(2) コンカレントで実施
(3) PQ(Performance Qualification)で実施
  8.1.2 安定性試験の実施
 8.2 レギュレーション面の確認
  8.2.1 軽微変更または一変申請に該当するかの確認
  8.2.2 製造販売業者への確認
  8.2.3 変更の実施
  8.2.4 変更の妥当性の確認
 8.3 注意点
9. 過去のGMP違反・当局指摘事項から学ぶ対策:製造ラインで、承認書に記載のない添加剤使用

第8章 改正GMP省令における逸脱管理の要件
はじめに
1. 改正GMP省令における逸脱管理フロー
2. 逸脱管理追加事項の解説

第9章 逸脱管理の流れと必要な考え方
1. 逸脱管理の流れ
2. 逸脱管理において必要な考え方

第10章 逸脱におけるリスクレベルの評価(判断)手法~実際の逸脱例を用いて解説~
1. 逸脱のリスクレベル評価方法
2. 逸脱のリスクレベル評価の事例

第11章 CAPA実務対応のケーススタディ
1. ケーススタディの内容
2. 逸脱発生報告書の作成(様式1)
3. 逸脱調査報告書(様式2)
 3.1 逸脱調査計画書の作成
 3.2 逸脱調査報告書の作成
4. CAPA計画書/報告書の作成
 4.1 CAPA計画書の作成
 4.2 CAPA報告書の作成
5. SOP管理の判断基準と変更の際の留意点
6. 教育訓練

第12章 変更/逸脱管理の実際~事例と対策をふまえて~
第1節 事例をふまえた変更管理手法
1. 品質面の評価の視点
 1.1 固体剤における溶出試験の経年評価
 1.2 添加剤の製造場所移転(同じ装置移設)
 1.3 注射剤における不溶性異物試験の経年評価
 1.4 経年による新規不純物から不溶性異物の発生
2. 導入前での品質の問題点の把握とその対応申請
 2.1 申請データの確認:3ロットの安定性データ
 2.2 溶出試験時の2/12と1/12の判定合格率とその意味
 2.3 必要な改善レベル
 2.4 対応策
3. 製造方法欄記載と承認書に齟齬が見つかった場合の変更管理の対応
 3.1 変更が承認の初期から
 3.2 変更が承認後かつ2005年記載整備前
 3.3 変更が2005年記載整備後
4. 逸脱で承認書の一部変更事項の場合の変更管理
5. 承認書の規格に適合しなかった場合の変更管理
6. 日本薬局方標準品の補正係数設定による変更管理
第2節 逸脱事例とその対応策
【逸脱事例1】 原薬の出発物質変更時の確認不備
【逸脱事例2】 凍結乾燥バイアルのフリップキャップに他社品がコンタミ
【逸脱事例3】 ラボエラーが発端による凍結乾燥製剤F-Vの製品回収
【逸脱事例4】 フェールセーフ機構の重要性:アンプルにラベルなし苦情
【逸脱事例5】 製品回収を防いだ事例:校正ミスをQCの受入れ試験で発見
【逸脱事例6】 日頃のSOP違反が大きな品質問題を生む気付きと報告
:メトセルとエトセルの意図的なコンタミ対応
【逸脱事例7】 個装箱のロット番号の間違い
【逸脱事例8】 基本的な作業に気付かせた逸脱事例とその対応
1. カラムの理論段数
2. 注射剤の不溶性異物試験のSOP違反
3. 包装工程の生データの認識
おわりに

第13章 指摘事項から学ぶ逸脱発生時の対応策
はじめに
1. 逸脱とは?
2. 逸脱の検知
3. 逸脱のリスク分析と評価
4. 品質部門の照査(レビュー)
5. 原因調査と根本原因の特定
 5.1 原因調査
 5.2 根本原因の特定
6. 是正予防措置(CAPA)
7. CAPAの実効性の評価
8. 逸脱の傾向分析とプロセスパフォーマンスの定期評価
 8.1 傾向分析
 8.2 パフォーマンス評価
まとめ

第14章 当局査察による製造所の変更管理/逸脱管理の適格性検証
はじめに
1. 規制当局査察における指摘事項
 1.1 変更管理に関する指摘事項
  1.1.1 変更管理システムの欠如または十分に適切に確立されていない事例
  1.1.2 変更管理手順を遵守していない事例
  1.1.3 変更時のバリデーションが実施されていない事例
  1.1.4 イベントに付随した”改善”
  1.1.5 変更の影響評価
 1.2 逸脱の指摘事項
  1.2.1 手順からの逸脱の正当化
  1.2.2 逸脱が処理されていない事例
まとめ


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◆本日ご紹介書籍◆

<ICH Q12/改正GMP省令>変更・逸脱管理【CAPA実装】とリスク評価・分類

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2023年7月 5日 (水)

書籍『車載用LiDARの市場・技術トレンド』のご紹介!

◆本日ご紹介書籍◆

車載用LiDARの市場・技術トレンド

 https://www.tic-co.com/books/23stm084.html

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三曜俳句   7月5日(水)

夏服(なつふく)  三夏の季語

風だけを望む夏服ゆゑに青

櫂 未知子

 

夏用に涼しく仕立てた洋服です。

幕末から明治維新の開国以来、日本人も洋服(西洋服)を着るようになり、着物の夏衣(なつごろも)に対して生まれた言葉です。

日本に伝わった洋服は、ヨーロッパやアメリカと違って、蒸し暑い夏に合うように日本独自の進化を遂げました。

男性ものも、女性ものも、どちらもサマーウール、麻、ローン(薄手の木綿)、オーガンジー(薄手の絹)など軽やかな生地を選び、単衣(ひとえ)の着物に倣(なら)って、裏地をつけないことがあります。

 

絵は19世紀を代表する風景画家として知られ、人物画も手がけたカミーユ・コロー(1796-1875)の作品です。

モデルは画家お気に入りのエマ・ドビニー。

扇を片手に袖ぐりの大きくあいた青い夏のドレスを身につけ、右手を顎(あご)に当てて遠くを見やっています。

 

Jean-Baptiste-Camille Corot 014

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー(1796-1875)

『青い服の婦人』 1874年 (ルーヴル美術館)  

Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。

車載用LiDARの市場・技術トレンド

です!

 

●著者

沖本 真也 沖為工作室合同会社 CEO

 

●目次


Chapter1 車載用LiDAR市場概観と動向


1. 車載用LiDARに関わる市場環境
 1.1 自動運転車開発やセンサーシステム/センサーフュージョン開発のトレンド
 1.2 自動運転レベルおよびLiDAR要件
 1.3 カメラ,ミリ波,4Dイメージングレーダー
 1.4 車載LIDAR市場の急速な成長


2. LiDAR製品の広がりや低コスト化の動向
 2.1 LiDAR製品の系譜
 2.2 コスト
 2.3 LiDAR車載採用例および搭載レイアウト
 2.4 安全性の課題


Chapter2 車載用LiDARの要素技術概要・トレンドと開発企業


1. LiDARの仕組みと要素技術概要
 1.1 信号処理
 1.2 ビーム操作
 1.3 光源(投光)
 1.4 受光素子
 1.5 計測方式
 1.6 走査ライン数


2. 各ビーム操作方式の開発トレンド
 2.1 メカニカル
 2.2 MEMS
 2.3 Flash
 2.4 混合(半)固体
 2.5 OPA (光フェーズドアレイ)


Chapter3 参入企業動向


1. Valeo社
2. RoboSense社
3. AEye社
4. Luminar Technologies社
5. Innovusion社
6. HUAWEI社
7. HESAI Technology社
8. Livox社
9. Ouster社
10. Aeva Technologies社
11. Cepton社
12. Innoviz Technologies社
13. MicroVision社
14. Pony.ai社
15. GM Cruise Holdings社
16. PACCAR社
17. Vueron Technology社
18. Lucid Motors社


Chapter4 車載用LiDARの市場展望


1. 車載用LiDARに関連する市場環境の今後の展望
 1.1 LiDAR企業および周辺産業のエコシステム
2. 車載用LiDARの今後の市場規模予測とまとめ


詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/books/23stm084.html


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◆本日ご紹介書籍◆

車載用LiDARの市場・技術トレンド

 https://www.tic-co.com/books/23stm084.html

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2023年7月 3日 (月)

書籍『グリーン燃料とグリーン化学品製造』の再ご紹介!

◆本日再ご紹介書籍◆

グリーン燃料とグリーン化学品製造』
  ―技術開発動向とコスト―

 https://www.tic-co.com/books/23stm081.html

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三曜俳句   7月3日(月)

業平忌(なりひらき) 仲夏の季語

 

断髪のえりあし青し業平忌

日野草城

 

イヤリング失くして戻る業平忌

黛 まどか

 

陰暦5月28日(陽暦7月13日)は平安初期の歌人で六歌仙の一人、在原業平(ありわらのなりひら)(825-880)の忌日です。

『伊勢物語』はご存知のように、多くが「むかしをとこありけり」ではじまる在原業平と目される「をとこ」についての125篇の小さな話の集まりです。

業平の色ごのみをあらわすさまざまな逸話、たとえば伊勢の斎宮(さいぐう)との禁断の恋や、のちに帝(みかど)の妻となったひととの恋や、たくさんの女房たちとの恋が全篇にちりばめられています。

しかし、恋の逸話だけではなく、仲のいい友が落ちぶれてしまった時の優しさと気づかいなど友情の逸話もあります。

歳時記の「業平忌」を季語とする句は、太宰治の忌日「桜桃忌(おうとうき)」と同じくらいたくさんあります。

二人とも日本人に愛されているのですね。

 

『風流錦絵伊勢物語』「東下り」より、隅田川で都鳥を詠う場面を勝川春章が描く。注釈に原文あり。勝川春章(1770-1773年)『風流錦絵伊勢物語 第9段「東下り」、隅田川の景』
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Shunsho-ise-monogatari.jpg
パブリック・ドメイン, リンクによる

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も書籍の再ご紹介です。

グリーン燃料とグリーン化学品製造』
  ―技術開発動向とコスト―

です!

