二曜俳句 季語「黴」のブログと書籍『欧米規制/ICH Q3Eをふまえた E&L(Extractables&Leachables)試験の 分析手法・安全性評価/管理閾値とリスク管理』のご紹介
二曜俳句 6月26日(木)
黴(かび) 仲夏
梅雨頃から盛夏の高温多湿の時期に多く見られる菌の一種。
食物、衣服、器具、書籍などあらゆるものに発生します。
水虫も白癬菌(はくせんきん)が原因。
うっとうしい季節の象徴です。
清潔志向の現代ではアレルギー疾患を引き起こす一因などとして嫌われています。
しかし、ペニシリンを作る黴をはじめ、味噌、醤油、チーズなど麹菌は人間にとって有益な黴もあります。
ここでは、真砂女の詠んだ「黴」の句のほか印象的な句を選んでみました。
交響曲運命の黴拭きにけり
野見山朱鳥
徐(おもむ)ろに黴がはびこるけはひあり
松本たかし
黴拭(ぬぐ)ふ心の傷を拭ふごと
鈴木真砂女
黴のアルバム母の若さの恐ろしや
中尾寿美子
親戚のような顔して黴育つ
鎌田次男
ブルーチーズの一種、スティルトン(イギリス)
Dominik Hundhammer (ユーザー:Zerohund ), CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
(担当:白井芳雄)
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さて、本日は新規取扱い書籍のご紹介です。
『欧米規制/ICH Q3Eをふまえた
E&L(Extractables&Leachables)試験の
分析手法・安全性評価/管理閾値とリスク管理』
~医薬品包装・容器/凍結乾燥製剤/バイオ・シングルユース/医療機器~
です!
【著者】
小松 一聖 塩野義製薬株式会社
鈴木 政明 元クロムソードジャパン株式会社
坂本 悠太 ユーロフィン分析科学研究所株式会社
清家 悠介 ユーロフィン分析科学研究所株式会社
松田 博行 ZACROS株式会社
伊藤 将太 ZACROS株式会社
黒田 倫史 オムピジャパン株式会社(Stevanato Group)
岡本 悠佑 国立医薬品食品衛生研究所
長谷川 千恵 国立医薬品食品衛生研究所
野村 祐介 国立医薬品食品衛生研究所
嶋田 いつか 株式会社住化分析センター
浦野 のり子 株式会社住化分析センター
福永 辰也 株式会社住化分析センター
中澤 晶子 株式会社住化分析センター
【目次】
第1部 E&L(Extractabels & Leachables:抽出物・浸出物)における
欧米の規制要件とその動向
第1章 ICH-Q3E:医薬品及び生物製剤の
E&L(Extractabels & Leachables:抽出物・浸出物)ガイドライン作成の
背景とポイント
はじめに
1. ICH-Q3E 以前の状況
2. ICH-Q3E のコンセプトペーパー(CP)
3. ICH-Q3Eトピックの議論の現状
4. 想定される日本固有の考慮点
5. ICH-Q3Eガイドライン作成に関する今後の予定
第2章 欧米のE&L(Extractables & Leachables:抽出物・浸出物)における規制の動向
はじめに
1. EU におけるE&L のガイドライン
1.1 EMA ガイダンス(1)
1.2 EMA ガイダンス(2)
1.3 欧州薬局方(EP)
2. 米国の規制及び規格
2.1 米国薬局方(USP)
2.1.1 USP <661>
2.1.2 USP <1663>
2.1.3 USP <1664>
2.2 連邦規則コード(1)
2.3 連邦規則コード(2)
2.3.1 FDA ガイダンス
第3章 業界団体におけるE&L(Extractables & Leachables:抽出物・浸出物)試験の動向
はじめに
1. PQRI:Product Quality Research Institute
2. BPSA:Bio-Process Systems Alliance,BPOG:BioPhorum Operations Group
第2部 医薬品包装・容器等における
E&L(Extractabels & Leachables:抽出物・浸出物)試験の
分析方手法と安全性評価・リスク管理
第4章 医薬品のE&L(Extractables & Leachables:抽出物・浸出物)試験における
分析法と安全性評価・リスク管理
第1節 ガスクロマトグラフ質量分析(GC/MS)計を利用したE&L 試験と分析法
はじめに
1. GC/MS の仕組み
2. GC/MS(ALS 法)を用いたExtractables(抽出物)試験
3. GC/MS(HS 法)を用いたExtractables(抽出物)試験
4. GC/MS を用いたLeachables(浸出物)試験
第2節 LC/MS(液体クロマトグラフィー質量分析)計を利用したE&L試験と分析法
はじめに
1. LC/MS の仕組み
2. LC/MS を用いたExtractables(抽出物)試験
3. LC/MS を用いたLeachables(浸出物)試験
第3節 LC/MS(液体クロマトグラフィー質量分析)計を利用したE&L試験と分析法
はじめに
1. ICP 質量分析計(ICP/MS)の仕組み
2. ICP/MS 測定時の注意点
3. ICP 質量分析計を用いたExtractables(抽出物)試験
3. ICP 質量分析計を用いたLeachables(浸出物)試験
3. バリデーションの評価項目及びシステム適合性の例
第5章 医薬品包装・容器等における
E&L(Extractables & Leachables:抽出物・浸出物)の安全性評価・管理閾値と
リスク管理
はじめに
1. E&L に関する各種用語
