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2026年2月

2026年2月 4日 (水)

TICブログ「絵画と俳句をつなぐ」2026年2月4日                      伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の壱

伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の壱

It_jakuch__rooster_and_sunflowers_colorf

『向日葵雄鶏図(ひまわりゆうけいず) 』

142.3cm × 79.7cm 制作年 1759年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

 伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons

 

 

今年からは、偶数月の第1水曜日に
1.該当月に開催する当社主催全セミナーのご案内

2.当コーナーからのおすすめセミナーのご案内

3.「絵画と俳句をつなぐ」
 魅力ある絵画とその絵から連想できる俳句

を発信していきます。

第1回から数回は伊藤若冲の「動植綵絵」の紹介です。
制作時期の早い順に主要な作品を紹介し、絵画に合った俳句を掲げました。

 

 

 

「動植綵絵(どうしょくさいえ)」とは

 

「動植物」を鮮やかな色彩、「綵絵(いろどりえ)」つまり、極彩色で描いた全30幅の作品群。
江戸時代中期の絵師、伊藤若冲の代表作であり、皇居三の丸尚蔵館蔵の国宝。
若冲40から50代、約10年かけて制作されました。

 

若冲は鶏をはじめ、鶴や孔雀などのさまざまな鳥類、さらには虫や魚、植物とこの世に生を受けた生命対して敬虔な想いを抱き、その美しさを描き表したいという強い思いから、幅広いモチーフを選び、時にはそれらを組み合わせ描いていきました。

 

作品は鮮やかな色彩、質感や羽根の重なり具合までもが緻密に描き込まれ、そしてそれらから溢れれるエネルギーに圧倒されます。

 

どんな小さな虫でも、画面隅の虫食いのある葉っぱ一枚であっても、分け隔てなく慈しんで丁寧に描かれ、その一幅一幅に彼の持てるすべての経験、技術、発想力が注ぎ込まれています。

 

 

 

伊藤若冲

 

京都中心部、現在でもたくさんの人で賑わう京の「胃袋」錦小路の大店(おおだな)青物問屋「桝源(ますげん)」の嫡男として生まれ、彼が22歳の時に父の死を受けて家長の座を継ぎます。

四代目「桝源」主人は、生粋の京の町衆であり、裕福な商家の旦那です。

しかし、彼は、幼い時から学ぶということが大嫌い、書も下手なら、音曲(おんぎょく)など、商人たちにとって社交ツールともなるさまざまな芸事にも、酒を飲むこと、女性と付き合うことなどの「楽しみ」にも興味を持てませんでした。

 

そのような彼の性格は「商家の旦那」には不向きで、家長としての務めを果たしながらも、居心地の悪さを感じずにはいられなかったようです。
ちなみに、若冲は生涯独身でした。

 

そんな若冲にとって、絵を描いている間は、たとえ束の間でも家業の煩わしさを忘れ、自分らしい自分に立ち戻ることができ、やがてそれは趣味の範疇を超え、絵を描くことに没頭していきます。

 

まず、狩野派の技法を学び、あらかた基礎を習得すると今度は中国絵画に目を向けます。
京の社寺が所蔵する名画を見てひたすら模写に励み、数年間にこなした模写の数は1000枚にも上ります。

 

努力と集中力と素質によって、若冲の絵はみるみるうちに上達していきます。
しかし、「どんなにうまく描けたとしても、手本とした先人たちの真似でしかない」との思いから、「先人」と同じあるいはそれを超える領域に達するには、どうすればいいかと考え、若冲が出した結論は「モチーフを自分自身の目で直接見て、描く」ことでした。
そして、その最初の対象となったのが鶏でした。
例えば、孔雀や鸚鵡(おうむ)などは、鮮やかで見栄えがしますが、手に入りにくい。
しかし、鶏なら近くの農家で飼われている身近な存在で、四季を問わず観察することができる。
さらに、鶏の羽の持つ色彩に、「美」を見出し、惹きつけられるものを感じていました。

 