 

●著者

室井 髙城 アイシーラボ 代表


●書籍趣旨

 地球温暖化による異常気象が世界各地に甚大な被害をもたらし始めている。日本でも毎年のように大型台風が到来している。
これら地球温暖化による災害は自然災害ではなく人為的なものであり、GHG(温室効果ガス)をゼロにすることによって防ぐことができる。
 GHGゼロに向けて、太陽光・風力発電、燃料電池車、人工光合成による水素製造、バイオマスを用いた燃料や化学品の合成、バイオエタノール・ディーゼル油・メタン・メタノール、アンモニア、MCH、液化水素の輸送、CO2地下貯留など、既に多くの検討が行われ、研究開発に膨大な費用が投じられている。しかし未だ温暖化対策の決め手になる技術は絞られていないないように思える。
 日本は2030年までにCO2の排出量を2013年度比48%削減しなければならないが、これにはあと数年しか残っていない。いつまでも可能性の有りそうな技術を、総花的に研究し続けている余裕はない。再生可能エネルギーのコストを見極めた上で、早急に開発ターゲットを明確にしなければならない。
 欧州では再生可能エネルギー技術の基礎実験を終了し既に実装段階に入っている。ロシアのウクライナ侵攻によって欧州はエネルギー自給の必要性を認識することになり、自給政策をさらに促進させている。また排出権取引だけでなく炭素税/国境炭素税を導入し、再生可能エネルギーの普及と産業競争力強化を図っている。  エネルギーを海外に頼る日本も国内自給が可能な産業構造に替えなければならない。人工光合成による水素製造は夢の技術であるが、2050年には戦力にならない。
地震の多い日本では原子力と同様にCO2の地下貯留も推進すべきではない。それでは何をもって世界と戦うのか、戦える武器は何なのか、上記の通り欧州は既に戦う武器を見つけている。グリーン燃料が、化石資源より安価になるのを待っていてはいつまでも燃料をグリーン化することはできない。バイオマスは汎用ポリマー原料とするのではなくファインポリマーの原料としなければならない。
 グリーン燃料・化学品製造に関わる技術開発の最新動向とそれらのコストを解説する拙著が地球温暖化対策技術の開発を促進することに少しでもお役に立てれば幸いである。(はじめにより抜粋)


●目次

第1章 再生可能エネルギー
1. 発電に用いられる再生可能エネルギー
2. 世界の発電に用いられる再エネ能力
3. 再エネ電力
4. 日本の発電コスト
5. 各発電のCO2排出量
6. 再生可能発電コスト
 6.1 2050年世界の太陽光発電コスト
 6.2 Carbon Trackerの再エネコスト比較
 6.3 日本の再エネ価格
 6.4 世界の太陽電池落札価格
7. 各システムによるエネルギー貯蔵容量
8. 輸送燃料エネルギー比較
第2章 グリーン水素
1. 世界の水素需要推移
2. 2050年の水素需要
3. 水素生産量予測
4. 2050年の水素需要占有率
5. 電解水素
 5.1 電解技術
  5.1.1 アルカリ電解
  5.1.2 PEM
  5.1.3 固体酸化物形電解(SOEC)
 (1) HELMETHプロジェクト
 (2) Topsoe社
 (3) Sunfire社
 5.2 電解水素価格
 5.3 IEAの水素コスト予測
 5.4 電解水素コスト予測
 5.5 電解水素価格
6. ターコイズ水素
 6.1 各プロセスによるCO2発生量
 6.2 Monolith Materials社
 6.3 Graforce社
 6.4 Hazer社
 6.5 BASF社
 6.6 ターコイズ水素コスト
7. エネルギーキャリアによる最終発電効率
 7.1 エネルギーキャリアによる発電効率
 7.2 欧州水素キャリアコスト比較
 7.3 IEAによる日本でのエネルギーキャリア比較
第3章 二酸化炭素
1. 炭素税と排出量取引制度
2. EUの排出量取引額推移と予測
3. 二酸化炭素の回収コスト
 3.1 化学吸収と物理吸収
 3.2 IEAによるCO2回収コスト
4. DAC(Direct Air Capture)
 4.1 DACによるCO2回収コスト
 4.2 DACによる2050年のCO2コスト
 4.3 DAC工業化プロジェクト
  4.3.1 Climeworks社
  4.3.2 Global Thermostat社
  4.3.3 Carbon Engineering社
5. CCSコスト
 5.1 EORに用いられるCO2コスト
 5.2 Global CCS InstituteによるCCSコスト
 5.3 RITEによるCCSコスト
6. 石炭火力発電所のCO2利用
第4章 アンモニア
1. アンモニア
 1.1 アンモニア製造プラント
 1.2 アンモニアの生産量
 1.3 アンモニアの用途
2. アンモニア合成
 2.1 アンモニア合成反応
 2.2 アンモニア合成反応装置
  2.2.1 多段反応層
  2.2.2 Topsoe S-300 Basket 反応器
 2.3 アンモニア合成工業プロセス
 2.4 アンモニア合成触媒
3. アンモニア製造時に発生するCO2
4. 高活性アンモニア合成触媒の開発
 4.1 Ruエレクトライド触媒
 4.2 つばめBHB社
 4.3 福島再生可能エネルギー研究所
 4.4 名古屋大学
 4.5 東京工業大学
5. 電解法プロセス
6. 水素キャリアとしてのアンモニア
7. アンモニアによる燃焼
 7.1 グリーンアンモニアコンソーシアム
 7.2 アンモニアと水素の発電コスト比較
 7.3 アンモニアの燃料利用
8. グリーンアンモニア
 8.1 海外のグリーンアンモニアプロジェクト
 8.2 世界のグリーンアンモニアプロジェクト動向
  8.2.1 NEOM
  8.2.2 Eneus Energy社
  8.2.3 Monolith Materials社
  8.2.4 Yara社
  8.2.5 Aquamarine社
  8.2.6 Skovgaard Invest社
 8.3 日本企業のグリーンアンモニアプロジェクト
 8.4 グリーンアンモニアの船舶燃料
9. アンモニアコスト
 9.1 ブルーアンモニア
 9.2 天然ガスからの簡易アンモニア製造コストの計算
 9.3 ブルーアンモニアコストの分析
 9.4 日本のグリーンアンモニアコスト目標
 9.5 IEAの推定グリーンアンモニアコスト
  9.5.1 前提条件
  9.5.2 稼動率によるグリーンアンモニアコスト
  9.5.3 電力代とアンモニア合成コスト
10. アンモニア輸送コスト
 10.1 サウジアラビアからの輸送コスト
 10.2 地域別アンモニア輸入コスト(2013年ベース)
11. アンモニア市場価格
第5章 メタン・LPG
1. メタン
2. バイオガス
 2.1 欧州のグリーンメタン戦略
 2.2 欧州バイオメタンコスト
 2.3 今後のバイオメタン需要
 2.4 欧州バイオガスとバイオメタン目標
3. グリーンメタンの製法
 3.1 発酵法によるグリーンメタンの製造
 3.2 バイオメタン原料
 3.3 バイオメタンの製法
4. CO2と水素からメタン合成
 4.1 メタン発酵槽からのCO2利用
 4.2 触媒によるメタン合成
 4.3 CO2と水素から発酵法によるメタン合成
 4.4 Topsoe社のメタン増量プロセス
5. グリーンメタンプロジェクト
 5.1 欧州のプロジェクト
  5.1.1 HELMETHプロジェクト
  5.1.2 Jupiter 1000プロジェクト
  5.1.3 STORE&GOプロジェクト
  5.1.4 GAYAプロジェクト
  5.1.5 Hycaunaisプロジェクト
6. 日本の合成メタンプロジェクト
 6.1 越路原試験プラント
 6.2 小田原市・日立造船社・エックス都市研究所社
 6.3 東京ガス社
 6.4 大阪ガス社
7. グリーンメタンコスト
 7.1 原材料のみのグリーンメタンコスト
 7.2 NEDOプロジェクトによるメタンコスト
 7.3 スイスのラッパースヴィル応用科学大学エネルギー技術研究所の予測
8. グリーンLPG
 8.1 日本LPガス協会
 8.2 日本グリーンLPガス推進協議会提案プロセス
  8.2.1 中間冷却(ITC)式多段LPG直接合成法
  8.2.2 バイオガスなどのメタノール・DME経由LPG間接合成法
9. CO2と再エネ水素からのLPGコスト
 9.1 原材料のみのLPGコスト
 9.2 LPG市場価格
第6章 エタノール
1. バイオエタノール
 1.1 バイオエタノールの製法
 1.2 バイオエタノールの需要
 1.3 非可食バイオエタノール動向
  1.3.1 Clariant社のSunliquidプロセス
  1.3.2 木材からエタノール
  1.3.3 LanzaTech社
  1.3.4 Enerkem社
  1.3.5 藻類によるCO2からエタノールの合成
2. バイオエタノール価格
3. バイオエチレン
 3.1 バイオエチレンの製法
 3.2 バイオエチレンプロセス
  3.2.1 Braskem社プロセス
  3.2.2 Atolプロセス
  3.2.3 Hummingbirdプロセス
 3.3 バイオエチレンコスト
  3.3.1 原料のみのバイオエチレンコスト
  3.3.2 ナフサ原料とバイオエチレンコスト比較
 3.4 バイオエチレン新規プラント
4. バイオポリエチレン
第7章 液体燃料
1. グリーン液体燃料の製法
2. バイオ燃料価格
 2.1 バイオディーゼル油の価格推移
 2.2 バイオ燃料製造コスト
3. バイオ燃料使用の義務化
4. バイオディーゼル燃料
 4.1 油脂のメチルエステル化によるバイオ燃料
 4.2 油脂の水素化によるバイオ燃料
  4.2.1 油脂の水素化装置
  4.2.2 HVOの併産(co-processing)
 4.3 現在のバイオ燃料コスト
5. グリーンガソリン
 5.1 メタノールからガソリン
  5.1.1 MTGプロセス
  5.1.2 Haru Oniプロジェクト
 5.2 合成ガス(CO/H2)からガソリン
  5.2.1 TIGASTMプロセス
  5.2.2 ウッドバイオマスからTIGASTMプロセスによるガソリンの製造
  5.2.3 Shell IH2プロセス
6. 合成燃料
 6.1 欧州で進行中のe-fuelプロジェクト
 6.2 欧州e-fuel動向
  6.2.1 Repsol社/Aramco社
  6.2.2 Nordic Electrofuel社
  6.2.3 Audi社/INERATEC社/Energiedienst社
  6.2.4 Norsk e-Fuel社
7. 航空機燃料
 7.1 航空機からのCO2排出量
 7.2 CORSIA(国際民間航空のためのカーボンオフセットおよび削減スキーム)
 7.3 SAF(Sustainable Aviation Fuel)の需要予測
 7.4 SAF製法
 7.5 バイオマスからSAFの合成
 7.6 藻から航空燃料
  7.6.1 ユーグレナ社のプロセス
  7.6.2 ユーグレナ社の製造コスト
 7.7 ATJ(アルコールからジエット燃料)
 7.8 都市ごみから航空燃料の合成
  7.8.1 Fulcrum BioEnergy社
  7.8.2 W2Cロッテルダムプロジェクト
 7.9 今後の航空燃料
  7.9.1 欧州議会への提案
  7.9.2 海外のSAF導入義務状況
 7.10 航空燃料コスト
  7.10.1 SAF価格比較
  7.10.2 2050年のSAF価格
8. FTによる合成燃料コスト
 8.1 NEDO調査報告による製造コスト
 8.2 資源エネルギー庁の合成燃料のコスト
 8.3 国際クリーン交通委員会
  8.3.1 国際クリーン交通委員会の報告
  8.3.2 調査報告の前提条件
  8.3.3 前提条件の詳細
  8.3.4 e-ケロシンコスト
  8.3.5 e-ケロシンコスト比較
  8.3.6 e-ディーゼルコスト
第8章 バイオ化学品
1. バイオナフサ
 1.1 バイオナフサの製法
 1.2 バイオナフサの生産量
 1.3 バイオナフサの価格
2. マスバランス方式
 2.1 マスバランス認証
 2.2 スタートしたマスバランス方式
3. エチレングリコール(MEG)
 3.1 エチレンオキサイドの水和
 3.2 糖からMEGの製造
 3.3 ウッドマスからMEG
 3.4 COからMEG
4. バイオプロピレン
 4.1 バイオエチレンからプロピレンの製造
 4.2 バイオプロパンの脱水素
5. グリセロールの利用
 5.1 グリセロールの生産量と価格
 5.2 エピクロロヒドリン(ECH)
 5.3 グリセロールからプロピレングリコール(PG)
  5.3.1 Cargill社
  5.3.2 Oleon社
  5.3.3 ORLEN Poludnie社
 5.4 グリセロールからPGの製造コスト
 5.5 グリセロールからアセトール
6. 1,3-プロパンジオール
7. 1,4-ブタンジオール
8. 1,3-ブチレングリコール
9. ポリ乳酸(PLA)
 9.1 乳酸の製造
 9.2 PLAの改質
 9.3 世界のPLA需要予想
 9.4 世界の主なPLA樹脂メーカー
 9.5 PLA製造動向
  9.5.1 LG化学
  9.5.2 NatureWorks社
 9.6 PLAの国内価格
10. アクリル酸
 10.1 バイオマスからアクリル酸の合成
 10.2 グリセロールからアクリル酸
 10.3 乳酸からアクリル酸
11. ブタジエン
 11.1 エタノールからブタジエン
 11.2 BioButterflyプロジェクト
 11.3 日本のバイオブタジエン開発
 11.4 エタノールからブタジエン製造コスト
12. バイオコハク酸
 12.1 バイオコハク酸の工業化
  12.1.1 BioAmber社
  12.1.2 Myriant社
  12.1.3 Reverdia社
  12.1.4 Succinity社
  12.1.5 山東蘭典生物科技社
  12.1.6 Technip Energies社
 12.2 バイオコハク酸コスト
 12.3 発酵プロセス比較
 12.4 コハク酸誘導体
13. バイオマスから芳香族の製造
 13.1 Anellotech社
 13.2 Origin Materials社
14. ポリエチレンフラノエート(PEF)
 14.1 5-HMF合成ルート
 14.2 グルコースから5-HMF
 14.3 フルクトースから5-HMF
 14.4 セルロースから5-HMF
 14.5 2,5-フランジカルボン酸(FDCA)
 14.6 Avantium社
15. 2,5-ビス(アミノメチル)フラン
16. フルフラール
17. フラン
18. ポリカーボネート
19. ポリヒドロキシアルカノエート
 19.1 PHBH
 19.2 PHB
20. バイオマス洗剤
21. バイオナイロン
 21.1 バイオ6ナイロン
 21.2 バイオ66ナイロン
  21.2.1 ポリアミド66の生産量
  21.2.2 ヘキサメチレンジアミン(HMD)
  21.2.3 アジピン酸
 21.3 PA5X
  21.3.1 凱賽生物産業社
  21.3.2 PA510
  21.3.3 PA11
 21.4 Rennovia社
22. β-ファルネセン
23. スクワラン

