TICブログ「絵画と俳句をつなぐ」2026年4月22日
伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の肆
『牡丹小禽図』の絵画から連想できる俳句のブログと2026年6月17日(水)開催「最新熱回収の考え方と自然エネルギーをフル活用した熱交換、ヒートポンプの最新事情(実際)の公開」セミナーのご紹介
『牡丹小禽図(ぼたんしょうきんず)』
142.7cm × 80.0cm 1603年-1868年 皇居三の丸尚蔵館所蔵
伊藤若冲, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
『牡丹小禽図(ぼたんしょうきんず)』
『老松孔雀図』の下方にひっそりと描かれていた脇役的な牡丹を全面に配した図です。
画面いっぱいに花卉を描く絵画は古代中国から存在していましたが、ここまで徹底した作品は珍しく、余白を残すまいとするかのように牡丹と小手毬(こでまり)が咲き、ある種の息苦しさも感じさせます。
牡丹は華麗さと気品を兼ね備えた「花の王」であり、富貴の花として尊ばれていたことを考えれば、若冲は画面を覆い尽くすように牡丹を描くことで、仏を荘厳(しょうごん)する画題であることを強調したかったのかもしれません。
牡丹の香りに誘われて舞い飛ぶ一匹の虻(あぶ)。
それを狙うかのように見つめる二羽の黒鵯(くろひよどり)が描き加えられていて、生きものの自然界の摂理が表現されているかのような一図です。
ここでは晩春の季語である「こでまりの花」と初夏の季語「牡丹」を詠んだ句をあげてみました。
「こでまりの花」 晩春
バラ科シモツケ属の落葉小低木。
中国原産で、江戸時代中期に日本に渡来しました。
一株から細かく枝が岐(わか)れて白い花が毱(まり)状に集まって咲き、かわいい感じを与えてくれます。
庭先などに植えておき、ちょっと切って活(い)けられような、ごく日常どこにでもある花で、名前にぴったりの優しさがあります。
小でまりの花に風いで来たりけり
久保田万太郎
小でまりの愁ふる雨となりにけり
安住 敦
こでまりや帯解き了(お)へし息深く
岡本 眸
小でまりを活(い)けたる籠(かご)も佳(よ)かりけり
楠見橙黄子
こでまりに向けて小さき机置く
保坂伸秋
「牡丹(ぼたん)」「ぼうたん」初夏
キンポウゲ科の落葉低木。
千年以上前に中国から渡来したとされています。
高さ1~2メートル、5月になると枝先に直径10~25センチの大輪の花を開きます。
花弁は5枚から10枚、白・黄・紅・薄紅・紫など品種は多く、白牡丹の気品の高さ、紅牡丹の愛らしさなど魅力的で、とくに真紅の濃いものを黒牡丹といい、妖艶な感じがあります。
白王獅子(しし)、司獅子、楊貴妃(ようきひ)、紫雲殿、鳥羽玉(ぬばたま)など、絢爛(けんらん)とした名前がつけられています。
花は寿命が短く、散るさまもまた情緒があります。
白牡丹といふといへども紅ほのか
高浜虚子
舞姫のだらり崩るゝ牡丹かな
竹久夢二
むかし加比丹(カピタン)の貌(かお)覗きたる黒牡丹
橋 閒石
一日に一齢(いちれい)加え白牡丹
鷹羽狩行
暮れぎわの牡丹の寺へ大男
倉橋羊村
私も詠んでみました。
ぼうたんと昼餉(ひるげ)の孤独わかちあふ
白井芳雄
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☆本日ご紹介セミナー☆
★不安定な中東情勢によりエネルギー問題はますます深刻化している。一方で地球温暖化による異常気象の影響もあり、夏場の高温・高湿度な酷暑作業環境の改善はまったなしの状況である。昨年6月には改正労働安全衛生規則の施工に伴い、職場における熱中症対策として環境省の暑さ対策指数(WBGT値)での把握、対応が義務化された。これに対し具体的にどうしていいか分からないという現場が多く見受けられる。
★本セミナーでは、熱の基礎から考え直す熱交換の方法から、最新の熱交換器と関連機器・要素技術ならびに、具体的な工場・設備のCO2削減対策、様々な排熱回収事例などに至るまで、“排熱回収専門”熱交換器エンジニアリングメーカーとして多くの実績と経験を持つ岩澤氏より、実践的な内容を詳説頂きます。
★恐れ入りますが、講師と同業他社に所属の方の受講はお断りする場合がございます。
酷暑現場を助ける!ガス、電力単価高騰時代に向けた省エネと暑熱対策の両立!!