早速、彼は、数10羽の鶏を庭に放し飼いにし、数年間にわたって、ひたすらその生態を観察、写生し続けることから、すべてを始めていきます。
そのことから、彼の作品は「鳥」を描いたものが圧倒的に多くなっています。

 

 

 

1.『芍薬群蝶図(しゃくやくぐんちょうず)』

 

It_jakuch__herbaceous_peonies_and_butter

142.0cm × 79.8cm 制作年 1757年ー1760年頃 皇居三の丸尚蔵館所蔵

 伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons

 

「動植綵絵」30幅のうち、最も早くに制作されたと考えられる作品で、赤、白、ピンクと優雅に咲き乱れる芍薬の花に魅せられ集まってくるさまざまな種類の蝶が描かれています。

 

蝶の翅は顔料と染料を使い分け、白色の蝶は表と裏とも胡粉(ごふん、ホタテや牡蠣の貝殻を原料とする日本の伝統的な白色顔料)で薄く彩色され、一番上の2匹の蝶に限っては裏彩色せず、白さを控えめして、より高い位置を飛んでいることを表現しています。

 

芍薬は赤、白、ピンクと様々な色のものが描かれ、薄く塗られた胡粉によって半透明の質感が与えられ、曲線が花芯からも葉からも広がっていってます。
中央の花びらの減った散り際の芍薬は、美しさと儚さを表現しているのでしょうか。

 


ここでは、三春の季語「蝶」と初夏の季語である「芍薬」を詠んだ句を選びました。

 

 

 

蝶(ちょう)

 

蝶は厳しい寒さの真冬をのぞけば、1年中見ることのできる人目につきやすい昆虫です。
その姿の美しさは花鳥風月のひとつに挙げられ、自然の美しい風物の代名詞です。

 

春いちばん早く目につく蝶を「初蝶」といい、早春の光の中でひらひらと舞う姿は、いかにも春の使者の風情があります。

 

蝶は卵から幼虫、さなぎ、成虫というサイクルを年に数回繰り返します。
早春から晩春にかけて多く飛びますが、「初蝶」または単に「蝶」というときは春の季語です。

 

「揚羽蝶」は夏に多く見られるので夏の季語、成虫で越冬する「凍蝶(いてちょう)」は冬の季語になります。
また「蝶の昼」といえば、うららかに晴れた春の日中をいい、のどかな気分が漂う言葉です。

 

 

ひらひらと蝶々黄なり水の上

正岡子規

方丈の大庇(ひさし)より春の蝶

高野素十

あをあをと空を残して蝶分れ

大野林火

 

 

 

芍薬(しゃくやく)

 

芍薬は、中国北部やシベリア東部などを原産とするボタン科の多年草。
平安時代ころ、中国より渡来しました。

 

根に薬効があり、現在も漢方薬などに用いられ、鑑賞用に栽培され始めたのは江戸時代です。
ヨーロッパでも薬草として古くから栽培されてきました。

 

花期は6月で、一重咲きから八重咲きまであり、花色は淡紅、白、濃紅、深紅、絞りなどがあります。
花茎は約15cmもある大輪で、見目麗しい女性を


「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」


とたとえるように、大変美しい花で「顔佳草(かおよぐさ)」とも呼ばれます。

 

牡丹とよく似ていますが、先に咲く牡丹と入れ替わるように開花し、冬は地上部が枯れて、休眠するのが特徴です。

 


芍薬の蕊(しべ)の湧き立つ日南(ひなた)かな

炭 太祇

芍薬のつんと咲きけり禅宗寺

小林一茶

芍薬のうつらうつらと増えてゆく

阿部完市

 

 

 

2.『雪中鴛鴦雀(せっちゅうえんおうず)』

 

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142.0cm ×79.8cm 制作年 1759年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

 伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons

 

鴛鴦(おしどり)は夫婦和合の象徴で、寄り添って描かれるのが普通です。

しかし、この図では、冬の深閑とした水辺の雪景色のなか、餌を探す冷たい水中の鴛鴦の雌。
その雌を雪の重みで垂れ下がった柳の枝が、突き沈める鋭い針のような形をしているのが衝撃的です。