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グリーン燃料とグリーン化学品製造』
  ―技術開発動向とコスト―

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2023年6月30日 (金)

書籍『コスト見積の実際<追補版>』の再ご紹介!

☆本日再ご紹介書籍☆

『コスト見積の実際<追補版>』

◎著者/大原宏光(大原シーイー研究所 代表)
◎体裁/A4版 189ページ
◎発行/2023年 4月 1日 初版/大原シーイー研究所
◎定価/37,400円(税・送料込価格)

https://www.tic-co.com/books/20230481.html

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三曜俳句   6月30日(金)

半夏生(はんげしょう) 仲夏の季語

いつまでも明るき野山半夏生

草間時彦

 

雑節のひとつで、夏至から数えて11日目の7月2日のことを指す時候と同時にその頃に生えるドクダミ科の植物のことも「半夏生」といいます。

植物の半夏生は、水辺に生える60センチほどの高さになる多年草。

明るい色の葉、白い穂のような花を咲かせます。

時候の半夏生はこの日を田植え終了の日とする習慣がありました。

また、「半夏生」にはさまざまな言い伝えもあります。

この日に降る「半夏雨」は大雨になるとか、この日に採った野菜は食べてはならないなどがあげられます。

これらの習慣や言い伝えは、半夏生以降の田植えは時期的に遅く、収穫がままならないことや、梅雨の末期なので雨が降りやすく、ものが腐りやすいなどの理由からのようです。

 

 

Hangesyo 06c1213cv.jpg半夏生の花と葉
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Hangesyo_06c1213cv.jpg#/media/File:Hangesyo_06c1213cv.jpg
CC 表示-継承 3.0, リンク

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は、大原シーイー研究所 代表 大原宏光 氏の著書を再ご紹介します!

『コスト見積の実際<追補版>』


◎目次

第1章 機器費の見積

1.1 製作機器の詳細積上げ見積法による見積
1.1.1 トレイ塔本体の見積例
1.1.2 槽(圧力容器)の見積例
1.1.3 熱交換器の見積例
1.1.4 コンルーフタンクの見積例
1.2 コンピュータ見積システムによる製作機器の見積
1.2.1 急速ろ過機見積システムの概要と見積例
1.2.2 円形中央懸垂汚泥かき寄せ機見積システムの概要と見積例
1.3 ポンプの見積
1.3.1 ポンプの見積のための基礎知識
1.3.1.1 ポンプの種類
1.3.1.2 ポンプの機種選定と仕様書の作成
1.3.1.3 ポンプの価格構成
1.3.2 ポンプの見積照会及び見積法
1.3.2.1 ポンプベンダーへの見積照会
1.3.2.2 ポンプ見積法の種類
1.3.2.3 ポンプ見積法の解説
1.3.2.4 ポンプの能力指数を考察
1.3.2.5 ポンプの能力指数表
1.3.2.6 ポンプの見積で能力指数乗則法を利用する場合の留意点Ⅵ
1.3.3 ポンプのコストインデックス
1.3.4 ポンプ見積関連の文献紹介
1.4 ポンプの見積
1.4.1 海上輸送するケース
1.4.2 大型機器の浜出し・船積み・海上輸送費の見積例
1.4.3 現地荷揚げ・現地輸送費の考え方


第2章 配管数量集計作業の簡略化と推算資料

2.1 配管材料・工事数量に関する基礎知識
2.1.1 配管材料・工事に関する数量表の種類
2.1.2 配管材料費・工事費の対象となる品目
2.1.3 配管材料費の割合から見る数量集計作業簡略化の対象
2.1.4 配管材料部品数の分布から見る数量集計作業簡略化の対象
2.2 配管材料数量拾いの基本
2.2.1 配管材料数量拾いの要領
2.2.2 新規プロジェクトの配管材料数量集計の手順
2.3 配管材料数量の分布傾向と推算資料
2.3.1 パイプ数量の概略構成割合
2.3.2 パイプ数量とコストの詳細構成割合
2.3.3 配管継手とバルブ数量の推算資料
2.3.4 配管アクセサリー数量の推算資料
2.3.5 配管フランジ数量の推算資料
2.3.6 配管ダイアインチ数の推算資料
2.3.7 配管重量の推算資料


第3章 機器据付・配管工事工数の詳細

3.1 機器据付工数(MH/Ton)の詳細
3.1.1 スカート付ドラムの据付工数詳細
3.1.2 横型ドラムの据付工数詳細
3.1.3 遠心ポンプ(横型)の据付工数詳細
3.2 配管工事工数の詳細
3.2.1 配管溶接継手当たり工数法の考え方
3.2.1.1 吊上げ・運搬工数(MH/m)の算定
3.2.1.2 溶接継手加工工数(MH/溶接継手個所)の算定
3.2.2 溶接継手当たり工数法の見積例
3.2.2.1 配管アイソメトリック図と材料リスト
3.2.2.2 工数計算
3.2.2.3 工数計算結果の評価


第4章 保温冷工事費の材工別詳細見積

4.1 基礎知識
4.1.1 保温冷工事の施工対象
4.1.2 保温と保冷の施工上の違い
4.1.3 保温冷の構造
4.1.4 保温冷の構成材料
4.2 配管保温冷の部位別材料数量の構成
4.3 保温冷材料の工事予備率
4.4 保温冷工事費の費目と金額構成
4.4.1 保温冷工事費の費目
4.4.2 保温冷工事費の概略金額構成
4.4.3 保温冷材料費の金額構成
4.5 保温冷工事費の見積法
4.6 保温冷工事費の見積手順(詳細見積の場合)
4.7 保温冷工事数量表の作成
4.8 保温冷材料費や工数算出のための施工面積(m2)・体積(m3)の計算要領
4.8.1 機器(塔・槽・熱交換器)保温冷工事数量(m2)の計算要領
4.8.2 配管保温冷工事数量(m当たりm2・m3)の計算要領
4.9 保温冷工事費の材工別積上げ法による詳細見積
4.9.1 材工別積上げ法による見積要領
4.9.2 保温冷工事材料費明細例
4.9.3 保温冷材料の価格情報
4.9.4 保温冷工事の標準工数
4.9.4.1 保温冷工事工数の区分と基準歩掛の考え方
4.9.4.2 保温工工数の基準歩掛
4.9.4.3 保温工工数の調整係数
4.9.4.4 保温工の工数計算
4.9.4.5 保冷用防湿塗布の概略歩掛
4.9.4.6 板金工工数の基準歩掛
4.9.4.7 板金工工数の調整係数
4.9.4.8 板金工の工数計算
4.9.4.9 保温冷工事用足場の概略歩掛
4.9.5 保温冷工事の材料費及び工数明細表の作成
4.9.6 保温冷工事の概略歩掛
4.9.7 保温冷工事見積の文献紹介


第5章 プラント価格動向予測の視点

5.1 プラント価格動向予測に関する基礎知識
5.1.1 プラント価格予測の必要性
5.1.2 プラント見積における価格動向予測を行う期間
5.1.3 プラント価格形成の構図
5.1.4 プラント完成までの価格波及経路
5.2 プラント資材の価格形成について
5.2.1 鋼材価格とその原材料価格の関係
5.2.2 ステンレス鋼価格とその原材料価格の関係
5.2.3 銅価格とその原材料価格の関係
5.2.3.1 銅の製造フロー
5.2.3.2 銅地金価格と伸銅品価格の動向
5.2.3.3 伸銅品の価格の決め方
5.2.3.4 銅地金価格と電力ケーブル価格の関係
5.2.4 産業連関表で見る原材料価格の影響が企業収益に与える影響
5.2.4.1 輸入原油価格が10%上昇した場合の影響
5.2.4.2 輸入鉄鉱石価格が10%上昇した場合の影響
5.2.4.3 非鉄金属製錬・精製の販売価格が10%上昇した場合の影響


第6章 回帰式によるプラントコスト動向予測システムの構築事例

6.1 プラントコストの動向予測手法としての回帰分析
6.2 プラントコストの変動と経済指標との関連
6.3 回帰分析(1例目)の試行
6.4 回帰分析(1例目)の回帰式による予測値の計算と考察
6.5 回帰分析(1例目)の回帰式の評価と問題点
6.6 回帰分析(2例目)の試行
6.7 回帰分析(2例目)の回帰式の評価
付表1 独立変数4種類
付表2 従属・独立変数の原データ一覧表


