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2026年6月 3日 (水)

TICブログ「絵画と俳句をつなぐ」2026年6月3日(水)

伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の捌

 

『大鶏雌雄図』の絵画から連想できる俳句のブログと2026年6月18日(木)開催「水素事業と技術開発への取組み・展望 」セミナーのご紹介

 

 

『大鶏雌雄図(たいけいしゆうず)』

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142.3cm × 79.1cm  1759年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

 伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons

 

 

『大鶏雌雄図(たいけいしゆうず )』

 

若冲の作品には珍しく、雄鶏(おんどり)と雌鶏(めんどり)が大きく描かれているだけで、雄鶏の背後にサッとはかれた土坡の線によって戸外であることが知らされます。
「動植綵絵」の中でも最もシンプルな構図が特徴の作品です。

 

構図がシンプルなだけに、若冲の「鶏、大好き!」な気持ちが表れ、鶏の持つ美しさ、逞しさを迫力十分に描いています。

 

中でも、鋭く切り立った雄鶏(おんどり)の鶏冠(とさか)の際立つ朱色は、赤色顔料の辰砂(しんしゃ)を塗りの厚みで濃淡をつけ、さらに染料の赤色や墨を加えて迫力ある表現がなされています。また、胴体に対して不自然な位置にも見える頚部、異様に大きな尾羽など、若冲ならではの大胆な表現がなされています。

 

漆黒の肢体が美しい雌鶏(めんどり)の羽毛は、墨一色で描かれているように見えますが、羽は数種類の墨を用いていると考えられていて、羽一枚一枚の艶の違いまで表し、多彩な墨を重ねた美しさは、ときに鮮やかな色彩よりも強く人を惹きつけます。

 

他の鶏を描いたと同様にこの作品でも、羽毛の表現は一切の重ね塗りがされてなく、複雑で緻密な彩色が、墨、胡粉(ごふん)、黄土(おうど)、代赭(たいしゃ)のみでなされていて、若冲の表現領域の深さに驚かされます。

 

また、雌雄ともにその眼には黒漆が使用されています。

 

若冲の禅の師、大典はこの作品に「聯歩祝祝(れんぼしゅくしゅく:仲良く並んで歩くめでたい様子)と題していて、雄鶏が「開運招福」、雌鶏が「夫婦円満」や「子孫繁栄」を象徴する縁起の良い吉祥画として知られています。

 

ここでは「鶏(にわとり)」と「卵」、「玉子」プラス季語で詠まれ句を季節順にとりあげました。

 

鶏の基本の季語は「冬」になります。
しかし、鳴く時や、どのような様子を詠むかによって季節は細かく分類されます。

 

1、「初鶏(はつどり) 新年

 

元旦の夜明けより早くに鳴く鶏のこと。
一番鶏は午前二時頃、二番鶏は午前四時頃に鳴くといわれています。

 

普段聞く声と異なるわけではないのに、元旦に一番鶏の声を聞くと、なにかあらたまった気分になるのは、その威勢の良い声が、元旦の清々(すがすが)さに通じているからでしょうか。

 

高知県の東天紅(とうてんこう)、新潟県の蜀丸(とうまる)、秋田県の声良(こえよし)などが長く大きな声で泣くことで知られています。

 

初鶏や動きそめたる山かずら
高浜虚子

 

初鶏にこたふる鶏も遠からむ
阿部みどり女

 


2、鶏合(とりあわせ) 勝鶏(かちどり) 闘鶏(とうけい) 晩春

 

雄鶏を闘わせて勝負を競う遊び。

中国で晴明節に行われていたものが、日本に伝来し、平安時代以降に宮中で流行しました。

 

室町時代には、朝廷・幕府における三月上巳(じょうし)の節句、三月三日の遊興の一つとされ、庶民の間でも外来種の軍鶏(しゃも)などを闘わせて賭けを伴った娯楽として行われていました。

 

現在、賭博としての闘鶏は禁じられていますが、競技としての愛好者がいます。

 

勝鶏の抱く手にあまる力かな
炭 太祇

 

闘鶏のばつさばつさと宙鳴れり
野澤節子

 


3、羽抜鳥(はぬけどり) 羽抜鶏(はぬけどり) 晩夏

 

鳥類の羽は六月から晩夏かけて冬羽から夏羽へと抜け替わります。
この頃の羽の調(ととな)わない鳥を羽抜鳥といいます。

 

雁や鴨類は飛羽である風切羽(かぜきりばね)まで脱落し、生え揃うまでの数週間は、まったく飛べなくなります。

 

鶏などは晩夏の頃が多いようですが、古い羽が抜けて新しい羽が生え揃うまでは威厳を無くした姿を晒すことになります。

 

首筋の今猶(いまなお)寒し羽ぬけ鳥
吉分大魯(よしわけ たいろ)

 

首伸ばし己たしかむ羽抜鳥
右城暮石

 


4、寒卵(かんたまご) 寒玉子(かんたまご)
晩冬

 

寒中に鶏が産んだ卵のこと。
ひと昔前までは家々で鶏やチャボを飼い、卵は貴重な栄養源として、またごちそうとして、大切にされていました。

 

鶏小屋の藁(わら)の中に産み落とされた卵を手のひらに乗せ、確かな重さと温かさを感じつつつ、湯気の立つご飯に割り入れ、醤油を垂らして混ぜたときのほっこりとした匂いは懐かしいものです。

 

ぬく飯に落として円(まど)か寒玉子
高浜虚子

 

寒卵清貧といふ昔あり
古賀まり子

 

私も詠んでみました。

急ぐ朝海苔寒卵馳走なり
白井芳雄

 

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☆本日ご紹介セミナー☆

 

★本セミナーでは、水素サプライチェーンを構成する技術とそれらのコストおよび炭素集約度の評価事例から、各企業における水素事業と関連技術開発動向を中心に、具体的な取組み・展望などを含め、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★午前(プログラムⅠ・Ⅱ)のみ、午後(プログラムⅢ・Ⅳ・Ⅴ)のみのご受講も受け付けております。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

 

~講師5名:各企業の事例を含めた~
水素事業と技術開発への取組み・展望  セミナー

 

●講 師   一般財団法人エネルギー総合工学研究所
         カーボンニュートラル技術センター
         水素エネルギーグループ 部長
         石本祐樹 氏
 
●講 師   株式会社巴商会 イノベーション推進本部
         水素エネルギー事業推進部 プロジェクト推進課 課長
         魚住周平 氏
 
●講 師   三菱化工機株式会社 研究開発部 開発実装課長
         亀田吉典 氏
 
●講 師   東京ガスケミカル株式会社
         水素・カーボンマネジメント事業部長
         石倉威文 氏
 
●講 師   水素柱上パイプライン合同会社 代表社員
         久野博史 氏

 

●日 時   2026年 6月 18日(木) 10:00~16:50

 

●会 場   東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室》》 会場地図はこちら 《《
        ※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)は開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致しますが、
 配布できない資料(当日・投影のみ公開など)もございますこと、ご了承下さいませ。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

 

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。
  ※一部分ボカシをかけての配信となる可能性がございます。

 

●受講料    ◆1日受講                 55,000円【1名につき】
          (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,000円)
          (午前と午後で受講者が異なる場合でも可)
          ◆午前(プログラムⅠ・Ⅱ)受講    38,500円【1名につき】
          ◆午後(プログラムⅢ・Ⅳ・Ⅴ)受講  39,600円【1名につき】
          ※上記全て、テキスト代、消費税を含む

 

●主 催   (株)技術情報センター

https://www.tic-co.com/seminar/20260612.html

 

 

●セミナープログラム●

 

Ⅰ.水素の製造・輸送技術の概要とそのコスト・炭素集約度評価

 本セミナーでは、国内や海外で水素製造を行い、輸送・貯蔵を経て需要先に水素等を供給する水素サプライチェーンを構成する技術とそれらのコストおよび炭素集約度の評価事例を紹介する。

 1.温室効果ガス削減に向けた水素等の重要性
 2.水素サプライチェーンの技術
 3.炭素集約度評価事例
 4.水素コスト評価事例
 5.質疑応答・名刺交換
(石本 氏)

 


Ⅱ.グリーン水素地産地消サプライチェーン構築に向けた動き

 2050年カーボンニュートラルを前提とした水素の導入拡大のため、巴商会はグリーン水素「HyGI」を積極推進している。
 本セミナーでは、当社における水素事業の概要および高圧ガス保安法から見た水素ガス(エネルギー)の取り組みについて紹介する。

 1.会社紹介
 2.取り巻く環境
 3.高圧ガス保安法の要求事項
 4.グリーン水素製造プラント工事・施工・点検
 5.巴商会の取り組み紹介
 6.まとめ
 7.質疑応答・名刺交換
(魚住 氏)

 


Ⅲ.三菱化工機の水素製造技術と二酸化炭素回収技術開発の取組み

 三菱化工機では約60年前より水素製造装置の建設を行ってきた。主力とする水蒸気改質法では二酸化炭素が含まれる排ガスが生じるため、近年ではカーボンニュートラル社会実現に貢献すべく二酸化炭素排出量の少ない水素製造技術に取り組んでいる。
 本セミナーでは三菱化工機が取り組んでいる種々の水素製造技術について紹介する。

 1. 会社紹介
 2. 三菱化工機の水素製造技術
 3. 水素利用技術
 4. 二酸化炭素回収技術
 5. 質疑応答・名刺交換
(亀田 氏)

 


Ⅳ.産業水素およびエネルギー水素・脱炭素技術導入の展開と取り組み
  ~東京ガスケミカル

 現在は水素・脱炭素社会実現に向けたアプローチが変遷する過渡期にある。産業用水素とエネルギー水素は扱いと展開が大きく異なっており、特にエネルギー水素の展開は当面実証的・総花的な状況が中心である。
 本セミナーでは産業向けおよびエネルギー向け水素・脱炭素の両面で知見を有する東京ガスケミカル水素供給事業の取り組みを紹介し、利用分野に応じて求められる供給形態、技術実装を含め概説する。

 1.水素の特徴・安全について
 2.脱炭素時代について
 3.複雑化するエネルギーについて
 4.水素の動向と産業用水素について
 5.東京ガスケミカルの取り組みについて
 6.質疑応答・名刺交換
(石倉 氏)

 


Ⅴ.都市インフラを活用した低圧水素ラストワンマイル供給の実証と社会実装モデル
 ―水素柱上パイプラインの実装に向けた技術検証と制度課題―

 カーボンニュートラルの実現に向け、水素の製造・利用技術は進展している一方で、「需要地まで安価かつ安全に供給する」ラストワンマイルの課題は未解決である。
 本講演では、都市インフラ(電柱・鉄道・港湾等)を活用した低圧・小径の水素輸送手法「水素柱上パイプライン」を取り上げ、その技術的成立性、安全設計、実証結果および制度課題を整理する。福島県浪江町および福岡市での実証・社会実装を踏まえ、輸送特性や安全性、多層的な管理手法を解説するとともに、東京都調査事業で検討した都市型供給モデルも紹介する。さらに関連法規との関係を整理し、社会実装に向けた方向性を提示する。

 1.背景とラストワンマイル課題
 2.水素柱上パイプラインの基本構想
 3.技術的成立性と輸送特性
 4.安全設計および管理システム
 5.実証および都市実装モデル
 6.制度課題と社会実装への展望
 7.質疑応答・名刺交換
(久野 氏)


- 名 刺 交 換 な ど -
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

2026年5月27日 (水)

TICブログ「絵画と俳句をつなぐ」2026年5月27日(水)

伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の漆

 

『老松鸚鵡図』の絵画から連想できる俳句のブログと2026年6月15日(月)開催「カーボンプライシングの基礎と最新動向」セミナーのご紹介

 

 

『老松鸚鵡図(ろうしょうおうむず)』

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142.6cm × 79.7cm  1603年-1868年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons 

 

 

『老松鸚鵡図(ろうしょうおうむず)』

 

もふもふとした白い羽が愛らしく、立体的で存在感がある番(つがい)の鸚鵡。
美しい刺繍のような趣があります。

 

その純白の鸚鵡とは対照的な緑と朱が鮮やかな鸚哥(インコ)は平面的な描写です。
若冲は、あえて緑と朱の鸚哥を配したのは彼の色彩におけるバランス感覚からでしょう。

 

18世紀には舶来の鳥が盛んに日本にもたらされました。
若冲は初期の頃から鸚鵡の図をいくつか描いていますが、この図は実際に鸚鵡を見て描いたのかは疑問です。
松の大木にこのような舶来の鳥が留まることは現実にはあり得ません。

 

その奇妙な樹皮の老松、その向こう側に見える土坡(どは)と滝のような水流は大きなカーブを描いて画面右側に撓(たわ)んでいます。

 

それに対して三羽の鳥は画面左側を見つめているという奇妙な構図を作ることにより、異国から連れてこられた鸚鵡や鸚哥に対する人々の感傷を誘っているのでしょう。

 

鸚鵡、鸚哥ともに単独では季語になりません。
ここでは鸚鵡ならびに鸚哥プラス季語で詠まれた句を紹介します。

 


鸚鵡の句

 


紗の蚊屋や鸚鵡身じろぐ月の楼
幸田露伴

季語「蚊屋」で三夏

 


鸚鵡二羽うつうつねむる青嵐
加藤楸邨

季語「青嵐で三夏」

 


鸚鵡飼ふ癇持(かんもち)妻の派手浴衣
石原八束

季語「浴衣」で三夏

 

すべて三夏の句になりました。

 

 

鸚哥の句

 