 
つがいの雄は山茶花(さざんか)の咲く土坡(どは、小高く盛り上がった地面のこと)の上で高みの見物。

 

妻帯をせずに独身を貫いた若冲の女性に対する忌避感をうかがわせます。

ねっとりとした雪を描くことの多い若冲にしては珍しく、胡粉の大胆な吹き付けによってさらっとしたパウダースノーが表現されています。


ここでは三冬の季語「鴛鴦」と図の「鴛鴦」 足元近くに咲いている初冬の季語「山茶花」を詠んだ句を選びました。

 

 

鴛鴦(おしどり)

 

カモ科の水鳥。
森林に囲まれた池沼、川に棲み、大木の洞で繁殖します。
雌雄異色で、雄は色とりどりの羽に包まれひときわ美しく、対照的に雌は灰褐色でいたって地味です。

 

雌雄並んで泳ぎ、翼を交えて眠るとされ、「鴛鴦夫婦(おしどりふうふ)」という言葉があるように、夫婦仲が良いとされています。

 


帰り来て夜をねぬ音(ね)や池の鴛(おし)

炭 太祇

鴛(おしどり)や国師の沓(くつ)もにしき革

与謝蕪村

しのびねに鳴く夜もあらん離れ鴛(おし)

加藤暁台

 

 

 

 

山茶花(さざんか)

 

ツバキ科の常緑小高木。
大きいもので高さが10メートルを超えるものもあり、庭木や生垣に植えられているのをよく見かけます。

野生のものは白色一重ですが、園芸種は白色、淡紅色、白色に紅がさすもの、紅白の絞りなどがあり、葉は常緑で艶があります。

気温が10度以下になる初冬、枝先に椿より小形の五弁の花をつけます。

 

また、「山茶花」と書くのは当て字で、本来は「茶梅」の字が正しいとされています。

花弁が地面に散り敷いたさまや、寒風にはらはらと散りゆくさまは、寂しいなかにも風情があります。

 


山茶花のここを書斎と定めたり

正岡子規

乱雑に山茶花散るよ泣く子にも

金子兜太

湯が沸いてをり山茶花が散つてをり

黛 執

 

 

 

3.『秋塘群雀図(しゅうとうぐんじゃくず)』

 

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142.2cm × 80.1cm 制作年 1759年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

伊藤若冲(1716-1800), パブリックドメイン, via Wikimedia Commons 

 

豊かに実る穀物に群がる雀という図は、繁栄、豊穣を願う吉祥画です。

 

この図は画面を三分割して、舞い降りてくる雀の群れを上から三分のニの中におさめ、粟の実を啄(ついば)む雀たちは下三分の一のなかだけに描かれています。

 

下降してくる雀たちは、首の向きが少しだけ違うものがありますが、ほとんど同じ姿で、同一パターンの繰り返しはどこか不穏な雰囲気を醸し出しています。
粟に群がる雀は一羽として同じ姿勢でないのとは対照的な作品です。

 

たくさんの数を表現する場合、正確でなくても百という数字を用いますが、百という漢字から上の一をとると白になります。
そのため、九十九番目を白色に描くことがあります。

 

この図でも下降してくる群れの上の方の一羽が白く描かれています。
中国の吉祥画でよく使われる手法で、若冲はそのような認識があったことがこの図から知ることができます。

 

 

稲雀(いなすずめ)

 

雀は一年中よく見られる鳥ですが、単独では季語にはならず、季節を表すほかの単語と組み合わせて用いられます。

 

この図では粟を啄む雀が描かれています。
粟+雀を表す季語はなく、ここでは秋の季語である稲雀を詠んだ句を選びました。

 

稲が熟れはじめるころから刈り入れのころまで、稲田に群れて穂を啄(ついば)む雀のことをいいます。

 

まず数羽が下見をし、続いて多くの雀が群れます。
最も啄(ついば)みやすい畦近くの稲穂は丸坊主になるほどの被害に遭います。

 

