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2025年3月19日 (水)

水曜俳句 季語「木蓮(もくれん)」のブログと2025年4月10日(木)開催「ケミカルルーピング技術とCO2分離回収/水素製造/産業への応用展開」セミナーのご紹介

水曜俳句  3月19日(水

木蓮(もくれん) 仲春

中国原産で、モクレン科の落葉低木。
「木蓮」は、恐竜が全盛期の白亜紀から今と同じような姿で存在していたとされ、地球上で最古の花木と言われています。
可憐な花ですがそのたくましい生命力には驚かされます。

漢名の「木蓮」は、花が蓮に似ていることから名付けられました。
別名を「紫木蓮」といって、葉が出てくる前から深い紫色の六花弁の大きな花がゆったりと開いて、ゆらゆらと空にあるのは気品があり、見事です。

「白木蓮」は別種ですが、木蓮と同じく中国原産の落葉高木で花は白色、紫木蓮より一足早く咲きます。
咲きはじめのつぼみは天を仰ぎ、花開くとひときわ豪華です。

開花から散るまでの寿命は短く、大ぶりの花びらが散っていく様子は息をのむ美しさです。

風が吹けばあっという間に散ってしまうのは、春の花の風情です。


木蓮の風のなげきはただ高く

 

中村草田男

 

Magnolia liliiflora 2021 G1 

木蓮の花

George Chernilevsky, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で 

 

 

光蔵寺のハクモクレン 

白木蓮の花

Giro kanou, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で 

 

(担当:白井芳雄)

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☆本日ご紹介セミナー☆

2025年4月10日(木)開催

~講師4名(カーボンフロンティア機構、積水化学工業、
           東京科学大学、神奈川工科大学)ご登壇~
「ケミカルルーピング技術とCO2分離回収/水素製造/産業への応用展開」

                                         セミナー!

 

●日 時   2025年 4月10日(木) 10:00~16:25


●会 場   東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
        ※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む


●主 催   (株)技術情報センター

 

https://www.tic-co.com/seminar/20250417.html

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

 

※アーカイブ受講可能 (事情により、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲのみ可能。)
(当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
1.受講料は39,600円となります。(※Ⅳの視聴は出来ません)
2.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

 

★本セミナーでは、ケミカルルーピング技術に焦点をあて、燃料反応の原理、酸素キャリアの種類・選定、国内外の技術開発動向、逆シフト反応並びに鉄鋼・化学産業への活用に向けた取組み、キャリア材料開発や水素製造・二酸化炭素還元反応、使用済み有機溶剤の無害化処理への活用などについて、最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

 

セミナープログラム●


Ⅰ.ケミカルルーピング燃焼ポリジェネレーション技術開発

一般財団法人カーボンフロンティア機構
技術企画部 課長代理
齊藤知直 氏

 ケミカルルーピング燃焼(CLC: Chemical Looping Combustion)とは、燃料を燃焼させるのに空気を使う(空気燃焼)のではなく、金属酸化物粒子(酸素キャリア)内の酸素との反応を利用する技術である。近年、脱炭素化の観点から、発電所や化学プラントの排ガスから二酸化炭素(CO2)を分離回収して貯留(CCS)もしくは化学品製造などに利用(CCU)する技術の実現に期待が高まっており、ケミカルルーピング燃焼は高効率にCO2を分離回収可能な技術として注目されている。
 本講座では、ケミカルルーピング燃料反応の原理、酸素キャリアの種類と選定、世界の技術開発動向を概説するとともに、日本の技術開発の進捗について紹介する。

 1.ケミカルルーピング燃焼反応の原理
 2.酸素キャリアの種類と選定
 3.固体燃料と酸素キャリアの反応
 4.酸素キャリアによるアルカリ吸収、タール改質
 5.世界のケミカルルーピング燃焼技術開発動向
 6.日本のケミカルルーピング燃焼技術開発の進捗
  6-1 CO2分離型化学燃焼石炭利用技術開発(NEDO委託事業)
  6-2 ケミカルルーピング燃焼ポリジェネレーション技術開発(NEDO委託事業)
 7.まとめ
 8.質疑応答・名刺交換


Ⅱ.ケミカルルーピングで実現する「高反応収率CO2→CO変換技術」と
  カーボンニュートラルに向けた取り組み

積水化学工業株式会社
R&Dセンター 先進技術研究所
グリーンケミストリープロジェクト
プロジェクトマネージャー
柳橋宣利 氏

 カーボンニュートラルを実現する上でCO2を利活用するCCU技術の確立が不可欠である。積水化学では安定なCO2を高反応収率でCOに変換するケミカルルーピング型逆シフト反応技術を開発し、CCUプロセスの確立によるサステナブルな社会の実現に向け技術開発を推進している。
 本講演では、ケミカルルーピング型逆シフト反応技術の紹介、並びに鉄鋼産業や化学産業への活用に向けた取り組みについて紹介する。

 1.積水化学のカーボンニュートラルに向けた取り組み
 2.ケミカルルーピング型逆シフト反応技術
 3.鉄鋼産業への活用
 4.化学産業への活用
 5.そのほかのプロジェクト
 6.質疑応答・名刺交換


Ⅲ.ケミカルループ法のキャリア材料開発と水素・カーボンリサイクル技術への展開

東京科学大学
環境・社会理工学院 融合理工学系
エネルギー・情報コース 教授
大友順一郎 氏

 ケミカルループ法は、二酸化炭素分離プロセスを伴う発電利用に加え、水素製造やカーボンリサイクルへの応用が可能であり、カーボンニュートラル社会に向けたCCSやCCUへの展開が期待される。
 本講演では、ケミカルループ法のキャリア材料開発について解説し、水素製造や二酸化炭素還元反応の取り組みについて紹介する。

 1.ケミカルループ法の作動原理とキャリア材料の開発
 2.多様な炭素資源およびCO2利用のための化学ループシステム設計
  2.1 ケミカルループシステムの概要
  2.2 ケミカルループ法の水素製造とCCU
  2.3 ケミカルループシステムの経済性分析
 3.質疑応答・名刺交換


Ⅳ.ケミカルループ燃焼による有機廃液の処理に関する取り組み

神奈川工科大学
工学部 応用化学生物学科 
資源エネルギーシステム研究室 准教授
大庭武泰 氏

 ケミカルループは燃焼時のCO2分離回収技術として知られているが、燃料の酸化は酸素キャリア粒子との反応であるため、幅広い燃料に対応できることも特徴である。
 本講演では、使用済み有機溶剤の無害化処理に活用するプロジェクトについて紹介する。

 1.プロジェクトの概要
 2.ケミカルループと燃料の種類
 3.反応器の形状
 4.小型検証機での試験結果
 5.コールドモデルによるスケールアップ検討
 6.今後の展望
 7.質疑応答・名刺交換

 

詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓

https://www.tic-co.com/seminar/20250417.html

 

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