春隣インコ忍びの構へして
堀口星眠

季語「春隣」で晩冬

 

 

五月雨(さみだれ)やインコの瑠璃も黄もぬるる
山口青邨

季語「五月雨」で仲夏

 


捨て鸚哥色なき風に色ひくは
百合山羽公

季語「色なき風」で三秋

 

 

私も「鸚鵡」で詠んでみました。

アイシテル鸚鵡囁(ささや)く緑の夜
白井芳雄

 

季語「緑の夜(みどりのよ)で初夏

「緑の夜」は夜の闇の彼方に樹木の若葉の緑がしんと静まっている気配が色濃く漂う初夏の夜のこと。

 

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☆本日ご紹介セミナー☆

 

★本セミナーの基礎編(プログラムⅠ)では、カーボンプライシング(CP)の国内外の事例、炭素税・排出量取引制度を中心に主要論点や制度設計上の留意点を、最新動向(プログラムⅡ)では、GX推進法や排出量取引制度をはじめ、GX-ETS第2フェーズの全体像と重要論点の詳説、またイラン情勢なども踏まえた企業対応・将来展望などについても、斯界の最前線でご活躍中の諸富博士に解説頂きます。
★プログラムⅠ(基礎編)、またはプログラムⅡ(最新動向)のみのご受講も受け付けております。

 

カーボンプライシングの基礎と最新動向
~基本的考え方、国内外事例・産業影響、GX-ETSなど徹底解説~  セミナー

 

●講 師   京都大学公共政策大学院 院長
         経済産業省産業構造審議会
         「排出量取引制度小委員会」委員  諸富 徹 氏

 

<略歴>
1993年同志社大学経済学部卒業、1998年京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、
横浜国立大学経済学部助教授を経て2010年3月より現職。
2017年4月より京都大学大学院地球環境学堂教授を併任(2022年3月まで)。
環境経済学をベースに、カーボンプライシングや再生可能エネルギー政策、
電力市場に関する研究を推進。
京都大学大学院経済学研究科「再生可能エネルギー経済学講座」代表も務める。
主著に、『環境税の理論と実際』(有斐閣、2000年)、
『脱炭素社会と排出量取引』(日本評論社、共編著、2007年)、
『低炭素経済への道』(岩波新書、共著、2010年)、
『脱炭素社会とポリシーミックス』(日本評論社、共編著、2010年)、
『入門 地域付加価値創造分析』(日本評論社、編著、2019年)、
『入門 再生可能エネルギーと電力システム』(日本評論社、編著、2019年)、など。
環境省中央環境審議会「カーボンプライシングの活用に関する小委員会」、
環境省脱炭素先行地域評価委員会委員長(2022年11月21日まで)、
内閣官房「GX実現に向けたカーボンプライシング専門ワーキンググループ」など、
国・自治体の政策形成にも多数参画。

 

●日 時   2026年 6月 15日(月) 13:30~16:30

 

●会 場   東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室》》 会場地図はこちら 《《
        ※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)は開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致しますが、
 配布できない資料(当日・投影のみ公開など)もございますこと、ご了承下さいませ。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

 

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。
  ※一部分ボカシをかけての配信となる可能性がございます。

 

●受講料   ◆プログラムⅠとⅡ受講    49,940円【1名につき】
         (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,000円)
         (プログラムⅠとⅡで受講者が異なる場合でも可)
         ◆プログラムⅠのみ受講   22,000円【1名につき】
         ◆プログラムⅡのみ受講   33,000円【1名につき】
         ※上記全て、テキスト代、消費税を含む

 

●主 催   (株)技術情報センター

https://www.tic-co.com/seminar/20260607.html

 

 

●セミナープログラム●

 

Ⅰ.カーボンプライシング:基礎編
 ~カーボンプライシングの基本的な考え方、その国内外の事例と産業影響~

 

【要旨文】
 本講演の基礎編では、GX推進法の成立でその導入が決まり、注目の高まるカーボンプライシング(CP)について、その考え方を基礎から解説するとともに、国内外の事例を紹介しながら、それがどのように定着してきたかを解説する。炭素税、排出量取引制度を中心に、その主要論点や制度設計上の留意点を紹介する予定である。
 また、CPが導入されると経済や産業の国際競争力にマイナスの影響を与えると考えられてきたが、過去30年間の世界の導入経験から得られるデータからは、必ずしもそうとは言えないことが分かってきた。それはなぜか、CPが日本の経済成長や産業競争力にどのような影響を及ぼしうるのかを論じる。

 

【目次項目】
 1.カーボンプライシングとは何か
  (1)炭素税
  (2)排出量取引
  (3)その他
 2.カーボンプライシングの経済成長、産業への影響
 3.カーボンプライシングの政策効果
 4.政策手段の組み合わせ
 5.国内外の事例
  ~欧州排出量取引制度(EU ETS)、温暖化対策税(日本)、イギリス・ドイツの炭素税など~
 6.質疑応答

 


Ⅱ.カーボンプライシング:最新動向
 ~カーボンプライシングの制度設計の徹底解説~いよいよ始まった
  「GX-ETSフェーズ2」を中心に~

 

【要旨文】
 本講演ではまず、GX推進法の中身を詳しく説明し、そのなかでカーボンプライシング、とりわけ排出量取引制度(GX-ETS)がどのような役割を果たすのかを解説する。GX推進法では、炭素賦課金(2028年)とGX-ETS(2023年)の導入が定められた。
 これにしたがって、GX-ETSについては3段階を経て発展していくことになり、2026年4月1日からは、第2段階目(フェーズ2)が始まった。本講義は、GX-ETSの本格導入といえるフェーズ2の設計問題に焦点を当てる。経済産業省産業構造審議会「排出量取引制度小委員会」では、排出枠の配分方法の詳細ルールや上下限価格など重要論点が審議された。本講義では、その審議内容について解説を行うほか、GX-ETSフェーズ2において、イラン情勢なども踏まえて企業はどう対応すべきかについても可能な限り論じたい。

 

【目次項目】
 1.GX推進法とは何か
  (1)その内容の概説
  (2)GX推進法の意義、およびカーボンプライシングの位置づけ
 2.排出量取引制度としてのGX-ETSの特徴
  (1)基本コンセプト
  (2)EU-ETSとの比較
  (3)段階的アプローチと他の政策手段との組み合わせ
 3.GX-ETS第2フェーズの全体像概説
 4.詳説①:制度対象、算定方法、検証(小委員会第1回)
 5.詳説②:排出枠割当量の計算方法、および勘案事項(小委員会第2・3回)
 6.詳説③:ベンチマーク・グランドファザリングの割当水準の考え方(小委員会第4回)
 7.詳説④:上下限価格の具体的水準
 8.詳説⑤:その他の論点(リーケージリスク緩和措置、移行計画など)
 9.質疑応答


- 名 刺 交 換 な ど -
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

2026年5月20日 (水)

TICブログ「絵画と俳句をつなぐ」2026年5月20日(水)

伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の陸

 

『薔薇小禽図』の絵画から連想できる俳句のブログと2026年6月12日(金)開催「バイオマス燃料に関する技術開発と活用動向」セミナーのご紹介

 

 

『薔薇小禽図(ばらしょうきんず)』

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142.6cm × 79.7cm  1603年-1868年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

帝国コレクション博物館, Public domain, via Wikimedia Commons 

 

 

『薔薇小禽図(ばらしょうきんず)』

 

先日紹介した『牡丹小禽図』と同じく一種類の花で画面を埋め尽くす構成が特徴の作品です。

 

描かれているのは長春花とも呼ばれる庚申薔薇(コウシンバラ)で、若冲が活躍した江戸中期には、八重咲、一重咲の大小の花をつける白、桜色、紫色、紅色といった数種類の薔薇が園芸植物として栽培されていました。

 

和名の庚申(こうしん)とは干支(えと)の庚申(かのえ・さる)の日を意味し、ほぼ2か月に1回巡ってきます。
花が庚申ごとに長期間咲き続けるという意味から庚申薔薇と呼ばれます。

 

図では3種類の庚申薔薇が勢いよく花を咲かせ、えだを伸ばしています。

 

画面中ほどには、薔薇に囲まれて楽しげな表情をみせる小鳥。
枝の上で片脚立ち、絵の作者の若冲の署名に挨拶をするかのように見上げたる仕草はなんともかわいいです。
このように、ひょうきんさを感じさせる動物の表現も若冲は長(た)けています。

 

ここでは「薔薇」を詠んだ句を紹介します。

 

「薔薇」 初夏

 

美しさと芳香を兼ね備え、世界中で最も愛されている花の一つ。
クレオパトラやナポレオンの皇后ジョセフィーヌも愛好しました。
秋や冬に咲く品種もありますが、初夏の季語です。
色は赤、白、ピンク、黄、紫など、形も一重から八重咲きまでさまざまです。

 

江戸時代の園芸書には「ろうざ(rosa)」の名があり、当時すでに日本で日常的に栽培されていたことが分かります。

 

花びらはジャムに、実はお茶や砂糖漬けに、優雅な芳香は香水やローズウォーターにされるほか、薬にも用いられました。

 


薔薇白し暮色というふに染まりつゝ
後藤夜半

 

手の薔薇に蜂来れば我王の如し
中村草田男

 

坂急になりて抱(いだき)し薔薇香る
大高 翔

 

薔薇真紅トランペットの高鳴れり
朝吹英和

 

ヨーグルト好きの家族や朝の薔薇
向井富美子

 


私も詠んでみました。


宝塚ジェンヌ美し薔薇もまた

 

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☆本日ご紹介セミナー☆

 

★本セミナーでは、高品質EFB(パーム廃棄物)ペレットとその活用、連続式蒸気爆砕技術によるブラックペレットの製造などバイオマス活用技術、未利用バイオマス・廃棄物の固形燃料化技術(ブリケット化)、ならびにエネルギー作物エリアンサス、ジャイアントミスカンサスの活用について、各々の技術開発・活用動向・取組みなどについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の方々がご来場されるか、オンラインかは、急な変更もございますため、恐れ入りますが下記にてご確認下さいませ(随時更新させて頂きます)。

 

~5名の講師から詳説!!~
バイオマス燃料に関する技術開発と活用動向  セミナー

 

●講 師   株式会社 BioCoal Solution Japan   河本直毅 氏

●講 師   バルメット株式会社             西原禎朗 氏

●講 師   極東開発工業株式会社        新居健次郎 氏

●講 師   一般社団法人日本有機資源協会   土肥哲哉 氏

●講 師   北海道大学 名誉教授          山田敏彦 氏

 

●日 時   2026年 6月 12日(金) 9:45~16:30

 

●会 場   東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室》》 会場地図はこちら 《《
        ※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)は開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致しますが、
 配布できない資料(当日・投影のみ公開など)もございますこと、ご了承下さいませ。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

 

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。
  ※一部分ボカシをかけての配信となる可能性がございます。

 

●受講料   ◆1日受講                55,000円【1名につき】
         (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,000円)
         (午前と午後で受講者が異なる場合でも可)
         ◆午前(プログラムⅠ・Ⅱ)受講    33,000円【1名につき】
         ◆午後(プログラムⅢ・Ⅳ・Ⅴ)受講   38,500円【1名につき】
         ※上記全て、テキスト代、消費税を含む

 

●主 催   (株)技術情報センター

https://www.tic-co.com/seminar/20260611.html

 

 

●セミナープログラム●

 

Ⅰ.高品質EFBペレットによる低コスト脱炭素の実現
 ―大量供給を可能にするSSGEの技術と事業戦略―
   バイオマス燃料のゲームチェンジャー

 本講演では、石炭火力の脱炭素化に向けた現実的な解決策として、高品質EFBペレットの活用について解説する。EFB(パーム廃棄物)を原料としたペレットは、低コストかつ大量供給が可能であり、既存設備での利用が可能な点が特長である。高密度・低アルカリ等の品質により微粉炭火力での適用性を確保するとともに、SSGEの独自技術により安定した品質と供給体制を実現する。さらに、マレーシアを中心とした供給計画を踏まえ、低コストで持続的な脱炭素の実現可能性について示す。

 1.問題提起(政府のバイオマス支援策縮小要因)
 2.結論(競争力強化と農業残渣の活用が鍵)
 3.原料優位性(EFBの供給力)と活用の課題
 4.SSGEが実現する品質(WP・BioCoalの特性)
 5.SSGEの製造技術(低アルカリ化・トレファクション)
 6.低コスト脱炭素の実現メカニズム
 7.SSGEによるゼロエミ電源の普及ポテンシャル
 8.大量供給を可能にするサプライチェーン
 9.SSGEの事業戦略
 10. まとめ(高品質 × 低コスト × 大量供給)
 11.質疑応答・名刺交換
(河本 氏)

 

 

Ⅱ.バルメットのバイオマス活用技術

 蒸気爆砕技術やバイオマス熱分解技術を始めとするバルメットの持つバイオマス活用技術について、技術紹介及び他分野への応用実績等について紹介する。

 1.会社紹介
 2.連続式蒸気爆砕技術によるブラックペレットの製造
 3.バイオリファイナリー分野への連続式蒸気爆砕技術の活用事例
 4.バイオマスの熱分解技術について
 5.質疑応答・名刺交換
(西原 氏)

 

 

Ⅲ.未利用資源を価値に変える固形燃料化技術
 ―バイオマス利活用とエンジニアリングの視点―

 未利用バイオマス・廃棄物の固形燃料化(ブリケット化)を、原理・特徴から適用原料、前処理~利用まで整理します。原料の課題や他方式との違いを踏まえ、実証知見に基づく導入検討と事業化の要点を紹介します。