北海道で繁殖した入内(にゅうない)雀が何十万という大群でおしかけ、東北地方の稲田に襲いかかった例では、一反歩(いったんぶ、約300坪)の稲田が、3回から4回ほどの襲撃で食い尽くされました。

 

稲雀茶の木畠や逃(にげ)どころ
松尾芭蕉

稲雀飛鳥の風にひろがれり
中 拓夫

稲雀空にぶつかっては沈む
月野ぽぽな

 

 

 

粟(あわ)

 

イネ科の一年生作物で、原産地は東アジア。世界各地で古くから栽培されています。
いわゆる、五穀(米、麦、粟、黍(きび)、豆)の一つ。
縄文時代によく栽培され、稲の渡来以前は日本人の主食でした。

 

草丈1.5メートルくらい。
穂は黄色の円筒状。
栽培期間が3~4ヶ月と短く、痩せた土地でもよく育ちます。

 

糯(もち)と粳(うるち)の別があり、鳥の餌や菓子の材料として利用されています。

明治・大正時代は大量に生産されましたが、最近では栽培量はかなり少なくなっています。

 

よき家や雀よろこぶ背戸の粟
松尾芭蕉

粟干すや重ねたる穂のみな寂(しづ)か
橋本鶏ニ

やはらかに箸おしかへす粟の餅
高田正子

 

 

 

4.『向日葵雄鶏図(ひまわりゆうけいず)』

 

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142.3cm × 79.7cm 制作年 1759年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

 伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons

 

向日葵と朝顔と雄鶏で花鳥画を描くという試みは、そのころまでの日本絵画史上はじめてかも知れません。

雄鶏があたかも歌舞伎役者が見得を切っているかのように、向日葵と朝顔の下に片脚で立ち、朝顔にからみついている紺の葉と花の白との対比が鮮やかです。

江戸時代には、博物学とともに園芸が普及拡大し、海外から新たな品種の植物が渡来しました。
また、品種改良が進むなど、江戸時代の園芸技術は世界的にも高水準なものでした。

本図は、このころの隆盛する園芸を表すかのように、17世紀に渡来したと思われる向日葵と品種改良によって生まれた班入りの朝顔が描かれています。

そして、美しい羽の雄鶏も品種改良された鑑賞用の鶏であろうと考えられます。

 

ここでは晩夏の季語「向日葵」と初秋の季語「朝顔」を詠んだ句を選んでみました。

 

向日葵

 

原産地は北アメリカ北西部で、キク科の一年草。

黄色い大輪の花は、太陽のように力強く、親しみ深い花です。

「日輪草(にちりんそう)」「日車(ひぐるま)」ともいわれ、与謝野晶子は「黄金日車」と詠んでいます。

向日葵という名は、太陽の方向に花が回る、として名付けられましたが、実際に回るのは蕾(つぼみ)が花開くときだけです。

7〜8月ごろ真っ青な空の下、太い茎の頂点にずっしりとした咲いた一輪の向日葵と、地平線まで黄色に染める向日葵畑の光景は、どちらも強い光と大地を感じさせるもので、映画の光景を思い起こします。

鑑賞用としても人気があり、庭植えのほかにも、花束にしたり、花器に生けたりして愛でられる花です。

 


向日葵に天よりも地の夕焼(ゆやけ)くる

山口誓子

われ蝶となり向日葵の中にゐる

野見山朱鳥

向日葵や信長の首斬り落とす

角川春樹

 

 

 

朝顔

 

ヒルガオ科の一年草。
原産は熱帯アジアで、日本へは薬草として中国から渡来し、花が美しいので鑑賞されるようになりました。

初秋の季語ですが、現代では夏季に入れている歳時記もあります。

夏の朝の花の代表といえば「朝顔」で、蔓を伸ばし緑の葉を広げ、早朝に筆穂の蕾(つぼみ)を開く朝顔は日本の風物詩です。

花の色と形の多種多様さは園芸植物の中でもまれで、江戸時代に起こったブームで愛好家が品種改良した「変化朝顔(へんかあさがお)」は1000種以上あったとされます。
特に「出物」といわれた一代限りの変化朝顔の黒や黄色の花は、現在では幻となっています。