第7章 スカレーションの見積

7.1 エスカレーション見積の対象
7.2 プラント詳細見積のエスカレーションの見積
7.3 プラント概算見積のエスカレーションの見積


第8章 プロジェクトリスクマネージメントとそのコスト(掲載許諾論文)

はじめに
1. リスクの定義
1-1 Risk(リスク)
1-2 リスク分析の欠如
1-3 リスクのレベル
1-4 リスクの変化
2. リスクマネージメント
2-1 リスクマネージメントの定義
2-2 プラントプロジェクトにおけるリスクマネージメント
2-3 Low Risk High Return
2-4 リスクの削減/回避/分散
2-5 リスクの削減/回避/分散
2-6 契約形態
3. プロジェクトリスクを構成する要因
3-1 プロジェクトリスクの分類
3-2 当事者として管理不可能なリスクアイテム
3-3 リスクアイテムの分類
1) カントリーリスク
2) 契約条件に関するリスク
3) プロジェクト推進に関わるリスク
4) 経済状況/為替に関わるリスク
4. リスク要因対応のためのコスト(リスクの経済的な定量化)
4-1 カントリーリスク
4-2 技術に対するリスクフィー
4-3 プロジェクトマネージメントに対するリスクフィー
4-4 契約一般条件に対するリスクフィー
4-5 為替変動に対するリスクフィー
5. Fault / Mistake(過失)とリスク


第9章 プラントの経済評価(掲載許諾論文)

9.1 <ケーススタディ>合成樹脂プラントの評価について
1. 概要
2. 従来の大量生産型プラントについて
3. 多品種少量生産型プラントについて
3.1 品種切り替えの稼動率に与える影響
3.2 品種切り替えに要する費用
3.3 在庫コストについて
3.4 品種数と製造コストについて
4. 多品種少量生産プラントの評価について
4.1 大量生産型プラントと多品種少量生産型プラントのコスト比較
4.2 DCFによる評価
5. 塩ビプラントの多品種化における課題
9.2 キャッシュフローによる経済性評価
1. 概要
2. キャッシュフローの定義
3. キャッシュフローによる評価
4. 表計算ソフト上での計算例
5. まとめ

付録 コストエンジニアリング関係の論文紹介
付録2 国内定期刊行誌掲載のCost Engineering 関係の論文(120件)
付録1 米国CHEMICAL ENGINEERIG誌の連載「CE Cost File」(183件)
付録2 米国定期刊行誌掲載のCost Engineering 関係の論文(117件)


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https://www.tic-co.com/books/20230481.html

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『コスト見積の実際<追補版>』

◎著者/大原宏光(大原シーイー研究所 代表)
◎体裁/A4版 189ページ
◎発行/2023年 4月 1日 初版/大原シーイー研究所
◎定価/37,400円(税・送料込価格)

https://www.tic-co.com/books/20230481.html

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2023年6月28日 (水)

書籍『プラスチックの循環利用拡大に向けたリサイクルシステムと要素技術の開発動向』のご紹介!

◆本日ご紹介書籍◆

プラスチックの循環利用拡大に向けたリサイクルシステムと要素技術の開発動向

 https://www.tic-co.com/books/23stm082.html

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三曜俳句    6月28日(水)

虎が雨(とらがあめ) 仲夏の季語

涙雨なりしどうやら虎が雨

後藤比奈夫

 

陰暦5月28日に降る雨のことを「虎が雨」といいます。

陽暦では6月末頃にあたり、気象統計的にも雨が降る確率が高い特異日とされています。

去年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも少しとりあげられていましたが、鎌倉時代のこの日、曾我兄弟、兄・十郎祐成(すけなり)と弟・五郎時致(ときむね)が、父のあだ討ちのため、富士の裾野で工藤祐経(すけつね)を討ち果たしたという伝説があります。

しかし、祐経の主君である源頼朝の率(ひき)いる武将たちによって、十郎は討ち死し、五郎は翌日に処刑されたというもので、のちに『曾我物語』として脚色され、世に広まりました。

この日の雨には、十郎の愛人で十郎の死後に出家した大磯の遊女虎御前(とらごぜん)の涙が雨になったというあわれを誘う言い伝えがあります。

 

 

Tokaido08 Oiso.jpg歌川広重(1797-1858)『東海道五十三次 大磯 虎ヶ雨』
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tokaido08_Oiso.jpg
パブリック・ドメイン, リンクによる

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。

プラスチックの循環利用拡大に向けたリサイクルシステムと要素技術の開発動向

です!

 

●著者


喜多川 和典      (公財)日本生産性本部/上智大学大学院
杉山 里恵       (株)リーテム
森 泰正        (株)パッケージング・ストラテジー・ジャパン
瀬戸 啓二       花王(株)
冨樫 英治       (株)エフピコ
加堂 立樹            サントリーホールディングス(株)
渡邉 賢      東北大学
棚窪 重博     東和ケミカル(株)
大原 伸一     DIC(株)
小林 菜穂子    三菱ガス化学(株)
脇田 菜摘     三菱ガス化学(株)
河野 和起     三菱ガス化学(株)
稲垣 京子     東洋紡(株)
野村 圭一郎    東レ(株)
田邉 匡生     芝浦工業大学
佐々木 哲朗    静岡大学
劉 庭秀      東北大学
眞子 岳      東北大学
佐伯 暢人     芝浦工業大学
行本 正雄     中京大学
八尾 滋      福岡大学
高山 哲生     山形大学
松尾 雄一     三菱電機(株)
稲垣 靖史     ソニーセミコンダクタソリューションズ(株)
大矢 仁史     北九州市立大学
土田 保雄     (株)サイム
土田 哲大     (株)サイム
太屋岡 篤憲    北九州工業高等専門学校
玉城 吾郎       リファインバース(株)
塩野 武男     (株)オオハシ

 

目次

第1章 プラスチックリサイクルに関わる世界の政策と産業界の動向
はじめに
1. 欧州におけるプラスチックリサイクルの系譜
2. プラスチックリサイクルに関わる用語・概念の比較
3. プラスチック容器包装のリサイクルにおける日欧比較
4. 中国のプラスチック廃棄物輸入規制の影響
5. EUのプラスチック戦略と欧州企業の対応
6. シングルユースプラスチック指令の動向
7. Circular Plastics Alliance に関わる動向
8. ケミカルリサイクルの動向
9. ケミカルリサイクルに関わる技術開発と関連企業の動向
10. 米国発アップサイクル型ケミカルリサイクル
11. ケミカルリサイクルの将来性
おわりに

第2章 プラスチック資源循環促進法の制定と今後の課題
はじめに
1. プラスチックごみを取り巻く状況
 1.1 海洋プラスチック問題と日本の対策
 1.2 自国の排出した廃プラスチックは自国で循環
 1.3 廃プラスチックの発生量と処分の現状
2. プラスチック資源循環促進法の基本的方向
3. プラスチック資源循環促進法の概要
 3.1 プラスチック新法の特徴と従来の各種リサイクル法との相違
 3.2 プラスチック新法により求められる関係主体の役割
  3.2.1 製造事業者に求められる役割
  3.2.2 特定プラスチック使用製品提供事業者に求められる責任
  3.2.3 排出事業者に求められる責任
  3.2.4 消費者に求められる役割
  3.2.5 市区町村に求められる役割
 3.3 プラスチック新法で導入される認定制度
 3.4 プラスチック新法で目指すマイルストーン
4. プラスチック資源循の課題
 4.1 プラスチック新法の効き目はいつ頃現れるか
 4.2 熱回収からマテリアルリサイクルへの転換
おわりに

第3章 容器包装プラスチックのリサイクルに向けた取り組みと技術動向

第1節 欧米におけるプラスチックパッケージのリサイクルと技術動向
はじめに
1. プラスチックパッケージのリサイクルに関わる欧米の規制動向
 1.1 EUの包装廃棄物指令:2018/852指令
 1.2 EUのSUP指令:2019/904指令
 1.3 欧州グリーンディール
 1.4 サーキュラーエコノミー行動計画
 1.5 EUプラスチック税
 1.6 米国の規制動向
2. プラスチックパッケージリサイクルの課題(軟包材リサイクル)とFDAのガイドライン
 2.1 水平リサイクルに向けた動き
 2.2 食品用途に使用できる再生LLDPEと、FDAが求める管理基準
3. プラスチックパッケージの新しいリサイクル技術:ケミカルリサイクル
 3.1 Plastic Energy社の熱分解プロジェクト
  3.1.1 SABIC社との提携(2021年1月21日発表)
  3.1.2 TotalEnergies社,Jindal Films社との提携(2021年7月8日発表)
  3.1.3 ExxonMobil社との提携(2021年10月19日発表)
  3.1.4 Freepoint Eco-Systems社,TotalEnergies社との提携(2021年10月26日発表)
  3.1.5 Sealed Air社との提携(2020年8月11日発表)
 3.2 その他のケミカルリサイクルプロジェクト
  3.2.1 Mura Tehnology社/Licella社の超臨界水による熱分解プロジェクト
  3.2.2 Eastman社のケミカルリサイクル法のr-PETプロジェクト
 3.3 ケミカルリサイクルに対するWWFの意見書
さいごに

第2節 使用済み容器包装プラスチックの回収~水平リサイクルに向けた取り組み事例
事例1:花王社の取り組み プラスチック循環社会に向けた「リサイクルイノベーション」
1. 「リサイクリエーション」の取り組みの全体概要
2. 地域協働のリサイクリエーション
 2.1 神奈川県鎌倉市での取り組み
 2.2 北海道北見市での取り組み
 2.3 宮城県女川町・石巻市での取り組み
 2.4 徳島県上勝町での取り組み
3. 企業協働のリサイクリエーション
 3.1 ライオン社との協働による「リサイクリエーション」活動の推進
 3.2 つめかえパックの店頭回収実験
4. パッケージtoパッケージの水平リサイクルへ向けた和歌山事業場内実験プラントでの取り組み
おわりに
事例2:エフピコ方式の資源循環型リサイクル「トレー to トレー」&「ボトル to 透明容器」
はじめに
1. PSPトレーのリサイクル
2. PSPトレーのリサイクルプロセスと工程
 2.1 回収
 2.2 再生原料工程
 2.3 商品化
 2.4 自主基準
3. PET容器及びPETボトルのリサイクル
4. ボトル to 透明容器によるリサイクルAPETの展開
5. リサイクルトレー, リサイクルAPETの環境影響評価
 5.1 環境配慮型製品の環境評価
 5.2 リサイクルシステムの現状
 5.3 累計効果(1990~2022年3月末時点での累計)
6. 今後の展望と課題
おわりに
事例3:「PET ボトル to PET ボトル」 水平循環を目指したサントリーの取り組み
はじめに
1. サントリーグループのPETボトル戦略
2. PETボトルのメカニカルリサイクル
 2.1 取り組みの背景
 2.2 開発のポイント
 2.3 B to B メカニカルリサイクルの確立
3. F to Pダイレクトリサイクル
 3.1 射出コンプレッション成型方式
 3.2 従来のB to Bメカニカルリサイクルからフレークtoプリフォームへの発展
 3.3 F to Pダイレクトリサイクル技術の検証ポイント
  3.3.1 樹脂圧力の安定性
  3.3.2 IV値(樹脂粘度)の安定性
  3.3.3 プリフォームへの気泡巻き込み
 3.4 今後のリサイクル技術の拡がり
4. 使用済みプラスチックの再資源化
おわりに