 1.会社紹介
 2.バイオマス固形燃料の体系と突き押し式成形機の特徴
 3.実証事例からみる適用可能性
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換
(新居 氏)

 

 

Ⅳ.草本系バイオマスの社会実装に向けた展開とエリアンサスの可能性

 本講演では、カーボンニュートラルの実現に向けた草本系バイオマスの役割と、その社会実装の可能性について解説する。特にエネルギー作物エリアンサスに着目し、生物学的特性や栽培適性、国内外の活用事例を整理するとともに、燃料利用やマテリアル利用、さらには土壌浄化機能を活かした複合的な価値創出について紹介する。あわせて、バイオマス産業都市などの制度的枠組みやLCAの視点を踏まえ、地域資源循環と脱炭素の両立に向けた今後の展開と課題を提示する。

 1.背景:脱炭素と草本系バイオマス
 2.草本系バイオマスの特徴と価値
 3.エリアンサスの特性と栽培適性
 4.利用技術(燃料・マテリアル)
 5.社会実装事例(バイオマス産業都市等)
 6.土壌浄化と複合価値
 7.今後の展開と課題
 8.質疑応答・名刺交換
(土肥 氏)

 

 

Ⅴ.寒冷地における地域資源バイオマスとしての「ジャイアントミスカンサス」の
  特性と燃焼等の利用(オンライン)

 ジャイアントミスカンサス(Miscanthus × giganteus、以下GM)は、日本固有のススキ属植物の仲間である四倍体オギ(Miscanthus sacchariflorus)と二倍体ススキ(Miscanthus sinensis)との三倍体交雑種を一般に指す。欧米諸国ではGMの栽培面積が近年拡大しており、英国では、わら専焼バイオマス発電所の燃料として約1万haで栽培されている。北海道のような冷涼な気象条件下においても高いバイオマス生産性を示すとともに、土壌中への炭素貯留機能などを有するサステナブルな環境再生型の地域資源作物として期待されている。本講演では、GMの環境再生作物としての特性と、北海道における栽培およびペレット加工・燃焼利用等の事例を解説する。

 1.ジャイアントミスカンサスとは?
 2.環境再生型である栽培特性
 3.欧米における栽培・利用の事例
 4.北海道における栽培の事例
 5.ペレット加工と燃焼利用の事例
 6.その他のバイオマス利用の事例
 7.質疑応答・名刺交換(講師からお預かりした名刺と交換させて頂きます。)
(山田 氏)

 

- 名 刺 交 換 な ど -
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

2026年5月13日 (水)

TICブログ「絵画と俳句をつなぐ」2026年5月13日(水)

伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の伍

 

『紫陽花双鶏図』の絵画から連想できる俳句のブログと2026年6月10日(水)開催「PFAS規制と効率的除去・処理・分解・無害化技術」セミナーのご紹介

 

 

『紫陽花双鶏図(あじさいそうけいず)』 

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142.9cm × 79.7cm  1603年-1868年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons 

 

 

『紫陽花双鶏図(あじさいそうけいず)』

 

画面右側から咲き乱れる紫陽花、薔薇(ばら)、躑躅(つつじ)が描かれ、それらの花々に包まれながら、冠羽を膨らませて求愛する雄鶏。
それに応えるかのように脚で顔を隠しながら恥じらい、紅潮する微笑ましい雌鶏。

 

鶏、紫陽花、薔薇、躑躅の緻密な描写、なかでも、花弁に見える紫陽花の萼(がく)一枚ずつを塗り分ける技巧、絶妙な構図のバランス感覚が、画面に奥行きの深さを生み出し、それとともに若冲の脅威の集中力を感じさせる作品です。

 

多彩な鶏を数多く描いている若冲の作品の中でも、この作品の雌鶏の嘴(くちばし)と脚の裏には緑青(ろくしょう)が、顔の中央部にはピンク色の裏彩色が施されているなど、他に類を見ない特殊な表現がなされています。

 

雌鶏の尾羽には本来あり得ないような美しい水玉模様が規則的に描かれ、若冲の着想力も堪能できる作品です。

 

また、左上部の紫陽花の枝で宙返りする小鳥。

このように画面の隅のほうにも、若冲特有のユーモアと丁寧に作品を仕上げる意欲か感じられます。

 

ここでは、晩春の季語「躑躅」、仲夏の季語「紫陽花」を詠んだ句を選びました。
「薔薇」は次回に取り上げる「薔薇小禽図」で句を選びます。

 

「躑躅」 晩春

 

野生種と数百種の園芸種があり、花色も白、赤、紫、黄と豊富です。
野山に自生するヤマツツジは緋色が多く、燃えるような色を新緑の木々の間からのぞかせ、趣ある景観を見せてくれます。

 

九州の雲仙躑躅など日本各地に名所も多数あります。
漢名の「躑躅」は「てきちょく」と読み、行っては戻ることや躊躇することをいいます。
中国では羊が誤って毒のあるツツジの葉を食べてしまい、足踏みしてうずくまり命を落としたという伝承からきています。

 

盛りなる花曼荼羅(まんだら)の躑躅かな
高浜虚子

 

山つゝじ照る只中に田を墾(ひら)く
飯田龍太

 

魘(うな)さるるまで緋の躑躅丹(に)の躑躅
正木ゆう子

 

 

「紫陽花(あじさい)」仲夏

 

日本原産のアジサイ科(ユキノシタ科)の落葉低木。
土壌の酸度によって色が変化することから「七変化」ともいわれます。
江戸後期に日本に滞在したシーボルトは愛する女性、滝の名から、紫陽花を「オタクサ(おたきさん)」と呼び、西洋に紹介しました。
太陽の下より、しっとりとした雨を含んで瑞々(みずみず)しさを増す情緒のある花です。

 

紫陽花や白よりいでし浅みどり
渡辺水巴

 

紫陽花の藍きはまると見る日かな
中村汀女

 

あぢさいの藍を盗みに闇迫る
長谷川秋子

 


私も読んでみました。

濃紫陽花(こあじさい)降り疲れたる雨あつめ
白井芳雄

 

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☆本日ご紹介セミナー☆

 

★本セミナーでは、PFAS規制動向やEU等の先進事例ならびに、様々な除去・処理・分解・無害化に関する手法・具体的な技術、取組みなどについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★午前(プログラムⅠ・Ⅱ)のみ、午後(プログラムⅢ・Ⅳ・Ⅴ)のみのご受講も受け付けております。
★講師の方々がご来場されるか、オンラインかは、急な変更もございますため、恐れ入りますが下記にてご確認下さいませ(随時更新させて頂きます)。

 

PFAS規制と効率的除去・処理・分解・無害化技術
-充実の5名【流機エンジニアリング、東京科学大学、
栗田工業、大林組、金沢大学】の講師-   セミナー

 

●講 師   株式会社流機エンジニアリング
         アジア・アフリカ環境ソリューション室 室長
         山内 仁 氏

●講 師   国立大学法人東京科学大学 工学院 電気電子系 准教授
         竹内 希 氏

●講 師   栗田工業株式会社 PFAS対策支援室
         肥後 徹 氏

●講 師   株式会社大林組 技術研究所 自然環境技術研究部 係長
         日野良太 氏

●講 師   国立大学法人金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学系 准教授
         原 宏江 氏


●日 時   2026年 6月 10日(水) 10:00~16:50


●会 場   東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室》》 会場地図はこちら 《《
        ※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)は開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致しますが、
 配布できない資料(当日・投影のみ公開など)もございますこと、ご了承下さいませ。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

 

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。
  ※一部分ボカシをかけての配信となる可能性がございます。

 

●受講料   ◆1日受講                55,000円【1名につき】
         (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,000円)
         (午前と午後で受講者が異なる場合でも可)
         ◆午前(プログラムⅠ・Ⅱ)受講    35,200円【1名につき】
         ◆午後(プログラムⅢ・Ⅳ・Ⅴ)受講   38,500円【1名につき】
         ※上記全て、テキスト代、消費税を含む

 

●主 催   (株)技術情報センター

https://www.tic-co.com/seminar/20260608.html

 

 

●セミナープログラム●

 

Ⅰ.社会実装に向けたPFAS除去技術の整理とMF膜・機能性粉体添着法(LFP法)の
   展開(オンライン)

 PFAS汚染水対策においては、単一技術による除去性能のみならず、前処理、除去・濃縮、破壊を連結した処理系全体の最適化が求められる。
 本講演では、EU等の先進事例および文献レビューに基づき、PFAS浄化技術の社会実装動向を整理するとともに、MF膜・機能性粉体添着法(LFP法)の技術的特徴、地下水浄化への適用事例、ならびに今後の展開について述べる。

 1.PFAS浄化技術の社会実装動向
 2.MF膜・機能性粉体添着法(LFP法)の原理と特徴
 3.地下水浄化への適用事例
 4.前処理・破壊工程と連結したトリートメント・トレイン
 5.質疑応答・名刺交換(講師から名刺をお預かり出来れば交換させて頂きます。)
(山内 氏)

 


Ⅱ.PFOSおよびその他PFASの濃縮とプラズマによる高速分解

 水中に含有されるPFOSおよびその他PFASを、プラズマを用いて高速・高効率に分解する技術と、その特徴について紹介いたします。泡沫などにより濃縮してプラズマ照射することで、極めて高い分解性能が得られます。

 1.はじめに(PFASとは、プラズマとは)
 2.プラズマによるPFOS分解
 3.PFOAおよび短鎖のPFCAsの界面活性と分解特性
 4.プラズマによるPFOA・PFOS分解過程
 5.種々のプラズマの分解特性比較
 6.濃縮の重要性
 7.まとめと今後の課題
 8.質疑応答・名刺交換
(竹内 氏)

 

 

Ⅲ.PFAS対策へ挑戦するクリタの革新的ソリューション
 ~規制対応と環境保全を両立する技術力~

 PFASは一部の規制対象物質だけでなく、数万種に及ぶ未知・未規制物質を含む「見えにくい環境リスク」である。
 本セミナーでは、国内外の規制動向や国内汚染の実データをもとに、PFAS対策における本質的な課題を整理し、クリタグループが取り組む負荷の可視化、最適除去、無害化、そしてnon PFAS代替まで含めた革新的ソリューションを紹介する。規制対応にとどまらず、将来リスクを見据えた水・環境マネジメントの考え方を共有する。

 1.PFASについて
 2.国内のPFAS汚染の実態
 3.国内外の規制動向と問題点
 4.クリタグループの取り組み
 5.トピックス
 6.質疑応答・名刺交換
(肥後 氏)

 

 

Ⅳ.有機フッ素化合物(PFAS)汚染土壌を対象とした固化・安定化処理

 国内外では、有機フッ素化合物(PFAS)による汚染が顕在化しています。地表面付近で使用されたPFASは、土壌に吸着しながら雨水や地下水などを介して広域な汚染拡散が懸念されています。そのため、講師らは汚染土壌からのPFAS拡散を防止する技術開発が急務であると考えました。
 本セミナーでは、講師らが検討している固化・安定化処理技術について紹介いたします。

 1.はじめに
 2.PFASの地盤挙動ならびに対策技術
 3.固化・安定化処理とは
 4.室内試験
 5.環境省「PFOS等の濃度低減のための対策技術の実証事業」
 6.まとめ
 7.質疑応答・名刺交換
(日野 氏)

 

 

Ⅴ.膜を用いたPFAS処理技術の基礎と最新動向(オンライン)

 PFAS(有機フッ素化合物)は難分解性・生体蓄積性から世界的に規制が強化されつつあり、効率的な除去技術の確立が急務となっている。膜処理(NF/RO)はPFASの高い除去率が期待できる技術として注目されている。
 本講演では、まずPFASによる水環境汚染の実態と規制動向を概観したうえで、膜を用いた浄水処理の基礎知識を整理し、NF/RO膜によるPFAS除去の原理・性能・新規膜材料の研究動向を解説する。さらに、講演者自身の研究から、海水淡水化で廃棄されるRO膜をPFAS除去に再利用する「カスケード利用」の取り組みと最新の成果を紹介し、膜技術によるPFAS対策の今後の展望を述べる。

 1.PFASによる水環境汚染の実態と規制動向
 2.膜を用いた浄水処理の基礎知識
 3.NF/RO膜によるPFAS除去
 4.研究紹介 ─ 廃棄RO膜のカスケード利用によるPFAS除去
 5.今後の課題と展望
 6.質疑応答・名刺交換(講師から名刺をお預かり出来れば交換させて頂きます。)
(原 氏)

 

- 名 刺 交 換 な ど -
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

2026年4月22日 (水)

TICブログ「絵画と俳句をつなぐ」2026年4月22日

伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の肆

 

『牡丹小禽図』の絵画から連想できる俳句のブログと2026年6月17日(水)開催「最新熱回収の考え方と自然エネルギーをフル活用した熱交換、ヒートポンプの最新事情(実際)の公開」セミナーのご紹介

 

 

『牡丹小禽図(ぼたんしょうきんず)』 

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142.7cm × 80.0cm  1603年-1868年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

伊藤若冲, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で 

 

 

『牡丹小禽図(ぼたんしょうきんず)』

 

『老松孔雀図』の下方にひっそりと描かれていた脇役的な牡丹を全面に配した図です。

 

画面いっぱいに花卉を描く絵画は古代中国から存在していましたが、ここまで徹底した作品は珍しく、余白を残すまいとするかのように牡丹と小手毬(こでまり)が咲き、ある種の息苦しさも感じさせます。