 

 

朝顔に釣瓶とられてもらひ水

加賀千代女

朝顔や濁り初(そ)めたる市の空

杉田久女

朝顔の紺のかなたの月日かな

石田波郷

 

 

 

私も 3.『秋塘群雀図』から発想を飛ばし
詠んでみました。

阿波小危歩(こぼけ)群れ落つ雀粟畑

白井芳雄

 

 

 

【主な参考文献、出典】

 

著者 太田彩
『伊藤若冲 作品集』(東京美術)(2025年)
ISBN978-4-8087-1006-4 C0071

著者 佐藤康宏
『もっと知りたい 伊藤若冲 生涯と作品 改訂版』(東京美術)(2023年)
ISBN978-4-8087-0934-1 C0071

著者 狩野博幸
『目をみはる伊藤若冲の「動植綵絵」』(小学館)(2016年)
ISBN4-09-607007-6

著者 安村敏信
『若冲BOX』(講談社)(2024年)
ISBN978-4-06-219812-7

監修 小林忠
『カラー版 奇才絵師・伊藤若冲の謎』(宝島社)(2022年)
ISBN978-4-299-03703-9

飯田龍太・稲畑汀子・金子兜太・沢木欣一監修
『カラー版 新日本大歳時記 愛蔵版』(講談社)(2008年)
ISBN978-4-06-128972-7

茨木和生・宇多喜代子・片山由美子・高野ムツオ・長谷川櫂・堀切実 編集委員
『新版 角川俳句大歳時記 春』(KADOKAWA)(2022年)
ISBN978-4-04-400504-7 C0392

茨木和生・宇多喜代子・片山由美子・高野ムツオ・長谷川櫂・堀切実 編集委員
『新版 角川俳句大歳時記 夏』(KADOKAWA)(2022年)
ISBN978-4-04-400499-6 C0392

茨木和生・宇多喜代子・片山由美子・高野ムツオ・長谷川櫂・堀切実 編集委員
『新版 角川俳句大歳時記 秋』(KADOKAWA)(2022年)
ISBN978-4-04-400500-9 C0392

茨木和生・宇多喜代子・片山由美子・高野ムツオ・長谷川櫂・堀切実 編集委員
『新版 角川俳句大歳時記 冬』(KADOKAWA)(2022年)
ISBN978-4-04-400502-3 C0392

 

参考サイト:フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)

 

(株)技術情報センター ブログ担当 白井芳雄

 

株式会社 技術情報センター
〒530-0038 大阪市北区紅梅町2-18 南森町共同ビル 3F
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2026年 2月主催セミナー 一覧

 

2026年 2月10日(火)


バイオマス発電設備の事故防止のための有効対策
~経産省ガイドライン執筆者による火災・爆発事故の予防・再発防止策を中心に
燃料面、設備面および運用面に至るまで詳説!!~

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2026年 2月10日(火)


~講師2名(GSユアサ、JERA)ご登壇~
リチウムイオン電池リサイクルに関する
法規制・経済性・市場実態と技術開発

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2026年 2月12日(木)


-水処理・汚泥処理の効率化・低コスト化・省エネを考慮した-
凝集剤の特性と効果的選定・活用法
~「ジャーテスターによる」実演を交えて解説する~

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2026年 2月12日(木)


-脱炭素・再エネ有効利用に寄与する-
低・中・高温蓄熱技術(蓄熱材)の開発と応用動向

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2026年 2月13日(金)


ターコイズ水素製造と要素技術開発動向・展望
~講師3名【物質・材料研究機構、エア・ウォーター、九州大学】ご登壇~

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2026年 2月13日(金)


活性炭の構造設計の要点と評価・利用技術

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2026年 2月16日(月)


【講師2名:オンラインセミナー】
MOF(金属有機構造体)の基礎~応用・研究動向・実装

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2026年 2月17日(火)


