TICブログ「絵画と俳句をつなぐ」2026年4月8日
伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の弐
『桃花小禽図』と季語「桃の花」「鷹化して鳩となる」のブログと2026年4月23日(木)開催「系統用蓄電池事業における許認可の実務【3時間・拡充版】」セミナーのご紹介
当ブログ、ご愛読者からのご要望に応えて、今回からは伊藤若冲の「動植綵絵」の中から1作品とその作品に合う俳句を水曜日にアップすることにしました。
方針変更となりますが、今後ともよろしくご愛読いただきますようお願い申し上げます。
『桃花小禽図(とうかしょうきんず)』
868 × 1,500 1603年-1868年 皇居三の丸尚蔵館所蔵
伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons
『桃花小禽図(とうかしょうきんず)』
画面を埋め尽くすように咲く白とピンク色の桃の花。
その枝には、白い鳩が3羽と鶯(うぐいす)と思われる瑠璃色(るりいろ)の小鳥が2羽描かれています。
色調やモチーフの印象からか、穏やかで、心安らぐような優しさに満ちた雰囲気の作品です。
小さな白鳩に自然と目線がいくのは、鳩というより、どこかカワウソやテンをおもわせるようなたまらなく愛らしい姿形です。
また、技法的には、胡粉(ごふん)の白の美しさと、薄い墨で輪郭線を描いて際立たせる外隈(そとくま)が用いられていて、その効果もあります。
桃の花は左から右へと行くに従って、白色からピンク色へと変化しています。
そして、よく観察すると白色、中間の2種類のピンク、そして色調の濃いピンク色へと4色に変化していることがわかります。
また、詳細な調査研究によって、その4種類の桃の花は花びらの色だけでなく、蕊(しべ)の黄色まで、それぞれ異なって描かれていて、若冲は細部の細部まで、強いこだわりを持って描いていることに驚かされます。
ここでは、描かれている「桃の花」と仲春の季語「鷹化して鳩となる(たかかしてはととなる)」を詠んだ句を選びました。
「桃の花」 晩春
バラ科サクラ属の落葉小高木で世界各地で栽培されています。
原産地は中国黄河上流の高原地帯の果樹で、日本には梅より早く弥生時代に伝来していました。
3月下旬から4月まっすぐ伸びた枝に桃色の花が密集して開きます。
花は梅や桜より色が濃く、一回り大きく、梅の気品も桜の洗練もありませんが、梅や桜にない親しみがあります。
ご存じの通り、桃の花はひな祭りの花です。
旧暦のひな祭りは、晩春の旧暦3月3日(新暦では4月)の行事でしたが、明治5年(1872年)の改暦以降、桃の花の開花とずれてしまったのは残念です。
里の子の肌まだ白しももの花
加賀千代女
故郷はいとこの多し桃の花
正岡子規
ふだん着でふだんの心桃の花
細見綾子
桃は釈迦李(すもも)はイエス花盛り
福田甲子雄
桃の花川はひかりを流しをり
小桧山繁子
「鷹化して鳩となる」 仲春
獰猛(どうもう)な鷹も春ののどかな気配に影響されて、穏やかな鳩なるという意味。
二十四節気の一節気を三分した七十二候(中国)のうち啓蟄(けいちつ)の三候。
三月十六日ころから二〇日ころまでの約五日間にあたります。
鷹鳩に化して青天濁りけり
松根東洋城
鷹鳩と化し利酒に少し酔ふ
野見山ひふみ
鷹化して鳩となる日の選挙カー
松倉ゆずる
鷹化して鳩となる日の見合いかな
夏井いつき
私も詠んでみました。
鷹鳩と化するはいまだドナルドさん
白井芳雄
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2025年1月に再エネ・脱炭素分野に特化した「いぬい国際法律事務所」を設立。
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【プログラム】
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(1)接続検討数の増大
(2)電気関係報告規則の改正と事故報告対象の拡大
2.電気事業法上の位置づけ
(1)電気事業法と電技上の位置づけ
(2)電気事業法上必要な手続き
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(1)3条許可と5条許可
(2)公益事業特権その他の例外的に手続不要のケースについて
5.農振法
(1)農振法と農振除外
(2)公益事業特権その他の例外的に手続不要のケースについて
6.森林法
(1)伐採届出
(2)林地開発許可
(3)保安林についても少しだけ
7.環境影響評価
(1)蓄電池事業と環境影響評価
(2)条例アセスの適用可否についての判断のポイント
8.建築基準法
(1)建築基準法の趣旨と蓄電池の「建築物」該当性
(2)建築基準法の工作物への準用
9.都市計画法
(1)都市計画法の概要
(2)蓄電池事業に対する都市計画法の適用関係
10.盛土規制法
(1)施行から2年がたっての現状
11.消防法
(1)消防法と火災予防条例
(2)蓄電池事業への適用関係
12.工場立地法
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13.騒音規制法
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