 

牡丹は華麗さと気品を兼ね備えた「花の王」であり、富貴の花として尊ばれていたことを考えれば、若冲は画面を覆い尽くすように牡丹を描くことで、仏を荘厳(しょうごん)する画題であることを強調したかったのかもしれません。

 

牡丹の香りに誘われて舞い飛ぶ一匹の虻(あぶ)。
それを狙うかのように見つめる二羽の黒鵯(くろひよどり)が描き加えられていて、生きものの自然界の摂理が表現されているかのような一図です。

 

ここでは晩春の季語である「こでまりの花」と初夏の季語「牡丹」を詠んだ句をあげてみました。

 

 

「こでまりの花」 晩春

 

バラ科シモツケ属の落葉小低木。
中国原産で、江戸時代中期に日本に渡来しました。

 

一株から細かく枝が岐(わか)れて白い花が毱(まり)状に集まって咲き、かわいい感じを与えてくれます。

 

庭先などに植えておき、ちょっと切って活(い)けられような、ごく日常どこにでもある花で、名前にぴったりの優しさがあります。

 


小でまりの花に風いで来たりけり
久保田万太郎

 

小でまりの愁ふる雨となりにけり
安住 敦

 

こでまりや帯解き了(お)へし息深く
岡本 眸

 

小でまりを活(い)けたる籠(かご)も佳(よ)かりけり
楠見橙黄子

 

こでまりに向けて小さき机置く
保坂伸秋

 

 

「牡丹(ぼたん)」「ぼうたん」初夏

 

キンポウゲ科の落葉低木。
千年以上前に中国から渡来したとされています。


高さ1~2メートル、5月になると枝先に直径10~25センチの大輪の花を開きます。
花弁は5枚から10枚、白・黄・紅・薄紅・紫など品種は多く、白牡丹の気品の高さ、紅牡丹の愛らしさなど魅力的で、とくに真紅の濃いものを黒牡丹といい、妖艶な感じがあります。


白王獅子(しし)、司獅子、楊貴妃(ようきひ)、紫雲殿、鳥羽玉(ぬばたま)など、絢爛(けんらん)とした名前がつけられています。


花は寿命が短く、散るさまもまた情緒があります。

 


白牡丹といふといへども紅ほのか
高浜虚子

 

舞姫のだらり崩るゝ牡丹かな
竹久夢二

 

むかし加比丹(カピタン)の貌(かお)覗きたる黒牡丹
橋 閒石

 

一日に一齢(いちれい)加え白牡丹
鷹羽狩行

 

暮れぎわの牡丹の寺へ大男
倉橋羊村

 


私も詠んでみました。

ぼうたんと昼餉(ひるげ)の孤独わかちあふ
白井芳雄

 

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☆本日ご紹介セミナー☆

 

★不安定な中東情勢によりエネルギー問題はますます深刻化している。一方で地球温暖化による異常気象の影響もあり、夏場の高温・高湿度な酷暑作業環境の改善はまったなしの状況である。昨年6月には改正労働安全衛生規則の施工に伴い、職場における熱中症対策として環境省の暑さ対策指数(WBGT値)での把握、対応が義務化された。これに対し具体的にどうしていいか分からないという現場が多く見受けられる。
★本セミナーでは、熱の基礎から考え直す熱交換の方法から、最新の熱交換器と関連機器・要素技術ならびに、具体的な工場・設備のCO2削減対策、様々な排熱回収事例などに至るまで、“排熱回収専門”熱交換器エンジニアリングメーカーとして多くの実績と経験を持つ岩澤氏より、実践的な内容を詳説頂きます。
★恐れ入りますが、講師と同業他社に所属の方の受講はお断りする場合がございます。

 

酷暑現場を助ける!ガス、電力単価高騰時代に向けた省エネと暑熱対策の両立!!
最新熱回収の考え方と自然エネルギーをフル活用した
熱交換、ヒートポンプの最新事情(実際)の公開
-低~中温排熱回収と熱融通でエネルギー使用量の大幅削減方法と事例紹介、
経年汚れ、腐食も考慮した徹底した地球を暖めない省エネ設備を導入していますか?-  セミナー

 

●講 師   MDI株式会社 代表取締役 岩澤賢治 氏


<講師紹介>
千代田化工建設(株)、米国 Marley Cooling Tower(現SPX)、日本法人マーレージャパン、
Alfalaval(アルファラバル)を経て2005年12月、MDI(株)設立、現在に至る。

●日 時   2026年 6月 17日(水) 10:20~16:20


●会 場   東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室》》 会場地図はこちら 《《
        ※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)は開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致しますが、
 配布できない資料(当日・投影のみ公開など)もございますこと、ご了承下さいませ。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

 

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。
  ※一部分ボカシをかけての配信となる可能性がございます。

 

●受講料    55,000円(1名につき)
         (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,000円)
         ※テキスト代、消費税を含む

 

●主 催   (株)技術情報センター

https://www.tic-co.com/seminar/20260603.html

 

 

●セミナープログラム●


【講師の言葉】

 MDIは日本で唯一の“排熱回収専門”熱交換器エンジニアリングメーカーとして多くの実績と経験を持つため、業界を問わず工場の視察、CO2削減ポテンシャル診断、改善依頼を受けている。 2021年から我が国日本においても、ようやくCO2削減の模索、2050年問題の解決策、SDGs対応などのニーズが高まっているが、実際には大手上場企業ですら、見た目だけの環境対応、エコ活動のみを行っている現場が目に付く。地球温暖化は深刻さを増し、猛暑・酷暑に対し熱中症対策が急務であるが、最新の空調機器を導入しても作業場温度は28℃以上という現場が少なくない。
 真夏のピークでも自然エネルギーだけで、ほぼ電力消費なしで28℃の環境をつくることは可能だ。大切なのは見た目の省エネではなく、地球を暖めないということ。 工場の省エネ担当者から多くの事例・実績を知りたいとの要望が増えているが、熱の基礎を理解しないまま事例だけを知っても自社の現場に活かせることが少ないため、本講座では熱の基礎から応用につながる考え方と実例を多く説明することとする。 また今後の経年による性能劣化(スケール、SS、スライム)対策に必要なアイテム、メンテナンス方法を一部解説する。


【プログラム】

 ※よりよいセミナー実現のため、参加者のご要望をお伺いし、ご講演内容や順序などの流れが多少変更になる可能性がございます。(大枠の変更はございません)
また、事前のご要望により講演内容の一部を省略して質疑応答に時間をかける場合もございます。


1.熱とは(熱の基礎・排熱)

 1.1 熱の種類、基礎 ~熱の第一法則と第二法則を知れば完璧~
 1.2 実際の熱ロス ~30℃以上の排熱を見つける~
 1.3 熱の基礎から考え直す熱交換の方法

2.省エネと暑熱対策を両立させる

 2.1 空気の基礎
 2.2 暑熱対策の考え方 ~人体を放熱熱交換器として考える~
 2.3 空気搬送動力を減らす
 2.4 WBGT28℃以下を実現する取り組み
 2.5 自然エネルギー利用 井水/空気熱交換器 下げろ!デマンド君HYPERⅡ
 2.6 デマンド君の有効利用
 2.7 空冷エアコン、スポットクーラーとの比較


3.工場・設備のCO2削減対策 盲点と改善例
 ~機器を交換すれば省エネが完了!と考えるところに落とし穴がある~

 3.1 排熱利用
  (1)排ガスによる腐食
  (2)ボイラー効率と高位/低位発熱量の違い
  (3)排ガス熱回収の注意点
  (4)ボイラー排ガス熱回収
  (5)湯気熱回収
  (6)ごはんパック工場 無圧蒸気 蒸気熱回収
  (7)汚れ対策 マルチサイクロン&ガラスパールろ過器 水中のSS汚れ・赤水対策
 3.2 チラーの省エネ化
  (1)セカンダリークーリングと自然エネルギーを活用したフリークーリングシステムの考え方
  (2)フリークーリングシステム事例
  (3)高効率を突き詰めたフリークーリングシステム
 3.3 熱の基礎から考え直す省エネの基本
 3.4 排熱回収/熱融通/高効率化 事例
  (1)ガス/液用モジュール
   ・アルミ溶解炉排ガス熱回収
   ・フライヤー排ガス熱回収
   ・焼入れ炉の排ガス熱回収
   ・無圧蒸気からの蒸気熱回収
  (2)殺菌プロセス
  (3)ガス/ガス用熱交換器
   ・加熱炉排気熱回収
   ・塗装乾燥炉排気熱回収
  (4)地中熱+地下水利用
  (5)冷蔵倉庫の冷却方式


4.ヒートポンプ/チラー

 

5.質疑応答<適宜>

 

- 名 刺 交 換 な ど -
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20260603.html

2026年4月15日 (水)

TICブログ「絵画と俳句をつなぐ」2026年4月15日

伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の参

 

『老松孔雀図』と絵画から連想できる俳句のブログと2026年4月22日(水)開催「プロジェクトマネジメントの最近の動向とEPCコスト管理」セミナーのご紹介

 

 

『老松孔雀図(ろうしょうくじゃくず)』 

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142.9cm × 79.6cm  1757年-1760年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons 

 

 

『老松孔雀図(ろうしょうくじゃくず)』

 

この図に描かれている孔雀、松、牡丹はどれも吉祥画に多く描かれている画題です。
孔雀はインドやパキスタンが原産地で、古くから飼育され、仏教において神聖な鳥であり、インドでは恵みの雨をもたらす吉鳥とされています。
繁殖期は4月から7月で、この頃に雄はさかんに飾り羽を雌の前で広げます。
飾り羽は繁殖期が終わると抜け落ち、11月頃に再び生え揃います。

 

図では雪のように真っ白い孔雀に深緑の松と金色の花が咲き誇っているような牡丹を加えて、より格式高い一幅にまとめ上げています。

 

「俺様を見ろ!」と言わんばかりの孔雀の誇らしげな姿。
全身白い羽毛の中で、ハート柄の飾り羽は、金泥(きんでい)、緑青(ろくしょう)、群青(ぐんじょう)によって彩られています。

 

若冲が影響を受けたとされる、中国清代の画家で、1731年(享保16年)から長崎に滞在し写生的な花鳥画の技法を伝え、丸山応挙、伊藤若冲など江戸中期の画家に影響を及ぼしたとされる沈南蘋(しんなんびん) の花鳥画もこれほどまでの美しさではなかったと想像されます。

 

優れた先人たちの絵を糧に、独自の表現へと昇華してしまう点が、若冲の真髄と言えます。

 

ここでは孔雀プラス季語を詠んだ句と、晩春の季語「若緑」「松の緑」「松の芯」を詠んだ句を選び、「牡丹」を詠んだ句は後日取りあげる絵で紹介します。

 

「孔雀」プラス季語

闊歩する孔雀に天も地も盛夏
福田蓼汀

季語「盛夏」で晩夏

 

緑陰の孔雀を誰もいぶからず
鷹羽狩行

季語「緑陰」で三夏

 

夢の世に孔雀散らかす春暮かな
摂津幸彦

 

季語「春暮」には「春の季節の終わり」という意味と、「春の一日の夕暮れどき」というふた通りの意味があります。
古くは前者の意味て使われることが多かったようですが、最近は後者の「春の夕暮れ」の意味で使われることが多いようです。

 

「若緑(わかみどり)」「緑立(みとわりた)つ」「松の芯(まつのしん)」晩春

 

松の新芽のこと。
松は常緑樹で、季節によって色を変える木々に対して「色かへぬ」ところが特徴ですが、晩春のころ、枝先に10センチから30センチほどの、ろうそくを立てたような新芽を幾本も直立させます。

 

晩春の陽光のなかこぞり立つさまは、まさに「若緑」「緑立つ」「松の芯」
という季語にふさわしい姿です。

 

老松の賑はひ立てる緑かな
富安風生

 

雨の香に立ちまさりけり松の芯

渡辺水巴

 

緑なす松や金欲し命欲し
石橋秀野

 

緑立つ西にみづみづしき筑紫
神尾久美子

 

 

私も読んでみました。

よく笑ふあなたを招く松の芯

白井芳雄

 

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☆本日ご紹介セミナー☆

 

★本セミナーでは、経験豊富な元東洋エンジニアリングの米澤講師からプラント関連建設プロジェクトにおける下記内容について詳説頂きます。
Ⅰ部ではプロジェクトマネジメント及びプログラムマネジメントに焦点をあて、PMBOKガイドやP2Mなどのプロジェクトマネジメント標準の概要と最近の動向、Ⅱ部ではコスト管理に焦点をあて、コスト見積り、コスト管理手法、可視化、アーンドバリューマネジメントなど具体的な進め方・手法。

 

~プラントエンジニアリングにおける~
プロジェクトマネジメントの最近の動向とEPCコスト管理
~昨年11月に発行されたPMBOK第8版の概要および変更点、
更に一昨年9月に発行されたP2M改訂4版について解説~   セミナー

 

●講 師   元東洋エンジニアリング株式会社
         日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)理事
          AACE日本支部代表
          エンジニアリング協会(ENAA)アドバイザー
          PMI日本支部アドバイザー 米澤徹也 氏

         資格:技術士(経営工学部門)
             PMR(Program Manager Registered)<PMAJ認定>
             PMP(Project Management Professional)<PMI認定>
             CCP(Certified Cost Professional)<AACE認定>

●日 時   2026年 4月 22日(水) 9:45~16:45


●会 場   東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室》》 会場地図はこちら 《《
        ※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)は開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致しますが、
 配布できない資料(当日・投影のみ公開など)もございますこと、ご了承下さいませ。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