-電気器材を実際に触れて理解を深めるために
受講定員を絞り「実機による演習」を豊富に交えた-
現場で役立つ電気の基礎知識
~専門外の方のための~

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2026年 2月18日(水)


圧力容器の強度評価と設計技術・規格基準
~設計基準となる規格から強度評価・設計のポイントまで~

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2026年 2月18日(水)


Power-to-Xに関する事業と技術開発動向・取組み
―講師3名【European Energy、東芝エネルギーシステムズ、千代田化工建設】ご登壇―

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2026年 2月19日(木)


水素・アンモニアの導入方策・法規制と設備・要素技術開発動向・展望
~講師4名【国際環境経済研究所、エア・ウォーター、
日揮ホールディングス、日鉄テクノロジー】ご登壇~

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2026年 2月19日(木)


~電力基盤再構築・2026新政策/ワットビット連携
/モビリティ×エネルギー/蓄電所ビジネス~
需給双方変貌する電力システムと関連ビジネスの新展開
-講師5名(関西電力、電力中央研究所、リブ・コンサルティング)ご登壇-

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2026年 2月20日(金)


―国内工事における―
プラント配管工事工数の合理的な見積法
~配管溶接継手当たり工数法を解説~

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2026年 2月20日(金)


乾燥技術の動向と乾燥プロセスにおける
コスト削減策(省エネ・低炭素化技術)
~適材適所に省エネ乾燥!
エネルギー有効利用や乾燥操作でコスト削減!CO2削減!~

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2026年 2月25日(水)


―三菱重工業、日揮グローバル、三井金属、清水建設の方々ご登壇―
企業におけるCO2分離回収技術とCCUSへの取組み
~大規模から中・小規模向けまでの研究開発動向・展望~

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2026年 2月25日(水)


電力系統安定化に関する技術開発動向と事例
~講師4名(東光高岳、東芝エネルギーシステムズ、富士電機、川崎重工業)ご登壇~

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2026年 2月26日(木)


SAF(持続可能な航空燃料)の製造技術開発動向と取組み・展望
~講師5名【IHI、東芝エネルギーシステムズ、東京農工大学、
日本微細藻類技術協会、大阪公立大学】ご登壇~

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2026年 2月26日(木)


~クリタグループにおける取組みを中心とした~
持続可能な社会の実現に貢献する『水の新たな価値』創出への挑戦

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2026年 2月27日(金)


-脱炭素・再エネ有効利用に寄与する-
低・中・高温蓄熱技術(蓄熱材)の開発と応用動向

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2026年 2月27日(金)

 

~持続可能な窒素管理/窒素循環の実現に向けて~
アンモニアの回収・リサイクル技術開発動向・展望
―講師3名【神原教授、電力中央研究所、木村化工機】ご登壇―

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  当コーナーからのおすすめセミナー

 

圧力容器の強度評価と設計技術・規格基準
~設計基準となる規格から強度評価・設計のポイントまで~ セミナー

です。

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本セミナーでは、圧力容器の基礎知識・設計の考え方から、各種強度評価の留意点と、具体的な強度設計(許容応力と安全率、内圧に対する設計、熱応力・疲労評価・座屈評価・応力解析と設計のポイント、高圧容器・高温容器・構造不連続部の設計法)技術、又、設計基準に至るまで、実務経験豊富な永田講師にわかりやすく解説頂きます。

 

●講 師  東洋エンジニアリング株式会社
        エンジニアリング・技術統括本部
        材料・解析技術部 部長
        博士(工学) 技術士(機械部門) 日本機械学会フェロー
        永田 聡 氏

 


<講師紹介>
1996年、東洋エンジニアリング株式会社に入社。
以降、圧力容器・配管等の圧力設備をはじめ、各種プラント構造物の
構造解析や強度評価、供用適性評価やトラブルシューティングに従事。
2007年に広島大学より学位授与。技術士(機械部門)。日本機械学会フェロー。

 

