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2026年5月27日 (水)

TICブログ「絵画と俳句をつなぐ」2026年5月27日(水)

伊藤若冲「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と俳句ー其の漆

 

『老松鸚鵡図』の絵画から連想できる俳句のブログと2026年6月15日(月)開催「カーボンプライシングの基礎と最新動向」セミナーのご紹介

 

 

『老松鸚鵡図(ろうしょうおうむず)』

It_jakuch__cockatoos_in_an_old_pine_colo

142.6cm × 79.7cm  1603年-1868年 皇居三の丸尚蔵館所蔵

伊藤若冲, Public domain, via Wikimedia Commons 

 

 

『老松鸚鵡図(ろうしょうおうむず)』

 

もふもふとした白い羽が愛らしく、立体的で存在感がある番(つがい)の鸚鵡。
美しい刺繍のような趣があります。

 

その純白の鸚鵡とは対照的な緑と朱が鮮やかな鸚哥(インコ)は平面的な描写です。
若冲は、あえて緑と朱の鸚哥を配したのは彼の色彩におけるバランス感覚からでしょう。

 

18世紀には舶来の鳥が盛んに日本にもたらされました。
若冲は初期の頃から鸚鵡の図をいくつか描いていますが、この図は実際に鸚鵡を見て描いたのかは疑問です。
松の大木にこのような舶来の鳥が留まることは現実にはあり得ません。

 

その奇妙な樹皮の老松、その向こう側に見える土坡(どは)と滝のような水流は大きなカーブを描いて画面右側に撓(たわ)んでいます。

 

それに対して三羽の鳥は画面左側を見つめているという奇妙な構図を作ることにより、異国から連れてこられた鸚鵡や鸚哥に対する人々の感傷を誘っているのでしょう。

 

鸚鵡、鸚哥ともに単独では季語になりません。
ここでは鸚鵡ならびに鸚哥プラス季語で詠まれた句を紹介します。

 


鸚鵡の句

 


紗の蚊屋や鸚鵡身じろぐ月の楼
幸田露伴

季語「蚊屋」で三夏

 


鸚鵡二羽うつうつねむる青嵐
加藤楸邨

季語「青嵐で三夏」

 


鸚鵡飼ふ癇持(かんもち)妻の派手浴衣
石原八束

季語「浴衣」で三夏

 

すべて三夏の句になりました。

 

 

鸚哥の句

 


春隣インコ忍びの構へして
堀口星眠

季語「春隣」で晩冬

 

 

五月雨(さみだれ)やインコの瑠璃も黄もぬるる
山口青邨

季語「五月雨」で仲夏

 


捨て鸚哥色なき風に色ひくは
百合山羽公

季語「色なき風」で三秋

 

 

私も「鸚鵡」で詠んでみました。

アイシテル鸚鵡囁(ささや)く緑の夜
白井芳雄

 

季語「緑の夜(みどりのよ)で初夏

「緑の夜」は夜の闇の彼方に樹木の若葉の緑がしんと静まっている気配が色濃く漂う初夏の夜のこと。

 

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☆本日ご紹介セミナー☆

 

★本セミナーの基礎編(プログラムⅠ)では、カーボンプライシング(CP)の国内外の事例、炭素税・排出量取引制度を中心に主要論点や制度設計上の留意点を、最新動向(プログラムⅡ)では、GX推進法や排出量取引制度をはじめ、GX-ETS第2フェーズの全体像と重要論点の詳説、またイラン情勢なども踏まえた企業対応・将来展望などについても、斯界の最前線でご活躍中の諸富博士に解説頂きます。
★プログラムⅠ(基礎編)、またはプログラムⅡ(最新動向)のみのご受講も受け付けております。

 

カーボンプライシングの基礎と最新動向
~基本的考え方、国内外事例・産業影響、GX-ETSなど徹底解説~  セミナー

 

●講 師   京都大学公共政策大学院 院長
         経済産業省産業構造審議会
         「排出量取引制度小委員会」委員  諸富 徹 氏

 

<略歴>
1993年同志社大学経済学部卒業、1998年京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、
横浜国立大学経済学部助教授を経て2010年3月より現職。
2017年4月より京都大学大学院地球環境学堂教授を併任(2022年3月まで)。
環境経済学をベースに、カーボンプライシングや再生可能エネルギー政策、
電力市場に関する研究を推進。
京都大学大学院経済学研究科「再生可能エネルギー経済学講座」代表も務める。
主著に、『環境税の理論と実際』(有斐閣、2000年)、
『脱炭素社会と排出量取引』(日本評論社、共編著、2007年)、
『低炭素経済への道』(岩波新書、共著、2010年)、
『脱炭素社会とポリシーミックス』(日本評論社、共編著、2010年)、
『入門 地域付加価値創造分析』(日本評論社、編著、2019年)、
『入門 再生可能エネルギーと電力システム』(日本評論社、編著、2019年)、など。
環境省中央環境審議会「カーボンプライシングの活用に関する小委員会」、
環境省脱炭素先行地域評価委員会委員長(2022年11月21日まで)、
内閣官房「GX実現に向けたカーボンプライシング専門ワーキンググループ」など、
国・自治体の政策形成にも多数参画。