 

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。
  ※一部分ボカシをかけての配信となる可能性がございます。

 

●受講料    ◆1日受講(Ⅰ部・Ⅱ部)  55,000円【1名につき】
           (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,000円)
           (Ⅰ部とⅡ部で受講者が異なる場合でも可)
          ◆Ⅰ部のみ受講       29,700円【1名につき】
          ◆Ⅱ部のみ受講       39,600円【1名につき】
          ※上記全て、テキスト代、消費税を含む

 

●主 催   (株)技術情報センター

https://www.tic-co.com/seminar/20260414.html

 

 

●セミナープログラム●

Ⅰ. プラントエンジニアリングにおけるプロジェクトマネジメントの動向
 ~世の中の変化に対応できるプロジェクトマネジメント~

 

【受講対象】
 プラント関連建設プロジェクトにおいてプロジェクト業務に従事している方、またはこれから従事される方で、オーナー企業およびコントラクター企業の方々を対象とします。プロジェクトに参画されている専門機能部門の方も、プロジェクトの進め方やその最新動向を知る機会になればと思います。

 

【習得知識】
 プロジェクトマネジメントに必要な知識や手法・プロセスおよびプロジェクトマネジメントの最近の動向について学んでいただきます。

 

【講師の言葉】
 プロジェクトマネジメントはプロジェクトマネジャーだけに求められるものではなく、プロジェクトチーム全員に求められるものです。プロジェクトの形態が変化し、プロジェクトのデジタル化が推進される中で、プロジェクトマネジメントのあり方を考えていきたいと思います。日本PM協会(PMAJ)が発行するP2M改訂4版およびPMBOK第8版の概要および旧版からの変更点についても解説を加えます。

 

【プログラム】


 1.プロジェクトとプログラム
  (1)プロジェクトとプロジェクトマネジメント
  (2)プロジェクトマネジメント標準とその発行団体
  (3)プログラムとプログラムマネジメント
 2.プロジェクトマネジメント標準
  (1)PMBOK ガイド第8版の概要と変更点
  (2)P2M(Program and Project Management for Enterprise Innovation)概要
  (3)その他標準
 3.今後のプロジェクトマネジメントの考察
 4.まとめと質疑応答

 


Ⅱ.プラントエンジニアリングにおけるEPCコスト管理
 ~実効あるコスト管理とその可視化~

 

【受講対象】
 プラント関連建設プロジェクトにおけるプロジェクトのコスト管理に関わる基本的知識や手法を学びたい方を対象とします。コスト管理に携わった経験のある方や、あらためてコスト管理の全体像や仕組みを知りたい方など。

 

【習得知識】
 プロジェクトにおけるコスト管理に必要な知識や手法・プロセスについて学んでいただきます。

 

【講師の言葉】
 プロジェクトを実行する上でコスト管理は必須ですが、コスト管理に必要な知識はコストエンジニアだけに求められるものではありません。プロジェクトマネジャーやプロジェクトエンジニア、更にはそれぞれの専門分野のエンジニアの方々もコスト管理に関わる知識や意識を持ったうえでプロジェクトを実行することが成功への近道になります。本セミナーではコスト管理のベースとなるコスト見積りも含めて、コスト管理についてさまざまな観点から考察していきます。


【プログラム】


 1.プロジェクトにおけるコスト管理とは
  (1)コスト管理の定義と目的
  (2)コスト管理のプロセス
 2.コスト見積り
  (1)コスト見積りとコスト管理
  (2)コストの見積り精度と見積り手法
  (3)コンティンジェンシー予備費の考え方
 3.コスト管理の考え方
  (1)コストデータのリサイクル
  (2)コスト管理のシステム
  (3)コスト責任とコード体系
  (4)コスト成果の報告
 4.コスト管理における可視化
  (1)コストの可視化の意義
  (2)分散型コスト管理
 5.アーンドバリューマネジメント
  (1)進捗測定
  (2)現状分析と将来予測
 6.実効あるコスト管理
 7.コスト管理の将来像
 8.まとめと質疑応答

 

- 名 刺 交 換 な ど -
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20260414.html

2026年4月 8日 (水)

TICブログ「絵画と俳句をつなぐ」2026年4月8日

伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の弐

 

『桃花小禽図』と季語「桃の花」「鷹化して鳩となる」のブログと2026年4月23日(木)開催「系統用蓄電池事業における許認可の実務【3時間・拡充版】」セミナーのご紹介

 

当ブログ、ご愛読者からのご要望に応えて、今回からは伊藤若冲の「動植綵絵」の中から1作品とその作品に合う俳句を水曜日にアップすることにしました。
方針変更となりますが、今後ともよろしくご愛読いただきますようお願い申し上げます。

 

『桃花小禽図(とうかしょうきんず)』 

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868 × 1,500  1603年-1868年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons 

 

 

『桃花小禽図(とうかしょうきんず)』

 

画面を埋め尽くすように咲く白とピンク色の桃の花。
その枝には、白い鳩が3羽と鶯(うぐいす)と思われる瑠璃色(るりいろ)の小鳥が2羽描かれています。

 

色調やモチーフの印象からか、穏やかで、心安らぐような優しさに満ちた雰囲気の作品です。

 

小さな白鳩に自然と目線がいくのは、鳩というより、どこかカワウソやテンをおもわせるようなたまらなく愛らしい姿形です。
また、技法的には、胡粉(ごふん)の白の美しさと、薄い墨で輪郭線を描いて際立たせる外隈(そとくま)が用いられていて、その効果もあります。

 

桃の花は左から右へと行くに従って、白色からピンク色へと変化しています。
そして、よく観察すると白色、中間の2種類のピンク、そして色調の濃いピンク色へと4色に変化していることがわかります。

 

また、詳細な調査研究によって、その4種類の桃の花は花びらの色だけでなく、蕊(しべ)の黄色まで、それぞれ異なって描かれていて、若冲は細部の細部まで、強いこだわりを持って描いていることに驚かされます。

 

ここでは、描かれている「桃の花」と仲春の季語「鷹化して鳩となる(たかかしてはととなる)」を詠んだ句を選びました。


「桃の花」  晩春

 

バラ科サクラ属の落葉小高木で世界各地で栽培されています。
原産地は中国黄河上流の高原地帯の果樹で、日本には梅より早く弥生時代に伝来していました。

 

3月下旬から4月まっすぐ伸びた枝に桃色の花が密集して開きます。
花は梅や桜より色が濃く、一回り大きく、梅の気品も桜の洗練もありませんが、梅や桜にない親しみがあります。

 

ご存じの通り、桃の花はひな祭りの花です。
旧暦のひな祭りは、晩春の旧暦3月3日(新暦では4月)の行事でしたが、明治5年(1872年)の改暦以降、桃の花の開花とずれてしまったのは残念です。

 


里の子の肌まだ白しももの花
加賀千代女

 

故郷はいとこの多し桃の花
正岡子規

 

ふだん着でふだんの心桃の花
細見綾子

 

桃は釈迦李(すもも)はイエス花盛り
福田甲子雄

 

桃の花川はひかりを流しをり
小桧山繁子

 

 


「鷹化して鳩となる」  仲春

獰猛(どうもう)な鷹も春ののどかな気配に影響されて、穏やかな鳩なるという意味。
二十四節気の一節気を三分した七十二候(中国)のうち啓蟄(けいちつ)の三候。
三月十六日ころから二〇日ころまでの約五日間にあたります。

 


鷹鳩に化して青天濁りけり
松根東洋城

 

鷹鳩と化し利酒に少し酔ふ
野見山ひふみ

 

鷹化して鳩となる日の選挙カー
松倉ゆずる

 

鷹化して鳩となる日の見合いかな
夏井いつき

 


私も詠んでみました。

鷹鳩と化するはいまだドナルドさん
白井芳雄

 

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☆本日ご紹介セミナー☆

 

★本セミナーでは、農地法や森林法など再エネ全般に共通する重要許認可の基礎から、騒音規制や都市計画法、消防法など蓄電池特有の許認可上の論点まで、多数の再エネ・蓄電池案件に関与してきた乾弁護士より、実務で直面する課題や具体例も交えながら、最新の許認可実務のポイントを分かりやすく解説頂きます。

 

系統用蓄電池事業における許認可の実務【3時間・拡充版】
~基礎から体系的に解説/農地法・森林法を含む開発関連法令の整理~  
セミナー

 

●講 師   いぬい国際法律事務所 代表弁護士  乾 由布子 氏

 

【講師紹介】
京都弁護士会所属。再エネ・インフラ分野での豊富な実務経験を経て、
2025年1月に再エネ・脱炭素分野に特化した「いぬい国際法律事務所」を設立。
太陽光・風力・蓄電池など、多様な再エネプロジェクトの許認可・規制対応業務に携わる。
2024年版Legal 500 Asia PacificでNext Generation Partnerに選出。

 

●日 時   2026年 4月 23日(木) 13:20~16:20


●会 場   東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室》》 会場地図はこちら 《《
        ※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)は開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致しますが、
 配布できない資料(当日・投影のみ公開など)もございますこと、ご了承下さいませ。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

 

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。
  ※一部分ボカシをかけての配信となる可能性がございます。

 

●受講料   49,940円(1名につき)
         (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
         ※テキスト代、消費税を含む

 

●主 催   (株)技術情報センター

https://www.tic-co.com/seminar/20260403.html

 

 

●セミナープログラム●


【要旨文】

 全国で急速に導入が進む系統用蓄電池事業。本セミナーでは、農地法や森林法など再エネ全般に共通する重要許認可の基礎を整理したうえで、騒音規制や都市計画法、消防法など蓄電池特有の許認可上の論点までを体系的に解説します。多数の再エネ・蓄電池案件に関与してきた弁護士が、実務で直面する課題や具体例も交えながら、最新の許認可実務のポイントを分かりやすくお伝えします。

 

【プログラム】

 1.系統用蓄電池事業を巡る最近の話題

  (1)接続検討数の増大
  (2)電気関係報告規則の改正と事故報告対象の拡大


 2.電気事業法上の位置づけ

  (1)電気事業法と電技上の位置づけ
  (2)電気事業法上必要な手続き


 3.蓄電池事業の許認可(概観)

  (1)蓄電池事業ならではの着眼点
  (2)他の再エネ事業との共通点と違い


 4.農地法

  (1)3条許可と5条許可
  (2)公益事業特権その他の例外的に手続不要のケースについて


 5.農振法

  (1)農振法と農振除外
  (2)公益事業特権その他の例外的に手続不要のケースについて


 6.森林法

  (1)伐採届出
  (2)林地開発許可
  (3)保安林についても少しだけ


 7.環境影響評価

  (1)蓄電池事業と環境影響評価
  (2)条例アセスの適用可否についての判断のポイント


 8.建築基準法

  (1)建築基準法の趣旨と蓄電池の「建築物」該当性
  (2)建築基準法の工作物への準用


 9.都市計画法

  (1)都市計画法の概要
  (2)蓄電池事業に対する都市計画法の適用関係


 10.盛土規制法

  (1)施行から2年がたっての現状


 11.消防法

  (1)消防法と火災予防条例
  (2)蓄電池事業への適用関係


 12.工場立地法

  (1)太陽光なら届出義務なし、風力なら届出義務あり。では蓄電池は?


 13.騒音規制法

  (1)日本における騒音規制の概要
  (2)蓄電池事業と「特定施設」
  (3)騒音規制法上の手続き


 14.各種占用許可

  (1)道路占用許可
  (2)河川占用許可
  (3)その他の占用許可


 15.質疑応答


- 名 刺 交 換 な ど -
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20260403.html

 

2026年2月 4日 (水)

TICブログ「絵画と俳句をつなぐ」2026年2月4日                      伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の壱

伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の壱

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『向日葵雄鶏図(ひまわりゆうけいず) 』

142.3cm × 79.7cm 制作年 1759年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

 伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons

 

 

今年からは、偶数月の第1水曜日に
1.該当月に開催する当社主催全セミナーのご案内

2.当コーナーからのおすすめセミナーのご案内

3.「絵画と俳句をつなぐ」
 魅力ある絵画とその絵から連想できる俳句

を発信していきます。

第1回から数回は伊藤若冲の「動植綵絵」の紹介です。
制作時期の早い順に主要な作品を紹介し、絵画に合った俳句を掲げました。

 

 

 

「動植綵絵(どうしょくさいえ)」とは

 

「動植物」を鮮やかな色彩、「綵絵(いろどりえ)」つまり、極彩色で描いた全30幅の作品群。
江戸時代中期の絵師、伊藤若冲の代表作であり、皇居三の丸尚蔵館蔵の国宝。
若冲40から50代、約10年かけて制作されました。

 

若冲は鶏をはじめ、鶴や孔雀などのさまざまな鳥類、さらには虫や魚、植物とこの世に生を受けた生命対して敬虔な想いを抱き、その美しさを描き表したいという強い思いから、幅広いモチーフを選び、時にはそれらを組み合わせ描いていきました。

 

作品は鮮やかな色彩、質感や羽根の重なり具合までもが緻密に描き込まれ、そしてそれらから溢れれるエネルギーに圧倒されます。

 

どんな小さな虫でも、画面隅の虫食いのある葉っぱ一枚であっても、分け隔てなく慈しんで丁寧に描かれ、その一幅一幅に彼の持てるすべての経験、技術、発想力が注ぎ込まれています。

 

 

 

伊藤若冲

 