●日 時  2026年 2月 18日(水) 9:45~17:45

 

●会 場  東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。

 

●受講料  59,400円(1名につき)
        (同時複数人数お申込みの場合1名につき48,400円)
        ※テキスト代、消費税を含む

 


●セミナープログラム●

 

【受講対象】

・圧力容器の設計・運用に携わる方
・圧力容器設計の知識を習得されたい方
・機器・構造物の設計者・技術者

 

【予備知識】

応力・ひずみなどの材料力学の基礎知識を有することが望ましいが、特になし。

 

【本セミナーでの習得知識】

・強度評価の基礎・留意点
・圧力容器の設計法についての知識
・圧力容器の設計基準についての知識

 

【講師の言葉】

 本講座で解説する強度評価の留意点、設計法は、圧力容器だけでなく一般の機器・構造物に共通な考え方であり、圧力容器の設計者、現場技術者のみならず、一般の機器・構造物の設計者にも有用な講座と考える。

 

【プログラム】

 

Ⅰ.圧力容器の構造・種類と設計の考え方

 1.圧力容器の構造と種類
  (1)圧力容器とは
  (2)圧力容器に関する法規・規格
  (3)圧力容器の構造
  (4)構造形式による分類
  (5)用途による分類
 2.圧力容器設計の考え方
  (1)設計フロー
  (2)圧力容器の破損モード
  (3)強度設計に関する因子
  (4)強度設計の考え方


Ⅱ.圧力容器の強度評価と設計法

 1.材料挙動と強度特性
  (1)応力-ひずみ関係と破損
  (2)延性破壊と脆性破壊
  (3)塑性崩壊
  (4)シェイクダウン
  (5)熱応力
  (6)応力集中
  (7)疲労
  (8)座屈
  (9)高温引張特性
  (10)クリープ
  (11)破壊力学
  (12)応力分類
 2.強度設計のポイントと留意点
  (1)許容応力と安全率
  (2)内圧設計
   ~内圧に対する応力計算、規格における内圧設計、内圧設計における留意点~
  (3)外圧設計
   ~円筒殻の座屈、球殻の座屈、外圧設計、座屈評価のポイント~
  (4)外力設計
   ~風荷重、地震荷重、床応答加速度スペクトル~
  (5)熱応力設計
   ~温度分布に対する応力計算(熱応力の計算)、熱伝導と熱応力、熱応力ラチェット、熱疲労、熱衝撃、熱応力に対する留意点~
  (6)疲労設計
   ~疲労とは、疲労破壊の特徴、疲労き裂の発生と進展、繰返し荷重下の材料挙動、疲労曲線、低・高サイクル疲労、変動応力、疲労の影響因子、疲労設計の実際、疲労寿命評価~
  (7)高圧設計
   ~単肉・組合せ・自緊円筒の比較、高圧容器の設計規格~
  (8)高温設計
   ~クリープ計算、高温許容引張応力、設計とクリープ寿命、
    クリープ温度域を対象とする規格・基準、高温構造設計、
    高温繰返し荷重下の材料挙動、クリープ損傷評価・寿命評価~
  (9)ノズル設計
   ~耐圧性能、配管荷重、計算手順~
  (10)フランジ設計
   ~ボルト荷重の算定と必要断面積の評価、フランジ応力計算、フランジローテーション~
  (11)支持構造
   ~サドルの一般的構造、サドル設計の考え方、
    サドル支持により容器本体に生じる応力の計算、レグ、ラグ、スカート、
    アンカーボルトの設計~
  (12)応力解析と設計
   ~円筒胴と平板鏡、球形鏡板、半楕円鏡板の接続部、有限要素解析~


Ⅲ.圧力容器の設計基準

 1.ASME Boiler & Pressure Vessel Code
 2.JIS 圧力容器


Ⅳ.質疑応答


- 名 刺 交 換 な ど -
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 

お申し込み・お問い合わせ等は下記URLにてお願い致します。

https://www.tic-co.com/seminar/20260202.html

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

株式会社 技術情報センター

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