二曜俳句 季語「更衣(ころもがえ)」のブログと2025年6月19日(木)開催「バイオマス等燃料の発熱現象とその利用、発熱性評価及び 火災・爆発に関するガイドラインと事故事例からみる防止策」セミナーのご紹介
二曜俳句 5月29日(木)
更衣(ころもがえ) 初夏
衣服を涼しい夏物に替えること。
昔は宮中でも民間でも、旧暦4月1日(新暦の4月下旬~5月初旬ころ)と、10月1日(新暦の10月下旬~11月初旬ころ)を更衣の日とし、着物・調度を取り替えました。
今も和装では、5月1日から「袷(あわせ)」、6月1日から「単衣(ひとえ)」、7月1日から「薄物(うすもの)」という約束ごとがあります。
制服を着用する学校、職場、自衛隊などでは6月1日に一斉に夏服に変えるところが多いようです。
社会では「衣替え」と書くことが多いですが、俳句では古来「更衣」「衣更ふ」と表現します。
半袖の白い夏物、夏服に衣替えすると、身も心も軽やか、見た目も涼しく夏到来を実感します。
ここでは、鈴木真砂女シリーズの第2回として彼女が詠んだ「更衣」の句を掲げました。
身の細るほどの苦労や更衣
しばらくは職なき衣更へにけり
来る運を待つ気の衣更へにけり
倖せはわがつくるもの更衣
衣更へて小店一つをきりまはし
衣更へて口紅指して店の貌(かお)
小料理屋「卯波」を開店してから、当初は苦労や緊張感があったでしょうが、順調にお店が繁盛して、気持ちに余裕が出てくる様が時間経過でよくわかります。
袷の長着の例 表地とは対照的な色の裏地(八掛・袖口布)をあしらったもの。
Meomeo15, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で
(担当:白井芳雄)
*************************************************************************
☆本日ご紹介セミナー☆
2025年6月19日(木)開催
「バイオマス等燃料の発熱現象とその利用、発熱性評価及び
火災・爆発に関するガイドラインと事故事例からみる防止策」
セミナー!
●日 時 2025年 6月19日(木) 10:00~16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※上記全て、テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター
https://www.tic-co.com/seminar/20250621.html
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のプログラムⅢのテキスト資料はセミナー開催日の直前にゆうパックにてお送り致します。
※プログラムⅠ・Ⅱ・Ⅳのテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。
※アーカイブ受講可能 (事情により、Ⅰ・Ⅱ・Ⅳのみ可能。)
(当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
1.受講料は39,600円となります。(※Ⅲの視聴は出来ません)
2.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。
※会場受講・ライブ配信受講からアーカイブ受講へ変更の場合、
開催日の4営業日前までにご連絡いただけた場合は受講料を変更いたします。
以降は受講料の変更・返金は出来かねますのでご了承ください。
アーカイブ受講から会場受講・ライブ配信受講へ変更の場合は、差額をご請求いたします。
★本セミナーでは、おがくずや樹皮チップの発熱挙動、木質バイオマス単体での自己発熱による炭化の可能性(自然発火を人為的に制御し、外部熱源を必要としないバイオマスの炭化法を試みた研究)から、バイオマス等固体燃料の発熱性評価手法および粉砕機内におけるバイオマス・石炭堆積物の発熱性評価技術、バイオマス発電所の火災・爆発対策に関するガイドラインならびに、実際の災害の詳細な内容および爆発・火災原因と再発防止策に至るまで、斯界の最前線でご活躍中の講師陣から詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。
●セミナープログラム●
Ⅰ.木質バイオマスに含まれる無機物が自己発熱へ及ぼす影響
国立大学法人 三重大学
大学院生物資源学研究科 准教授
滝沢憲治 氏
堆積されたバイオマスは時として自ら発熱し自然発火を引き起こす。従前の研究では自然発火を未然に防ぐ目的のものが多数であったが、本研究では自然発火を人為的に制御し、外部熱源を必要としないバイオマスの炭化法を試みた。本講演では、おがくずおよび樹皮チップを用いて、木質バイオマス単体での自己発熱による炭化の可能性を検討した。
1.バイオマスの自己発熱現象
2.おがくずと樹皮チップの発熱挙動
3.バイオマスに含まれる無機物の自己発熱への影響
4.含水率が樹皮チップの自己発熱へ及ぼす影響
5.質疑応答・名刺交換
Ⅱ.バイオマス等固体燃料の発熱性評価手法および粉砕機内における
バイオマス・石炭堆積物の発熱性評価技術
一般財団法人電力中央研究所
エネルギートランスフォーメーション研究本部
プラントシステム研究部門 主任研究員
橋本一輝 氏
本講演では、バイオマス等固体燃料の発熱性評価手法と特徴について説明するとともに、発熱性評価事例として、微粉炭火力発電所の粉砕機内を模擬して、バイオマス・石炭堆積物の発熱性を評価した結果について紹介する。
1.バイオマス燃料の主要な発熱要因(水分吸着、微生物活動、酸化による発熱)
2.バイオマス等固体燃料の発熱性評価手法と特徴
3.発熱性評価事例 -粉砕機内におけるバイオマス・石炭堆積物の発熱事象の概要-
4.バイオマス・石炭堆積物の発熱性比較
5. 雰囲気温度と石炭へのバイオマス混合率が発熱性に及ぼす影響
6.質疑応答・名刺交換
Ⅲ.バイオマス発電所の火災・爆発対策に関するガイドライン(仮)
(株)PEO技術士事務所 代表取締役
技術士(総合技術監理・衛生工学部門/廃棄物・資源循環)
エネルギー管理士 公害防止管理者(ダイオキシン類)
笹内謙一 氏
※講演概要が決定致しましたらアップさせて頂きます。
Ⅳ.事故原因から学ぶ木質バイオマスの安全なハンドリング
国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学
未来材料・システム研究所 教授
成瀬一郎 氏
近年、日本各地で規模を問わず、バイオマス専焼あるいはバイオマスと石炭との混焼ボイラが運開されつつある。カーボンニュートラルな燃料として期待されている木質バイオマス燃料ではあるものの、チップにおいては発酵発熱火災、ペレットに関しては発酵発熱火災とともに粉塵爆発の可能性が指摘されており、実際に鳥取県・米子、愛知県・武豊ならびに北海道・石狩の各施設においてバイオマスペレットの爆発・火災事故が発生した。その災害の詳細な内容ならびに事故原因を説明するとともに、その再発防止策について紹介する。
1.鳥取県・米子の小規模バイオマス専焼ボイラにおける搬送ラインでの爆発・火災
2.愛知県・武豊の大規模石炭・バイオマス混焼ボイラにおける搬送ラインでの爆発・火災
3.北海道・石狩の小規模バイオマス専焼ボイラにおける搬送ラインでの爆発・火災
4.再発防止策
5.質疑応答・名刺交換
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓
https://www.tic-co.com/seminar/20250621.html