京都中心部、現在でもたくさんの人で賑わう京の「胃袋」錦小路の大店(おおだな)青物問屋「桝源(ますげん)」の嫡男として生まれ、彼が22歳の時に父の死を受けて家長の座を継ぎます。

四代目「桝源」主人は、生粋の京の町衆であり、裕福な商家の旦那です。

しかし、彼は、幼い時から学ぶということが大嫌い、書も下手なら、音曲(おんぎょく)など、商人たちにとって社交ツールともなるさまざまな芸事にも、酒を飲むこと、女性と付き合うことなどの「楽しみ」にも興味を持てませんでした。

 

そのような彼の性格は「商家の旦那」には不向きで、家長としての務めを果たしながらも、居心地の悪さを感じずにはいられなかったようです。
ちなみに、若冲は生涯独身でした。

 

そんな若冲にとって、絵を描いている間は、たとえ束の間でも家業の煩わしさを忘れ、自分らしい自分に立ち戻ることができ、やがてそれは趣味の範疇を超え、絵を描くことに没頭していきます。

 

まず、狩野派の技法を学び、あらかた基礎を習得すると今度は中国絵画に目を向けます。
京の社寺が所蔵する名画を見てひたすら模写に励み、数年間にこなした模写の数は1000枚にも上ります。

 

努力と集中力と素質によって、若冲の絵はみるみるうちに上達していきます。
しかし、「どんなにうまく描けたとしても、手本とした先人たちの真似でしかない」との思いから、「先人」と同じあるいはそれを超える領域に達するには、どうすればいいかと考え、若冲が出した結論は「モチーフを自分自身の目で直接見て、描く」ことでした。
そして、その最初の対象となったのが鶏でした。
例えば、孔雀や鸚鵡(おうむ)などは、鮮やかで見栄えがしますが、手に入りにくい。
しかし、鶏なら近くの農家で飼われている身近な存在で、四季を問わず観察することができる。
さらに、鶏の羽の持つ色彩に、「美」を見出し、惹きつけられるものを感じていました。

 

早速、彼は、数10羽の鶏を庭に放し飼いにし、数年間にわたって、ひたすらその生態を観察、写生し続けることから、すべてを始めていきます。
そのことから、彼の作品は「鳥」を描いたものが圧倒的に多くなっています。

 

 

 

1.『芍薬群蝶図(しゃくやくぐんちょうず)』

 

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142.0cm × 79.8cm 制作年 1757年ー1760年頃 皇居三の丸尚蔵館所蔵

 伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons

 

「動植綵絵」30幅のうち、最も早くに制作されたと考えられる作品で、赤、白、ピンクと優雅に咲き乱れる芍薬の花に魅せられ集まってくるさまざまな種類の蝶が描かれています。

 

蝶の翅は顔料と染料を使い分け、白色の蝶は表と裏とも胡粉(ごふん、ホタテや牡蠣の貝殻を原料とする日本の伝統的な白色顔料)で薄く彩色され、一番上の2匹の蝶に限っては裏彩色せず、白さを控えめして、より高い位置を飛んでいることを表現しています。

 

芍薬は赤、白、ピンクと様々な色のものが描かれ、薄く塗られた胡粉によって半透明の質感が与えられ、曲線が花芯からも葉からも広がっていってます。
中央の花びらの減った散り際の芍薬は、美しさと儚さを表現しているのでしょうか。

 


ここでは、三春の季語「蝶」と初夏の季語である「芍薬」を詠んだ句を選びました。

 

 

 

蝶(ちょう)

 

蝶は厳しい寒さの真冬をのぞけば、1年中見ることのできる人目につきやすい昆虫です。
その姿の美しさは花鳥風月のひとつに挙げられ、自然の美しい風物の代名詞です。

 

春いちばん早く目につく蝶を「初蝶」といい、早春の光の中でひらひらと舞う姿は、いかにも春の使者の風情があります。

 

蝶は卵から幼虫、さなぎ、成虫というサイクルを年に数回繰り返します。
早春から晩春にかけて多く飛びますが、「初蝶」または単に「蝶」というときは春の季語です。

 

「揚羽蝶」は夏に多く見られるので夏の季語、成虫で越冬する「凍蝶(いてちょう)」は冬の季語になります。
また「蝶の昼」といえば、うららかに晴れた春の日中をいい、のどかな気分が漂う言葉です。

 

 

ひらひらと蝶々黄なり水の上

正岡子規

方丈の大庇(ひさし)より春の蝶

高野素十

あをあをと空を残して蝶分れ

大野林火

 

 

 

芍薬(しゃくやく)

 

芍薬は、中国北部やシベリア東部などを原産とするボタン科の多年草。
平安時代ころ、中国より渡来しました。

 

根に薬効があり、現在も漢方薬などに用いられ、鑑賞用に栽培され始めたのは江戸時代です。
ヨーロッパでも薬草として古くから栽培されてきました。

 

花期は6月で、一重咲きから八重咲きまであり、花色は淡紅、白、濃紅、深紅、絞りなどがあります。
花茎は約15cmもある大輪で、見目麗しい女性を


「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」


とたとえるように、大変美しい花で「顔佳草(かおよぐさ)」とも呼ばれます。

 

牡丹とよく似ていますが、先に咲く牡丹と入れ替わるように開花し、冬は地上部が枯れて、休眠するのが特徴です。

 


芍薬の蕊(しべ)の湧き立つ日南(ひなた)かな

炭 太祇

芍薬のつんと咲きけり禅宗寺

小林一茶

芍薬のうつらうつらと増えてゆく

阿部完市

 

 

 

2.『雪中鴛鴦雀(せっちゅうえんおうず)』

 

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142.0cm ×79.8cm 制作年 1759年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

 伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons

 

鴛鴦(おしどり)は夫婦和合の象徴で、寄り添って描かれるのが普通です。

しかし、この図では、冬の深閑とした水辺の雪景色のなか、餌を探す冷たい水中の鴛鴦の雌。
その雌を雪の重みで垂れ下がった柳の枝が、突き沈める鋭い針のような形をしているのが衝撃的です。

 
つがいの雄は山茶花(さざんか)の咲く土坡(どは、小高く盛り上がった地面のこと)の上で高みの見物。

 

妻帯をせずに独身を貫いた若冲の女性に対する忌避感をうかがわせます。

ねっとりとした雪を描くことの多い若冲にしては珍しく、胡粉の大胆な吹き付けによってさらっとしたパウダースノーが表現されています。


ここでは三冬の季語「鴛鴦」と図の「鴛鴦」 足元近くに咲いている初冬の季語「山茶花」を詠んだ句を選びました。

 

 

鴛鴦(おしどり)

 

カモ科の水鳥。
森林に囲まれた池沼、川に棲み、大木の洞で繁殖します。
雌雄異色で、雄は色とりどりの羽に包まれひときわ美しく、対照的に雌は灰褐色でいたって地味です。

 

雌雄並んで泳ぎ、翼を交えて眠るとされ、「鴛鴦夫婦(おしどりふうふ)」という言葉があるように、夫婦仲が良いとされています。

 


帰り来て夜をねぬ音(ね)や池の鴛(おし)

炭 太祇

鴛(おしどり)や国師の沓(くつ)もにしき革

与謝蕪村

しのびねに鳴く夜もあらん離れ鴛(おし)

加藤暁台

 

 

 

 

山茶花(さざんか)

 

ツバキ科の常緑小高木。
大きいもので高さが10メートルを超えるものもあり、庭木や生垣に植えられているのをよく見かけます。

野生のものは白色一重ですが、園芸種は白色、淡紅色、白色に紅がさすもの、紅白の絞りなどがあり、葉は常緑で艶があります。

気温が10度以下になる初冬、枝先に椿より小形の五弁の花をつけます。

 

また、「山茶花」と書くのは当て字で、本来は「茶梅」の字が正しいとされています。

花弁が地面に散り敷いたさまや、寒風にはらはらと散りゆくさまは、寂しいなかにも風情があります。

 


山茶花のここを書斎と定めたり

正岡子規

乱雑に山茶花散るよ泣く子にも

金子兜太

湯が沸いてをり山茶花が散つてをり

黛 執

 

 

 

3.『秋塘群雀図(しゅうとうぐんじゃくず)』

 

Autumn_millet_and_sparrows_by_ito_jakuch

142.2cm × 80.1cm 制作年 1759年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

伊藤若冲(1716-1800), パブリックドメイン, via Wikimedia Commons 

 

豊かに実る穀物に群がる雀という図は、繁栄、豊穣を願う吉祥画です。

 

この図は画面を三分割して、舞い降りてくる雀の群れを上から三分のニの中におさめ、粟の実を啄(ついば)む雀たちは下三分の一のなかだけに描かれています。

 

下降してくる雀たちは、首の向きが少しだけ違うものがありますが、ほとんど同じ姿で、同一パターンの繰り返しはどこか不穏な雰囲気を醸し出しています。
粟に群がる雀は一羽として同じ姿勢でないのとは対照的な作品です。

 

たくさんの数を表現する場合、正確でなくても百という数字を用いますが、百という漢字から上の一をとると白になります。
そのため、九十九番目を白色に描くことがあります。

 

この図でも下降してくる群れの上の方の一羽が白く描かれています。
中国の吉祥画でよく使われる手法で、若冲はそのような認識があったことがこの図から知ることができます。

 

 

稲雀(いなすずめ)

 

雀は一年中よく見られる鳥ですが、単独では季語にはならず、季節を表すほかの単語と組み合わせて用いられます。

 

この図では粟を啄む雀が描かれています。
粟+雀を表す季語はなく、ここでは秋の季語である稲雀を詠んだ句を選びました。

 

稲が熟れはじめるころから刈り入れのころまで、稲田に群れて穂を啄(ついば)む雀のことをいいます。

 

まず数羽が下見をし、続いて多くの雀が群れます。
最も啄(ついば)みやすい畦近くの稲穂は丸坊主になるほどの被害に遭います。

 

北海道で繁殖した入内(にゅうない)雀が何十万という大群でおしかけ、東北地方の稲田に襲いかかった例では、一反歩(いったんぶ、約300坪)の稲田が、3回から4回ほどの襲撃で食い尽くされました。

 

稲雀茶の木畠や逃(にげ)どころ
松尾芭蕉

稲雀飛鳥の風にひろがれり
中 拓夫

稲雀空にぶつかっては沈む
月野ぽぽな

 

 

 

粟(あわ)

 

イネ科の一年生作物で、原産地は東アジア。世界各地で古くから栽培されています。
いわゆる、五穀(米、麦、粟、黍(きび)、豆)の一つ。
縄文時代によく栽培され、稲の渡来以前は日本人の主食でした。

 

草丈1.5メートルくらい。
穂は黄色の円筒状。
栽培期間が3~4ヶ月と短く、痩せた土地でもよく育ちます。

 

糯(もち)と粳(うるち)の別があり、鳥の餌や菓子の材料として利用されています。

明治・大正時代は大量に生産されましたが、最近では栽培量はかなり少なくなっています。

 

よき家や雀よろこぶ背戸の粟
松尾芭蕉

粟干すや重ねたる穂のみな寂(しづ)か
橋本鶏ニ

やはらかに箸おしかへす粟の餅
高田正子

 

 

 

4.『向日葵雄鶏図(ひまわりゆうけいず)』

 

It_jakuch__rooster_and_sunflowers_colorf

142.3cm × 79.7cm 制作年 1759年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

 伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons

 

向日葵と朝顔と雄鶏で花鳥画を描くという試みは、そのころまでの日本絵画史上はじめてかも知れません。

雄鶏があたかも歌舞伎役者が見得を切っているかのように、向日葵と朝顔の下に片脚で立ち、朝顔にからみついている紺の葉と花の白との対比が鮮やかです。

江戸時代には、博物学とともに園芸が普及拡大し、海外から新たな品種の植物が渡来しました。
また、品種改良が進むなど、江戸時代の園芸技術は世界的にも高水準なものでした。

本図は、このころの隆盛する園芸を表すかのように、17世紀に渡来したと思われる向日葵と品種改良によって生まれた班入りの朝顔が描かれています。

そして、美しい羽の雄鶏も品種改良された鑑賞用の鶏であろうと考えられます。

 

ここでは晩夏の季語「向日葵」と初秋の季語「朝顔」を詠んだ句を選んでみました。

 

向日葵

 

原産地は北アメリカ北西部で、キク科の一年草。

黄色い大輪の花は、太陽のように力強く、親しみ深い花です。

「日輪草(にちりんそう)」「日車(ひぐるま)」ともいわれ、与謝野晶子は「黄金日車」と詠んでいます。

向日葵という名は、太陽の方向に花が回る、として名付けられましたが、実際に回るのは蕾(つぼみ)が花開くときだけです。

7〜8月ごろ真っ青な空の下、太い茎の頂点にずっしりとした咲いた一輪の向日葵と、地平線まで黄色に染める向日葵畑の光景は、どちらも強い光と大地を感じさせるもので、映画の光景を思い起こします。

鑑賞用としても人気があり、庭植えのほかにも、花束にしたり、花器に生けたりして愛でられる花です。

 


向日葵に天よりも地の夕焼(ゆやけ)くる

山口誓子

われ蝶となり向日葵の中にゐる

野見山朱鳥

向日葵や信長の首斬り落とす

角川春樹

 

 

 

朝顔

 