 

●日 時   2026年 6月 15日(月) 13:30~16:30

 

●会 場   東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室》》 会場地図はこちら 《《
        ※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

 

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)は開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致しますが、
 配布できない資料(当日・投影のみ公開など)もございますこと、ご了承下さいませ。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

 

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7~10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。
  ※一部分ボカシをかけての配信となる可能性がございます。

 

●受講料   ◆プログラムⅠとⅡ受講    49,940円【1名につき】
         (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,000円)
         (プログラムⅠとⅡで受講者が異なる場合でも可)
         ◆プログラムⅠのみ受講   22,000円【1名につき】
         ◆プログラムⅡのみ受講   33,000円【1名につき】
         ※上記全て、テキスト代、消費税を含む

 

●主 催   (株)技術情報センター

https://www.tic-co.com/seminar/20260607.html

 

 

●セミナープログラム●

 

Ⅰ.カーボンプライシング:基礎編
 ~カーボンプライシングの基本的な考え方、その国内外の事例と産業影響~

 

【要旨文】
 本講演の基礎編では、GX推進法の成立でその導入が決まり、注目の高まるカーボンプライシング(CP)について、その考え方を基礎から解説するとともに、国内外の事例を紹介しながら、それがどのように定着してきたかを解説する。炭素税、排出量取引制度を中心に、その主要論点や制度設計上の留意点を紹介する予定である。
 また、CPが導入されると経済や産業の国際競争力にマイナスの影響を与えると考えられてきたが、過去30年間の世界の導入経験から得られるデータからは、必ずしもそうとは言えないことが分かってきた。それはなぜか、CPが日本の経済成長や産業競争力にどのような影響を及ぼしうるのかを論じる。

 

【目次項目】
 1.カーボンプライシングとは何か
  (1)炭素税
  (2)排出量取引
  (3)その他
 2.カーボンプライシングの経済成長、産業への影響
 3.カーボンプライシングの政策効果
 4.政策手段の組み合わせ
 5.国内外の事例
  ~欧州排出量取引制度(EU ETS)、温暖化対策税(日本)、イギリス・ドイツの炭素税など~
 6.質疑応答

 


Ⅱ.カーボンプライシング:最新動向
 ~カーボンプライシングの制度設計の徹底解説~いよいよ始まった
  「GX-ETSフェーズ2」を中心に~

 

【要旨文】
 本講演ではまず、GX推進法の中身を詳しく説明し、そのなかでカーボンプライシング、とりわけ排出量取引制度(GX-ETS)がどのような役割を果たすのかを解説する。GX推進法では、炭素賦課金(2028年)とGX-ETS(2023年)の導入が定められた。
 これにしたがって、GX-ETSについては3段階を経て発展していくことになり、2026年4月1日からは、第2段階目(フェーズ2)が始まった。本講義は、GX-ETSの本格導入といえるフェーズ2の設計問題に焦点を当てる。経済産業省産業構造審議会「排出量取引制度小委員会」では、排出枠の配分方法の詳細ルールや上下限価格など重要論点が審議された。本講義では、その審議内容について解説を行うほか、GX-ETSフェーズ2において、イラン情勢なども踏まえて企業はどう対応すべきかについても可能な限り論じたい。

 

【目次項目】
 1.GX推進法とは何か
  (1)その内容の概説
  (2)GX推進法の意義、およびカーボンプライシングの位置づけ
 2.排出量取引制度としてのGX-ETSの特徴
  (1)基本コンセプト
  (2)EU-ETSとの比較
  (3)段階的アプローチと他の政策手段との組み合わせ
 3.GX-ETS第2フェーズの全体像概説
 4.詳説①:制度対象、算定方法、検証(小委員会第1回)
 5.詳説②:排出枠割当量の計算方法、および勘案事項(小委員会第2・3回)
 6.詳説③:ベンチマーク・グランドファザリングの割当水準の考え方(小委員会第4回)
 7.詳説④:上下限価格の具体的水準
 8.詳説⑤:その他の論点(リーケージリスク緩和措置、移行計画など)
 9.質疑応答


- 名 刺 交 換 な ど -
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

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