第3節 容器包装プラスチック・複層フィルムのリサイクル技術
[1] 水の液相を反応・分離場として用いた多層フィルムのケミカル・マテリアルリサイクルに対する期待
1. プラスチックのリサイクルの必要性
2. 多層フィルム
3. プラスチック・リサイクル
4. ハイブリッド・リサイクルの提案
 4.1 加水分解性プラスチックの高温高圧水中での反応
 4.2 ポリエチレン(PE)の分解
 4.3 ポリエチレンとナイロン6積層体の高温高圧水中での反応
 4.4 ハイブリッド・リサイクルの可能性
5. プラスチック改質に対する連続プロセス開発例
 5.1 PET加水分解
 5.2 超臨界メタノールによるシラン架橋ポリエチレンの分解
6. 高温高圧水ハイブリッドプロセスの開発
おわりに
[2] 複合フィルムのマテリアルリサイクル樹脂「東和ハイブリッドPP®
はじめに
1. 東和ケミカル社の概要
2. 複合フィルムリサイクルを手掛けた背景
 2.1 廃棄プラスチックを資源とする中国の台頭
 2.2 複合フィルムリサイクルの必要性
3. 複合フィルムのマテリアルリサイクル技術の開発
 3.1 複合フィルムリサイクル樹脂「東和ハイブリッドPP®」
4. カルビー社への提案
 4.1 食品工場から出る廃棄アルミ蒸着包材のマテリアルリサイクル
 4.2 リサイクルコンテナ・パレットの特徴
5. 「東和ハイブリッドPP®」の展望
6. 包材から包材への水平リサイクルを目指して
おわりに

第4節 リサイクル性を高めるための素材技術
[1] モノマテリアル包材を構成する機能材料の開発
はじめに
1. オレフィン用モノマテリアル材料の開発と各課題のソリューション
 1.1 バリア材料
 1.2 機能性コーティング剤
 1.3 バイオマス材料
2. ラミネートフィルムのリサイクル取組み事例
 2.1 リサイクルの現状
 2.2 脱墨処理
3. 今後の課題と展望
[2] モノマテリアル包材のハイバリア化を実現するガスバリア性接着剤の開発
はじめに
1. 当社グループのサステナブルな社会の実現に向けた取り組み
2. ガスバリア性接着剤「マクシーブ®」
 2.1 マクシーブ®とは
 2.2 環境配慮型の食品容器
3. マクシーブ®適用によるモノマテリアル包材のハイバリア化検討
 3.1 モノマテリアル包材について
 3.2 マクシーブ®適用によるハイバリア化検討
 3.3 ハイバリア性が発現するフィルムの組み合わせ
 3.4 ハイバリア性発現機構
 3.5 食品実装保存試験
おわりに
[3] モノマテリアル化に貢献するポリエステル・PP フィルムの開発
はじめに
1. プラスチック製品の環境影響への配慮動向
 1.1 プラスチック資源対応の方向性
 1.2 東洋紡での環境に配慮したプラスチックフィルム製品開発
2. モノマテリアル化とその課題
 2.1 モノマテリアルとは
 2.2 モノマテリアル化の目的と現状
 2.3 物性面における課題
3. マモノマテリアル構成の提案
 3.1 ポリエステルモノマテリアル
 3.2 ポリプロピレンモノマテリアル
4. 今後の環境対応への取組み
[4] ポリオレフィン/ポリエステル多層フィルム向け革新マルチブロックリサイクル剤
はじめに
1. 背景
2. 研究の概要
3. 研究内容
4. MBCPの効果と今後
おわりに

第4章 マテリアルリサイクル高度化に向けた選別技術・加工技術の進展
第1節 進展する選別技術
[1] テラヘルツ波を用いたプラスチック素材識別技術
はじめに
1. テラヘルツ波の特性を利用した廃プラスチックの識別装置
 1.1 廃プラスチックとテラヘルツ波
 1.2 テラヘルツ波の発生と検出
 1.3 テラヘルツ計測システムの構築
2. テラヘルツ波を用いるプラスチックの非接触評価
 2.1 プラスチックの素材識別
 2.2 プラスチックリサイクルの課題
3. テラヘルツセンシングにおける今後の展開
おわりに
[2] 静電分離技術を利用した混合プラスチックの識別
はじめに
1. 静電選別
2. 摩擦帯電
3. 自由落下型静電選別
 3.1 自由落下型装置の問題点
 3.2 円筒電極を用いた静電選別
4. 振動型静電選別
おわりに
[3] 廃プラスチックの縦型湿式識別装置
はじめに
1. プラスチックの比重選別
 1.1 原理
 1.2 リサイクルプラント事例
 1.3 回収率と選別率
2. 装置設計
 2.1 3次元CADと3次元プリンタ
 2.2 螺旋形状
 2.3 上部蓋と排出口
3. 流体解析
 3.1 装置内の水の流れ
 3.2 自由表面と粒子挙動
4. 選別実験
 4.1 試料
 4.2 装置と方法
 4.3 実験結果
おわりに

第2節 加工技術による再生プラスチックの高品質化
[1] 高度マテリアルリサイクルに向けた新規高性能ペレット成形プロセスの開発
はじめに
1. せん断履歴による物理劣化とその理論的背景
2. 新規高性能ペレット成形プロセス
3. メソ構造解析手法の検討
おわりに
[2] ドライブレンド法によるアップグレードリサイクル技術
はじめに
1. プラスチックのアップグレーディング技術
2. ドライブレンド法を適用した改善例
 2.1 プラスチックリール
 2.2 容リ材
おわりに

第5章 家電・自動車・その他製品プラスチックのリサイクル技術
第1節 使用済み家電混合プラスチックの自己循環リサイクル推進に向けた技術開発
はじめに
1. 家電混合プラスチックの選別技術
 1.1 湿式比重選別と静電選別
 1.2 X線選別
2. 自己循環リサイクル技術
 2.1 自己循環リサイクルプラスチック
 2.2 自己循環リサイクル拡大に向けた取り組み
 2.3 リサイクルPPの淡色化検討
 2.4 リサイクルPPの耐衝撃性改善の低コスト化
 2.5 リサイクルPSの難燃化検討
 2.6 リサイクルABSの耐衝撃性改善検討
おわりに

第2節 高再生材率難燃ポリカーボネートSORPLAS™の開発
はじめに
1. 高再生材率難燃プラスチックSORPLAS™の概要
2. 独自難燃剤(PSS-K)
 2.1 開発の経緯
 2.2 従来の難燃剤との比較
 2.3 独自難燃剤(PSS-K)の難燃メカニズム
3. SORPLAS™の特長(特性ごとの一般的な難燃バージンPCとの比較を例に)
 3.1 材料構成の比較
 3.2 製造時のCO2排出量の比較
 3.3 高温高湿環境下での分子量変化の比較
 3.4 リサイクル性の比較
4. 各種SORPLAS™の開発とラインアップ
まとめ

第3節 自動車破砕残渣(ASR)からの高純度プラスチック回収とマテリアルリサイクル
はじめに
1. ラマン多重選別ソータによるプラスチック片の高度選別方法の開発
2. AI識別法を用いた画像処理選別方法の開発
3. ASRプラスチックの総合利用方法
4. ASR中のプラスチックアップグレードリサイクル
まとめ

第4節 使用済み漁網を主原料としたリサイクルポリアミド樹脂の開発
はじめに
1. 原料
2. 回収(出荷~受入)
 2.1 出荷前選別
 2.2 輸送
 2.3 受入
3. リサイクル工程
 3.1 前処理工程
 3.2 リペレット工程
4. 用途展開
 4.1 成形品用途
 4.2 繊維用途
  4.2.1 長繊維(フィラメント)
  4.2.2 短繊維(ステープル)
5. パートナーとの協業による北海道での漁網リサイクル拡大
おわりに

第5節 架橋ポリエチレンのマテリアルリサイクル技術開発と事業化
1. 架橋ポリエチレン
 1.1 架橋ポリエチレンの現状
 1.2 架橋ポリエチレンの種類
  1.2.1 工業的な架橋方法
  1.2.2 化学結合の種類
 1.3 今まで検討された架橋ポリエチレンマテリアルリサイクルの検討
  1.3.1 微粉末化
  1.3.2 架橋ポリエチレンの架橋点を崩す検討
2. XPRシステムの概要・特徴
 2.1 XPRシステムの概要
 2.2 XPRシステムの特徴
3. 適用例と効果
4. 今後の展開(事業化)
5. SDGsの取組み
おわりに

 

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 https://www.tic-co.com/books/23stm082.html


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プラスチックの循環利用拡大に向けたリサイクルシステムと要素技術の開発動向

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2023年3月13日 (月)

書籍『光半導体とそのパッケージング・封止技術』のご紹介!

◆本日ご紹介書籍◆

光半導体とそのパッケージング・封止技術

 https://www.tic-co.com/books/23stm080.html

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日めくり俳句   3月13日(月)

沈丁花(じんちょうげ)

垣根や庭に植えられ、どこからともなくただようこの花の馥郁(ふくいく)とした香りは春の訪れを告げてくれます。

中国原産で、日本には室町時代に渡来しました。

高さ1~2メートルの低木で、厚く光沢のある丸みを帯びた葉がたくさんつき、こんもりとドーム状に生い茂ります。

秋に赤い蕾をつけ、そのまま年に越して翌年3~4月頃に開花します。

赤い蕾が開くと内側は白く、そのコントラストがきれいです。

四弁の小花が集まり、玉のように可愛らしい花をいくつもつけた姿は清楚です。

沈香(じんこう)と丁字(ちょうじ)を合わせた香りにたとえられ、名前の由来とされています。

部屋に飾れば、爽やかな春の香りがただよって気分が晴れます。

仲春の季語になります。

 

鎌倉の月まんまるし沈丁花

高野素十(たかの すじゅう)(1893-1976)

 

Daphne odora-ja01.jpg沈丁花
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Daphne_odora-ja01.jpg
CC 表示-継承 3.0
, リンクによる

 

(担当:白井芳雄)
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さて、本日も新規取扱い書籍のご紹介です。

『光半導体とそのパッケージング・封止技術

です!