ヒルガオ科の一年草。
原産は熱帯アジアで、日本へは薬草として中国から渡来し、花が美しいので鑑賞されるようになりました。

初秋の季語ですが、現代では夏季に入れている歳時記もあります。

夏の朝の花の代表といえば「朝顔」で、蔓を伸ばし緑の葉を広げ、早朝に筆穂の蕾(つぼみ)を開く朝顔は日本の風物詩です。

花の色と形の多種多様さは園芸植物の中でもまれで、江戸時代に起こったブームで愛好家が品種改良した「変化朝顔(へんかあさがお)」は1000種以上あったとされます。
特に「出物」といわれた一代限りの変化朝顔の黒や黄色の花は、現在では幻となっています。

 

 

朝顔に釣瓶とられてもらひ水

加賀千代女

朝顔や濁り初(そ)めたる市の空

杉田久女

朝顔の紺のかなたの月日かな

石田波郷

 

 

 

私も 3.『秋塘群雀図』から発想を飛ばし
詠んでみました。

阿波小危歩(こぼけ)群れ落つ雀粟畑

白井芳雄

 

 

 

【主な参考文献、出典】

 

著者 太田彩
『伊藤若冲 作品集』(東京美術)(2025年)
ISBN978-4-8087-1006-4 C0071

著者 佐藤康宏
『もっと知りたい 伊藤若冲 生涯と作品 改訂版』(東京美術)(2023年)
ISBN978-4-8087-0934-1 C0071

著者 狩野博幸
『目をみはる伊藤若冲の「動植綵絵」』(小学館)(2016年)
ISBN4-09-607007-6

著者 安村敏信
『若冲BOX』(講談社)(2024年)
ISBN978-4-06-219812-7

監修 小林忠
『カラー版 奇才絵師・伊藤若冲の謎』(宝島社)(2022年)
ISBN978-4-299-03703-9

飯田龍太・稲畑汀子・金子兜太・沢木欣一監修
『カラー版 新日本大歳時記 愛蔵版』(講談社)(2008年)
ISBN978-4-06-128972-7

茨木和生・宇多喜代子・片山由美子・高野ムツオ・長谷川櫂・堀切実 編集委員
『新版 角川俳句大歳時記 春』(KADOKAWA)(2022年)
ISBN978-4-04-400504-7 C0392

茨木和生・宇多喜代子・片山由美子・高野ムツオ・長谷川櫂・堀切実 編集委員
『新版 角川俳句大歳時記 夏』(KADOKAWA)(2022年)
ISBN978-4-04-400499-6 C0392

茨木和生・宇多喜代子・片山由美子・高野ムツオ・長谷川櫂・堀切実 編集委員
『新版 角川俳句大歳時記 秋』(KADOKAWA)(2022年)
ISBN978-4-04-400500-9 C0392

茨木和生・宇多喜代子・片山由美子・高野ムツオ・長谷川櫂・堀切実 編集委員
『新版 角川俳句大歳時記 冬』(KADOKAWA)(2022年)
ISBN978-4-04-400502-3 C0392

 

参考サイト:フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)

 

(株)技術情報センター ブログ担当 白井芳雄

 

株式会社 技術情報センター
〒530-0038 大阪市北区紅梅町2-18 南森町共同ビル 3F
TEL : 06-6358-0141 FAX : 06-6358-0134 E-mail : info@tic-co.com

 

 

 

2026年 2月主催セミナー 一覧

 

2026年 2月10日(火)


バイオマス発電設備の事故防止のための有効対策
~経産省ガイドライン執筆者による火災・爆発事故の予防・再発防止策を中心に
燃料面、設備面および運用面に至るまで詳説!!~

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2026年 2月10日(火)


~講師2名(GSユアサ、JERA)ご登壇~
リチウムイオン電池リサイクルに関する
法規制・経済性・市場実態と技術開発

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2026年 2月12日(木)


-水処理・汚泥処理の効率化・低コスト化・省エネを考慮した-
凝集剤の特性と効果的選定・活用法
~「ジャーテスターによる」実演を交えて解説する~

------------------------------------------------------

2026年 2月12日(木)


-脱炭素・再エネ有効利用に寄与する-
低・中・高温蓄熱技術(蓄熱材)の開発と応用動向

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2026年 2月13日(金)


ターコイズ水素製造と要素技術開発動向・展望
~講師3名【物質・材料研究機構、エア・ウォーター、九州大学】ご登壇~

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2026年 2月13日(金)


活性炭の構造設計の要点と評価・利用技術

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2026年 2月16日(月)


【講師2名:オンラインセミナー】
MOF(金属有機構造体)の基礎~応用・研究動向・実装

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2026年 2月17日(火)


-電気器材を実際に触れて理解を深めるために
受講定員を絞り「実機による演習」を豊富に交えた-
現場で役立つ電気の基礎知識
~専門外の方のための~

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2026年 2月18日(水)


圧力容器の強度評価と設計技術・規格基準
~設計基準となる規格から強度評価・設計のポイントまで~

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2026年 2月18日(水)


Power-to-Xに関する事業と技術開発動向・取組み
―講師3名【European Energy、東芝エネルギーシステムズ、千代田化工建設】ご登壇―

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2026年 2月19日(木)


水素・アンモニアの導入方策・法規制と設備・要素技術開発動向・展望
~講師4名【国際環境経済研究所、エア・ウォーター、
日揮ホールディングス、日鉄テクノロジー】ご登壇~

------------------------------------------------------

2026年 2月19日(木)


~電力基盤再構築・2026新政策/ワットビット連携
/モビリティ×エネルギー/蓄電所ビジネス~
需給双方変貌する電力システムと関連ビジネスの新展開
-講師5名(関西電力、電力中央研究所、リブ・コンサルティング)ご登壇-

------------------------------------------------------

2026年 2月20日(金)


―国内工事における―
プラント配管工事工数の合理的な見積法
~配管溶接継手当たり工数法を解説~

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2026年 2月20日(金)


乾燥技術の動向と乾燥プロセスにおける
コスト削減策(省エネ・低炭素化技術)
~適材適所に省エネ乾燥!
エネルギー有効利用や乾燥操作でコスト削減!CO2削減!~

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2026年 2月25日(水)


―三菱重工業、日揮グローバル、三井金属、清水建設の方々ご登壇―
企業におけるCO2分離回収技術とCCUSへの取組み
~大規模から中・小規模向けまでの研究開発動向・展望~

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2026年 2月25日(水)


電力系統安定化に関する技術開発動向と事例
~講師4名(東光高岳、東芝エネルギーシステムズ、富士電機、川崎重工業)ご登壇~

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2026年 2月26日(木)


SAF(持続可能な航空燃料)の製造技術開発動向と取組み・展望
~講師5名【IHI、東芝エネルギーシステムズ、東京農工大学、
日本微細藻類技術協会、大阪公立大学】ご登壇~

------------------------------------------------------

2026年 2月26日(木)


~クリタグループにおける取組みを中心とした~
持続可能な社会の実現に貢献する『水の新たな価値』創出への挑戦

------------------------------------------------------

2026年 2月27日(金)


-脱炭素・再エネ有効利用に寄与する-
低・中・高温蓄熱技術(蓄熱材)の開発と応用動向

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2026年 2月27日(金)

 

~持続可能な窒素管理/窒素循環の実現に向けて~
アンモニアの回収・リサイクル技術開発動向・展望
―講師3名【神原教授、電力中央研究所、木村化工機】ご登壇―

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  当コーナーからのおすすめセミナー

 

圧力容器の強度評価と設計技術・規格基準
~設計基準となる規格から強度評価・設計のポイントまで~ セミナー

です。

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本セミナーでは、圧力容器の基礎知識・設計の考え方から、各種強度評価の留意点と、具体的な強度設計(許容応力と安全率、内圧に対する設計、熱応力・疲労評価・座屈評価・応力解析と設計のポイント、高圧容器・高温容器・構造不連続部の設計法)技術、又、設計基準に至るまで、実務経験豊富な永田講師にわかりやすく解説頂きます。

 

●講 師  東洋エンジニアリング株式会社
        エンジニアリング・技術統括本部
        材料・解析技術部 部長
        博士(工学) 技術士(機械部門) 日本機械学会フェロー
        永田 聡 氏

 


<講師紹介>
1996年、東洋エンジニアリング株式会社に入社。
以降、圧力容器・配管等の圧力設備をはじめ、各種プラント構造物の
構造解析や強度評価、供用適性評価やトラブルシューティングに従事。
2007年に広島大学より学位授与。技術士(機械部門)。日本機械学会フェロー。

 

●日 時  2026年 2月 18日(水) 9:45~17:45

 

●会 場  東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

 

●受講料  59,400円(1名につき)
        (同時複数人数お申込みの場合1名につき48,400円)
        ※テキスト代、消費税を含む

 


●セミナープログラム●

 

【受講対象】

・圧力容器の設計・運用に携わる方
・圧力容器設計の知識を習得されたい方
・機器・構造物の設計者・技術者

 

【予備知識】

応力・ひずみなどの材料力学の基礎知識を有することが望ましいが、特になし。

 

【本セミナーでの習得知識】

・強度評価の基礎・留意点
・圧力容器の設計法についての知識
・圧力容器の設計基準についての知識

 

【講師の言葉】

 本講座で解説する強度評価の留意点、設計法は、圧力容器だけでなく一般の機器・構造物に共通な考え方であり、圧力容器の設計者、現場技術者のみならず、一般の機器・構造物の設計者にも有用な講座と考える。

 

【プログラム】

 

Ⅰ.圧力容器の構造・種類と設計の考え方

 1.圧力容器の構造と種類
  (1)圧力容器とは
  (2)圧力容器に関する法規・規格
  (3)圧力容器の構造
  (4)構造形式による分類
  (5)用途による分類
 2.圧力容器設計の考え方
  (1)設計フロー
  (2)圧力容器の破損モード
  (3)強度設計に関する因子
  (4)強度設計の考え方


Ⅱ.圧力容器の強度評価と設計法

 1.材料挙動と強度特性
  (1)応力-ひずみ関係と破損
  (2)延性破壊と脆性破壊
  (3)塑性崩壊
  (4)シェイクダウン
  (5)熱応力
  (6)応力集中
  (7)疲労
  (8)座屈
  (9)高温引張特性
  (10)クリープ
  (11)破壊力学
  (12)応力分類
 2.強度設計のポイントと留意点
  (1)許容応力と安全率
  (2)内圧設計
   ~内圧に対する応力計算、規格における内圧設計、内圧設計における留意点~
  (3)外圧設計
   ~円筒殻の座屈、球殻の座屈、外圧設計、座屈評価のポイント~
  (4)外力設計
   ~風荷重、地震荷重、床応答加速度スペクトル~
  (5)熱応力設計
   ~温度分布に対する応力計算(熱応力の計算)、熱伝導と熱応力、熱応力ラチェット、熱疲労、熱衝撃、熱応力に対する留意点~
  (6)疲労設計
   ~疲労とは、疲労破壊の特徴、疲労き裂の発生と進展、繰返し荷重下の材料挙動、疲労曲線、低・高サイクル疲労、変動応力、疲労の影響因子、疲労設計の実際、疲労寿命評価~
  (7)高圧設計
   ~単肉・組合せ・自緊円筒の比較、高圧容器の設計規格~
  (8)高温設計
   ~クリープ計算、高温許容引張応力、設計とクリープ寿命、
    クリープ温度域を対象とする規格・基準、高温構造設計、
    高温繰返し荷重下の材料挙動、クリープ損傷評価・寿命評価~
  (9)ノズル設計
   ~耐圧性能、配管荷重、計算手順~
  (10)フランジ設計
   ~ボルト荷重の算定と必要断面積の評価、フランジ応力計算、フランジローテーション~
  (11)支持構造
   ~サドルの一般的構造、サドル設計の考え方、
    サドル支持により容器本体に生じる応力の計算、レグ、ラグ、スカート、
    アンカーボルトの設計~
  (12)応力解析と設計
   ~円筒胴と平板鏡、球形鏡板、半楕円鏡板の接続部、有限要素解析~


Ⅲ.圧力容器の設計基準

 1.ASME Boiler & Pressure Vessel Code
 2.JIS 圧力容器


Ⅳ.質疑応答


- 名 刺 交 換 な ど -
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 

お申し込み・お問い合わせ等は下記URLにてお願い致します。

https://www.tic-co.com/seminar/20260202.html

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

株式会社 技術情報センター

〒530-0038 大阪市北区紅梅町2-18 南森町共同ビル 3F
TEL:06-6358-0141  FAX:06-6358-0134

 

2025年12月25日 (木)

二曜俳句 季語「冬の星(ふゆのほし)、冬星座、寒星(かんせい)、荒星(あらぼし)、星冴ゆ(ほしさゆ)」のブログと2026年2月10日(火)開催「リチウムイオン電池リサイクルに関する法規制・経済性・市場実態と技術開発」セミナーのご紹介

二曜俳句  12月25日(木

 

 

冬の星(ふゆのほし)  冬星座 

寒星(かんせい)  荒星(あらぼし)  星冴ゆ(ほしさゆ)  

 


冬は春、夏、秋にくらべると空気が乾燥して澄んでいて、星や星座はひときわ輝いて見えます。
また、星の光が大気圏を通過するときに、空気の密度の違いによる揺らぎにより「瞬き」が生じ、より美しい冬の夜空になります。

 

冬の星といえばオリオン座。
オリオンはギリシア神話に登場する巨人の狩人。
海神ポセイドーンの子とされています。
神話では死後天に昇ってオリオン座となり、宿敵のさそり座と共に夜空を永遠に廻っているといわれます。
そのオリオン座を形づくる大きな矩形(くけい)の右肩に位置するのが、赤い一等星ベテルギウス。
その左下には、冬の夜空一の輝きを持つおおいぬ座の青いシリウス。
それらとこいぬ座のプロキオンを結ぶ線を冬の大三角形といいます。