2. 変異原性・変異原性発がん性
3. 変異原性・変異原性発がん性以外のエンドポイント
3.1 海外(欧米)
3.2 欧米の活用事例詳細
3.2.1 経口投与
3.2.2 注射投与
3.2.3 吸入投与
3.2.4 皮膚投与
3.2.5 その他の注射経路
3.3 許容量設定に十分なデータが得られる場合の対応
3.3.1 許容量設定の基本的な考え方
3.3.2 F1 =種間の外挿を考慮するための係数
3.3.3 F2 =個体間の変動を考慮するための係数
3.3.4 F3 =短期間曝露の毒性試験を考慮するための係数
3.3.5 F4 =毒性の重篤性を考慮するための係数
3.3.6 F5 = NO(A)EL が得られない場合に適用する係数
3.3.7 F6 =曝露経路の違い(例:経口と注射の違い)を考慮するための係数
3.3.8 F7 =リードアクロスを使用する場合に適用される係数
おわりに
第6章 バイオ医薬品等でのシングルユースにおける
E&L(Extractables & Leachables:抽出物・浸出物) の影響とリスク評価
はじめに
1. E&L(Extractables & Leachables:抽出物・浸出物) の影響とリスク評価
1.1 バイオ医薬品製造工程におけるシングルユース製品
1.2 シングルユース製品のリスクマネジメント
1.2.1 不溶性異物
1.2.2 不溶性微粒子
1.2.3 エンドトキシン,微生物等
1.2.4 Extractables(抽出物)及びLeachables(浸出物)(E&L)
1.3 シングルユース製品におけるE&L の概要
2. シングルユース製品のE&L 試験の流れと注意点
2.1 E&L 試験の流れ
2.1.1 情報収集
2.1.2 Extractables(抽出物)試験
2.1.3 リスクアセスメント
2.1.4 Leachables(浸出物)試験
2.2 シングルユース製品を構成する部材とその材質
2.3 シングルユース製品の滅菌
2.4 シングルユース製品の流通
2.5 シングルユース製品の使用
2.6 シングルユース製品の使用
2.6.1 サンプルの準備における注意点
2.6.2 抽出液の調製における注意点
3. Extractables(抽出物)の化学的特性と分析戦略
3.1 Extractables(抽出物)の化学的特性
3.2 Extractables(抽出物)の分析戦略
3.2.1 Extractables(抽出物)の分析方法
3.2.2 分析方法の妥当性
3.2.3 Extractables(抽出物)の報告
おわりに
第7章 臨床試験等決定に向けた参考情報としてのリアルワールドデータの利活用
はじめに
1. 凍結乾燥プロセス: 主な利点と関連する課題
1.1 凍結乾燥プロセス概要
1.2 包装資材との相互作用
1.3 凍結乾燥製剤に用いられるE&L 試験対象包装資材例
2. 相互作用メカニズム:ガス放出と漸進的蓄積
3. 凍結乾燥製剤に関するE&L の規制フレームワーク
3.1 FDA ガイドライン
3.2 EMA ガイドライン
4. 凍結乾燥製剤特有のリスク
4.1 再溶解によるリスク
4.2 分析の複雑さと適切なブランクサンプルの準備
5. E&L リスクを軽減するための戦略
おわりに
第3部 医療機器におけるE&L(Extractabels & Leachables:抽出物・浸出物)試験の分析手法と安全性評価・リスク管理
第8章 医療機器におけるE&L (Extractables & Leachables:抽出物・浸出物)分析
― 化学分析を併用した生物学的安全性評価 ―
はじめに
1. 化学分析を併用した医療機器の生物学的安全性評価
2. 毒性学的懸念の閾値及び許容限度値に基づいた医療機器の安全性評価
3. E&L 分析
4. 生物学的安全性試験用標準材料の開発
おわりに
第9章 医療機器のE&L(Extractables & Leachables:抽出物・浸出物)試験と
毒性学的リスクアセスメント
1. 生物学的安全性評価における化学的キャラクタリゼーションの位置づけ
2. 化学的キャラクタリゼーションの手順
2.1 分析試験項目及び測定方法
2.2 閾値の設定
2.3 検体の選定
2.4 抽出
2.5 抽出液の調製
2.6 定量
2.7 同定
3. 毒性学的リスクアセスメント
3.1 医療機器から体内への移行量(ばく露量)の推定
3.1.1 放出動態情報からのEEDmax推定
3.2 毒性学的スクリーニング限界 (TSL: Toxicological screening limit)
3.3 毒性学的情報の入手
(1) TI算出の出発点(POD: Point of departure)選択
(2) 不確かさ係数(UF: Uncertainty factor)の決定
(3) 非発がん性の全身影響をエンドポイントとしたTIの算出
3.4 リスク評価
おわりに
第4部 E&L(Extractabels & Leachables:抽出物・浸出物)における申請時の留意点と当局指摘事例
第10章 E&L(Extractables & Leachables:抽出物・浸出物)におけるFDA 要求と指摘事項例
1. E&L 試験における重要事項
1.1 E&L 試験全般における見落としがちな重要事項
1.2 Extractables(抽出物)試験の注意点
1.3 Leachables(浸出物)試験における注意事項
1.4 変更管理に関する注意点
2. 方法論的検証
3. 毒性学的リスクアセスメント
4. FDA の指摘事項例
おわりに
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