 

●著者

越部 茂
(有)アイパック 代表取締役


●目次

第1章 光半導体の種類
1. 発光半導体
 1.1 発光ダイオード(LED)
 1.2 有機発光ダイオード
 1.3 半導体レーザー(LD:Laser Diode)
 1.4 垂直発光型半導体
  1.4.1 垂直共振器面発光レーザー(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)
  1.4.2 共振型発光ダイオード(RCLED:Resonant Cavity LED)
 1.5 量子ドット発光ダイオード(QLED:Quantum-dot LED)
 1.6 その他
2. 受光半導体
 2.1 受光ダイオード(PD)
 2.2 太陽電池(PV)
3. 光IC
 3.1 受光IC
 3.2 発光IC
【コラム】
 (1) 発光原理
 (2) フレキシブルOLED
 (3) CMOSイメージセンサー
第2章 光半導体の開発経緯
1. 発光半導体
 1.1 LED
 1.2 OLED
 1.3 半導体レーザー
 1.4 QLED
2. 受光半導体
 2.1 PD
 2.2 PV
3. 光IC
【コラム】
 (1) 青色LED特許
 (2) 半導体:負の歴史
 (3) QLEDの課題:重金属
 (4) ICとPD
第3章 光半導体の用途
1. 発光半導体
 1.1 標示
 1.2 照明
  1.2.1 直接照明灯
  1.2.2 背景灯(バックライト)
 1.3 表示(文字,映像)
  1.3.1 文字表示
  1.3.2 映像表示
 1.4 通信
  1.4.1 近距離通信;赤外線無線
  1.4.2 長距離通信;光ファイバー通信
 1.5 その他
  1.5.1 光記憶装置
  1.4.2 計測器
  1.5.3 照準器
  1.5.4 切断機
2. 受光半導体
 2.1 受光
 2.2 発電(PV)
 2.3 受像
3. 受発光装置(光モジュール)
 3.1 光トランシーバー
 3.2 フォトセンサー(Photo senser)
 3.3 フォトカプラー(Photo coupler)
 3.4 その他
【コラム】
 (1) 光半導体市場
 (2) 演色性
 (3) ブルーライト対策
 (4) ペロブスカイト型太陽電池
 (5) LEDの特徴・性能向上と用途展開
第4章 光半導体のパッケージング技術(封止技術)
1. 封止方法
 1.1 気密封止
 1.2 樹脂封止
2. 封止材料
 2.1 可視光透過性封止材料
  2.1.1 エポキシ樹脂系材料
  2.1.2 シリコーン樹脂系材料
  2.1.3 その他
 2.2 赤外光透過性封止材料
 2.3 光モジュール用材料
  2.3.1 フォトセンサー用材料
  2.3.2 フォトカプラー用材料
 2.4 PV用材料
3. 大面積光モジュール樹脂封止の課題
【コラム】
 (1) 封止材料の市場規模
  ・ LED用封止材料
  ・ PD・受光IC用エポキシ樹脂系封止材料
  ・ エポキシ樹脂系封止材料の比較(光半導体用 vs IC用)
 (2) 照明用LEDと封止材料
  ・ シリコーン樹脂系材料
  ・ エポキシ樹脂系封止材料
  ・ 照明用LEDと封止材料の耐候性
 (3) シリコーン樹脂と低分子
第5章 光学関連部材
1. 光伝送体
 1.1 光ファイバー
  1.1.1 石英製光ファイバー
  1.1.2 樹脂製光ファイバー
 1.2 その他
  1.2.1 光コード
  1.2.2 光回路
  1.2.3 光導波路
  1.2.4 光透過性基板
  1.2.5 光通信用スイッチ
2. 接続部材
 2.1 接続部品
 2.2 接続材料
3. 接着材料
4. LED反射器
5. 蛍光体
【コラム】
 (1) 樹脂製光ファイバー
 (2) 光回路
 (3) ハロゲンによる金属腐食
 (4) 反射器用エポキシ樹脂系材料
第6章 ディスプレイ用光半導体とそのパッケージング技術
1. LEDディスプレイ
 1.1 スクリーン(CSP-LEDディスプレイ)
 1.2 大型ディスプレイ
  1.2.1 ミクロ製法案
  1.2.2 集合体製法案
 1.3 小型ディスプレイ
  1.3.1 IC的製法案
  1.3.2 OLED的製法案
 1.4 マイクロLEDディスプレイのパッケージング
 1.5 LED微細化の課題
2. LCD
 2.1 LEDバックライト
 2.2 ミニLEDバックライト
 2.3 ミニLEDバックライトのパッケージング
3. OLEDディスプレイ
 3.1 スマートフォン用
 3.2 大型モニター用
 3.3 OLEDの技術課題
  3.3.1 発光効率の向上
  3.3.2 耐湿性の向上
  ・ 低透湿化
  ・ 水捕捉
4. QD(QLED)の用途展開
 4.1 QD-CF
 4.2 QD-CC
5. 他のディスプレイ
 5.1 PDP
 5.2 PTA
6. ディスプレイ形状の検討
 6.1 小湾曲固定(曲面)
  6.1.1 スマートフォン
  6.1.2 モニター
 6.2 折畳み
 6.3 折り曲げ
7. ウエアラブル機器用ディスプレイ
8. フレキシブルディスプレイ
【コラム】
 (1) ナノLED
  ・ PDP
  ・ PTA
 (2) マストランスファー
 (3) LCDの再評価
 (4) ダークスポット現象
 (5) Galaxy Fold/Z Flip
 (6) SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)
 (7) ディスプレイの変形
第7章 高速情報伝送に関わる光半導体技術
1. 情報伝送の方法・種類
2. 中長距離通信
3. 高速情報伝送の課題
 3.1 ノイズの低減
 3.2 誘電損失の低減
 3.3 伝送距離の短縮
4. 短距離高速光伝送
 4.1 電子機器間光伝送
 4.2 半導体部品間光伝送
 4.3 半導体部品内
5. 短距離低速光伝送
【コラム】
 (1) 光は速い?
 (2) 高速無線通信

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光半導体とそのパッケージング・封止技術

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2023年3月 6日 (月)

書籍『グリーン燃料とグリーン化学品製造』のご紹介!

◆本日ご紹介書籍◆

グリーン燃料とグリーン化学品製造』
  ―技術開発動向とコスト―

 https://www.tic-co.com/books/23stm081.html

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日めくり俳句   3月6日(月)

雪崩(なだれ)

春になり少し暖かくなってくると、山の積雪が局所的に解けはじめ、その断層が不安定になり、微小な原因によって大量の雪が崩れ落ちる現象。

気温の上昇、突風、新たな降雪、人為的なもの、動物の動き、あるいはちょっとした音響によって突然起きます。

木々をなぎ倒し、岩石を転がし、建物や人間をのみ込んでしまうこともあります。

崩落する時、白煙をあげ、凄まじい轟きを発します。

特に日本海側では、春に重い雪が降るため、雪崩が起きやすいとされます。

「なだれ込む」「なだれ落ちる」「なだれを打つ」など「なだれ」という語はもともとあらゆるものが斜めに傾く動作を意味しますが、「雪なだれ」の略として使われるようになりました。

仲春の季語です。

 

狩の犬遠き雪崩に耳立てり

米沢吾亦紅(よねざわ われもこう)(1901-1986)

 

 

Lawine.jpg
雪崩

(担当:白井芳雄)
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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。

グリーン燃料とグリーン化学品製造』
  ―技術開発動向とコスト―

です!

 

●著者

室井 髙城 アイシーラボ 代表


●書籍趣旨

 地球温暖化による異常気象が世界各地に甚大な被害をもたらし始めている。日本でも毎年のように大型台風が到来している。
これら地球温暖化による災害は自然災害ではなく人為的なものであり、GHG(温室効果ガス)をゼロにすることによって防ぐことができる。
 GHGゼロに向けて、太陽光・風力発電、燃料電池車、人工光合成による水素製造、バイオマスを用いた燃料や化学品の合成、バイオエタノール・ディーゼル油・メタン・メタノール、アンモニア、MCH、液化水素の輸送、CO2地下貯留など、既に多くの検討が行われ、研究開発に膨大な費用が投じられている。しかし未だ温暖化対策の決め手になる技術は絞られていないないように思える。
 日本は2030年までにCO2の排出量を2013年度比48%削減しなければならないが、これにはあと数年しか残っていない。いつまでも可能性の有りそうな技術を、総花的に研究し続けている余裕はない。再生可能エネルギーのコストを見極めた上で、早急に開発ターゲットを明確にしなければならない。
 欧州では再生可能エネルギー技術の基礎実験を終了し既に実装段階に入っている。ロシアのウクライナ侵攻によって欧州はエネルギー自給の必要性を認識することになり、自給政策をさらに促進させている。また排出権取引だけでなく炭素税/国境炭素税を導入し、再生可能エネルギーの普及と産業競争力強化を図っている。  エネルギーを海外に頼る日本も国内自給が可能な産業構造に替えなければならない。人工光合成による水素製造は夢の技術であるが、2050年には戦力にならない。
地震の多い日本では原子力と同様にCO2の地下貯留も推進すべきではない。それでは何をもって世界と戦うのか、戦える武器は何なのか、上記の通り欧州は既に戦う武器を見つけている。グリーン燃料が、化石資源より安価になるのを待っていてはいつまでも燃料をグリーン化することはできない。バイオマスは汎用ポリマー原料とするのではなくファインポリマーの原料としなければならない。
 グリーン燃料・化学品製造に関わる技術開発の最新動向とそれらのコストを解説する拙著が地球温暖化対策技術の開発を促進することに少しでもお役に立てれば幸いである。(はじめにより抜粋)