 

この三星を見つけてから、オリオン座の右上へと視線を移すと、牡牛座のヒアデス星団の赤い一等星アルデバランを経て、やがてぼうとした星の塊の昴(すばる)(プレアデス星団)が見えます。

 

霜が降り木枯が吹きはじめめると星の光が鋭さを増し、「寒星」「荒星」の季語がよくはまります。

 

 


歓楽の灯を地に敷きて冬星座               飯田蛇笏

 

寒星や神の算盤(そろばん)ただひそか       中村草田男

 

荒星や毛布にくるむサキソフォン              摂津幸彦

 

星冴ゆる魔女乗りすてし竹箒(たけぼうき)      小林とみゑ

 


荒星の匂ひのセロリ齧(かじ)りたる           夏井いつき

 


いくたびも名を呼び冬の星増やす          月野ぽぽな

 

 

 

Uranometria_orion

『ウラノメトリア』(1661年)に描かれたオリオン

ヨハン・バイヤー, Public domain, via Wikimedia Commons 

 

 

Wintersky

赤線:冬の大三角 青線:冬のダイヤモンド

リンク

 

--------------------------------お知らせ---------------------------------

長い間ご愛読いただきましたニ曜俳句は今回をもって終了いたします。


2026年からは、偶数月の第1水曜日に
1.該当月に開催する当社主催全セミナーのご案内

2.当コーナーからのおすすめセミナーのご案内

3.「絵画と俳句をつなぐ」
 魅力ある絵画とその絵から連想できる俳句

を発信していきます。

引き続き、ご愛読いただければありがたいです。

 

(担当:白井芳雄)

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☆本日ご紹介セミナー☆

 

★本セミナーでは、リチウムイオン電池リサイクルに関する法規制、処理の現状・経済性、小型・大型を含めたリサイクル市場の実態と課題・今後の展望ならびに、JERAにおけるバッテリーリサイクル技術開発などについて、斯界の最前線でご活躍中の鹿島氏、長尾氏、両講師から詳説頂きます。
★講師のお二方ともご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

 

~講師2名(GSユアサ、JERA)ご登壇~
「リチウムイオン電池リサイクルに関する
法規制・経済性・市場実態と技術開発」   
セミナー

 

●講 師   株式会社GSユアサ 産業電池生産本部
         産業電池製造部 品質管理グループ リーダー
         鹿島 理 氏

 

●講 師   株式会社JERA O&M・エンジニアリング戦略統括部
         技術経営戦略部 技術開発ユニット ユニット長
         長尾隆司 氏

 

●日 時   2026年 2月 10日(火) 13:00~17:00


●会 場   東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室》》 会場地図はこちら 《《
        ※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

 

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

 

●受講料      49,940円(1名につき)
           (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
           ※テキスト代、消費税を含む

 


●主 催   (株)技術情報センター

https://www.tic-co.com/seminar/20260204.html

 

 

●セミナープログラム●

 

Ⅰ.リチウムイオン蓄電池リサイクルにおける市場の実態と課題、今後の展望

 

【習得できる知識】
 ① 蓄電池リサイクルに関連する法令の基礎知識
 ② 蓄電池のリサイクルシステムと実績、処理工程の基礎知識
 ③ リサイクル技術の基礎知識
 ④ 市場実態と対応する制度の施行状況に関する基礎知識

 

 高い性能を持つリチウムイオン蓄電池は、ドローンやEV等、その用途を飛躍的に拡大させている。 一方で、多様な金属原料を使用するため、レアメタル価格の高騰や輸出による資源流出、EU電池規則への対応といった課題が存在していたが、近年は新たに処理場での発火も顕在化しており、解決を求める声が高まっている。
 本講演では、リサイクルに関する法規制や処理の現状、経済性、課題を踏まえた上で、今後のリサイクル市場を展望する。

 

 1.蓄電池のリサイクル
  1.1.処理工程の概要
   1.1.1.処理工程の概要
   1.1.2.蓄電池の金属原料の種類
   1.1.3.既存蓄電池の処理工程
   1.1.4.リチウムイオン蓄電池のリサイクル技術
   1.1.5.リチウムイオン蓄電池の処理工程
  1.2.蓄電池のリサイクルシステム
   1.2.1.使用済み蓄電池の回収フロー
   1.2.2.蓄電池のリサイクルシステム
  1.3.蓄電池の流通量と回収量
   1.3.1.日本国内の流通量と回収量
   1.3.2.車載用電池の回収量
   1.3.3.小型二次電池の回収量
  1.4.蓄電池の資源価値と課題
   1.4.1.LIBリサイクルの経済性
   1.4.2.リサイクルの収支構造
   1.4.3.金属の資源価値と輸入価格
   1.4.4.コバルト及びリチウムの用途
   1.4.5.鉛のマテリアルフロー
   1.4.6.LIB回収における経済性
  1.5.リサイクル技術の取組と課題
   1.5.1.リサイクル技術の取組
   1.5.2.次世代リサイクル技術
   1.5.3.焙焼法とダイレクトリサイクル
   1.5.4.リサイクル事業の課題
 2.リサイクル関連法令
  2.1.リサイクル関連の法体系
  2.2.廃掃法の概要
  2.3.資源有効利用促進法の概要
  2.4.EU電池規則の動向
 3.LIBリサイクル市場の実態と課題
  3.1.用途ごとの課題
  3.2.民生品用等の小型携帯機器用途の課題
   3.2.1.増加するLIBの製品事故
   3.2.2.NITEによる発火等の事故情報
   3.2.3.リサイクル処理業者で起こる発火事故
   3.2.4.市町村における発火事故の実態
   3.2.5.発火事故の原因
   3.2.6.LIBの発火のメカニズム
   3.2.7.事業者が取り組む発火事故の安全対策
   3.2.8.発火事故についての法規制
  3.3.EV用等の大型機器用途の課題
   3.3.1.電気自動車の販売台数
   3.3.2.大型LIBの販売量
   3.3.3.車載用LIBのシェア
   3.3.4.世界のLIB廃棄量
   3.3.5.正極材別の車両搭載量
   3.3.6.日本のLIBリサイクルの課題
   3.3.7.廃車後の蓄電池の流通状況
  3.4.今後のリサイクル市場の展望
 4.質疑応答・名刺交換
(鹿島 氏)

 

 

Ⅱ.電動車用バッテリーのリユースおよび低環境負荷型リサイクルによる
  サーキュラーエコノミーの実現

 

 JERAは「世界のエネルギー問題に最先端のソリューションを提供する」ことをミッションとして掲げ、脱炭素社会・循環型社会の実現に資する技術開発に取り組んでいます。バッテリー関連の技術開発としては、スイープ技術を活用した車載用電池の「リユース」、非焙焼方式で電池材料を分離回収・再生する「リサイクル」に取り組んでおり、今回は低環境負荷型リチウムイオン電池リサイクルプロセスの開発および社会実装に向けた取り組みを中心に紹介します。

 

 1.JERA会社紹介
 2.ゼロエミッション2050(水素・アンモニア含む)
 3.バッテリーリユース・リサイクルの取り組み概要
 4.バッテリーリサイクル技術開発実証
 5.その他の取り組み
 6.質疑応答・名刺交換
(長尾 氏)

 

 

- 名 刺 交 換 な ど -
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20260204.html

 

 

 

2025年12月22日 (月)

二曜俳句 季語「古暦(ふるごよみ)」のブログと2025年12月25日(木)開催「プロットプラン・P&ID・配管レイアウトの基礎と留意点」セミナーのご紹介

二曜俳句  12月22日(月

 

 

古暦(ふるごよみ)  暮

 


一年の終わりが近づき、使い古した、もうすぐ役目を終える暦をいいます。

 

十ニ月に入って、来年の新しい暦が手に入ると、不思議なもので今年の暦は途端に古びて見えてくるものです。

 

新年への期待感と一方で残り少ない今年への名残りや感慨も込められます。

 

暮らしのなかにあって、暦は来し方行く末をもっとも端的に象徴するもので、「暦果つ(こよみはつ)」「暦の末」などの季語もあります。

 

 

酔て寝た日のかずかずや古暦         高井几董

 

何となく奈良なつかしや古暦           正岡子規

 

古暦水はくらきを流れけり         久保田万太郎

 

懐かしみをればはやばや暦古る        手塚美佐

 

忘れ得ぬ丸印あり古暦              中村正幸

 

 

2_20251217151001令和七年のカレンダー

 

(担当:白井芳雄)

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☆本日ご紹介セミナー☆

 

★本セミナーでは、プロットプラン・P&ID・配管レイアウトに関する基礎事項とポイントについて、実務経験豊富な高橋氏、石割氏、両講師からこれまで経験したジョブの事例などを交え解説頂きます。

 

「プロットプラン・P&ID・配管レイアウトの基礎と留意点」  セミナー

 

●講 師   日揮グローバル株式会社
          Principal Piping Engineer
          Plant Engineering Department
          Engineering Division 高橋 敦 氏

<経歴>
1998年、日揮株式会社に入社。配管部(現 空間設計部)に配属され、海外の
石油精製・石油化学・ガス処理プラントなどの配管設計業務に従事し、FEEDから
EPCまで幅広いプラント設計の知見を有する。
現在は空間設計部に所属し、プロジェクトの配管設計業務に従事する傍ら、
海外関連会社を含む若手エンジニアの育成にあたる。

 

●講 師   日揮グローバル株式会社
          Principal Piping Engineer
          Plant Engineering Department
          Engineering Division 石割正樹 氏

<経歴>
1998年、日揮株式会社に入社。配管部(現 空間設計部)に配属され、配管設計
遂行グループで主に海外の石油精製・ガス処理プラントの配管設計業務に従事する。
基本設計からEPC、オンショアからオフショアまで幅広いプラント設計の知見を得る。
現在は空間設計部に所属し、配管設計のデジタル化開発および技術開発に従事。
シニアと若手エンジニアの知恵を融合し設計DXを推進している。

 

●日 時   2025年 12月 25日(木) 10:15~16:45


●会 場   東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室》》 会場地図はこちら 《《
        ※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

 

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

 

●受講料     49,940円(1名につき)
         (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
         ※テキスト代、消費税を含む

 


●主 催   (株)技術情報センター

https://www.tic-co.com/seminar/20251206.html

 

 


●セミナープログラム●

<習得知識>

 プラントレイアウト技術
 2次元(P&ID)から3次元を創作するプロセス及びその基礎知識


<講師の言葉>

 プラント配管レイアウトの醍醐味は、何もない状態からプラントの装置群の配置(General Plot Plan)、ならびにその装置群の中の機器配置(Unit Plot Plan)を創作し、プラント全体の空間設計を作り上げることにある。紙の上だけで存在するプラントを、まさに実体のあるものに変化させていくのがプラント配管レイアウトである。
 本講座では、General Plot Plan、Unit Plot Planを作成する過程で重要となるポイント、ならびに、配管アレンジを媒体とした空間設計の基礎に焦点を当てて解説する。


<プログラム>

 

Ⅰ.General Plot Planとは<40分>

 原料から製品までの流れだけでなく、敷地の高低・風向きといった立地上条件、ならびに環境への配慮も、General Plot Planを決定づける重要な因子の一つである。それら因子の紹介ならびに、それらをどのようにGeneral Plot Planの創作過程で考慮するかを解説する。

 1.インターネットから得られる衛星写真から何を読み取り、どう生かすか
 2.立地条件をどうGeneral Plot Planに反映させるか
 3.原料から製品への流れをどう考えるか
 4.建設工事に対する配慮はどう考えるか

 


Ⅱ.Unit Plot Planとは<85分>

 プラントは数多くの構造物ならびに機器で構成されおり、それらの配置においては、考慮しなくてはならないポイントが多々ある。そのポイントに焦点を当てながら、機器配置計画(Unit Plot Plan)の基本的な作業手順を解説する。

 1.パイプラック設置計画の基礎知識と留意点
 2.タワー、ポンプ、ドラムといった各種機器の配置計画に必要な基礎知識と留意点
 3.機器架台計画の基礎知識と留意点
 4.プロットプラン作成の基本的な作業手順

 


Ⅲ.P&IDを正しく理解(読める)する<70分>

 P&IDはプラントの設計に関する設計資料の中で最も重量なドキュメントであり、正しく理解しなければ配管レイアウトはできない。P&IDからどのように配管レイアウトが生み出されていくか、P&IDの記載事項と配管レイアウトの関連について解説する。

 1.P&IDの構成
 2.P&IDでの配管レイアウトに関する要求事項
 3.P&IDから配管レイアウトへの展開

 


Ⅳ.配管レイアウトの基礎知識<80分>

 プラントを構成する機器は、その機能に応じて、操作性やメンテナンス性が異なる。したがって、それら機器周りの配管のレイアウトは、様々な特徴を有する。また、配管レイアウトには、プラントとしての機能を果たすために、最低限考慮しなければならない基本的なルールが存在する。それらに主眼をおいて解説する。

 1.配管レイアウトとは
 2.配管ルート計画を行う上での基礎知識
 3.配管詳細レイアウトを行う上での留意点
 4.バルブと安全弁まわりのレイアウトに関する留意点
 5.計装品の配置計画に関する留意点
 6.タワー、ドラム、ポンプ各種機器まわりのレイアウトに関する留意点

 


Ⅴ.質疑応答<前半:15分、後半:20分>

 

- 名 刺 交 換 な ど -
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20251206.html

 

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