最新熱回収の考え方と自然エネルギーをフル活用した
熱交換、ヒートポンプの最新事情(実際)の公開
-低~中温排熱回収と熱融通でエネルギー使用量の大幅削減方法と事例紹介、
経年汚れ、腐食も考慮した徹底した地球を暖めない省エネ設備を導入していますか?- セミナー
●講 師 MDI株式会社 代表取締役 岩澤賢治 氏
<講師紹介>
千代田化工建設(株)、米国 Marley Cooling Tower(現SPX)、日本法人マーレージャパン、
Alfalaval(アルファラバル)を経て2005年12月、MDI(株)設立、現在に至る。
●日 時 2026年 6月 17日(水) 10:20~16:20
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)は開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致しますが、
配布できない資料(当日・投影のみ公開など)もございますこと、ご了承下さいませ。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。
※アーカイブ受講可能
(当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
1.受講料は同額となります。
2.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。
※一部分ボカシをかけての配信となる可能性がございます。
●受講料 55,000円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,000円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター
https://www.tic-co.com/seminar/20260603.html
●セミナープログラム●
【講師の言葉】
MDIは日本で唯一の“排熱回収専門”熱交換器エンジニアリングメーカーとして多くの実績と経験を持つため、業界を問わず工場の視察、CO2削減ポテンシャル診断、改善依頼を受けている。 2021年から我が国日本においても、ようやくCO2削減の模索、2050年問題の解決策、SDGs対応などのニーズが高まっているが、実際には大手上場企業ですら、見た目だけの環境対応、エコ活動のみを行っている現場が目に付く。地球温暖化は深刻さを増し、猛暑・酷暑に対し熱中症対策が急務であるが、最新の空調機器を導入しても作業場温度は28℃以上という現場が少なくない。
真夏のピークでも自然エネルギーだけで、ほぼ電力消費なしで28℃の環境をつくることは可能だ。大切なのは見た目の省エネではなく、地球を暖めないということ。 工場の省エネ担当者から多くの事例・実績を知りたいとの要望が増えているが、熱の基礎を理解しないまま事例だけを知っても自社の現場に活かせることが少ないため、本講座では熱の基礎から応用につながる考え方と実例を多く説明することとする。 また今後の経年による性能劣化(スケール、SS、スライム)対策に必要なアイテム、メンテナンス方法を一部解説する。
【プログラム】
※よりよいセミナー実現のため、参加者のご要望をお伺いし、ご講演内容や順序などの流れが多少変更になる可能性がございます。(大枠の変更はございません)
また、事前のご要望により講演内容の一部を省略して質疑応答に時間をかける場合もございます。
1.熱とは(熱の基礎・排熱)
1.1 熱の種類、基礎 ~熱の第一法則と第二法則を知れば完璧~
1.2 実際の熱ロス ~30℃以上の排熱を見つける~
1.3 熱の基礎から考え直す熱交換の方法
2.省エネと暑熱対策を両立させる
2.1 空気の基礎
2.2 暑熱対策の考え方 ~人体を放熱熱交換器として考える~
2.3 空気搬送動力を減らす
2.4 WBGT28℃以下を実現する取り組み
2.5 自然エネルギー利用 井水/空気熱交換器 下げろ!デマンド君HYPERⅡ
2.6 デマンド君の有効利用
2.7 空冷エアコン、スポットクーラーとの比較
3.工場・設備のCO2削減対策 盲点と改善例
~機器を交換すれば省エネが完了!と考えるところに落とし穴がある~
3.1 排熱利用
(1)排ガスによる腐食
(2)ボイラー効率と高位/低位発熱量の違い
(3)排ガス熱回収の注意点
(4)ボイラー排ガス熱回収
(5)湯気熱回収
(6)ごはんパック工場 無圧蒸気 蒸気熱回収
(7)汚れ対策 マルチサイクロン&ガラスパールろ過器 水中のSS汚れ・赤水対策
3.2 チラーの省エネ化
(1)セカンダリークーリングと自然エネルギーを活用したフリークーリングシステムの考え方
(2)フリークーリングシステム事例
(3)高効率を突き詰めたフリークーリングシステム
3.3 熱の基礎から考え直す省エネの基本
3.4 排熱回収/熱融通/高効率化 事例
(1)ガス/液用モジュール
・アルミ溶解炉排ガス熱回収
・フライヤー排ガス熱回収
・焼入れ炉の排ガス熱回収
・無圧蒸気からの蒸気熱回収
(2)殺菌プロセス
(3)ガス/ガス用熱交換器
・加熱炉排気熱回収
・塗装乾燥炉排気熱回収
(4)地中熱+地下水利用
(5)冷蔵倉庫の冷却方式
4.ヒートポンプ/チラー
5.質疑応答<適宜>
- 名 刺 交 換 な ど -
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
詳しい内容、お申込みはこちらから↓↓