●目次

第1章 再生可能エネルギー
1. 発電に用いられる再生可能エネルギー
2. 世界の発電に用いられる再エネ能力
3. 再エネ電力
4. 日本の発電コスト
5. 各発電のCO2排出量
6. 再生可能発電コスト
 6.1 2050年世界の太陽光発電コスト
 6.2 Carbon Trackerの再エネコスト比較
 6.3 日本の再エネ価格
 6.4 世界の太陽電池落札価格
7. 各システムによるエネルギー貯蔵容量
8. 輸送燃料エネルギー比較
第2章 グリーン水素
1. 世界の水素需要推移
2. 2050年の水素需要
3. 水素生産量予測
4. 2050年の水素需要占有率
5. 電解水素
 5.1 電解技術
  5.1.1 アルカリ電解
  5.1.2 PEM
  5.1.3 固体酸化物形電解(SOEC)
 (1) HELMETHプロジェクト
 (2) Topsoe社
 (3) Sunfire社
 5.2 電解水素価格
 5.3 IEAの水素コスト予測
 5.4 電解水素コスト予測
 5.5 電解水素価格
6. ターコイズ水素
 6.1 各プロセスによるCO2発生量
 6.2 Monolith Materials社
 6.3 Graforce社
 6.4 Hazer社
 6.5 BASF社
 6.6 ターコイズ水素コスト
7. エネルギーキャリアによる最終発電効率
 7.1 エネルギーキャリアによる発電効率
 7.2 欧州水素キャリアコスト比較
 7.3 IEAによる日本でのエネルギーキャリア比較
第3章 二酸化炭素
1. 炭素税と排出量取引制度
2. EUの排出量取引額推移と予測
3. 二酸化炭素の回収コスト
 3.1 化学吸収と物理吸収
 3.2 IEAによるCO2回収コスト
4. DAC(Direct Air Capture)
 4.1 DACによるCO2回収コスト
 4.2 DACによる2050年のCO2コスト
 4.3 DAC工業化プロジェクト
  4.3.1 Climeworks社
  4.3.2 Global Thermostat社
  4.3.3 Carbon Engineering社
5. CCSコスト
 5.1 EORに用いられるCO2コスト
 5.2 Global CCS InstituteによるCCSコスト
 5.3 RITEによるCCSコスト
6. 石炭火力発電所のCO2利用
第4章 アンモニア
1. アンモニア
 1.1 アンモニア製造プラント
 1.2 アンモニアの生産量
 1.3 アンモニアの用途
2. アンモニア合成
 2.1 アンモニア合成反応
 2.2 アンモニア合成反応装置
  2.2.1 多段反応層
  2.2.2 Topsoe S-300 Basket 反応器
 2.3 アンモニア合成工業プロセス
 2.4 アンモニア合成触媒
3. アンモニア製造時に発生するCO2
4. 高活性アンモニア合成触媒の開発
 4.1 Ruエレクトライド触媒
 4.2 つばめBHB社
 4.3 福島再生可能エネルギー研究所
 4.4 名古屋大学
 4.5 東京工業大学
5. 電解法プロセス
6. 水素キャリアとしてのアンモニア
7. アンモニアによる燃焼
 7.1 グリーンアンモニアコンソーシアム
 7.2 アンモニアと水素の発電コスト比較
 7.3 アンモニアの燃料利用
8. グリーンアンモニア
 8.1 海外のグリーンアンモニアプロジェクト
 8.2 世界のグリーンアンモニアプロジェクト動向
  8.2.1 NEOM
  8.2.2 Eneus Energy社
  8.2.3 Monolith Materials社
  8.2.4 Yara社
  8.2.5 Aquamarine社
  8.2.6 Skovgaard Invest社
 8.3 日本企業のグリーンアンモニアプロジェクト
 8.4 グリーンアンモニアの船舶燃料
9. アンモニアコスト
 9.1 ブルーアンモニア
 9.2 天然ガスからの簡易アンモニア製造コストの計算
 9.3 ブルーアンモニアコストの分析
 9.4 日本のグリーンアンモニアコスト目標
 9.5 IEAの推定グリーンアンモニアコスト
  9.5.1 前提条件
  9.5.2 稼動率によるグリーンアンモニアコスト
  9.5.3 電力代とアンモニア合成コスト
10. アンモニア輸送コスト
 10.1 サウジアラビアからの輸送コスト
 10.2 地域別アンモニア輸入コスト(2013年ベース)
11. アンモニア市場価格
第5章 メタン・LPG
1. メタン
2. バイオガス
 2.1 欧州のグリーンメタン戦略
 2.2 欧州バイオメタンコスト
 2.3 今後のバイオメタン需要
 2.4 欧州バイオガスとバイオメタン目標
3. グリーンメタンの製法
 3.1 発酵法によるグリーンメタンの製造
 3.2 バイオメタン原料
 3.3 バイオメタンの製法
4. CO2と水素からメタン合成
 4.1 メタン発酵槽からのCO2利用
 4.2 触媒によるメタン合成
 4.3 CO2と水素から発酵法によるメタン合成
 4.4 Topsoe社のメタン増量プロセス
5. グリーンメタンプロジェクト
 5.1 欧州のプロジェクト
  5.1.1 HELMETHプロジェクト
  5.1.2 Jupiter 1000プロジェクト
  5.1.3 STORE&GOプロジェクト
  5.1.4 GAYAプロジェクト
  5.1.5 Hycaunaisプロジェクト
6. 日本の合成メタンプロジェクト
 6.1 越路原試験プラント
 6.2 小田原市・日立造船社・エックス都市研究所社
 6.3 東京ガス社
 6.4 大阪ガス社
7. グリーンメタンコスト
 7.1 原材料のみのグリーンメタンコスト
 7.2 NEDOプロジェクトによるメタンコスト
 7.3 スイスのラッパースヴィル応用科学大学エネルギー技術研究所の予測
8. グリーンLPG
 8.1 日本LPガス協会
 8.2 日本グリーンLPガス推進協議会提案プロセス
  8.2.1 中間冷却(ITC)式多段LPG直接合成法
  8.2.2 バイオガスなどのメタノール・DME経由LPG間接合成法
9. CO2と再エネ水素からのLPGコスト
 9.1 原材料のみのLPGコスト
 9.2 LPG市場価格
第6章 エタノール
1. バイオエタノール
 1.1 バイオエタノールの製法
 1.2 バイオエタノールの需要
 1.3 非可食バイオエタノール動向
  1.3.1 Clariant社のSunliquidプロセス
  1.3.2 木材からエタノール
  1.3.3 LanzaTech社
  1.3.4 Enerkem社
  1.3.5 藻類によるCO2からエタノールの合成
2. バイオエタノール価格
3. バイオエチレン
 3.1 バイオエチレンの製法
 3.2 バイオエチレンプロセス
  3.2.1 Braskem社プロセス
  3.2.2 Atolプロセス
  3.2.3 Hummingbirdプロセス
 3.3 バイオエチレンコスト
  3.3.1 原料のみのバイオエチレンコスト
  3.3.2 ナフサ原料とバイオエチレンコスト比較
 3.4 バイオエチレン新規プラント
4. バイオポリエチレン
第7章 液体燃料
1. グリーン液体燃料の製法
2. バイオ燃料価格
 2.1 バイオディーゼル油の価格推移
 2.2 バイオ燃料製造コスト
3. バイオ燃料使用の義務化
4. バイオディーゼル燃料
 4.1 油脂のメチルエステル化によるバイオ燃料
 4.2 油脂の水素化によるバイオ燃料
  4.2.1 油脂の水素化装置
  4.2.2 HVOの併産(co-processing)
 4.3 現在のバイオ燃料コスト
5. グリーンガソリン
 5.1 メタノールからガソリン
  5.1.1 MTGプロセス
  5.1.2 Haru Oniプロジェクト
 5.2 合成ガス(CO/H2)からガソリン
  5.2.1 TIGASTMプロセス
  5.2.2 ウッドバイオマスからTIGASTMプロセスによるガソリンの製造
  5.2.3 Shell IH2プロセス
6. 合成燃料
 6.1 欧州で進行中のe-fuelプロジェクト
 6.2 欧州e-fuel動向
  6.2.1 Repsol社/Aramco社
  6.2.2 Nordic Electrofuel社
  6.2.3 Audi社/INERATEC社/Energiedienst社
  6.2.4 Norsk e-Fuel社
7. 航空機燃料
 7.1 航空機からのCO2排出量
 7.2 CORSIA(国際民間航空のためのカーボンオフセットおよび削減スキーム)
 7.3 SAF(Sustainable Aviation Fuel)の需要予測
 7.4 SAF製法
 7.5 バイオマスからSAFの合成
 7.6 藻から航空燃料
  7.6.1 ユーグレナ社のプロセス
  7.6.2 ユーグレナ社の製造コスト
 7.7 ATJ(アルコールからジエット燃料)
 7.8 都市ごみから航空燃料の合成
  7.8.1 Fulcrum BioEnergy社
  7.8.2 W2Cロッテルダムプロジェクト
 7.9 今後の航空燃料
  7.9.1 欧州議会への提案
  7.9.2 海外のSAF導入義務状況
 7.10 航空燃料コスト
  7.10.1 SAF価格比較
  7.10.2 2050年のSAF価格
8. FTによる合成燃料コスト
 8.1 NEDO調査報告による製造コスト
 8.2 資源エネルギー庁の合成燃料のコスト
 8.3 国際クリーン交通委員会
  8.3.1 国際クリーン交通委員会の報告
  8.3.2 調査報告の前提条件
  8.3.3 前提条件の詳細
  8.3.4 e-ケロシンコスト
  8.3.5 e-ケロシンコスト比較
  8.3.6 e-ディーゼルコスト
第8章 バイオ化学品
1. バイオナフサ
 1.1 バイオナフサの製法
 1.2 バイオナフサの生産量
 1.3 バイオナフサの価格
2. マスバランス方式
 2.1 マスバランス認証
 2.2 スタートしたマスバランス方式
3. エチレングリコール(MEG)
 3.1 エチレンオキサイドの水和
 3.2 糖からMEGの製造
 3.3 ウッドマスからMEG
 3.4 COからMEG
4. バイオプロピレン
 4.1 バイオエチレンからプロピレンの製造
 4.2 バイオプロパンの脱水素
5. グリセロールの利用
 5.1 グリセロールの生産量と価格
 5.2 エピクロロヒドリン(ECH)
 5.3 グリセロールからプロピレングリコール(PG)
  5.3.1 Cargill社
  5.3.2 Oleon社
  5.3.3 ORLEN Poludnie社
 5.4 グリセロールからPGの製造コスト
 5.5 グリセロールからアセトール
6. 1,3-プロパンジオール
7. 1,4-ブタンジオール
8. 1,3-ブチレングリコール
9. ポリ乳酸(PLA)
 9.1 乳酸の製造
 9.2 PLAの改質
 9.3 世界のPLA需要予想
 9.4 世界の主なPLA樹脂メーカー
 9.5 PLA製造動向
  9.5.1 LG化学
  9.5.2 NatureWorks社
 9.6 PLAの国内価格
10. アクリル酸
 10.1 バイオマスからアクリル酸の合成
 10.2 グリセロールからアクリル酸
 10.3 乳酸からアクリル酸
11. ブタジエン
 11.1 エタノールからブタジエン
 11.2 BioButterflyプロジェクト
 11.3 日本のバイオブタジエン開発
 11.4 エタノールからブタジエン製造コスト
12. バイオコハク酸
 12.1 バイオコハク酸の工業化
  12.1.1 BioAmber社
  12.1.2 Myriant社
  12.1.3 Reverdia社
  12.1.4 Succinity社
  12.1.5 山東蘭典生物科技社
  12.1.6 Technip Energies社
 12.2 バイオコハク酸コスト
 12.3 発酵プロセス比較
 12.4 コハク酸誘導体
13. バイオマスから芳香族の製造
 13.1 Anellotech社
 13.2 Origin Materials社
14. ポリエチレンフラノエート(PEF)
 14.1 5-HMF合成ルート
 14.2 グルコースから5-HMF
 14.3 フルクトースから5-HMF
 14.4 セルロースから5-HMF
 14.5 2,5-フランジカルボン酸(FDCA)
 14.6 Avantium社
15. 2,5-ビス(アミノメチル)フラン
16. フルフラール
17. フラン
18. ポリカーボネート
19. ポリヒドロキシアルカノエート
 19.1 PHBH
 19.2 PHB
20. バイオマス洗剤
21. バイオナイロン
 21.1 バイオ6ナイロン
 21.2 バイオ66ナイロン
  21.2.1 ポリアミド66の生産量
  21.2.2 ヘキサメチレンジアミン(HMD)
  21.2.3 アジピン酸
 21.3 PA5X
  21.3.1 凱賽生物産業社
  21.3.2 PA510
  21.3.3 PA11
 21.4 Rennovia社
22. β-ファルネセン
23. スクワラン

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

 https://www.tic-co.com/books/23stm081.html

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グリーン燃料とグリーン化学品製造』
  ―技術開発動向とコスト―

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2022年10月28日 (金)

書籍『バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法』のご紹介!

◆本日ご紹介書籍◆

『バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための
 不純物の規格設定と評価・管理手法』

 https://www.tic-co.com/books/22stp168.html

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日めくり俳句   10月28日(金)

林檎(りんご)

現在、日本で広く栽培されている品種は、明治初期に渡来した中央アジア原産の西洋林檎で、バラ科の落葉高木です。

品種改良が進み、ふじ、王林、ジョナゴールドなど数多くの品種があります。

春に桜に似た可憐な五弁の花を咲かせた「林檎」も秋には収穫の時季を迎えます。

「一日一個の林檎は医者を遠ざける」ということわざ通りビタミンCやカリウム、カルシウム、鉄分、食物繊維など滋養にもすぐれています。

便秘改善や疲労回復など多くの効用が期待されています。

旧約聖書の「禁断の果実」のイメージがある一方、日本人にとっては故郷の香りでもあります。

ズボンでみがきあげる仕様や、かぶりついた歯形などには青春が感じられます。


晩秋の季語です。

 

林檎嚙む歯に青春をかゞやかす

西島麦南(にしじま ばくなん)(1895-1981)

 

リンゴの花林檎の花
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Apple_blossoms.jpg
GFDL 1.2, リンクによる

 

王林
林檎の品種:王林
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Apple_Ourin_20081012.jpg
CC 表示-継承 3.0
, リンクによる


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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。

『バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための
 不純物の規格設定と評価・管理手法』


●著者

本田二葉  (独)医薬品医療機器総合機構       
荒戸照世  北海道大学病院 
新見伸吾  日本化薬(株) 
岡村元義  (株)ファーマトリエ   
尾山和信  慶応義塾大学
平澤竜太郎 第一三共(株)  
福原彩乃  (株)ユー・メディコ
緒方法親  (株)日本バイオデータ
松田朋子  (株)日本バイオデータ
鬼塚正義  徳島大学
日向昌司  国立医薬品食品衛生研究所
西澤翔   中外製薬(株)   
石井敏弘  バイオCMC(株)
伊達叡美  バイオCMC(株)
入澤朗   多摩大学 


●目次

第1章 バイオ医薬品の承認審査の最新動向と考え方:バイオCMCの観点から
1.バイオ医薬品の最近の承認状況
2.バイオ医薬品の製造管理
3.バイオ医薬品の製造管理に関する規制動向
 3.1Quality by Design
3.2PACMP確認申請制度
 3.3連続生産
4.不純物
 4.1製造工程由来不純物
 4.2目的物質由来不純物
おわりに

第2章 バイオ医薬品の不純物~目的由来不純物及び製造工程由来不純物管理の考え方~
1.バイオ医薬品の不純物の管理の考え方
 1.1目的物質由来不純物
 1.2製造工程由来不純物
2.不純物により免疫が誘導された事例
 2.1ソマトロピンBS
 2.2rHSA
3.修飾タンパク質の不純物の管理の考え方
 3.1ポリエチレングリコール(PEG)化タンパク質医薬品
 3.2抗体薬物複合体(ADC)

第3章 バイオ医薬品の安定性試験
はじめに
1.ICHガイドラインに記載されているバイオ医薬品の安定性試験
 1.1バッチの選定
  1.1.1原薬
  1.1.2中間製品
  1.1.3製剤
 1.2安定性評価
  1.2.1安定性試験の計画と結果の報告
  1.2.2力価
  1.2.3純度及び主要な特性
  1.2.4その他の特性
 1.3保存条件及び期間
  1.3.1湿度
  1.3.2長期保存試験
  1.3.3加速試験
  1.3.4苛酷試験
  1.3.5光安定性試験
  1.3.6容器/栓
  1.3.7溶解又は希釈後の製剤の安定性試験
 1.4規格及び有効期間の設定
2.抗体医薬品の強制分解試験
 2.1主な分解経路
  2.1.1高温
  2.1.2振盪
  2.1.3凍結融解
  2.1.4低pH及び高pH
2.1.5光
  2.1.6酸化
おわりに

第4章 セルバンク(MCB/WCB)の製造に用いる原材料・培地の管理及びセルバンク保管のポイント
1.セルバンク(MBC/WCB)の製造及び品質評価
2.セルバンク(MCB/WCB)の製造に関する規制要件
3.セルバンク(MCB/WCB)の製造に使用する培地及び原材料に関する規制要件
4.培地及び原材料の管理のポイント
5.セルバンク(MCB/WCB)の保管および再評価のポイント

第5章 バイオ医薬品の混入汚染物質・ウイルス安全性の管理手法
はじめに
1.バイオ医薬品製造における外来ウイルス混入事例
2.ウイルス安全性評価の国際動向
3.ウイルス安全性確保の基本的考え方
 3.1細胞基材や原材料の適格性判断とウイルス汚染リスクの考察
 3.2細胞基材のウイルス安全性評価
 3.3製造工程内での外来性ウイルスの管理
 3.4ウイルスクリアランス工程の導入
 3.5ウイルスクリアランス工程の性能評価
4.ウイルス安全性に関する管理戦略の実際
 4.1ICHQ5Aが求める管理戦略の要点
 4.2生物由来原料基準への適合性確認の要点
5.ウイルス検出技術概論
 5.1培養細胞を用いた試験
5.1.1 in vitro試験
  5.1.2ウシウイルス試験/ブタウイルス試験
  5.1.3レトロウイルス感染性試験
 5.2動物を用いた試験
5.2.1 in vivo試験
5.2.2抗体生産試験
5.3分子生物学的手法による試験
5.3.1核酸増幅検査(NAT)
5.3.2NGS法
5.3.3逆転写酵素活性試験
 5.4顕微鏡観察による試験
5.4.1透過型電子顕微鏡観察
6.ウイルスクリアランス技術概論
 6.1ウイルス不活化技術
6.1.1放射線照射
  6.1.2高温処理
  6.1.3UV-C照射
6.1.4低pH処理
  6.1.5有機溶媒/界面活性剤処理(S/D処理)
 6.2ウイルス除去技術
6.2.1ウイルスフィルトレーション
  6.2.2クロマトグラフィ
おわりに

第6章 バイオ医薬品における製剤安定化のためのタンパク質凝集抑制手法
1.タンパク質の凝集メカニズム
2.バイオ医薬品の凝集を引き起こす原因
3.バイオ医薬品の凝集体の評価
 3.1ナノ粒子
 3.2サブミクロン粒子
 3.3ミクロン粒子
4.タンパク質凝集抑制手法

第7章 CHO細胞と組み換え抗体の不均一性~細胞開発と培養プロセスについて~
はじめに
1.CHO細胞の不均一性
 1.1生産細胞樹立時の不均一性・クローニング・モノクロ―ナリティー
 1.2細胞樹立後の長期培養で生じる不均一性・不安定性
2.scRNA-seqによる不均一性のモニタリング
 2.1 scRNA-seqとは
 2.2 scRNA-seqによるCHO-KI細胞の分裂
 2.3 scRNA-seqによる抗体産生CHO細胞の分析
3.CHO細胞不均一性・バイオプロセスと不純物
 3.1CHO細胞クローンと抗体品質
 3.2バイオプロセス開発の重要性
おわりに

第8章 宿主由来タンパク質(HCP)の測定法とその留意点
はじめに
1.HCP評価の必要性
2.HCP測定法の概要
 2.1HCPの代表的な測定方法
 2.2HCP-ELISAに用いる抗HCP抗体の適格性評価方法と留意点
 2.3HCP-ELISAのバリデーションと運用時の留意点
 2.4残留HCPの限度値の考え方
3.LC/MSを用いたHCP解析手法の現状と課題
 3.1HCP-ELISAの課題を補完するLC/MSを用いたプロテオーム解析技術
 3.2LS/MSを用いたHCP解析技術の概要
 3.3LS/MSを用いたHCP解析手法の試験法として実装する際の留意点
  3.3.1原薬の残留HCPの否定試験
  3.3.2中間体や原薬の残留HCPの定量試験
  3.3.3LC/MSを用いたHCP試験における試料調整方法の留意点
  3.3.4LS/MSを用いたアフィニティー法による抗HCP抗体のカバー率の評価の留意点
4.HCPがバイオ医薬品の品質及び有効性・安全性に及ぼす影響の事例
5.HCP試験法の指針と国際動向
おわりに

第9章 シーケンスバリアントの擬陽性減少と管理戦略~ケーススタディを踏まえて~
はじめに
1.タンパク質レベルの測定でシーケンスバリアントの擬陽性が生じる原因
2.シーケンスバリアントの擬陽性の削減に用いられる市販のソフトウェア
 2.1 Mascot Error Tolerant Search(Mascot-ETS)とPepFinderTM
2.2 SIEVE software
 2.3 PepFinderTMと組み合わせた戦略
  2.3.1予想されるアミノ酸配列が同じ2つの抗体について比率を変えて混合したサンプルのシーケンスバリアント分析
  2.3.2 Perl-based script
3.真のシーケンスバリアントをマニュアルにより確認する場合に考慮すべき点
4.バイオ医薬品開発におけるシーケンスバリアントの管理限界値の提案
 4.1ケーススタディ1
 4.2ケーススタディ2
 4.3ケーススタディ3
5.シーケンスバリアントのレベルが比較的高い抗体医薬品候補で開発が進められたケーススタディ
6.筆者の見解
おわりに

第10章 バイオ医薬品におけるシングルユース技術の利用と評価の実際
     ~E&Lと不溶性微粒子・不溶性異物の評価/管理・供給管理をふまえて~
はじめに
1.シングルユース技術について
1.1シングルユースの種類
1.2シングルユース技術を利用したバイオ医薬品製造
2.シングルユース由来の不純物管理
2.1シングルユース由来の溶出物(Extratables)および浸出物(Leachables)
2.2シングルユース由来の不溶性微粒子および不溶性異物
3.シングルユースの供給管理
おわりに

第11章 バイオ医薬品における試験法・製法変更とその評価
はじめに
1.承認申請書とICHのEstablished Conditions
2.早期段階の製造法開発手法と変更管理の関係
3.バイオ医薬品の試験方法開発と変更管理
 3.1試験方法開発の原則及び開発方法
 3.2バイオ医薬品の試験方法開発の特徴
 3.3試験方法の承認後管理及び変更管理の例
終わりに

第12章 バイオ医薬品の不純物管理をふまえたCTD‐Q作成における留意点
はじめに
1.不純物の種類と分類
2.CTD‐Qの作成
 2.1CTDの構成
 2.2品質に関するCTD文書の構成
 2.3不純物、製法変更に関わるCTD‐Q項目
  治験申請段階
  承認申請段階
3.不純物に関わる試験方法の開発
 3.1不純物に関わる試験方法の設定と製造工程管理
  3.1.1不純物の試験方法
  3.1.2規格及び試験方法の設定
 3.2開発における分析法バリデーション
 3.3規格設定
4.不純物と品質管理戦略 
 4.1国内および海外の主なガイドライン
 4.2QbDによる品質管理戦略
 4.3不純物管理の開発上の考慮点
  4.3.1分析法バリデーションの実施レベル
  4.3.2不純物による免疫原性の可能性
  4.3.3試験方法のライフサイクルマネジメント
  4.3.4製法変更/技術移転に伴う同等性評価
5.規制当局とのコミュニケーション
 5.1不純物に関わる照会事項対応
 5.2欧米開発におけるCTD作成
おわりに

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『バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための
 不純物の規格設定と評価・管理手法』

 https://www.tic-co.com/books/22stp168.html

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(担当:白井芳雄)

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